電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

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2008年度アスカー賞

2009年01月02日 | 雑記
・毎年、1年間で注目した作品や人物に対して勝手に与えてる賞です。
・アスカー賞という名前に特別な意味はありません。
 (以前のはこちら→《2004年度》《2005年度》《2006年度》《2007年度》)

◎TVアニメ部門
 『ef - a tale of melodies.』
 テレビアニメの醍醐味が来週はどうなるんだろうかというドキドキワクワクだとするなら、それを一番味わわせてくれたのがこの作品ですね。二部作の原作ゲームの物語を構成を組み直して描かれたアニメの二部作。一期目は日本とオーストラリアの二つの音羽町で同時進行的に展開する二つの恋愛物語をモザイク的に対比して描かれていたトリッキーな作品でしたが、今回の第二期は同じキャラクターたちを過去と現在をモザイク的に対比させながら描かれていました。空間的なトリックを使ったのが第1期なら、時間的なトリックを使ったのが第2期と言えるでしょう。もっとも、空間トリックの方はオーストラリアにまったく同じ音羽町が存在すると明かされるまではわからないわけですが、時間の方は見てればわかっていきますね。同じキャラが出てるわけだし。
 第1期の方は斬新な演出が話題になりましたが、物語の方はあんまり興味をひくものではなかった(千尋の記憶障害もちょうど映画『博士の愛した数式』を見たばかりでインパクトは無かったし)のですが、今回は作品全体のキーパーソンである雨宮優子自身が描かれてることで断然面白かったといえます。
 これだけ丁寧に設計されたアニメも滅多に見ることが出来ませんが、やっぱり一番残念なのは額縁放送なので、作品中に散りばめられた文字とかが潰れて見づらかったことでしょうか。

◎劇場版アニメ部門
 『名探偵コナン 戦慄の楽譜』
 劇場で見たのがこれだけといえばこれだけなんだけど、コナンにしては変に強引でトリッキーな推理とかなくて、素直に見れた映画でしたね。音楽の方もクラシック曲をネタやフリだけで終わらせずに作品中にうまく溶け込ませてたと思います。ただ、こういう小編成の伴奏だけつけた歌物の題材で「フルスコア」なんてタイトルを名乗られてもって感じですね。最近は『題名のない音楽会』とか見ててもガラコンサートが人気みたいですが、「フルスコア」と名乗るなら大編成のオーケストラでも出してもらわないと。(ま、デュエットでもトリオでも、全部のパートが揃った楽譜ならフルスコア(総譜)には違いはありませんが)

◎OVA部門
 該当作なし
 OVAに近いものといえば、買ってまで見たのは『CLANNAD』の最終巻の「智代編」ぐらいだけど、テレビシリーズのクオリティと比べたら作画面であんまし良くなくてがっかりした覚えが。智代はテレビシリーズで見てた方が良いですね。でも『智代アフター』はやらないんだろうな。『こどものじかん』のコミックスを買ったら何か付いてたけど、まだ未開封で見てないし。
 最近はテレビアニメの続編以外に話題性のあるOVAとか聞かなくなったし、ジャンルとしては衰退してるのでしょうか。

◎特撮部門
 該当作なし
 日本の特撮映画の伝統はこのまま消え去ってしまうのでしょうか。

◎劇伴部門
 該当作なし
 テレビアニメのサントラは毎期何作かは意識して買ってるんだけど、肝心の作品自体の(ちゃんとした)視聴が追いつかないからサントラも未聴のままがほとんど。ま、最近はサントラが単体で発売されない作品も多いし、DVDの特典に付くなら付くでそれを大々的に宣伝してくれないと買えないしって状況ですね。
 いまだにサントラのパッケージに作曲家の記載が無いのも多いというのはどういうものでしょうか。ま、店によっては防犯タグでジャケットを隠して収録内容が見えないことがしばしばあるけど、そんな店ではあらかじめ絶対に買うと決めてて他の店で見付からなかったものしか買う気になれないですね。(とくにアニメイト。CDじゃないけど、PCゲームの体験版収録のムック本の1箇所しか無い肝心の作品名の記載場所が18禁シールで隠されてて何の作品のムック本なのかわからないこともあったし。売りたくないのだとしか思えません)

◎主題歌部門
 『マクロスF』「星間飛行」(中島愛)
 いや、1回だけでもOPで使われたから構わないでしょう。個人的には『マクロス』といえば第1作のシリーズだから、『マクロス』の音楽世界といえば80年代的な羽田健太郎の音楽であって、『マクロスプラス』以降の菅野よう子的な音楽世界というのは、『マクロス7』の歌物ばかりで劇伴を排した世界ほどではないにしても、どこか異次元の存在みたいでなじめないんですね。そんな中でいきなし80年代のアイドルソング的なノリで登場したこの曲には心が洗われました。
 『トライアングラー』や『ライオン』とかも嫌いではないんですが、自分の中では『マクロス』のイメージじゃないですね。

 次点は『屍姫 赫』の「Beautiful fighter」あたりかな。実にangelaらしい曲だけど、一聴して素直に気に入ったのは『ファフナー』以来かな。『かんなぎ』の「motto☆派手にね!」とかも好きだけど、主題歌としての意味合いからいうとどうかという気がするし、年初のアニメなんかはもうすっかり忘れてしまって思い出せないのも確か。

◎電波ソング部門
 『恋姫†無双』「やっぱり世界はあたし☆れじぇんど!!」(fripSide NAO project)
 電波ソング系としては『H2O』の「マジカルO・TO・HA・」も捨て難いけど、インパクトとしてはこっちの方が断然上ね。毎週流れてるし。しかし、その割にはあんまし話題にはなってなかったような。ま、番組自体が電波系みたいなものだからEDだけ目立ってたわけじゃないからでしょうけど。

◎ボーカルアルバム部門
 『CDで聞いてみて。~ニコニコ動画せれくちょん~』
 ニコニコ動画の人気曲を集めてCDにした1枚。まとまりが無いと言えばまとまりが無いカオス的な選曲だけど、10年ぐらい経ってから聴いて当時の熱狂を思い出してみるのが一番有用な使い道かも知れません。
 『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』を高音質で聴きたいけどCDが出てないとか、『エアーマンが倒せない』も単独で同人CDを探すのもどうかとか思う向きには便利な一枚だったのも確か。ま、ニコニコ動画の存在価値を世間にアピールするには少しは役立ったんじゃないでしょうか。

◎主演声優部門
 能登麻美子(小山田耕太/『かのこん』)
 少年役としては過去に『GIRLSブラボー』の雪成とかもあるんだけど、ちずる役の川澄綾子との絶妙な間合いとか、斬新な演技が感じられました。作品自体は地上波放映も無いし、ネット配信も後半は(年齢制限を口実に)有料に切り替えられたりして商売的にあざとさを感じられたりしましたが、見続けたいという欲求がそれを上回るぐらいの魅力を見せてくれました。
 一方でヒーリングボイスの第一人者としての地位は相変わらず不動で、いつもどこかで能登麻美子という状況が続いてくれているのはうれしいですね。最近は「あなた、最低です!」というのも話題みたいですが。

◎助演声優部門
 川澄綾子(源ちずる/『かのこん』)
 主演に能登を挙げたら、助演はこの人を挙げなくてはいけないでしょう。堀江由衣のように強力なバックを持たない限り、流行り廃りの激しい声優界でテレビアニメのヒロイン役を10年以上も持ち続けているというのは凄いものがあると思います。やっぱりアイドル的なマルチ展開に走らずに声優としてキャラを演じることに専念している人だから、それが成果として現れて来てるってことでしょう。
 もっとも川澄綾子というと、まほろさんとかセイバーとかストイックなヒロイン像が代表的なイメージだから、ちずるみたいな極端にエロエロなキャラというのはギャップ感がありましたね。

◎新人声優部門
 戸松遥(ララ/『To LOVEる』他)
 前年のコーティー辺りから出てきた人だけど、名前を意識し始めたのは2008年になってから。でも、あっという間に主役級を何作も重ねる人になっちゃいました。役柄としてはナギとかエムエムの方が良いのだろうけど、ララのイノセントな能天気なキャラなんかは(下手っぽくはあっても)新人時代にしかできないものだろうから、とりあえず代表作として上げておきます。
 次点は『マクロスF』ランカ役の中島愛あたりかな。

◎キャラクター部門
 石動乃絵(『true tears』)
 アニメに変なキャラは付き物ですが、一番現実的な存在感を示してくれたキャラというとこの人を除いて挙げられないでしょう。そんな彼女と真面目に向き合ってくれる主人公がいて、物語が始まっていきます。

 次点は『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』の田端ゆいかな。高飛車なお嬢様キャラというのはどんな作品にでも出てきますが、実は農作業でしっかり働いてるという頑張り屋さんは彼女ぐらいなものでしょう。(ま、ここは村全体が貧しいところみたいだから、それが当たり前の姿なのかもしれませんが)
 他にはざんげちゃん(1回100円)もけっこう好きですけどね。

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