電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

【DCSS】初音島桜前線注意報(14) 美咲の恋愛論を疑え

2005年10月28日 | アニメ
 第16話で、告白しなかったことりの気持ちがわからないアイシアに対し、美咲は「好きな人が、恋人と一緒にいるのを見るのは幸せ」だと語り、ことりもそうだと決め付けています。
 いや、確かに美咲はそれで満足してるのかも知れないけど、ことりはそうじゃないだろと思うのが正直な感想なのですが、実際のところはどうなんでしょうか……
 アイシアは美咲が言った「みんなが朝倉くんを好き」というのを確かめるためにヒロインたちのところを回りますが、なんかみんな一緒のように思って納得したみたいです。これも実際にどうなのかは良くわからないところですので、検証していきましょう。

(1)天枷美春の場合

 おそらく、ヒロインたちの間で一番ニュートラルな位置にいるのが美春でしょう。なぜなら美春にとって純一よりも好きなもの(音夢、バナナ)が明確に描かれているからです。美春にとって純一は音夢の兄として好きというレベルであり、友達として好き(LIKE)と恋人同士(LOVE)のほぼ中間点に位置していると考えられます。
 この立場はおそらく、(美春ロボは別人扱いとして)前作の最初から現在に至るまでほとんど変化してないように思います。とりあえず数値化すると50%LOVEというところにして置きます。

(2)水越眞子の場合

 眞子は美春と違って明確に純一を恋愛の対象として意識しています。ただ、いろいろな経緯があって面と向かって好きとは言えないし、そういう関係になれないものとして諦めています。まして親友である音夢が純一とくっついてからはなおさらです。
 ただ、眞子の場合、早い段階で諦めてるので、もうすっかり吹っ切れてるという面があるので、日常生活ではそれと意識せずに純一と付き合ってられるという立場ですね。
 数値化して70%LOVEぐらいとして置きましょう。

(3)水越萌の場合

 アニメでは萌は純一のことを直接恋愛の対象とは見ていない感じで、どちらかというと眞子の姉として出てるだけって感じがします。
 ま、好きか嫌いかと聞けばもちろん好きと答えるでしょうけど、そこに恋愛感情が働いてるかどうかは微妙なところです。どちらかというと純一のことは妹が好きな男の子として見てるという感じでしょうか。
 多めに数値化しても30%LOVEぐらいでしょうか。

(4)月城アリスの場合

 アリスのことはあまりよくわからないのですが、純一のことは日本に来て最初に友達になってくれた人間として、ほのかに恋心を抱いてるってところでしょうか。
 とてもじゃないけど好きと言う気持ちを面と向かって言い出せないし、それが単なる憧れに近いものだと自分でもわかってるという感じ。
 数値化して60%LOVEぐらいとして置きましょう。

(5)彩珠ななこの場合

 この人はわかりやすいですね。これだけ頻繁に純一をモデルにしたマンガを描いてれば自分から好きだと言いふらしてるみたいなものです。それでいて面と向かって純一に好きとは言えないんですね。
 ま、ななこの場合も対等の恋愛感情というよりは恋に憧れてるといった少女漫画家特有の現象に近いものがあるのかもしれませんが、それでも明確に恋してると言えるでしょう。
 数値化して80%LOVEぐらいとしておきましょう。

(6)胡ノ宮環の場合

 環は純一とは親同士が決めた許婚だったみたいですが、現在は解消してしまってる感じです。ま、そのまま許婚の関係を続けてラブラブ状態だとかだったらわかりやすいところですが、そうでないところを見ると、とりあえず一歩距離を置いてみたというところでしょうか。
 現状の環は純一に恋してるとか、恋に憧れているとか言う感じはなく、むしろ近い友人同士の関係に昇華させてるみたいで、ある意味、眞子に近い位置付けにいる感じです。
 それでも、眞子のように恋愛を諦めて距離を置いたというものでもなく、恋心に近いものは持ってるようです。互いに理解しあった間柄だけに、いざとなれば……という感じもありますが……
 数値化して75%LOVEぐらいとしておきましょう。

(7)鷺澤美咲の場合

 未だに純一との面識はなく、一方的に恋しているだけの美咲。頼子の記憶を受け継いでるみたいなことは言っていましたが、頼子の記憶の中の純一はあくまで頼子の記憶であって、美咲が体験したものではありません。
 美咲が恋しているのは窓から見ただけの自分の理想で彩られた純一であり、本当の純一ではありません。本当に恋するためには当人に向き合わなければならないのに、美咲はそうしようとはしていません。
 要するに、美咲の恋というのは、恋に恋した想像上の恋であって、現実の恋ではないはずです。このあたりに現実との大きなギャップがあるわけですね。
 美咲の気持ちを純粋に数値化してたら75%LOVEぐらいが付くのかもしれませんが、その気持ちは現実に向けられたものでは無いのです。美咲が純一との接触を避けている以上、現実の恋には発展しようもありません。
 数値化してせいぜい20%LOVEぐらいがいいとこでしょうか。

(8)白河ことりの場合

 ことりは本当に純一に恋をしています。それは恋に恋したとか、憧れの恋だとかいうものではありません。なぜなら、ことりは一度ふられてから、もう一度恋にチャレンジしてるのですから。
 ま、例えきっかけが、「音夢もさくらもいなくなったよ、ラッキー」だったとしても、その恋は真剣なものです。本来ことりは眞子や美春とはそれほど親しくは無かったはずですが、一緒にサポート部隊を始めたのも真剣に純一のことを思ってたからでしょう。
 いや、最初は再チャレンジなんてことは考えてなかったのかもしれません。それでもいつしか気持ちが抑えられなくなっていったような感じです。
 しかし、そんなことりの気持ちも純一には気付かれず、音夢の期間の前にははかなく散らされてしまったというところでしょうか。
 白河ことり、90%LOVEを進呈しましょう。

(9)美咲は自分の恋を美化しすぎている

 以上の検証結果からすると「みんなが朝倉くんを好き」と言っても、その「好き」の度合いは各人で差があります。

 ことり > ななこ > 環 > 眞子 > アリス > 美春 > 萌

 美咲は本人自身はかなりのレベルで純一に恋心を抱いているつもりですが、すでに述べてるように、その恋心は現実の恋ではありません。現実面で考えたら美咲のポジションは問題外というところでしょうか。
 美咲の言っていた「好きな人が、恋人と一緒にいるのを見るのは幸せ」ということも、それは観念でしか恋をしていない美咲の理想論に過ぎず、必ずしも他の各人に当てはまるとは言えないはずです。確かに恋愛感情を昇華できればそういう境地に立てるとは思いますが、現時点でそこまでの境地に至ってる人間はあまりいないと思います。
 かつてのさくらのように、直接音夢にぶつかっていくようなことは無いにしても、音夢を多少とも疎ましく思ってるヒロインだっているはずです。

 そう考えていくと、とてもじゃないけど、ことりが美咲と同じ心境でいられるようには思いません。
 純一自身に自分に対する恋愛感情が欠片も無いことに気付いて諦めたのか、成功確率の低い告白に失敗して自分が傷付くことを恐れたのか、それとも自分が告白することで純一あるいはその他の人間を傷つけてしまうことを恐れたのか、それはよくわかりません。でも、美咲の言うような告白するよりも見守ってる方が幸せとかいう理由では無いと思います。

(10)ことり、美咲、アイシア……それぞれの課題

 ことりの問題は、やはり自分で告白して決着を付けることでしょう。確かに成功の見込みは無いし、告白すれば他人を傷付けてしまいます。でも、それを乗越えないと、この先もことりは本当の恋を出来ないことになってしまいます。
 前作での告白は、おそらくことり自身の気持ちもそれほど深い恋ではなかったし、だからこそ失敗して傷付くのも自分だけだとわかってたから出来たのでしょう。でも、今のことりが直面してるのはもっと真摯な本当の告白です。この山にぶつかってみないことには、ことりの物語は終わらないのです。

 美咲はいうまでもなく、現実の恋をしろということ。ま、ずっと引きこもったままでも他人に迷惑をかけないならそれでもいいけど、自分の観念の恋による机上の空論での解釈をアイシアに教え込むのはやめなさい。

 そして、アイシアはまず美咲の言うことを鵜呑みにしないで、それが現実の恋とは違うということを自分の経験によって確かめていくことが大事です。ま、アイシアにとって本当の恋をするということはまだまだ先の話かも知れませんが、この勘違い娘のこと、間違った知識を鵜呑みにしたままでいると、魔法以上に反動が危険だと思いますから。

(11)最後に

 ところで、現実の物語では、そのまま美咲の理論が受け入れられてしまって収束してしまいそうな感じです。
 ことりはなんか吹っ切れてしまった感じだし、美咲は自分の恋愛感に絶対の自信を持ってる感じで、アイシアは恋とはそういうものだと受け取ってしまうのでしょう。結局、音夢と純一の関係を脅かすものは現れず、誰一人傷付くことなくメデタシメデタシで終わるのでしょうか?
 確かに、前作での音夢とさくらの争いの結末は悲壮なものであり、そういう展開は誰も望まないものだとは思いますが、かといって、このまま何の危機感も無くダレまくった音夢と純一の姿を見続けるのはねぇ……

週刊アニメ定点観察 Vol.464 (4/4)

2005年10月27日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/23~05/10/23

◎交響詩篇エウレカセブン
 (緊急特番ナビ)
 おや、ゲッコーステートって隠された真実を明かにするための組織だったんかい。

 (第27話)
 無断出奔と無断出撃で監獄入りのレントンとエウレカ……はいいけど、ガキたちも一緒って……要するに決戦を前に月光号で一番安全な場所に匿ってるんだな。
 ホランドがSOF出身ならチャールズもSOF出身で、互いに相手のやり方を知り尽くしてるってか。案の定、ホランドの読みどおりに白兵戦を仕掛けてきたチャールズ。
 しかし、レイはレントンへの情を捨てられなかったばかりにタルホに捕まってるあたり呆気無さ過ぎだけど……レイの投降で動転したのか、チャールズもホランドにやられて、死亡。
 レイはチャールズに最後の別れをする振りをして遺体に爆弾を仕掛け、爆発のドサクサで脱走してるけど……これじゃ、もう和解の道は無いわな。チャールズとレイは最後まで残ると思ってたんだけど……結局はランバ・ラルとハモンなんだな。
 しかし、これ、最初は生き残る予定だったけど、番組立て直しの路線変更で殺すことにしたとか言ったら最低だろうなぁ。ま、レイが生き残るのか、ハモンみたいに復讐戦でやられるのかはわからんけど……今の時点でこの夫妻を消し去るってのはレントンにとって悲惨過ぎだね。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第35話)
 舞妓さんや映画村はともかく、お寺がいっぱいで楽しいって……「変な人がいるよ」(神楽坂明日菜談)みたいだな<なぎさ。
 バカ正直にひかりのことをよし美先生に相談してるなぎさとほのかもどうかと思うけど、許してるよし美先生もよし美先生だね。普通、こういう場合は保護者に迎えに来させるだろ。貸切バスの代金とか、旅館の宿泊費も1人増えたらそれなりに追加料金取られるだろうし。
 おいこら、土産物屋の試食品を食い尽くすなよ。
 闇のガキが京都にいるのが意味不明。
 路面電車に乗ってみたかったって京福電鉄に乗ってるほのかだけど、こんなとこまで来なくても都電荒川線にでも乗ってればいいだろ。ま、あっちは専用線が多くて路面部分は少ないんだろうけどね。
 嵐山でプリキュアの2人が頭の悪いおっさんと戦ってる間に闇のガキと接近遭遇してるひかり。なんか接触したら対消滅で辺り全体吹き飛んでしまいそうな感じだけど、そんな展開は無いわな。
 しかし、ここまで引っ張っておいて、結局、互いに干渉しあっただけでお終いかい。

 ところで京都(関西方面)への修学旅行なんだけど、
 【小学校】美空小学校(どれみ)
 【中学校】ベローネ学園中等部、麻帆良学園中等部(ネギま!)
とかいう感じで調べていったら面白い傾向が見付かるかも知れないね。
 しかし、ベローネ学園や麻帆良学園より美空小学校の方が京都より遠そうなんだけど、それでいて小学校で来てるって、贅沢なのかねぇ。

◎雪の女王
 (第22話)
 ゲルダたちが出くわした《フレディ&アメリア》とかいうサーカス団。そこにいたのはハンスって……おまい、飛行機作りはどうしたんじゃい。まだ発明家とかで仕事やってるんならともかく、サーカス団っていい加減すぎ。
 そこのサーカス団の団長フレディは、今回が最後の引退公演だからラギにもステージで歌ってくれと頼んでるけど、どうもかなりの借金漬けの感じ。ま、ラギやゲルダを騙したって金になるわけじゃないけどね。
 部屋を用意するというフレディに、この町での宿屋は決めてあると言ってるラギ。行き着いた先は《フレディ&アメリア》という名の宿屋。そこの女将は昔フレディと一緒にサーカスをやってた妻のアメリアってかい。
 5年前、自分と息子を捨てて出て行ったフレディを絶対に許せないというアメリアだけど……
 ラギが旅先で聞いたフレディの噂は、芸のために借金を重ねて首が回らなくなってるってこと。今回の公演が終わったら、借金を逃れるために夜逃げするしかないって話。もう二度とここには帰って来れないって……
 それを聞いたアメリアは昔のようにサーカスに出てるんだけど……おいおい、9年間もサーカスから離れてた人間がいきなし出て来てもろくな芸が出来ないだろ。
 奇跡を信じないというラギに、これはラギが起こした奇跡だというゲルダだけど……そりゃ完全に蛇足だろ。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第26話)
 3本も角のあるクワガタ……ムシキングのブームに合わせたキャラだな。
 しかし、宇宙昆虫はいいとして、怪獣だからレーザービームを発するのもいいけど……何でレーザービームで人が蒸発するんだ?
 そりゃ、高出力のレーザー使えば接触部分が超高温になって焼けて蒸発する可能性はあるだろうけど、レーザーは直進光だから、焼けて蒸発するのも直接接触した部分だけ。とてもじゃないけど昆虫サイズから発せられたレーザーで人間を丸ごと消滅させるのは(念入りに全身くまなくレーザーを照射するような暇と手間がない限り)無理だと思うぞ。
 で、そのまま昆虫サイズの話で終始するのかと思ったら、結局はお決まりの巨大化。面白くもクソも無いね。
 ろころでアキが郷と見に行った映画が『吸血男爵の森』とかいう何か怪しげな吸血鬼映画なんだけど、これは坂田役の岸田森が日本屈指の吸血鬼俳優であることを使ったネタなのか?

◎ウルトラマンマックス
 (第17話)
 10万年以上も前の南極の氷の層から発見されたニーナ。それを調査するためベースタイタンに移送されてるけど……おい待て。それは人間の女のように見えるけど、人間の女じゃないぞ。物体Xだろ。極寒の南極から出したりしたら、あっというまに地球全体に広がって人類滅亡だろ。
 そのニーナを追ってきた謎の怪獣エラーガ……と思ったら、呆気なくUDFオーストラリア支部に倒されてるけど……ま、地下に逃げて移動してるってのはよくある話。ま、ゴジラだってフィリピン沖から富士山までマントルの中を移動してるんだからねぇ。
 赤道付近に現れた怪獣を攻撃してるDASHだけど、コバのミスでロスト。
「怪獣は東京を目指している」
 いや、その大雑把な進行方向じゃ、大阪でも名古屋でも同じだと思うぞ。
 いきなし復活してコバに迫るニーナ。こいつはスペースバンパイアか?……と思ったけど、吸い取ったのは遺伝子情報だけかい。
 相模湾に上陸してる怪獣。珍しく本格的な上陸シーンを描いてるな……と思ったら、例によってDASHの攻撃に呆気なく倒されてるし。でも、なんかすぐに復活してパワーアップしてるって……不死身なのか?
 意味無く唐突にビルの屋上で遊んでるガキ。そこに迫るエラーガ……なんか本格的な市街地破壊やってるな。やっぱし、怪獣番組はこうでなくてはね。
 10万年前に人類に物を使う技術と考える力を与えたとか言ってるけど……おいおい、猿人は300万年前には石器を使ってたし(いや、道具ぐらいチンパンジーでも使うし)、原人は3~40万年ぐらい前には火を使って言葉をしゃべってたはずなんだけどねぇ。別に10万年前に急激に進化したなんて痕跡は無いぞ。
 コバには自分が撃てないとばかりに平然と怪獣に力を与えていたニーナだけど、そのコバに撃たれて呆気ない最後。コバには撃たれないという意味不明の自信の根拠はなんだったんだ?
 それはそうと、10万年前に南極に人類がいたのが確認されたら画期的な発見だとか言ってたけど、当時は干上がっていたベーリング海峡とか東シナ海じゃあるまいし、当時ももう南極は孤立した極寒の地だったはずだから、そんなとこから人類が生活していた痕跡なんか発見されるわけないだろ。(いや、ホーン岬の付近なら渡れた可能性があるかも知れないけど、それ以前にその当時はアメリカ大陸には人類はまだ到達してないし)

◎牙狼(GARO)
 (第3話)
 拾った腕時計にやられて砂と化してるチンピラのおっさん、哀れね。
 20歳で一人前の画家として個展を開き、25歳で大富豪と結婚して玉の輿に乗るって、メチャクチャ机上の空論な人生設計だな。
 おや、ホラーの血を浴びたものは100日経ったらホラーと化してしまうってか。
 自転車便のバイトをやってる画家のねーちゃん。指名で呼び出されたと思ったら、魔戒騎士のにーちゃんだったとは、いとおかし。しかし、自分がホラーに狙われてるという自覚が無いというのもねぇ。
 いきなし高校新記録を出してる陸上部のねーちゃん。時計のおかげとか自慢してたら、砂になっておしまいとはマヌケ。しかし、体育の授業じゃあるまいし、部活の後で教室で着替えるか? いや、女子高ならそんなものかも知れないけど。
 で、2度もホラーを取り逃がしてる魔戒騎士のにーちゃん。逃げたホラーは画家のねーちゃんのもとにって、お約束の展開か。

◎仮面ライダー響鬼
 (第37話)
 川に落ちて流れ着いたところをシュキに拾われてるあきら。あきらが親の仇を取るために鬼を目指してると知って、憎しみを忘れるなと言ってるシュキ。イブキとは言ってることが正反対だね。ま、本人はそれで鬼をやってたんだろうけど。
 シュキが鬼を辞めさせられたのって、ノツゴに捕まったザンキごと躊躇無くノツゴを倒そうとしたからってかい。で、鬼払いの指令を受けたのはイブキ。1人だけボンボンみたいな鬼がいると思ったら、宗家の血を引くから小さいときから鬼になることを運命付けられてたとかいう話か?
 ヒビキにどうするか相談してたあきらだけど、結局はシュキに弟子入りしたってか。そこにイブキがやってきてシュキを倒そうとするけど……なんか申し合わせたように現れてるノツゴ。
 イブキはシュキに蹴飛ばされたところをノツゴにやられてるとは情けなさ過ぎ。で、逃げるあきらはノツゴに捕らえられ、そこを好機とばかりに攻撃しようとしてるシュキ。見かねて鬼に変身してあきらを救ってるザンキ。おいおい、簡単に変身していいのか?
 今度はシュキが捕まり、ザンキに自分ごと倒せと言ってるけど、ま、それをやるザンキではないな。で、結局、自分で自分ごとノツゴを貫いてるシュキ……で、ノツゴに止めを刺してるザンキだけど……もう変身したらダメだとか医者に言われてた伏線はどうなってるんだ? なんか普通に変身して平然と戦ってるんだけど……
 ザンキの前で絶命してるシュキ。死んだら呪術が消えて老化するってのは読んでたけど、肝心の顔は隠したままって……中途半端なことするなよ。
 それはそうと、鬼払いの指令も果たせず途中でリタイヤしてしまってるイブキ。なんかどんどんあきらの信頼度が下がってるような気がするけど、大丈夫か? どこぞのブライト王子みたいに自分のダメさ加減に絶望して闇にとらわれてしまうとか展開になったりしないのか?

週刊アニメ定点観察 Vol.464 (3/4)

2005年10月27日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/22~05/10/22

◎絶対少年
 (第22話)
 例によって学校をサボるなという須賀原に「優先順位の問題」だと屁理屈をこねて付き合おうとしてるマッキーだけど、結局その心境を言ったら学校に行けと追い返されてるとは悲惨ね。
 同じく学校をサボってホームレスのおっさんのとこに行ってる理絵子。理絵子の絵を描きたいというおっさん、どこかのガレージみたいだけど一応はアトリエ持ってるのね。しかし、アトリエを持ってるホームレスって……
 で、絵を描くと言って理絵子を脱がせて押し倒し……とかいう話じゃないな。やっぱし中学生のヌードデッサンなんかしたら児ポ法に引っ掛かるのかねぇ。ありゃ「児童ポルノ」の明確な定義も無いまま、児童の裸は何でも禁止するというメチャクチャな法律だからねぇ。
 脱いだりせずそのまま簡単にデッサンして差し出されたのは物凄い抽象画……と思ったら、おっさんの悪戯かい。ま、意外と普通のデッサンになってて拍子抜け。
 料理屋のババアに、少し前までは携帯やメールなんて無くても不自由はしなかったと言われて、何か吹っ切れてる理絵子。成基にオムライスを持っていったり、マッキーを呼び出したりして関係修復を図ってるけど……希紗は無視かい。いや、前から部屋に行っても誰とも会おうとしてないんだからしょうがないだろうけど……
 その希紗は1年前の自分から送られて来たメールを読んでるんだけど、これって期日指定で1年後に送ってるのか? それとも受け取ってから1年間貯め込んでるのかどっちなんだろう? ま、少なくとも1年以上前から続けてた習慣であることはわかったけど。
 しかし、「学校うざい、リエゾーうざい」って、全然進歩の無いヤツだな。いや、当時願ってたことは、ここ最近の引きこもりで実現してるみたいだけど。
 夜中に例の新しいマテリアルフェアリーが騒ぎ出したと思ったら、みなとみらい上空に巨大な謎の物体……というか異空間の構造物というか……ま、ブンちゃんを拾った時にも見えてたやつだけど。

 ところで、歩のところに亮介から電話があって、オカカババアが夢枕に立ったとかいう話なんだけど、さすがにあの衰弱振りじゃ田菜に帰り着く体力は無かったってか。しかし、そのオカカババアが亮介に歩を頼むとか言ってたって話なんだけど……なんか胡散臭いね。亮介がお節介焼くためにでっち上げた理由付けってところか?
 で、オカカババアなんだけど、本編では死んでも予告には出てるのか。もっとも、予告のオカカババアは3年前のオカカババアなんだけどね。

◎今日から(マ)王!
 (第64話)
 カロリアのフリンから眞魔国に返還されたウィンコットの毒。眞王廟への封印の儀式で有利がこけて、ギュンターが再び浴びてしまうことになってるとは災難ね。
 ギュンターの体は仮死状態になり、魂はアニシアの手で人形の中に。しかし、いきなし目からビームとは凶悪な。
 そのギュンターを元に戻しにやってきたのは、昔、カロリアを治めていたフォン・ウィンコット家の主で、ジュリアの父親ってか。暴走したギュンターを止める魔王の持つペンダントに娘の面影を見てるって話だけど……
 なぜギュンター(の体)が暴走したのかが眞王の陰謀臭いんだけど、村田は何に気付いてるんだ?

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第30話)
 なんか必死で遠隔映像を見て悪の計画を立てようとしてるブーモ。ブライトに半分役立たず扱いされてるとは、いとおかし。
 ティオに付きまとわれてるシェイド。すっかりギャグ担当に落ちぶれたか。
 キャメロットのハンバーガー屋に現れたニセの晴雨姉妹。印籠で身分の証明が出来るって、おまいら水戸黄門かい。ハンバーガー全部取っていくのはいいけど、何でこんなとこでハンバーガー屋をやってるんだ?>キャメロット。しかし、渡さなければおひさまの恵みを取り上げるって……おひさまの恵みって特定の個人の周辺からだけ取り上げることができるのか?
 ニセ晴雨姉妹は湖の温度が下がって魚が取れなくなった鳥たちにエサをやるためだって……いや、おひさまの恵みが衰えたのが原因だったらそんな局所的な現象では現れないだろ。
 ニセモノを利用して晴雨姉妹とアルテッサを牢獄に捕らえさせてるブライト。シェイドのおかげで脱獄できたけど、ティオのおかげで強行突破で追っ手に追われるはめに。すでに何をやってもドジするとみんなから予想されてるあたりが哀れね。
 追っ手の追及もミルロのおかげで誤解が解け、鳥たちもミルロがエサを用意すると言って一件落着だけど……これからどんどんおひさまの恵みが減ってくるのに、いちいち王宮で被害補償を負担してたら国家予算が持たないぞ。それでも増税して民に負担をかけるのか?
 ま、今のところそれを知ってるのはおひさまの国と月の国くらいだろうから、しずくの国じゃ気楽な対応なのかもしれないけど。

◎ウルトラマニアック
 (第21話)
 仁菜が架地を好きなのかと疑心暗鬼の亜由。ま、自分が好きなのを知ってるくせに仁菜が裏切って横取りしようとしてるとか、暗黒のドロドロ方面の展開じゃなく、仁菜が架地のことを好きなら、仁菜に自分のことばかり気遣いさせてることに罪悪感を感じてるという優等生的な反応ね。
 ま、ここで亜由が仁菜のことを疑って二人の仲がこじれることになったら、この前のジジイが来た時の仁菜に対する信頼は何だったんだって話になるから、それはそれで正解なんだけど、ごく一般のドラマとしては優等生過ぎて面白みが無いね。
 仁菜が魔法の勉強をしてることに興味を持ってる辻合。仁菜がパソコンを使って魔法を使うとこを見て驚いてるけど……そういえば、こいつ、仁菜が最初から魔法を使うとこを見るのはこれが初めてなのね。
 で、魔法を使って作ったのは恋愛の熱を測る体温計。ラブラブの相手のことを考えてると体温が上昇するってアイテムだけど、仁菜はこれを使って亜由のために架地の気持ちを確かめようと提案するんだけど……仁菜と架地のことに疑心暗鬼な亜由はそれを拒否ってか。
 それでも架地の気持ちを確かめようとした仁菜だけど、体温計を使うまでも無く架地が亜由のことを好きなことを知って、告白を勧めてるって展開。この辺り、魔法を使わないことが逆に持ってて、もし魔法で架地の気持ちがわかっても、それじゃ自分たちが気持ちを確かめることは出来ても、架地に何かのアクションを求めることは出来ないからね。
 で、亜由に告白した架地だけど、亜由は仁菜のことを気遣って受け入れられないとの返事。そのまま何か捻じれた感情でしばらく話を続ける展開かと思ったけど、驚いた仁菜が亜由に掛け合って、あっけなく誤解は解消。亜由と架地は晴れてラブラブカップルってか。
 そして今度は転じて仁菜の話。亜由が体温計で確かめたら辻合にラブラブなのは確かなみたいだけど、それを強硬に否定してる仁菜。ま、仁菜はもうすぐマジックキングダムに帰らないといけないし、もしプリンセスになったらそれこそ辻合とは永久に会えないから好きになってはいけないって話なんだろうけど……使命と感情の板ばさみをどうやって乗り越えていくのかが今後の展開か。
 しかし、まさか辻合がマジックキングダムのプリンスだったとかいうお約束のベタなオチじゃないだろうな。

◎BLOOD+
 (第3話)
 スコールの中、地べたに倒れてるすっぽんぽんのねーちゃん。怯えたように銃を向けているオヤジ。それがオヤジと小夜の出会いだってか?
 米軍のシャブ中兵士に殺されたことになったまま、犠牲者の教師に黙祷をささげてる全校集会……普通のヒロインなら「先生が殺されたのは私のせいだ」とか悔やむんだろうけど、意外と反応が淡々としてるね。
 日没までに小夜に全てを話せとデヴィッドに強要されてるオヤジ。学校帰りの小夜に見せたいものがあると連れ出してるけど……見せたのはオヤジの一族の墓……なんか由緒ある家系みたいね。
 ベトナム戦争から時代が合わないと思ってたら、やっぱし1年前まで眠り続けてたってかい。
 赤い盾という組織の名前を名乗り、例の化け物《翼手》を倒すために小夜が必要だと言ってるデヴィッド。そこに店の常連だったフォレストがやってきたけど、たちまち翼手に変身……なんか前のやつと同じで、小夜が近付いたら体が反応してしまうのかねぇ。
 デヴィッドを倒し、小夜に迫るフォレスト。例の長髪のにーちゃんがやってきて小夜に剣を渡そうとするけど、拒絶する小夜。その剣を取ってフォレストに襲い掛かるオヤジだけど、全然役立たず。おいおい、その剣って使い手によって威力が変わるのか?
 オヤジを倒した途端に正気に戻ったフォレストはそのまま逃亡……デヴィッドの方がやばそうだと思ったけど、オヤジの方は直接傷を負って出血多量かい。もう死んだのか?
 ま、身内の犠牲を見て戦いを決意するとかいう展開のパターンだけど、それをやると何か俗っぽくなってしまうねぇ。むしろ『吸血姫美夕』みたいに自分から血に目覚めたとかいう方がヴァンパイアものっぽいんだけど……

◎CLUSTER EDGE
 (第3話)
 そろそろやめ。

◎蟲師(新)
 (第1話)
 左手で物を書くと勝手に命を持って動き出すって……いったいどんな能力じゃい。山奥で1人で住んでるしんらとかいうガキだけど、時々周囲に何か変なものが見えるって……それが蟲だってかい。
 夜中にギンコの前に現れた少女の蟲……死んだはずのしんらの祖母の廉子だってか。廉子は少女時代に蟲の宴に招かれたのだけど、宴が不完全になったから人間の体と半分蟲の体に別れてしまってたってか。
 割れた杯をしんらの力で補完することで完全な蟲になってしんらの前に姿を現してる廉子だけど……どうみても祖母と孫じゃないわな。相手が蟲じゃなけりゃ、こんな人里離れた山奥に2人だけで住んでたら絶対に間違いを犯すとこだな。
 ま、とりあえずは人から転じたこんな蟲もいるってお話ね。

◎銀盤カレイドスコープ
 (第3話)
 五輪代表候補選手といえども高校生。HNK杯の大会直前に期末試験とは大変だね……と思ったら、英語はともかく、その他の科目もピートに暗記させるって手に出たか。しかし、ピートが日本に住んでて文武両道に優れてたって、話のうますぎる設定だな。
 それにしても、いくらピートの記憶力が良くても、ちゃんとタズサが起きててテキストを読まないと覚えられないというのはお笑い。よく考えたら、記憶するコツはピートの技術でも、物理的に覚えるのはタズサの脳味噌のはずだけど、自分で引き出せないってことはタズサの頭脳の一部はピートに占領されててタズサは気付いてないってことだな。いとおかし。
 意外にも無事にテストを終えて、いよいよHNK杯。至藤響子との直接対決で運命を決するってとこだけど、この期に及んでも決め技のトリプルフリップのイメージングが出来ないって……おいおい、おまい練習で飛んでないのか? 練習で出来てたらそれなりのイメージングはできるだろ。
 しかし、こいつマスコミに対する態度悪過ぎ。露骨に目付きが凶悪だし。でも、マスコミはともかく、総監督にその態度はやめとけよ。わざわざ審査員の心象悪くしておいてどうするんだ?
 で、いよいよ初日のショートプログラム。至藤響子の演技は見ずに自分の演技に賭けたタズサだけど……案の定、トリプルフリップに失敗して尻餅。その後の演技を続けて何とか7位にはつけてるみたいだけど……幸先不安なスタートだね。

◎灼眼のシャナ
 (第3話)
 消えてしまった平井ゆかり。みんな忘れてしまったと思ったら、意外と覚えてたって……フレイムヘイズのメロンパン少女が後釜に居座ってたってか。しかし、完全に教師をびびらせまくってるって、元の平井ゆかりとは全然別人過ぎ。
 しかし、これだけメチャクチャやってて、メロンパン食うときの満足げな表情だけはなかなか良いね。
 悠二を狙って学校に封絶を作り出した燐子のマリアンヌ。動かなくなったクラスメイトの女の子をえっちらおっちら廊下に運び出してる悠二だけど……そんなことやって、後で影響とか無いのか?
 で、メロンパンのフレイムヘイズにあっけなくやられてるマリアンヌ……と思ったら、そこに現れた紅世の王、フリアグネ。何人ものフレイムヘイズを倒してきた狩人と呼ばれる強力な紅世の王みたいだけど……今回は顔見世だけで撤退。
 いや、紅世の連中は去っていくだけでいいのだけど、破壊箇所を治して封絶を解かないといけないって、フレイムヘイズも後片付けが大変だね。で、材料が無いからって瀕死の池の体を使おうとしてるけど……結局、悠二が自分の存在の灯を使って修復させてるかい。
 で、弱って残り少なくなったはずの悠二の存在の灯だけど、いきなし回復してるって、悠二の中にある宝具って生命力を回復させる力とかあるって話か?

週刊アニメ定点観察 Vol.464 (2/4)

2005年10月27日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/19~05/10/21

◎フルメタル・パニック!The Second Raid(終)
 (第13話)
 ガウルンが言ってた、かなめを殺したとかいう話を真に受けてる宗介。任務に復帰する意思も何も無くなってるみたいだけど……そこに届けられたアーバレストから逃げようとする宗介の前に現れたかなめ。ふぬけた様を殴られ蹴飛ばされてる宗介、いとおかし。
 なんか告白するつもりで来たみたいなかなめだけど……学級委員が戦場の香港まで迎えに来るかいっ!
 玉芳の目の前で玉蘭の死体をいたぶってるゲイツ……凶悪ね。逆上した玉芳だけど、呆気なく返り討ち。情けなさ過ぎ。
 行きがけの駄賃に周囲のミスリルの連中も倒そうとするゲイツだけど、そこにラムダドライブが起動したアーバレストが到着。使えたり使えなかったり、気まぐれなシステムだね。
 味方機を次々に倒され、近くにいたウルズ1の機体を人質に取ってるゲイツ。
「きさまぁ~、いったい何者なんだぁ~」
「ミスリルなんぞはどうでもいい。俺は東京都立陣代高校2年4組、出席番号41番、ゴミ係兼傘係の、相良宗介だぁっ!」
 一撃で吹き飛ばされてるゲイツ。ご愁傷様。
 しかし、高校生でゴミ係とか傘係って、そりゃ無能で他の係が出来ないって証明なんじゃないのか?
 で、結局、アーバレストを置き去りにして勝手にかなめの護衛に戻ってるってか。それを見送ってる何かミスリルのえらいさんみたいな人。諜報部の人間か? で、横にいる女がレイスの正体ってか。
 しかし、ギャラ半額と引き換えに強引にかなめの護衛役を認めさせてる宗介……いや、それはちょっとサービスし過ぎじゃないのか?
 宗介にテッサと呼ばれて舞い上がってるテッサ……なかなかうぶな子だね。
 退学届けは先生のところで止まってたってのは良いけど、いきなしレーザーサイトの光点を見つけて先生を押し倒してる宗介……レイスの嫌がらせかい。しかし、寒空に屋上から監視とは、レイスもご苦労さんね。

◎涼風
 (第16話)
 悪魔(服部)の囁きに惑わされて、萌果を押し倒してる大和。いや、ちゃんと逃げられないようにしないとダメだろ。(おい)
 ま、こんな最低なやつ、とっとと見切りを付けろよ……と思うんだけど、怒りもしないんかい<萌果。

◎ARIA The ANIMATION
 (第3話)
 上級者向けのコースをえっちらこっちら練習してる灯里と藍華だけど、それをスラスラと追い越していくまだオレンジプラネットのペアのアリス。ペアってのはまだシングルにも達していない見習いみたいだけど……ミドリスクールのゴンドラ部にいたのをスカウトされたって、天才少女かい。
 灯里を「もみ子」と呼ぶアカツキ。灯里が始めて乗せた客だけど……指導教員が付いていたらシングルでも客を乗せられるんかい。空の浮き島の上で働く人はサラマンダーって言うんかい。それじゃ、地下で働く人はノームとかいうのか。で、飛行機のパイロットがシルフィールってとこか?
 待ち人に会えずに暇をもてあましてるアカツキに人物観察を提案する灯里だけど……そのジジイ、人間の体格か?
 アカツキの用事は兄から金を借りることだってか。おや、浮き島ってロープウェイで登れるのね。下から見ると大きな気球のように見えてただけだけど、けっこう巨大な構造物みたいね。
 灯里の笑顔の秘密に気付いたアリス。満足そうでよかったね。

◎ガンパレード・オーケストラ
 (第2話)
 訓練中に呼び戻されてる第4中隊。本部からの調査団がこの前の幻獣出現と第4中隊の出撃状況を調べに来てるんだけど……その調査団の中に咲良の同期がいて、なんか良い感じの2人。それを見て咲良への恨みを募らせてる菅原乃恵留たち。咲良の評価を下げて中隊長を交代させようと目論んでるんだけど……
 調査隊が消息を絶ったという連絡で出動する第4中隊。この前の戦闘で自分たちが破壊した市街地の様子に衝撃を受けてるとは無責任すぎ。
 振武台の同期を助けようと必死の咲良だけど、そのために負傷してしまう副官の村田彩華に乃恵留たちの怒りは爆発。完全に指揮官としての信用を無くしてる咲良だけど……ま、彩華が負傷したのは結果論に過ぎなくて、軍の命令系統的には救出を優先した咲良の判断は間違いではないんだけど……これまで実戦から離れてた連中が急に現実を突きつけられて受け入れられずに戸惑ってるとばっちりを咲良1人に背負わされてるって感じね。
 そこにすぐ北方に幻獣が出現したとの連絡。この状態で果たしてまともに出撃できるのかねぇ……

◎トリニティ・ブラッド
 (第23話)
 おいおい、一撃で殺されたんかいっ!>ナイトロード。いや、ま、人間じゃないから死んではいないんだろうけどね。
 カインの部下が謎の攻撃兵器でアルビオンを空襲して破壊しまくってるけど……何だろうね。ま、ロストテクノロジーの兵器だから、ゲットーの連中ならわかりそうなものだけど、それとも帝国やゲットーのメトセラ連中にもわからない技術なのか?
 ナイトロードが殺されたのは自分の責任だとばかりに塞ぎ込んでるエステルだけど、そこにやってきたゲットーの責任者のにーちゃん……おいおい、エステルはアルビオンの正当な王位継承者だったってかいっ! なんか唐突な展開だね。

◎SHUFFLE!
 (第14話)
 1人目の実験体は強力な魔力に耐え切れず、実験施設ごと消滅。そこで2人目は元々強い魔力をもつ者を実験体にしようとしたのが、ネリネからクローニングされたリコリスだってかい。そのリコリスが実験施設で出会ったのが3人目の実験体のプリムラだったってか。
 稟とネリネの帰りを待つ楓とシアの前で突然倒れてる亜沙。海でのことはこれの伏線だったのか。
 ネリネが重い病になったときにリコリスは自分の生命エネルギーをネリネに戻して消えてしまったってか……ネリネの歌も元々はリコリスのもの。そして……ネリネが言いかけてやめたのは、稟との思い出もリコリスのものだったっぽいね。
 元々体が弱かったという亜沙。カレハに勧められて亜沙の見舞いに行き、そこで亜沙の昔の話を聞く稟。亜沙はプリムラのことを体が弱かったときの自分に重ね合わせてたってか。
 しかし、いつものことだけど、このお母さん、若すぎ。
 魔界への門の前に立つ稟たちだけど……別に魔王のおっさんとか神王のおっさんなんか頻繁に行き来してるとこなんだから、あんましもったいぶっても意味無いと思うんだけど。いや、魔族や神族なら大丈夫でも人間には問題があるって可能性があるかもしれないけどね。
 でも、少なくとも人間と魔族の間にはハーフが生まれる(例:麻弓)ぐらいだから、生命構造にそんなに違いは無いと思うんだけどね。そうじゃなきゃ、魔王も神王も娘の婿候補に稟を選んだりはしないわな。

◎苺ましまろ
 (第11話)
 いくらなんでも金魚が鯨みたいに大きくなったりはしないと思うぞ。
 くそ真面目な千佳だけど、この環境で1人だけ宿題するのは絶対に無謀だと思うぞ。
 紙相撲は良いけど、そんなに極端に大きさの違う力士同士で戦ってて面白いのか? しかし、毎度のことだけど相撲に異様に詳しいアナ、いとおかし。
 騒ぎすぎて部屋から締め出しを食ってる3人。そこに煙草を買いに行って帰ってきた伸恵だけど……10円玉落として不精したために寒風の中で水をかぶってるとは、いとおかし。で、風呂を沸かして入ろうとしたら……故障で水風呂。悲惨ね。
 そこで銭湯と言うのが、お約束だけど……銭湯の女湯だけ延々と舞台になってるアニメってのも珍しいね。
 小学生のくせにいろは順で文字の在り処がわかるアナ。なんか見栄張ってイギリスのシャンプーとソープを持ってきてるのは良いけど、ふだん使い慣れてないから使えないってのが笑えるね。しかし、ボディシャンプーで頭を洗ってる伸恵もねぇ。

◎ガラスの仮面
 (第29話)
 舞台でヒロイン役を食ってしまって、乙部を再起不能にしてる亜弓。ま、相手がマヤなら亜弓のアドリブにもちゃんと切り替えして来れるんだろうけど、マヤの真似しただけで役を横取りしてきただけの実力不相応な乙部には無理な話だったってか。でもねぇ、マヤみたいに小道具に小細工されたりして、どうにもならないアクシデントを乗り切ってきてるのを見て、そこから何も学ばなかったのかね。
 一方のマヤはもう演技も出来ずにおしまい状態。これが最後の仕事とばかりに亜弓が主演の舞台に端役を与えられてるけど……他の役者の嫌がらせで、投げ付けられる石は本物だし、食わされる饅頭は泥団子に……
 どうでも良いけど、都会の真ん中でやってる芝居だと思うんだけど、当日いきなしに本物の石とか泥団子とか、よくとっさに用意できたものだね。その悪知恵の働かせぶり感心するぞ。

◎ノエイン もうひとりの君へ
 (第2話)
 なんかもう一人現れたと思ったら仲間割れしてるし。で、結局そのまま引き上げてるけど……この世界はこいつらの世界から15年遡った限りなく近い世界って……一応は別世界なんだろうけど、どうなったらこんな雰囲気の違う未来になるんだ?
 塾に行こうとしてたユウだけど、母親が余計なこと言ったから錯乱して家出してるし。で、何か知らんけどハルカもくっついてきてるんだけど……夜中まで展望台に残ってたら昼間の人々の残像みたいなのが現れてるって……時空にひずみが出来て何時間か前の光景が出て来てるのか?
 で、再びやってきた例の連中。今度はアトリとかいうやばそうなやつが一番近いって凶悪だね。
 カラスが15年後のユウなら、フクロウとか言うやつがイサミっぽいんだけど……そういう単純な設定なのか?
 このまま函館を舞台に話が進むのか、それとも一端捕まってあっちの世界に行くって話になるのか、今のところは微妙だね。でも、カラスは15年前に同じことを体験して、その時はハルカ(?)は守れなかったみたいなんだけど……
 しかし、ユウってなんか性格うざいな。アムロとカミーユのマイナス面を掛け合わせたような感じのガキだな。

◎ケロロ軍曹
 (第81話)
 朝起きたら右手にギロロがくっついていた夏実。学校を休めという提案にソフトボール大会だからって無理やり登校してる夏実。芋碁理恵って宿命のライバルがいるんかい。敵に手を向けたく無かったんだな。
 右手がギロロのまま先発で登板してる夏実……はいいけど、ギロロが大変だな。特に金属バットをくわえて思いきし打ってたら、絶対に歯が折れるぞ。
 最後の土壇場で出てきた芋碁理恵だけど……ストライクゾーンに来てる球を大リーグボール1号打ちできるかいっ!
 しかし、ソフトボールは7回までって薀蓄語るのはいいけど、スライディング禁止ってのが出来てないんじゃインチキだね。スライディングありならブルマや短パンのユニフォームでなんかやってられないぞ。

 いきなし小雪に攻撃してきた宇宙特殊部隊ムーンライトのシルビーはいいけど、宇宙幻術ダークマターとかアステロイドとかってメチャクチャ恐ろしそうな技だね。
 夏実を守るために未完の小雪忍法ツララ落としを使い、自らの命と引き換えにシルビーを倒そうとしてる小雪だけど……
 おいおい、ムーンライトのメンバーにスカウトに来ただけってか。

◎アニメ魂
 ToHeart2
 (第3話)
 土手を歩いてる小牧愛佳と十波由真。花見をしてる貴明を見て1年のときのクラスメイトだと言ってた愛佳だけど……結局、2年も同じクラスで委員長を押し付けられてるってか。しかし、どこぞの保科智子と違って愛想が良さそうだね。その代わり頼りなさそうだけど……で、耳の飾り(バレッタか?)がなんかマルチみたいな……
 図書館の管理をバーコードでやるのはいいけど、そんなの数少ないスタッフでやってたって、いつ終わるか分からんだろ。はっきり言って個人の蔵書でもそんなのやるのは大変だと思うぞ。
 しかし、図書委員でもないのに他にスタッフもいないのにそんなの毎日やってるって、物好きだね。
 愛佳が男子が苦手そうなのを見て、自分も女子が苦手だと言って意気投合してる貴明だけど……
「河野くんには見せていいかな。私の大事なところ」
 おいおい。
 貴明が苦手だというのはこのみ&環に付きまとわれて育った反動で同級生の女子とはうまく付き合えないって……レベルが違うだろ。
 愛佳に部外者が余計なことするなと言ってる図書委員長。仕事を1年生2人に押し付けて、愛佳から書架の鍵を取り上げようとしてるけど……結局、愛佳は勝手に仕事を続けてるし、他の図書委員はそれを認めてるってオチ。
 ま、動機が図書委員長が自分の手柄にして内申書を上げたいのと、書架を自分の個室代わりに使おうとしてたみたいなので反感を買ってたのと、誰も余計な仕事は他人に押し付けたいからってところね。

 前作(無印)同様に1話完結で各ヒロインごとのエピソードやっていく作りか。
 由真が貴明のこと嫌ってるみたいなんだけど、その辺のことは次回で明かになるのかなぁ。しかし、EDに由真のキャスティングが載ってないんだけど、単なるミスか?

週刊アニメ定点観察 Vol.464 (1/4)

2005年10月27日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/17~05/10/18

◎はっぴぃセブン ~ざ・テレビまんが~
 (第3話)
 開運研究会に女にもてないからって相談に来た先生。女にもてないのも禍神とか穢れの仕業に出来たら楽でいいわな。
 しかし、この先生、自分から相談に来ておいて石にお祈りするのを拒否してるって、ひどいね。いや、信仰上の理由だからとかいうのならわからんでもないけど……
 で、代わりに先生を笑わせるって……要するに本人を幸せにして負のパワーを正のパワーに転換できれば穢れの方から去っていくってかい。
 しかし、穢れを払った途端にいきなし元教え子と結婚って……恋愛ってそんな簡単なものなのか?

◎ブラック・ジャック
 (第45話)
 ブラック・ジャックの学生時代の友人、ゲラ……はいいけど、ブラック・ジャックの通ってた頃の学校にしては校舎がコンクリート作りで新しそうだね。
 それにしても、ブラック・ジャックが医者になるまでずっと入院していて、新米医師のブラック・ジャックが手術をしてようやく治ったって……それまでの医者は藪医者ばかりだったのか?
 で、ブラック・ジャックは成功とばかりに意気揚々と帰っていったけど、敗血症で肺炎をこじらせて死んだって……長年の闘病生活で体力が弱ってたからだろうけど、他の医者はそれがわかってたから手術をしなかったのか? そうするとブラック・ジャックが殺したようなものだけど……
 しかし、ゲラを助けるために医者になったとか言ってたけど、ホンマか? てっきり、自分を助けてくれた本間丈太郎に感銘して医者を目指したとか思ってたんだけど……それに、なんか他の人間と机を並べて仕事してるみたいだから当時は無免許医じゃなかたんだろうけど、いつからどういう経緯で無免許医になったんだ? 医師免許って交通免許みたいに定期的に切り替えが必要だとは思わないんだけど……

◎名探偵コナン
 (第416話)
 小五郎と横溝以外は部屋に入るなって……そういうことはロックを外す前に言えよ>コナン。

◎チャンス トライアングルセッション
 (第5話)
 課題曲に失敗した3人。失敗したのはアカリとノゾミに足を引っ張られたからだとばかりのジュンだけど、失敗の烙印を押されたのは3人一緒だというアカリの指摘に反論できずに再練習に渋々付き合ってるとは、いとおかし。
 さっそくSクラス入りかい<ユウキ。ユウキの参入を3人に失望して切り捨てられるからだと考えたジュン。自分だけ挽回しようと例によって単独行動。アカリとノゾミはなんとかユウキとうまく付き合おうとしてるところ。これじゃ、どう考えても尻尾を切られるのはジュンだろ。おまい、少しは身の程を考えろよ。
 なんか同じ歌(ED曲だけど)を知っていたアカリとユウキ……2人とも孤児で本当の親のことを知らないみたいだけど、何か同じ出生の秘密がありそうだな。

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第16話)
 海で純一に近付いたら音夢がいて邪魔だってのはわかるけど、いきなしすっぽんぽんって、どういう夢を見てるんじゃいっ!>アイシア。
 散らかりまくったアイシアの部屋を見かねて片付けてる音夢。ボロボロのマントも洗濯してるんだけど……
 純一と音夢がべたべたなのを見て不機嫌なアイシア。部屋を触られて音夢に怒りまくって、おまけにマントが無けりゃ魔法の修行は出来ないってか。なんか変なとこに拘るやつだな。
 枯れない桜のところで美咲と出会ったアイシア。しかし、お昼はこんなことに来るのが日課だって、美咲も暇だね。ま、夏休みだけの話だろうけど……
 純一が音夢と一緒だからことりも幸せだと言ってる美咲。いや、それはおまいの感覚であって、ことりもそうだとは限らないと思うぞ。それにしても、やっぱし頼子の記憶って美咲に受け継がれてるんかい。
 美咲に他の人も純一が好きだと聞いたアイシア。環の神社にやってきてるけど……面と向かって純一が好きかと言われたら、さすがの環も矢を射損ねるかい。おや、こいつ純一の許婚だったってか? それにしては前作では純一にそういう相手がいる素振りはまったく無かったんだけど……それじゃ、音夢とさくらが対立してる場合じゃないだろ。どうでもいいけど、照れ隠しに矢を乱射するのは危ないからやめろよ。
 例の喫茶ムーンライトで自作の原稿を朗読してるななこ……おいおい、ほかに客はいないのかも知れないけど、恥ずかしくないのか? しかし、浅野真澄そのまんまの声だね。ああ、本人が朗読してたんじゃなくて、アイシアのイメージボイスか……
 どうでもいいけど、小鍋で弁当箱の代用はするなよ>水越姉妹。いつものペースで眞子の心情を声に出して語ってる萌。ま、眞子の性格からすると萌以外に他の人間がいる前では絶対に認めないだろうけどね。
 みんな純一が好きってことで最後に杉並のことを思い出したアイシアだけど……怪しげな想像の世界には行かないのか。
 しかし、みんな純一の世話になったとか言ってる美春だけど……おまいにその記憶あるのか? 世話になったのは美春ロボの方だと思うんだけど、それを後から暦にでも聞いたのか、それとも美咲みたいに記憶を引き継いでるとかなのか?
 アリスに、それじゃアイシアはどうかと聞かれて戸惑ってるけど……まだまだこれからってとこだろうね。しかし、夕暮れになってからマントを持ってきても意味無いだろうに<純一。

 どうでもいいけど、なんか今回の話、好きの意味合いを混同してるようにしか思えんのだけどね。そりゃ、過去のある時点での各人の純一に対する感情は同じ程度だったかも知れないけど、現時点では完全に恋愛関係に至ってるのは音夢だけで、他の連中は心の整理をつけて一歩か二歩かそれくらい下がって二人の様子を見てるってところ。
 ただし、唯一心の整理が付かなくて食い下がろうとしてたのがことりって感じだろ。ここでことりを他の連中と同じ扱いにしてしまったら意味無いと思うんだけど……
 しかし、美咲が頼子の記憶を受け継いでいて、そこらをクリアしてしまってるというのは納得行かないね。やっぱし、美咲には窓から純一を見て満足してるんじゃなく、そこから一歩踏み出してほしいからねぇ。
 これじゃ、美咲はとっくに整理が付いてて、ことりも前回で踏ん切りがついたって感じで、どっちも今後リベンジを掛けてくるって展開の可能性は極めて低くなってしまったって感じだね。ま、どのみち、今後のメインはアイシアなんだろうけど……

◎Canvas2~虹色のスケッチ~
 (第3話)
 街で子供たちに風船配ってるクマさんから風船を分捕ってるエリス。ロリキャラにしか出来ない横暴だな。で、喫茶店で困った表情をしてる可奈を見掛けた浩樹だけど……
 『Doす恋!ちゃん娘LOVE』(那珂野際)……いったいどういうセンスの小説なんだ?
 それは可奈の書いた作品みたいだけど、恋愛小説なのに恋愛体験が無いからリアリティが無いってか。それを指摘した責任でデートに付き合せれてる浩樹、ご苦労さんね。で、そのデートを尾行してるエリスと霧……暇だね。
 まずは喫茶店でお茶……って、メイド喫茶かいっ! しかし、可奈の担当の編集のねーちゃんって、なんか霧の知り合いみたいなんだけど、大学の同期とかそんな関係か?
 次はプリクラ……って、携帯にデジカメ標準装備の時代になってもプリクラってまだ流行ってるのか? しかし、コスプレしてまでプリクラ撮るか?
 今の女子高生はデートで鬼ごっこするのが定番なのか。しかし、可奈を追いかけてる編集のねーちゃん。その走りっぷり、霧と互角だな。
 自分の夢で作家になったのに、やりたくない仕事を押し付けられたりで迷ってスランプになってるという可奈。いや、デビューしたててやりたくない仕事でも次々に来るってのは、そりゃ才能が認められて期待されてるってことだぞ。
「夢を追いかけるって辛いよな。夢を諦めるほうが楽に思える……実際は逆なのにな」
 最後の言葉に何か実感がこもりすぎだな<浩樹。こいつもまだ絵を捨て切れてないって話か。
 エリスと霧の尾行に気付き、浩樹にお別れのキスを迫ってる可奈。いや、弘樹が手を出したらどうするつもりだったんだろ?
 毎度毎度エリスと霧に昼食のおかずを取られてる浩樹……哀れね。

 しっかり過ぎる女の子ってのは付き合ってたら物凄く圧迫感を感じるだろうね。

◎Angel Heart
 (第3話)
 XYZのキーワードを頼りに、リョウを探してさまようグラス・ハート。路地裏でうずくまってるところを、通りかかったおっさんに新宿東口の掲示板の話を聞いてるんだけど……掲示板は1年前に撤去されてたって、ま、よくある話ね。
 そりゃ、携帯でみんな連絡取り合う時代になったら掲示板なんか、怪しげな連中の暗号通信に使われる不穏な場所になるだけだから、撤去も当然だろうけど……これじゃリョウがやる気になってても依頼の受けようが無いよな。
 かつて掲示板があった場所で卒倒したグラス・ハートを助けたリョウ。運んだ先の医者がさっきのおっさんってか。

◎闘牌伝説アカギ(新)
 (第1話)
 麻雀には興味ないし、何の魅力も感じない作品だね。パス。

◎ラムネ
 (第2話)
 一緒にお風呂とはうらやましいね。
 先週の七海と同じパターンでベッドの脇に落ちてる健次……似た者夫婦ってとこか。
「近衛さん……言ってみただけ」
「じゃ、じゃあ……友坂くん……言ってみただけ」
 呼び方が全然似合わんね。
 鈴夏の友人の佐倉裕美に校外学習に参加するかどうか聞かれてる健次だけど、バレンタインのチョコとか思い出して七海の機嫌を損ねてるとは、マヌケ。結局、校外学習に参加しないってことで機嫌を取ってるか。
 しかし、回想ばかりで物語の進まない作品だね。

◎舞-乙HiME
 (第2話)
 学園長に直訴したからって入学できるとは限らんだろうに。しかし、さっそくアリカに手を付けようとしてるのか?>シズル。
 おいおい、アリカが王位継承者かもしれないってか。アリカが母親だと思ってるのは城から王女を連れ出したオトメだったってところか。
 呪いを見られたシホに追いかけられて学園中を逃げ回ってるアリカ。災難ね。で、行き付いた先が審議会で、ニナと武闘で対決して勝った方が学園に残るって話に……いや、アリカにとってはチャンスだけど、ニナにしたら嫌な話だろうね。

◎地獄少女
 (第3話)
 野球部のエース・花笠に痛めつけられて、内臓破裂で死んだ後輩部員。不祥事の発覚で出場停止を避けるために自分がふざけたことにしてた岩下だけど、被害者が死んだことでバットでの撲撃が発覚。
 花笠はまったく他人事のように知らない振りって、酷いやつ。こういうやつが超高校級の右腕ってことでちやほやされてるとは、世の中腐ってるね。で、罪はすべて岩下に着せられ、誰も無実を信じてくれないって凶悪。
 しかし、「野球は生きるか死ぬかの真剣勝負」には笑った。

◎魔法少女リリカルなのはA's
 (第3話)
 なのはの魔力の源であるリンカーコアが小さくなってるって、リンディたちの口ぶりでは初めての事件じゃないみたいね。修復中のレイジングハートとバルディッシュは、何かタダじゃすまない感じ。
 敵の使ってる魔法はベルカ式という対人戦闘に特化した危険な魔法ってかい。
 クロノの担当教官だったグレアム提督の面接を受けてるなのはとフェイトだけど……このグレアムってこの地球の出身でイギリス人だってかい。
 今回の事件が担当になったリンディたちだけど、アースラは修復中で使用不能。事件の中心はなのはの世界が中心で、時空管理局本部からは中継ポートを使わないと転送できない場所ってことで、現地に作戦本部を設置……って、なのはの近所のマンションかい。で、エルフとユーノくんはペットモード。しかし、エルフは小犬にイメチェンかい。
 さっそく、すずかとアリサが遊びに来てるし、なのはの家にも挨拶ってか。で、なのはと同じ学校に通うことになってるフェイト……
 敵の連中もはやての家が本拠地だから、作戦行動は出張出来る範囲ってか。ご苦労さんだね。
 エイミィに届いた本局のメンテナンススタッフのマリーからの通信。レイジングハートとバルディッシュの修復にはCVK-792とかいう部品が足りないってかい。で、それってのはベルカ式のカートリッジシステム。なんか本来必要な部品ではないような感じだけど、どっちも対人戦闘魔法に特化した形態に進化しようとしてるってか。

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第16話)
 建設中のビルの鉄骨に座って何かメールを打ってる一条さん……相変わらず謎の人だね。
 一条さんが学校休んだからって、ここ数日奇妙な行動をしていたと言ってるベッキーだけど、奇妙な行動してるのはいつものことだろ。
 ウェディングドレスを見て涙を流してる一条さん……はいいけど、何かカニに拘りすぎだな<姫子。で、さすがの諜報部も一条さんは調べきれないか。しかし、いつの間にか諜報部に引きずり込まれてる来栖と宮田って……
 で、ベッキーたちの一条さん追跡作戦だけど、何か完全にRPGの世界になってるな。しかし、都と手錠でつながってる6号がいいね。
 おいおい、一条さんのメール相手って宇宙人の艦長だったんかい。
 路地でおでこが引っ掛かってる都。脳が発達してるのは良いけど、学年55位って、そりゃ何ともいえない微妙なポジションだね。
 あたり一帯、一条家だらけの一条時空。何か尋ねると爆発を繰り返す一条さんの妹。そしてルパン走りをする一条さん。説得しようとするベッキーにヘルメットとマスクをつけてプラカードで抗議を示す一条さん……あんさんは中核派か?
 一条さんを連れ出した車の男……艦長だな。で、一緒にソーラン節を歌ってるけど……いきなし衛星軌道上からのビーム攻撃。こいつら艦長殺すのは良いけど、一条さんを殺したら問題なんじゃないのか?
「私はいつもの姿の方が好きですよ」
 宇宙人の正体知ってるんかい。で、涙の正体は花粉症って、べたなオチね。

 勇気部に捕まってしまった諜報部の3人は良いけど、中には一条さん。怪しげな入部試験に失敗して落とされる綿貫。来栖も宮田ももう二度と外には出られそうに無いな。哀れ……

【DCSS】初音島桜前線注意報(13) 白河ことり・恋愛の彷徨

2005年10月21日 | アニメ
 第14話、第15話は音夢の復活以来しばらく表舞台から消えていたことりが、自分の気持ちと向き合う話でした。
 今回はTVシリーズにおけるヒロインキャラクターとしての白河ことりの位置付けと、これからの役割を考察してみましょう。

(1)他人の心を読める少女

 前作では彼女もまた、枯れない桜の魔法によって不思議な力を与えられた少女でした。彼女に与えられた力は他人の心を読む力。いや、読むというより耳に聞こえたり心に流れてくると言った方が適当なのかも知れません。彼女自身ではその力をコントロールできてなかったようですから。
 枯れない桜の木の魔法……それは願ったことを叶えてくれる魔法。ならば、他人の心を読む力も彼女自身が望んだ力だったはずです。
 何のために彼女はその力を欲したのか。他人の考えがわからなかったから? 他人の気持ちが信じられなかったから? でも、その力が彼女にもたらしたのは、知りたくも無い他人の本音とか、必ずしも意図したものではなかったはずです。

(2)純一との出会い

 物理的に2人がいつ知り合ったのかはわかりません。しかし、前作のスタート当初の時点では、ただ同じ学年同士として知り合っていただけで、さして親しい間柄ではなかったようです。
 ことりは他人の心が読めるという力のために、逆に他人に対して脅えを持ってしまいました。他人に自分を酷く思われることを極端に嫌い、そのために必要以上の気配りに徹して八方美人を振舞っていました。
 周囲の人間はことりにそんな力があるだなんて思わないから、ことりの気配りをことりのやさしさだと思い込み、ことりを学園のアイドルに押し立ててしまいました。しかし、そんな特別扱いされればされるほど、ことりは他人の自分に対する評価が気になって、傷付き脅えるようになっていったのです。
 そんな時に、自分に対して特別な感情や評価を持たない純一の存在を見付けました。いや、主人公の本心が何の穢れも無い聖人君子なんてことはありえないと思いますが、おそらくその時の純一の心の中は「かったりぃ~」だけでいっぱいだったのでしょう。

(3)力の喪失

 純一との出会いによって自分の力との折り合いを付けて何とかやっていたことりですが、その彼女に次の危機が訪れます。それは、力の源であった枯れない桜が枯れたことによる力の喪失でした。
 流れてくる他人の心に合わせることで八方美人を演じてきたことりにとって、それが出来なくなるということは、自分が他人から嫌われる厭な人間になってしまうという恐れを生み出してしまいました。
 その不安を取り除いたのが唯一彼女の力を知っていた純一でした。彼女は普通に他人と向き合い、付き合っていくことを始めたのです。そして、その最初の一歩として純一に告白しました。
 答えは最初から知っていたはずです。ことりはずっと純一の心の中を見ていたのですから。でも、それは彼女が過去の力に囚われた生活から飛び出すための大きな一歩だったのです。

(4)サポート部隊

 ことりと純一の関係はそれで終わるはずでした。しかし、事態は予期せぬ方向に向かいました。純一が選んだ本命、音夢が初音島を出て行ったのです。
 これはことりにとってチャンスでした。いや、当初は本人もそんなことは考えてなかったのかもしれません。しかし、音夢との関係が深い美春や眞子に混じってことりがサポート部隊に入るには純一との個人的な繋がり以外は何も無い彼女にとって、何か背中を押すものがあったはずです。
 それは、本校に入ったら同じクラスになったとかいう単純なものかも知れませんし、純一には世話になったという感謝の気持ちからかも知れません。でも、美春や眞子を差し置いて彼女はいつの間にかちゃっかり純一の彼女的立場に収まっていたのです。
 それがいつ始まったのかは語られていません。サポート部隊が始まった直後のことだったのか、それとも割とつい最近の話だったのか。しかし、それはあくまで偽りの関係。純一の心の中には音夢のことしか無かったのはことりが一番良く知っていたはずでした。
 そのままずるずると続けていると後戻りできなくなるということは本人が知っていたはずです。それでいて、ことりはその偽りの関係に安らぎを感じていたのです。たとえ純一に相手にされていないことがわかっていても……
 しかし、本人にまったくその気が無いとはいえ、そのままの状態でことりを側に置いていた純一も残酷すぎる男ですね。

(5)音夢の帰還

 3年目の夏、音夢は初音島に帰って来ました。純一との関係を何ら疑うことも無しに……(いや、アイシアを絡めて多少の齟齬があってドタバタしてましたけど)
 サポート部隊は自然解消。ことりは黙って純一の側から去っていきました。最初からこの2年間のことは夢だったと思い込むように……その寂しげな姿に気付いたのはアイシアだけでした。
 確かにことりにとって純一と音夢の間というものは何者も割って入ることの出来ない大きな壁のように感じていたのかもしれません。それは3年前にふられた経験。そして、この2年間ずっと純一を見て来たから……
 自分の本当の気持ちを言えないのは辛い。でも、それを言ってしまえば音夢が傷付く。何よりも純一が傷付く。他人に気配りすることで自分の居場所を築いてきたことりにとって、自分の行為で他人を傷付けることは何事にもまして恐ろしいこと。自分が他人を傷付けてしまえば自分が嫌われる。自分のこれまでの行為が偽りにごとく壊れてしまう。自分の居場所を無くしてしまう……
 それは力を失った時に一度は乗り越えて来たことですが、自分の性格なんてそう簡単に変えられるものではありません。他人の心を直接読む力は失っても、それ以外で他人の心を慮ることは出来ます。他人の心の声が耳に飛び込みことはなくなったけど、周囲の人間の自分に対する反応には敏感になります。以前のように誰でも彼でも相手に八方美人を演じてはいられないかもしれないけど、周囲の身近な人間には気配りによる人間関係を続けていたのでしょう。

(6)本心の吐露

「だって、朝倉くんのことが大好きですから」
 海辺の温泉旅行でサポート部隊のお礼を言う音夢に、ことりはつい口を滑らせてしまいました。
 その場に純一がいなかったこと、とっさに眞子が機転を利かせたこと、そして何より音夢がさくらと対決してた頃とは違って、ボケボケに鈍くなっていたおかげでその場での修羅場は回避されました。まあ、ことりにはあるまじき失態です。
 この旅行でことりは白い水着を持ってきていました。でも、それが音夢の水着と同じことを知ったことりは、水着を忘れたと偽っていました。それは本人が音夢と同じ水着を着ることを拒否したという見方も出来ますが、ことりのことだから単純に音無を気遣い、自分が嫌われるのを避けたと考えた方が妥当でしょう。
 そこまで自分を押し殺しながらも、つい音夢の前で本心を口にしてしまったことり。よほど感情が追い詰められていたに違いありません。

(7)焼きそばサラダ

 一度は口にしてしまったけど、それを再び心に押し留めていることり。そんなことりの態度に納得できないアイシアは、音夢が帰って来る以前の純一とことりの関係を取り戻そうと画策します。
 音夢が研修で不在だからとスーパーでの買物に付き合わされたことりは、2年間のサポート部隊という名目での恋人役の記憶を思い出し、夕食を作ることを承諾します。ことりが選んだ料理は焼きそばサラダ。おそらく、純一との一番いい思い出が残ってる料理なのでしょう。
 しかし、作り上げた料理を冷蔵庫に入れようとしたことりは、そこに音夢の作り置きの料理があることを発見して、すべてがアイシアの策略だったことに気付きます。珍しくアイシアに怒ったことりは、そのままさっさと帰ってしまいます。
 ことりが他人に対して怒ってるって、おそらくこれが初めてだったと思います。ことりにとって他人を怒るということは、その相手を傷付け、自分が嫌われることに繋がるわけですから、滅多に怒ったりはしないはずです。そのことりが怒ったということは、怒りの限度が超えたのか、アイシアは八方美人の対象だと思ってないのか、それともことりの中の何かが変わったということですけど……ま、ことりじゃなきゃ当たり前のことなんですけどね。

(8)壊れた音符のガラス細工

 申し合わせた夏祭りに用事があると欠席してることり。眞子が協調性が無いと怒ってるのを聞いて不思議がってる純一だけど……八方美人のことりが他人との約束を破ったりすることはこれまで無かったんでしょうね。
 結局、みんな散り散りになり音夢とも離れ離れになった純一は、これまでのお礼をしにことりの家にやってきます。それを見て、ことりは浴衣に着替えて出掛けますが、心の中では純一に告白しようかどうか迷ってる様子です。
 突然振り出した雨、木陰で雨宿りする2人。意を決して告白しようとしたことりの前に純一は2年間のお礼だと言って、音符のガラス細工を渡します。それは2人にとって何か意味のあるデザインの置物みたいだけど、あいにくと音符の1つが壊れていました。
 取り替えてくるという純一に、そのままで良いと言うことり。壊れた音符は、壊れた思い出。2年間の思い出にはもう後戻りが出来ないと、ことりは悟ったみたいです。
 2年間の思い出に吹っ切れた感じのことり。たぶん、純一に対する恋心が消えたわけでは無いだろうけど、2年間の恋人役を前提に純一と付き合いたいとかいう自分の甘えとは吹っ切れたというところでしょうか。

(9)これからのことり

 第1話からの「恋人役」の流れでの純一に対することりの気持ちはリセットされた感じです。ことりにとっては3年前に純一にふられた時点まで戻ってしまったというところでしょう。
 これで終わってしまうのか、それとも新たなスタートラインに立つのか、それはことり次第ということです。現状の純一と音夢のラブラブぶりを考えれば3年前のリターンマッチを図ろうとしても、勝算は皆無に近いでしょう。でも、チャレンジするチャンスはいくらでも用意されているはずです。
 ことりにとって必要なのは、自分が何かを得るためには時として他人を傷付ける必要があるという現実を受け入れることです。自分が他人に嫌われることも恐れてはダメだということ。八方美人ですべてがうまくいくほど世の中は単純ではないのです。
 この先、ことりの恋がまた始まるなら、この辺のところはきちんと描かれてほしいところです。
(アニメでやらなけりゃ、後で自分で小説として書き起こそうか……)

(10)物語上のことりの役割

 ことりの役割というのは単独のヒロインというよりも、おそらくアイシアの恋の見本という位置付けの方が重要なんでしょうね。
 アイシアにとって純一の既定の恋人はことりであって、音夢は後から現れた謎の人って感じでしたから。もっとも、1クールが終わった時点ではアイシアも音夢のポジションを理解しているようですが、どちらかというとことりの方に肩入れしてるのは数々の介入振りを見れば明らかです。
 そりゃ、魔法使いの血を引くとはいえ、キリスト教文化圏からやってきたアイシアにとって、兄妹であり恋人であり(アイシアを除けば)2人だけで暮らしてる純一と音夢の関係というのは理解しがたいものがあるでしょう。それに比べれば純一とことりの関係の方が自然に見えていたとしても不思議ではありません。
 アイシアに影響を与えている人物としては他に美咲がいますが、美咲はアイシアに対して自分の気持ちは明らかにしていないので、現状、ただの相談役ぐらいにしかなっていません。
 つまりのところ、アイシアにとってはっきりと恋愛関係に見えていたのは純一とことりの関係だけだということですね。他のヒロインたちは眼中に無しってところです。ま、現実に(音夢を除けば)ことり以外は脱落状態だから判断として間違ってるわけでは無いのですが……

(11)もうひとりのことり

 前にも書いたのだけど、やはりこのシリーズでの美咲の位置付けというのはそういうところなのだと思います。
 共に恋心を抱きながらも純一に告白できない。自分が純一のことを好きでいながら現状の純一と音夢の関係も壊したくない……ことりの態度を理解できないアイシアに、それとなくその意味を語ってるのも、それが美咲自身の気持ちと同じだから言えることなのです。

 ことりと美咲、2人の影響を受けて自分の恋心に芽生えたアイシア……というのが今回のシリーズのクライマックスに掛けての展開でしょうか。
 そこで、未だに未登場のさくらですが、このままじゃどうせ出番も限られてるだろうから、最終回にふと現れて、失恋したアイシアを引き取っていくぐらいの役どころなんでしょうかねぇ。

週刊アニメ定点観察 Vol.463 (4/4)

2005年10月19日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/16~05/10/16

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第26話)
 ホランドがレントンを連れて帰るとか言ったら、ホランドは約束守る方が少ないって……本当に信頼無いな、このおっさん。で、案の定、レントンを探さずに戻ってきたホランドにエウレカの信用は崩壊。自分で探しに出掛けたエウレカだけど……入れ違いでレントンが帰ってきてるって、間が悪いねぇ。
 しかし、レントンの帰還を認めようとしないホランド。相変わらず意固地すぎ。
 レーダーの利かない七色雲海って……七色星団の決戦かいっ! いや、ドリルミサイルはは出て来ないだろうとは思うけど。
 その七色雲海の中で州軍の艦隊を発見したエウレカ。いきなし、レイとチャールズと出くわして追撃されてるけど……結局、ニルバーシュで出てきたレントンと無事に合流できてるか……
 なんかずいぶん久々に本来のこの作品らしい雰囲気で終わった感じだね。しかし、レントンとエウレカの会話が月光号の艦内に筒抜けって……ま、おかげでホランドにも諦めが付いただろうけど。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第34話)
 中学3年だから修学旅行はわかるけど、3年の秋って珍しいね。ま、ベローネ学園が中高一貫校みたいだから高校受験の準備とか必要無いからか……しかし、中学の修学旅行で京都なんか行ってどうするんだ? あれは小学校の修学旅行で行くとこだろ(とか言ってみる)
 恋占いの石って『ネギま!』の修学旅行でも出て来てたやつか。
 しかし、なぎさとほのかが京都に釘付けなら、ひかりを狙う絶好の機会だと思うんだけど……さて。ま、アホな敵役は一緒に京都に行くとかいう行動をするんだけど……
 ま、東映の番組だから映画村が出てくるのは仕方が無いけど、普通、修学旅行で行くようなとこか?
 自前の時代劇の衣装をわざわざ持ち込んできてるやつらがいるけど、こいつらコスプレ職人だな。中学時代からすでに人生踏み外してどうするんだ? しかし、この京子と夏子って、前に偽者のプリキュアやってたやつらだな。
 異様に時代劇に詳しいなぎさというのも……おまい、辻本夏実だろ。
 案の定、京都に来てる頭の悪そうなおっさん。どうやってなぎさたちの居場所を知ったんだ?……と思ったらひかりまで来てるし。ま、1人で残ってるよりは安全かもしれないけど。でも、交通費とかどうしたんだ? たこ焼きねーちゃんから借りるしかないだろうけどね。それにしても、学費や生活費、全部たこ焼きねーちゃんが出してるのか? どう考えても屋台の売り上げだけでやっていけるとは思えんのだけど……
 で、闇のガキも京都に来てるってかい。
 しかし、神社仏閣なら修学旅行らしい観光場所に思えるけど、鴨川あたりの光景なんて普通の京都の街中って感じで日常の光景にしか思えんから、なんか違和感あるな。

◎雪の女王
 (第21話)
 春の祭りをやってる村にやって来たゲルダ。村の2人の子供と一緒に怪しげな魔女のばあさんに願いが叶うという胡桃の実をもらうけど……
 なんか、願いを唱えるという段階になっていきなしクリスティーナは去年に母親を亡くしてたとかいう胡散臭い設定が出て来て、それなりに願いを言うのだけど……その言葉を聞いた魔女が判断して叶えるかどうか決めてるという胡散臭い話。
 2人が失敗して最後にゲルダの番。カイに会いたいという自分の願いを置いて、クリスティーナを母親に会わせてくれと願ってるんだけど、どうやら魔女の眼鏡には適ったみたいね。
 でも、それってクリスティーナが天国に行くって結末になるのかって思ったら、夢で会ってるだけかい。でも、そのまま現実を逃避して眠り続けたらどうするんだろ。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第25話)
 いきなしビルの工事現場からコンクリートだけが宇宙に消え去ってるという異常現象。引っ張られた先はザゴラス星……はいいけど、銀河系第3惑星って何じゃいっ!
 で、コンクリートの土砂に謎があると考えて、採掘された群馬の山奥に行く郷と南だけど、そこは南の故郷に近い場所だったって話。ジャミっ子と呼ばれてた頃のことを語る南だけど……
 問題の土地には緑色の岩石。そこは太古にザゴラス星から落ちてきた隕石があって、それがザゴラス星の引力に引かれてるって謎の現象。いや、そんな変な引力で引き寄せられるくらいなら最初から落ちてくるなよ。
 で、その衝撃で怪獣が出現。付近の住人を避難させるんだけど、そこの学校でジャミっ子と呼ばれてたガキがマットガンを奪って怪獣と戦おうとしてるって話。で、そのガキに自分の面影を見て同情してる南って、よく展開なんだけど……ガキにマットガンを撃たせるなよ。
 もし、ガキが怪獣にやられて怪我とかしたら、おまえら責任を問われてクビだぞ。いや、自分の誤射で兆弾を受けたとか、発射の反動で指を挫いたとかでも全部おまいらの責任問題になるんだぞ。それどころか怪獣に近付いただけで恐怖にトラウマを負っても訴訟問題になるな。ガキに関わるととくなことにならないからやめろよ。

◎ウルトラマンマックス
 (第16話)
 いきなし物忘れのひどくなった団地の住人たち……しかし、九官鳥があれかい。
 で、その記憶の障害が隕石の落下地帯から近付いてきてるのはいいけど…・・・怪獣出現で出撃しようとDASHの連中も操縦の仕方忘れてるし、カイトも変身の仕方忘れてるし…… 
 しかし、発進の代わりに基地の中でミサイルぶっ放したり、攻撃の代わりに緊急脱出装置のボタン押したり……挙句の果てにダッシュマザーは基地の上で回ってるだけで全然役に立たんし……マックスはマックスで変身したはいいけど戦い方を忘れてるし。
 唯一まともなのがアンドロイドのエリー。何とか他のDASHのメンバーやマックスに指示を出して何とか戦おうとしてるけど……あまりにも使えなさ過ぎにぶち切れてるのがいいね。
 で、何もしないままカラータイマーが点滅してるマックスに、いきなし他の2体も現れてる怪獣……もう具体的な指示は諦めてマックスの仲間を守りたいという気持ちだけに全てを委ねてるエリー……なんかすでにアンドロイドのレベルを超えた思考だな。
 一撃で呆気なくやられてる怪獣……はいいけど、やられたしるしが目が×になってるって、とことんふざけた怪獣だね。ミケ・クロ・タマはいいけど、宇宙化け猫って……どういう怪獣じゃい。

◎牙狼(GARO)
 (第2話)
 いくらITバブルでも1年で確実に20倍なんてのは胡散くさ過ぎるだろ。騙す方も騙す方だけど、引っ掛かるやつがアホ過ぎるというのは言うまでも無いね。
 で、画家の貧乏ねーちゃん、なけなしの5万円をそんなもんで捨てるなよ。

◎仮面ライダー響鬼
 (第36話)
 あきらを呼び出して根掘り葉掘り聞こうとしてる桐矢。例によって自分勝手でわけのわからん勝負を仕掛けようとしてるけど……ま、相手にしないのが正解だね。
 吉野の神社から何者かによって盗まれた鬼の鎧。魔化魍と戦っていたサバキの前に現れて邪魔をしてるんだけど……着れば鬼と同じような力が出せるというのはいいけど、鍛えてないとダメって、それじゃ最初から鍛えて鬼になっても同じじゃないか。
 鬼の鎧を盗んだのはシュキとかという、ザンキの師匠で鬼を辞めさせられて活花教室の先生をやってるオバサンみたいなんだけど……
 桐矢に言われたことでイブキの弟子でいることに疑問を持ったあきら。しばらくザンキに預けられることになってるけど……ま、相手がザンキでも言われることは同じだよな。憎しみを持って力を得たら、闇に取り込まれるというのはダース・ベーダー以来のお約束だし。ま、その憎しみの心で鬼になってたというのがシュキなんだろうね。
 そこに現れた魔化魍、ノツゴ。歯が立たずに変身が解けてるトドロキ。ま、すぐにヒビキが来てるんだけど、そこに鬼の鎧を着たシュキも登場。変身しなおそうとするトドロキだけど、魔化魍に落とされた腕輪がシュキに奪われてるとはマヌケ。その腕輪を使って鬼に変身するシュキだけど……腕輪と変身後の姿って無関係なのね。
 それにしても、ザンキが鬼に変身するなと医者に止められてたのって、ザンキが命を懸けてシュキを止めるって伏線なのか? 単純にザンキを変身させない理由付けとは思えんしね。

週刊アニメ定点観察 Vol.463 (3/4)

2005年10月19日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/14~05/10/15

◎ケロロ軍曹
 (第80話)
 夏美と喧嘩してるケロロ。夏美のゲームを勝手に進めてたって……そりゃ善意もクソも無いだろ。
 引っ込みの付かなくなったケロロは日向家を家出してるけど……侵略宇宙人が侵略基地を放棄してどうするんじゃい。だいたい部隊長自ら敵前逃亡って、銃殺刑ものだね。
 住む場所が無いからって無人のアパートに入り込んでるケロロ。そりゃ水道は出るかも知れないけど、電気は止められてるだろ。しかし、ジムのプラモにマンガ雑誌1冊って、家出するにしては用意が足りんねぇ。
 しかし、天井の染みを心霊現象だと思って怖がってるあたり、あんさん本当に侵略宇宙人か?
 それにしても、ラビィの発信機には笑った。いや、一つしかないからって556が回収に来るあたり……宇宙探偵も大変だね。

◎アニメ魂
 ToHeart2
 (第2話)
 雨宿りで祐二の家に立ち寄った貴明。そこで出くわした女性の様子に何か戸惑ってる様子だけど……それは7年ぶりに再会した「好き好き大作戦」展開中の祐二の姉の環ってかい。この様子からすると、昔は全然感じの違うキャラだったんだな。
 いや、祐二は脅えっぱなしだし、気付いた貴明は逃げようとしてるけど……
 しかし、この調子で春休みずっと付き合わされてたら大変だね……と思ったら、この名前の無い高校に転入してきてるってかい。おまけに何か前の学校で3年分のカリキュラムは終えてるとか言ってたから、相当に暇みたいだぞ。大変だね。
 前作では同級生1人だった幼馴染キャラを、妹タイプ(このみ)と姉タイプ(環)に分けて来たか。しかし、7年前の約束を楽しみにしながら帰ってくる乱暴な女ってのはちょっと引くねぇ。前作にはいなかったタイプだな。(雰囲気的には来栖川綾香に近いんだろうけど)
 どうもキャラのイメージと制服姿が合ってないねぇ。やっぱし寺女の制服の方が似合ってたんじゃないのか? ま、それをやるとますます綾香っぽくなってくるけど。

◎絶対少年
 (第21話)
 なんかもう完全に憔悴しきってるな<希紗。
 須賀原の部屋を訪ねた理絵子だけど……その部屋、マッキーには見せれても理絵子には見せられないってかい。女同士の方が警戒心働くのかねぇ。
 そこにやってきた成基。須賀原の顔を見て出て行こうとしてるけど、それを追ってる須賀原。成基と会いたいとか言ってたくせして、自分では追いかけられない理絵子とは行動力が違うね。
 なんか携帯を掛けまくってるマッキー。しかし、こいつみんなからウザがられてるみたいだね。理絵子も理絵子で成基に避けられてるし……
 委員長キャラってはっきり言われてる理絵子。人に嫌われることなんて何とも思ってない希紗よりも自分のほうが壊れやすいとか言ってる理絵子だけど、そう言って自分で周囲に合わせてやって態度でいる限り、最低なのは変わらないぞ。
 ま、希紗が人に嫌われることなんて何とも思ってないなんていうこと自体が希紗のことをわかってないのは確か。壊れやすいから人とのつながりを避けてるってのが本当のところで、その自分の行動にさえも傷付いてるんだろうからね。
 背後の赤い光にようやく気付いた希紗だけど……それってブンちゃんなのか?

◎今日から(マ)王!
 (第63話)
 箱が全部揃ったのは良いけど、すぐに新たな封印は出来ないって厄介だね。で、コンラッド以外にも箱の鍵となる人間がけっこういるみたいなこと言ってるし……物騒ね。
 いきなし動物たちの様子がおかしくなったと思ったら、今度はコッヒーたちがゲーゲンヒューバーの子供をさらい、大挙して血盟城を占拠。魔族たちは眞王廟に退避してるんだけど……
 例によって話し合いで解決しようとしてる有利。ま、傍からみてたらとことんおめでたい魔王だね。しかし、時すでに遅く、目が赤く光り立ち向かってくるコッヒーたち。箱の魔力に脅えてるというより、何か魔力に取り込まれてるって感じにしか見えないんだけど……
 それにしても、魔族はともかく、人間も骨皮族もこの世界の住人はみんな自分が王として守ってやるって、なんか物凄く傲慢な態度だと思うぞ。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第29話)
 ブライトを元に戻すためにブーモを倒す本を探し始めるアルテッサと晴雨姉妹。しかし、王宮の図書室にあったはずの本は捨てられた後。しかし、そこにやってきたシェードの発案で古本屋探し……すっかり師匠扱いのシェード。おまいは古本のプロかい。
 さんざん探して目的の本を見付けた一同だけど……肝心のページは破られた後。闇の者が予め自分の弱点になるような記述は始末しておくって展開は良くあるけど……古本屋のジジイが食っただけってかい。
 古本の値段は食った紙の味で決めるって……そりゃ古本屋じゃなくて、ヤギのえさ屋の商売だろ。
 どうでもいいけど、ティオっていつから双子姫(というか、シェイド=エクリプス)に付いて回ってたんだ? いや、確かにブライトに付いて回ってるよりは賢明だったと思うけど。
 結局、本のことは骨折り損のくたびれ儲けで、結局は直接何とかするために旅立つって展開かい。

◎ウルトラマニアック
 (第20話)
 後輩にクッキーをもらってる亜由、なかなか人気みたいね。それ以上に人気があるのが架地みたいだけど……亜由の前で「どこが良いのか」なんて言ってる仁菜。うかつ過ぎだね。
 架地が片思いなのは誰か調べようとしてる仁菜。パソコンが「楽勝デス」って、ずいぶん魔法のレベルが上がったんだね。
 その魔法のチョコを架地に食わせようとした亜由だけど……自分が食わされてるとは、いとおかし。で、べらべら本音を喋りそうになって逃げ出してるんだけど……
 その後でやって来た仁菜。架地が後輩からもらったクッキーを捨ててるところを目撃してしまってるんだけど……顔も名前も知らない人間からもらったものなんてキモくて食えないってか。架地って好青年を演じてただけってか。なんか宮沢雪野や有馬総一郎みたいなやつだな。
 そんな架地のことを亜由に告げる仁菜だけど、亜由は仁菜が悪口言ってるとしか受け取ってない感じ。
 でも、架地にしたらそんな自分を演じてるのに疲れてるから、本当の姿を見た仁菜には本心をさらけ出してるって感じだな。
 ま、架地が好きなのは亜由なのは確かだろうから、亜由の前では絶対に本当の姿をさらけ出そうとはしないんだろうけど、それがかえって架地の亜由に対する態度と仁菜に対する態度が違ってきて、亜由の誤解を生むんだろうけど……

 でも、架地が魔法のチョコを食ってたら、そのあたりのことも全部喋ってしまって、かえって亜由と気まずくなって破局に至ってた可能性もあったから、最悪の事態ではなかったんだと思うけど……
 ま、亜由にしたってクールビューティーを演じてるみたいなものだから、意外と本性を知っても変わらないかも知れないけど……しかし、これじゃ完全に宮沢雪野と有馬総一郎だな。

◎BLOOD+
 (第2話)
 長髪の男に口付けされた途端に刀を持って化け物を叩き斬ってる小夜。その光景を目撃したカイだけど、それに気付いたとたんに拒否反応を示してる小夜だけど……まだ目覚めてないってかい。
 そこに突入してきた米軍のレンジャー部隊だけど、男は小夜とカイを抱えて逃走……こいつ、米軍とは無関係だったのか。で、病院に運ばれた小夜の血まみれの制服を示し合わせて処分してる女医とオヤジ……こいつら小夜の正体を知ってるってか。
 TVで放送された学校の事件。容疑者は薬物中毒のハッチャー上等兵って……濡れ衣着せられてるこのおっさんも悲惨ね。いや、本当にハッチャーっておっさんが化け物になったのかもしれないけど……
 オヤジとデヴィッドとかいう謎の組織の男との会話を聞いてしまって飛び出してる小夜……よくある話ね。しかし、クリスマス北爆って、ベトナム戦争だろ。その1年後ってことは時代設定は60年代なのか? その割にはコードレス電話があるし、公衆電話BOXが緑色だし……
 いや、あの時の少女が小夜だったら(1年前にしても)歳が合わないから、その娘だとか、あるいは1年前までコールドスリープで眠ってたとか……ちゃんと納得できる説明が欲しいね。
 カイが小夜を連れ戻して帰って来たところに掛かってきた謎の無言電話。電話BOXにいたおっさんがいきなし化け物になって子犬を襲ってるって……やっぱしこの化け物は人間が変化してるんかい。

◎ツバサ・クロニクル(終)
 (第26話)
 飛王と星火の前で眠ってる謎のキャラ。なんか小狼に似てる気がするんだけど、何者なんだ?
 新しい世界にやって来た小狼たち……ホワイトデーは3倍返しって、わざわざ立て札で通知してくる次元の魔女って……
 絶壁の先に浮かんでる神殿。そこに最初にたどり着いた者には何でも願いが叶うって話で、それに挑んだ住人たちは兵士に邪魔されてみんな死んでしまったとかいう、よくあるパターン。ま、その神殿の力がサクラの羽根が関係してるってことだけど……
 神殿を守ってたのは願いの力でサクラの記憶がすべて戻ることを阻止しようとしていた飛王の手下って……いや、こいつら神殿の力は知ってても、そこに羽根があることは知らなかったみたいね。
 神殿にたどり着いたサクラと小狼。サクラに願いを委ねて最後の妨害者に立ち向かう小狼だけど……おいおい、そのバーチャル空間の桜都国の武器屋で買った刀、別の世界でもちゃんと使えるのか? いや、一応、実体化したのはサクラの羽根の力だけど、その羽根は星史郎が持ち逃げして別の世界にあるから、効力は疑わしいんだけど……
 で、サクラの願いは自分の記憶ではなく、神殿を目指して死んだ住人たちの悲しみを救う事だってか。ま、小狼も黒鋼もファイも、そういう結果を知っててサクラに委ねたんだろうけど……
 そして、また次の世界へ……で、続きは4月からってか。とりあえず、これで打ち切りってことにはならなかったみたいね。

◎CLUSTER EDGE
 (第2話)
 ああ、これってようするに『ガンダムW』風のキャラを使って学園ものを作ってる作品なんだな。

◎銀盤カレイドスコープ
 (第2話)
 ピート・パンプス。死んで天国の入り口まで行ったのは良いけど、こちらにも事情があるから100日後に来いって地上に落とされてるって……悲惨ね。で、タズサにとりついたってかい。
 いや、いくら感覚を共有してて見られるのが嫌だからって、自分を目隠しして着替えるのはともかく、風呂に入るのをやめたり、トイレに行かなくなったりってのは人間としてどうかと思うぞ。
 朝食で判明したピートの苦手なもの……トマトってかい。イタリア人じゃなくてカナダ人幽霊でよかったね。
 しかし、超極悪スケーターって良い主人公だね。
 記者会見に臨んでるタズサだけど、トマトの食い過ぎで腹ピー状態って、ま、自業自得だね。それなのに未だにトイレに行こうとしないって……根性あるな。
 で、肝心の記者会見の開き直りぶり最高だね。
 しかし、こいつ、何日トイレを我慢する気だ。で、腹ピー状態でもトマトを食いまくるか。いや、タズサが肥溜め女とはよく言ったものだね。
 新田という記者に乗せられて至藤響子と鉢合わせしてるタズサだけど……何か宣戦布告しようとしたところで限界が来てトイレに一直線……いや、イヤホン付けてベートーベンの第九を流してるけど……すべての感覚を共有してるんなら耳を防げば良いってもんじゃないだろ。それとも単なる現実逃避か?
 ま、ピートにしたら、女の子だって人間の生理に変わりは無いってことぐらいしか思わないだろうし。

◎灼眼のシャナ
 (第2話)
「心配しなくても、そのうち燃え尽きるわよ」
 いや、心配するなと言われても、そりゃ死亡宣告だろ。で、トーチが人間の代替物云々は良いけど、そんなことメロンパン食いながら言うなよ。
 しかし、おまい、そんなにメロンパンが好きなのか? どこぞのDearSのレンみたいなやつだな。
 昨日の事件でトーチになってしまった平井ゆかり。火が弱く、もって今日1日ってか。どんどん存在感が消えていく現実にいたたまれない悠二。本人すらほとんど意思がなくなってるんだけど、必死に抗おうとしてる悠二。
 しかし、結局最後には消えてしまう平井ゆかり……悠二が覚えてるのが謎なんだけど、悠二の中にある宝具の力によるものなのか?
 そんな悠二を紅世の徒を誘き出す囮として付きまとってるフレイムヘイズの少女。
「他のフレイムヘイズと区別する時は贄殿遮那のフレイムヘイズと呼ばれてるわ」
 フレイムヘイズには名前が無いのに、持ってる武器には名前があるんかい。武器の方がステータスが高いのね。
 で、勝手に悠二にシャナって名付けられてるし……

週刊アニメ定点観察 Vol.463 (2/4)

2005年10月19日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/12~05/10/13

◎フルメタル・パニック!The Second Raid
 (第12話)
 例の暗号は玉芳が宗介に連絡を伝える目的だったみたいだけど……玉芳が宗介に会わせた男。それは3ヶ月前の自爆で一命だけは取り留めていた、すでに瀕死のガウルンだったってか。結局、すべての裏で糸を引いてたのはこいつか。しかし、宗介への復讐のためだけに南北中国の軍事対決まで画策するか……
 宗介を信じてアーバレストの発進準備を命じるテッサに反論する副官だけど……テッサの反論が凄いね。
 玉蘭にかなめを暗殺させたことを告げてるガウルンだけど……こいつだって玉蘭が逆にかなめにやられたってのは知らないんだろうけど、ま、宗介を動揺させるには格好の材料だな。
 逆上した宗介は銃をぶっ放してガウルンに止めを刺してるけど……ま、ガウルンの本当の目的は宗介に殺されることだったんだな。自己満足か、それとも宗介にトラウマを残すのが目的だったのかはわからんけど。
 しかし、心停止したら起爆する爆弾が仕組まれてたって凶悪だね。

 それはそうと、冒頭で香港のえらいさんのところにかなめが殴り込んできてたみたいだけど、おまい、いったい何者じゃいっ! ま、宗介の居場所はレイスにでも聞いたんだろうけどね。

◎涼風
 (第15話)
 結局、大和の実家に泊めて貰ってる2人。大和は涼風だけ駅前のホテルに泊めさせようと思ってたみたいだけど、田舎の感覚じゃそんなの失礼だからねぇ。しかし、広島駅から車で1時間半……相当な山奥みたいね。
 それにしても、田舎は大家族だねぇ。いや、両親と兄弟3人に祖母だったら、本来なら普通の家族構成だと思うけど。しかし、大和に弟と妹がいたのか。
 翌日、用事があるから夕方まで送れないといって出かけていく父親……この田舎には公共交通機関とか無いのか?
 相変わらず意固地な涼風だけど、ま、大和みたいにデリカシーの無いやつと一緒にいれば仕方が無いわな。しかし、大和が萌果と電話してるのを聞いて、いきなし蛍が見たいとか言い出してるって……こいつもひねくれてるね。
 大和が蛍の穴場だと連れて行った場所だけど、どう考えても周囲の光景から見て道路とか整備されてるし、田んぼは完全に農薬まみれって感じだから、どう考えても蛍なんかいそうにないんだけどねぇ。いや、もっと山のそばだとかいうんならともかく、あの田んぼの真ん中で蛍が生息したりは出来ないと思うぞ。
 ホタルブクロだってあんなとこには生えてないだろ。こんな環境で蛍がいっぱいいるなら、どこの田舎でも蛍がいなくなったなんて嘆いたりしないぞ。
 で、大和の中学時代の告白の話になってるんだけど……昔からダメダメ人間だったことはよくわかったね。いや、あんな告白、都会のお嬢様にはウケるかもしれないけど、地元の女の子には効かんだろ。
 しかし、意味深にOKしてる涼風……いまさら波風立てる気かい。

◎ARIA The ANIMATION
 (第2話)
 朝起きたら水没状態の事務所。
「あひ?」
 灯里の表情がいいね。
 アクアアルタって毎年ある季節特有の高潮現象……ま、日本の梅雨とか台風とかと同じようなものだな。
 しかし、水没した町を歩いて買い物とは、物好きだね。ま、確かに長靴の中にも水が入ってきたら裸足でも同じかもしれないけど、道に何が落ちてるかわからんから、怪我しないためにも何か履いてた方が良いと思うぞ。
 雨に降られて道に迷ってたどり着いた先は藍華のいる姫屋。しかし、アクアアルタの日にも練習しろって、姫屋の晃ってウンディーネも厳しいね。
 しかし、アリア社長ってネコだったのか。謎の現住生物だと期待してたのに。ま、うたまるよりはネコっぽいけどね。
 晃と喧嘩して姫屋を飛び出した藍華。そのままアリアカンパニーに移籍しようとしてるけど……
「たのもー!」
 翌朝早々にアリアカンパニーにやって来た晃。まるで道場破りだな。その声を聴いて恐怖に引きつってる藍華と灯里。
「こんなとこにいたら、アラアラが伝染る」
「アラアラ」
 灯里と藍華を漫才コンビだといってた晃だけど、自分もアリシアと漫才コンビなんだな。
「アラアラ、禁止」
「うふふ」
「うふふ、禁止」
「アラアラ、うふふ」
「アラアラ、うふふ、禁止」
 やっぱし、アリシア役の大原さやかっていいねぇ。『すてプリ』のラクウェル以来のはまり役って感じだな。
 藍華って姫屋の跡取りだから、どのみちアリアカンパニーに移籍なんか出来ないってかい。姫屋のほかの連中は藍華が跡取りだからって敬語を使ってるんだけど、晃だけはまっすぐ呼び捨てぶつかってきてくれるって……藍華も十分わかってるんだけど、それでも時に感情がぶつかる時があるから、今度みたいに飛び出してきてるって感じだね。
 くるみパンで仲直りして一件落着……

 ところで、シングルってのは灯里や藍華みたいに営業免許が無いから客を乗せずに1人でゴンドラを漕いでる段階のことみたいだけど、プリマってのは営業免許があるってことだけなのか? それとも各カンパニーで首席のウンディーネってことか? その辺、よくわからないね。

◎ガンパレード・オーケストラ(新)
 (第1話)
 雪の降り積もる東津軽駅に降りた石田咲良。最果ての雪国って感じだね。すでに九州は全滅して幻獣は山口に上陸してるってか。熊本にいた連中はどうなったんだ?
 青森第108警護師団第4中隊の中隊長として赴任してきた咲良だけど、これで中隊長とは、いよいよ人材不足も極限に来てるな。青森赴任ってのは単なる後詰めなのか、それともすでに北海道が落ちて最前線になってるのか、どっちなんだろう?
 しかし、相変わらず部隊は学校に併設か。熊本の部隊は女子高に併設されてたみたいだけど、こっちは共学校みたいね。おや、前線から遠くて重要拠点も無い末端の部隊だからメンバーは14人しかいないってか。
 それにしても、一番末端にある第4中隊の教室……ろくに授業もしてない感じだな。ま、下っ端兵士相手に学校の授業しても無駄ってか。しかし、担任の教師が率先してあれじゃあねぇ。
 しかし、本人もでかい荷物の中身がペンギンの縫いぐるみだったってか。
 そんな中、いきなし幻獣が出現して出動命令が出てるんだけど……こいつらの弛んだ生活じゃ、いくら基地に起居してても即応できるのか?
 どうでもいいけど、メカが前作よりずいぶん進化してるようなのは気のせいか?
 ま、咲良の作戦はセオリー通りとはいえ、机上の立案ってのは確かだけど、第4中隊の連中の作戦無視もメチャクチャだな。ま、初めての実戦で動転してるのはわかるけど、実戦経験が皆無の連中だけで1個中隊作ってるのってメチャクチャだね。
 いや、本来は経験者とかいたんだろうけど、どんどん他の前線に引き抜かれていったってのが実態なんだろうけど……なんか熊本の連中とは大違いだな。

◎ポケットモンスター アドバンスジェネレーション
 (第156話)
 チリ~ン、チリ~ン……チリーンともお別れってか。いや、最近ほとんど出てなかったから存在忘れ去られてたんじゃないのか?
 コジローと別れる時のチリーンの何ともいえない健気な表情が良いね。

◎トリニティ・ブラッド
 (第22話)
 反乱軍に捕まった教皇だけど、意外とあっけなく異端審問局の連中に救出され、反乱は鎮圧状態。あとはディートリッヒとか、沸いて出てくる化け物兵士の始末か……と思ってたら、いきなし地上の宮殿に謎の侵入者。
 アルビオンの王宮守護隊を一撃でなぎ払い、地下に降りていく侵入者。よせば良いのにエステルがその後を追ってるんだけど……
 地下のロケットを使って何かをしようとしていたディートリッヒだけど、ナイトロードに阻止されてるのが毎度の話。ナイトロードも前回の帝都での時みたいな無様な戦いはしてないし。ディートリッヒはヴァンパイアを食ったなとか言ってたけど、ナノマシーン・クルーツニクってのはヴァンパイアの血を吸わないと機能を維持できないのか? いや、どういうものか全然よくわからんのだけど……
 しかし、そこにやって来た侵入者。ナイトロードがカインとか呼んでたけど、こいつが例の暴走ナノマシン、クルーツニク01の男か?
 でも、出会い頭に一撃食らわしたと思ったら、やられたのはディートリッヒって……用済みだから始末したってか。そのカインに怒り全開で攻撃しようとしてるナイトロードだけど、カインを追ってきたエステルの姿を見て攻撃を躊躇してるって……そのまま攻撃したらエステルも巻き込んだってことなのか、それともその姿をエステルに見られたくないと思ったのか……いずれにせよ敵の間際でそんなことしてたら致命的なのは明らか。
 それにしても、ディートリッヒの前からの行動とか見てたら、こいつらの目的は残された宇宙技術を独占して、空からの脅威をもって全世界を支配することか。しかし、帝国やアルビオンの技術力でも宇宙技術ってのは再生してないのか? いや、そういう状態じゃ昔の技術を使っても運用しきれないだろうに。

◎SHUFFLE!!
 (第13話)
 プリムラの夢の中の稟と楓……は良いんだけど、ネリネって何か意味あるのか?
 魔王のおっさんにプリムラのことを聞いてる稟だけど、魔王のおっさんは当たり障りの無い答え。でも、ネリネは本当のことに勘付いてるみたいで魔王のおっさんも隠し通せなく、それはシアにも伝えられるけど……
 ネリネが言ってたリコリスってのはプリムラの前の実験体ってとこか?
 夕食会の献立を聞きに行って、ことの真相を聞く稟。プリムラを治すには元のように感情をリセットするしかないという魔王……
 プリムラのことで気まずくなってる稟、楓、シア、ネリネ……結局、この状況を動かせるのは亜沙だけか。で、稟は自分からプリムラに会いに行こうと決意してるけど……それを聞いて一人だけ飛び出してるネリネ……
 公園で歌を歌ってたネリネに駆け寄ってる稟だけど、この歌は自分の歌じゃないと言ってるネリネ……歌自体か元々リコリスの歌ってた歌ってとこか、それともそもそも以前に稟と会ってたのがネリネじゃなくてリコリスだったってか?……何か波乱の展開だな。

 それにしても、鏡に映ってたシアの顔が怖かったけど、あれは裏シアとか闇のシアとか、そんな別人格なのか?

◎苺ましまろ
 (第10話)
「とうりゃんせ」はいいけど、何か変な信号の音だな。青信号が変わる直前になったら、警告音に変わるのか?
 ロッジ風の喫茶店にやって来た伸恵だけど……あの4人がいないと完全に別作品みたいだな。なんか限定8個の季節のケーキが気に入ったみたいだけど……
 催眠術にはまってる美羽だけど……千佳が犬になってるって、例によってボケボケの茉莉。しかし、催眠術って掛からんものだねぇ。
「どこぞの誰か、あなたはケーキが食べたくな~る」
 そこに掛かってきた伸恵からの呼び出し。近所かと思えば千佳と美羽は自転車で、茉莉とアナはバスって、そこそこ遠くか。ま、こいつらの自転車で行ける距離といっても知れてるだろうけどね。
 しかし、千佳の自転車はパンク。全員でバスかと思ったら美羽はキックボードで千佳は歩いてるけど……結局、美羽はバスに乗り換えて千佳だけ置き去りかと思ったら、キックボードは残していったのね。
「西がウエストでしょ。東がイースト……じゃ、北は?」
「ノース。スノーの逆で、冷たいから北って覚えれば良いんですわ」
 それってイギリス人の覚え方じゃないだろっ! しかし、最近のガキは小学生でもそれくらい覚えてるのか?
 スノーの逆なら暑くないんじゃないかって悩んでるのはいいけど、肝心の北がどっちかってわからずに公園の中で迷子になってる茉莉とアナ……哀れね。
 外人と出くわして「城北図書館はどこか?」って聞かれてるアナだけど、さっぱり。逆に茉莉の方が通じてるのが情けないね。
 結局、全然揃わないことにぶちきれた伸恵がそのまま帰ろうとしてるけど、何とか全員ケーキにありついたみたいね。しかし、ずいぶん経ってたけど、よく限定ケーキが残ってたものだね。ま、あんまし人に知られてない店なんだな。
 帰り道、花を見かけたガキたち……はいいけど、雑草の中で咲いてるって偉いとか言ってるけど、そりゃ雑草の花だろ。

◎ガラスの仮面
 (第28話)
 舞台の初日に穴を開けて、乙部のりえに役を取られてるマヤ。マスコミの取材は速見のおかげで乗り切ったけど、舞台だけじゃなくドラマも乙部に取られてるとは悲惨ね。
 さすがに月影はマヤのことをよくわかってるみたいだけど、何か今回のような事件も最初から見越して、マヤを大都芸能に入れたみたいだな。それは月影自身が過去に体験したことなんだろうけど……怖い師匠だな。
 速見は早々に別の芝居にマヤを出そうとしてるけど、徹底的にマヤを業界から追放しようとしてる乙部は裏から手を回してさらにマヤの芝居を妨害してるって凶悪ね。
 そのことを知った亜弓は乙部を追い出すために、父親に頼んで乙部の主演の舞台に出演しようとしてるけど……

◎ノエイン もうひとりの君へ(新)
 (第1話)
 なんかいきなし変な事故だか何か……武器かと思ったら人の顔みたいなのが付いてたり、不気味で醜悪だな。
 一転して何の変哲も無い日常の光景。ま、心霊現象で盛り上がるのはともかく、カッターで爪を研いでる、とてつもなくブラックホールなガキが怖いね。
 いきなし町が異空間に包まれたと思ったら、謎の男がハルカに襲い掛かろうとしてるけど……一歩届かず消滅って、意味不明。いや、実体ではないんだろうけど。
 肝試しに連れ出されたユウだけど……速攻で母親に塾に連れ帰られてるって凶悪ね。いや、いまどきあんな受験絶対の怖い母親なんているのか?
 で、また変な連中が現れてるんだけど、狙われてるのが自分だと囮になって他のガキたちを逃がしてるハルカ。そこに、母親から逃げて来たユウが戻ってきて立ちはだかってるんだけど……
「お前は俺だ」
 とか言ってユウにはハルカを守れないとか言ってるけど……このおっさん、未来のユウだってか?

◎Paradise Kiss(新)
 (第1話)
 とりあえず見たけど、よくわからん。パス。

◎攻殻機動隊SAC 2ndGIG(終)
 (第25話)
 盛大に出島を空爆する自衛軍。そりゃテロリストの壊滅というよりも難民の虐殺が目的だろ。
 難民が殺される前に難民全員の記憶を電脳領域にサルベージしようしてる久瀬の計画に乗ってる草薙。ホットラインの通じない茅葺総理の解任って、最初から米帝の指図だったってか。
 独断で衛星を落下させて核ミサイルを阻止しようとしてるタチコマたちだけど、落下に選んだ衛星ってのがタチコマたちのAIが搭載された衛星だってか。悲惨だね。
 結局、何のすべも無いまま発射された核ミサイル。タチコマたちの衛星で無事に阻止されてるけど……
 反乱罪で拘束された官房長官。そして国外逃亡しようとして射殺された合田はいいけど、一足遅く久瀬も始末されてしまい、事件の真相の多くは闇の中って嫌だねぇ。
 しかし、茅葺政権存続はいいけど、官房長官があれじゃ与党もガタガタだと思うんだけど、政権基盤は大丈夫なのか? ま、小泉政権並みの選挙での強さがあれば、簡単に野党が政権を奪うことは出来ないだろうけど……
 なんか新しい機体のタチコマになってるんだけど、AIは新規なのか? 前のタチコマもAIの衛星が落ちただけで本体は無事に残ってるはずなんだけど……

 前作もそうだったけど、事件が解決したのはいいけど、何か良くわからない釈然としない結末なのはどうにかならないのか? ま、事件そのものの解決を目的とした作品じゃなくて、あくまで事件に立ち向かう9課の描写を目的とした作品だってとこだろうけど。

週刊アニメ定点観察 Vol.463 (1/4)

2005年10月19日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/10~05/10/11

◎はっぴぃセブン ~ざ・テレビまんが~
 (第2話)
 いきなし割り込んできてる生徒会長……敵キャラだってかい。そんな敵の存在が最初からはっきりしてていいのか?
 亜麻乃に記憶操作が効かなかったことを調べてるのはいいけど、心霊調査って、すっぽんぽんにして犬(猩々)に嘗め回させるんかい。いや、舐めるんじゃなくて鼻で嗅ぎ回ってるだけだろうけど。
 しかし、入部はいいけど、開運研究会のマネージャーって、そりゃなんじゃい。

◎ブラック・ジャック
 (第44話)
 ピノコの誕生話。
 畸形嚢腫……本来なら双子の片割れになる個体が一方の個体に取り込まれてしまってるって話だけど、そんな症例ってそんなにあるのか? で、内臓がそっくりそのまま残ってて18年分ちゃんと成長してたって……
 いや、そりゃ何らかの形でもう一方の個体から栄養を受け取ってたら生きてられるかも知れないけど、その状態で生きてても内臓とかの器官は本来の使い方してるわけじゃないから、まともに機能しないと思うぞ。特に脳はそうだろ。摘出手術を何度も阻止してきた超能力がこの脳の働きだとしても、普通の人間の脳の使い方とは違うし、そんな能力に特化してたらまともに知力が祖なってるわけでもないし。おまけに嚢腫の中にいる限りでは使い道が無かった五感に関する機能も退化してると見た方が良いね。
 そんな内臓を容器に詰め込んで人間として作り上げてるんだけど……背骨とか脊椎とか全身の神経系はどいうしたんだ? とてもみんな揃ってたとも思えんし、背骨なんかあったとしても曲がってたり発育不順で使い物にならないだろ。かといって作り物の背骨で代用できるほど人工骨格の技術が出来てるとも思えんのだけど。少なくともあの容器だけで人間の体の重さや動きを支えるのは無理だろ。というか、あれでどうやって手足を動かしてるのがまったく謎だな。
 前に実写で見たときはピノコの手術シーンがけっこうグロかったように感じたけど、アニメじゃ(技術的なこと以外の問題で)そこまでリアルに描けないか。
 それにしても正体が謎なピノコの片割れのねーちゃんだけど……おかめの面で顔を隠してるって、いったいどういうセンスしてるんだ? しかし、ひどいやつだね。

◎名探偵コナン
 (第415話)
 屋敷の主人しか開けることの出来ない自室のセキュリティロック。ま、最終的にはセキュリティ会社に頼んだら開けてくれるだろうけど、部屋の中でいきなし心臓の悪い主人が発作起こしてくたばったりした場合どうするんだ?
 で、こういう屋敷に限って部屋のドアはやたら頑丈に作ってあるくせして、窓側は普通の作りだから外部からの侵入には弱いんだね。ま、高い階にあるから大丈夫だと思っても、パラグライダーか何かで屋根に取り付かれて、そこからロープを使ってベランダに下りたら一発だな。
 もちろん、セキュリティシステムが働いて警報は鳴るだろうけど、頑丈なドアのロックのおかげで外部から邪魔者が入ってくることはしばらく無いから、主人を殺したり、脅して何かをするには十分。
 だから、こんなセキュリティは無意味だって気付けよ。ま、所詮は密室トリックのためだけの金持ちの無駄遣いだな。

◎チャンス トライアングルセッション
 (第4話)
 なんかすっかり客を集めてるな<ユウキ。ファンが勝手にホームページ作ってるけど、ライブの映像を無断で載せてるのは問題だろ。しかし、キサラギも往年の大スターだったんかい。
 3人に課題曲を与えられて3日後に聞かせろと言ってるキサラギ。独断でリードボーカルを取るわ、一緒の練習は拒否するわ、態度の傲慢なジュンだけど……第1話で出てないからおまいは途中で落とされるな。
 与えられた課題曲って、OP曲かい。これで植田佳奈(ジュン)の脱落は決定的だな。哀れね。ま、EDのキャスティングリストであれだけ後ろじゃ当然だろうけど。
 妬んだ他の生徒にトイレに閉じ込められてるアカリ。どうでもいいけど、外からモップでつっかえ棒してるんだけど、トイレのドアって普通は内開きじゃないのか?
 で、さっそくスカウトに目を付けられたユウキ。ま、すぐにジュンと入れ替わりって展開じゃないとは思うけど……

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第15話)
 昼間っからローションプレイとは大胆ね……と思ったら、日焼けの治療薬かい。
 ことりが自分の気持ちを言わないことで悩んでるアイシアの相談に乗ってる美咲。なんかすっかり準レギュラーと化してるね。ま、美咲がことりのことをわかるのは、自分もそうだからって話で、わからないアイシアはまだ恋を知らないからってところ。やっぱし、今回のシリーズはこの3人がポイントか。
 音夢が研修でいないからってことりに純一の食事を作ってくれるように頼んでるアイシアだけど、ことりにしたら今更そんなこと言われても困るだけだよな。
 純一との2年間の買い物を思い出してることり……はいいけど、ティッシュのセットをわざわざ山の中間から引き抜くことに何か意味があるのか? ま、いろいろと思い出してるけど、ことりにしたら普段は来ないところだから純一との思い出しか無い場所ってとこだね。
 誰もいない間に純一の家で焼きそばサラダを作ってることりだけど……包丁もまな板も置き場所が変わっていて勝手が違う感じ。ま、そういうところで音夢の存在を大きく感じてるんだけど、極めつけは冷蔵庫の中の音夢の作り置きの料理。研修云々はすべてアイシアのでっち上げだったって話で、ま、怒りまくりだよね。でも、純一のために料理を作るのはまんざらでもなかったみたいだけど……

 いきなし夏祭りの夜店……はいいけど、1等がジャンボチョコバナナって、いったいどういうくじ引きじゃい。見事にはまってる美春だけど……全日本チョコバナナ愛好会初代名誉会長って、他に会員はいるのか?
 リンゴ飴鍋……どっちかというと鍋というより、リンゴ飴フォンジュだな。
 金魚すくいの金魚をすくいまくってるアリス……どっちかというと環の範疇だと思うんだけど。いきなしスケッチを始めてるななこ……と思ったら、自分と純一のツーショットかい。背後で射的をしてるクマ。
 ひとりひとり脱落していって純一と音夢の2人だけになったかと思ったら、その音夢も救護班が足りないって借り出されてるって、大変ね。で、退屈をもてあましてことりの家に行くかい。
 しかし、さすがはことり。浴衣ぐらいちゃんと1人で着れるのね……って、晴れ着と違って浴衣なんて普段着だからそれが普通なんだけどね。
 なんかいい感じの2人を目撃して満足そうなアイシアだけど……突然降って来た雨。木陰で雨宿りしながら自分気持ちを口に出すかどうか迷ってることり。そんなことりに2年分のお礼だと純一が渡したのは、ガラス細工の音符の置物だけど、なんか壊れてる感じ。取り替えてくるという純一に「これがいい」と言ってることり……それは壊れた自分の恋のモニュメントだってか。
 告白しなかったことりに納得いかないアイシアだけど、ことりはさっぱりとしたように歌を歌い始めてる……いつしか雨が上がったのか、祭は再開し、空には打ち上げ花火。

 後日、海の写真を届けにきたことりに、音夢が研修でいないから何か作ってくれと頼んでる純一。ま、この前のアイシアが仕組んだことは知らないんだろうけど……でも、あの時の焼きそばサラダはどうしたんだ? 純一が食ってたらことりが作った物だって気付くだろうし、音夢が知ったら怒りまくりそうだから、アイシアがちゃんと始末したんだろうけど……
 さすがに今回はもう作らないと宣言して去っていくことり。すっかり気持ちが整理できた様子なんだけど……まさか、これでことりはお終いってわけじゃないだろうな。

 萌の予告……やっぱし、途中でぶち切るオチで来たか。

◎Canvas2~虹色のスケッチ~
 (第2話)
 例の幼馴染の霧は新任の体育教師ってかい。
 割り箸がきれいに割れたからって喜んでる加奈……こういう典型的なロリキャラは良いねぇ。そこにやってきた霧とエリス。いきなし対決モードだけど、それで昼食を2人に食われてしまった浩樹、哀れね。
 エリスに取材してる可奈。幼馴染同士が結ばれるのはロマンチックだけど、お兄ちゃんと妹が結ばれるのはエッチだってか。で、完璧エリスの怒りを買ってるみたいね。
 おや、高校時代は霧が浩樹に告白してふられてたってかい。
 エリスも結局、美術部を続けてるのね。
 しかし、一浪のおかげで片方は生徒で片方は教師……ま、直接、授業で鉢合わせするってことは無いだろうけど、複雑だよね。
 食事を作りにやって来た霧だけど、浩樹の部屋を見て、もう絵を描いてないことを知って飛び出してるって……まさか、霧がふられた理由が絵だったとかいう話じゃないだろうな。それじゃ、今絵を描いてないてのは許せないってとこなのかも知れないけど。

 どうでもいいけど、わがままな女と付き合うのが一番疲れるのは当然だろ。

◎Angel Heart
 (第2話)
 どうでもいいけど、グラス・ハートが逃げるためだけに殺されてる監視のにーちゃんたち、哀れね。ま、キリスト教的倫理観からしたら、さんざん視姦してた報いってとこだろうけど。
 しかし、リョウは何で香の心臓にこだわるかねぇ。どうせドナー摘出された心臓なら、どこぞの誰ともわからない相手に移植されるのは同じだろうに。
 おや、海坊主のおっさん、引退したんかい。
 しかし、心臓に宿る香の意識に操られてるグラス・ハートって、まるでホラーものの作品だな。

◎MONSTER(終)
 (第74話)
 なんかすっかり後日談モード。せめてヨハンの手術をして……とかいう辺りまでは描くかと思ってたのに。
 事件の顛末はエヴァがヒゲオヤジに残したスクラップノートの新聞記事で簡単に読まれてるだけだし……で、テンマは国境無き医師団に入ったってか。ま、あれだけの地獄を見てきたら、どんな場所にだって平気で行けるわな。でも、テンマの脳外科の技術を生かすには大きな病院で専門医やってた方が社会に貢献できると思うんだけどねぇ。
 ニナは元の大学に戻ったのか。ま、ドイツの大学だから去るも戻るも本人次第で自由だろうけど……しかし、フォルトナー夫妻が殺された後だから学費とか大変だろうねと思ったけど、元々あっちの学生は学費は自分でバイトして稼ぐのが普通か。
 ヨハンとニナの母親が出てきたけど……例の実験で双子の片方を差し出せと言われたときに、片方が母親に見捨てられたと思ったのが全ての元凶だってか。
 しかし、最後にヨハンのベッドが蛻の殻になってるのってのは蛇足過ぎだね。後味の悪さ出すだけだったら、テンマが見た幻覚だけで十分というか、余計な小細工付けたりしたらあれの意味が無くなってしまうからねぇ。逃げ出したところでヨハンにはもう同じような犯罪を繰り返す意味も無いだろうし……
 それにしても、よくこんな地味なアニメ、74話も続けたものだね。深夜アニメならではというか……別に深夜アニメ=オタク向け美少女アニメである必要はないってことね。

◎ラムネ(新)
 (第1話)
 潮溜まりでヤドカリを漁ってるガキ。そこにやってきて海に逃がそうとしてる女の子……ま、よくわからんけど、ガキは女の子の隣に引っ越して来たってか。
 『野望2005』……信長と秀吉はいいけど、その周囲のグレイたちって、いったいどんなノリのゲームなんだ? いきなし「誰でも良いから斬首しろ」ってのも、メチャクチャなゲームだね。
 しかし、幼馴染同士でベランダから部屋に入って起こし合うって、アニメやゲームじゃなきゃありえないシチュエーションだな。
 なんか掃除が趣味みたいな体操服姿の先輩……謎だね。
 七海の家は喫茶店みたいだけど、出す料理の野菜は手作りかい。で、採りに行ってる七海と健次だけど、リヤカーを使うとか言い出したら拒絶してる健次。さては健次が壊したとかいう話なのか?
 七海が大事に残してあるスイカを勝手に食ってる健次。ほとんど小学生のガキ並みの嫌がらせだな。
 喫茶店に飾ってあるヤドカリのマスコットがなかなかかわいいね。

 それにしても、見事に知らない声優さんばかりの作品だな。いや、健次と七海ぐらいは辛うじてわかるけど……

◎舞-乙HiME(新)
 (第1話)
 父親と会ってガルデローベに戻るところを田舎からのおのぼりさんのアリカに付きまとわれてるニナ、災難ね。そこを城から逃げ出してきた王女のマシロと出くわして、マシロを狙う敵の攻撃に見舞われてオトメとして変身するんだけど……なんか、まだまだって感じね。
 ナツキが学園長というのがなんかメチャクチャな学校って気がするけど、一緒にいるのがぶぶ漬け女、シズル。マシロを襲っていたモンスターを一撃で倒してるって辺り、最強レベルのオトメってか。
 なんかメインのアリカとニナ以外は前作キャラの焼き写しって感じだけど、前みたいにオトメ同士で戦いあって最後に残ったオトメが力を得るとかいう話じゃないよな。

◎アニマル横町
 (第2話)
 もうやめ。

◎地獄少女
 (第2話)
 いきなし地獄通信に助けを求めてる女の子。メールが届いて呼ばれてるあいだけど……彼岸花だらけの庭ってのも壮観だね。
 1年前から怪しげな男に付きまとわれてて、夜ごと不審電話に見舞われてるって凶悪だね。しかし、両親がいて、警察にも通報してるのに全然効果が無いって、警察が手を抜いてるか、犯人が警察関係かどちらかとしか思えんのだけど……
 父親が警察に駆け込んで詰め寄ったら、若い刑事の仕業に仕立てようとしてる如月とかいうベテラン刑事だけど……こいつが怪しそうだな。
 枯れた花束に、首なし人形、挙句の果ては虫のセットって、ストーカーというより単なる嫌がらせとしか思えんのだけど、それを本気で相手への愛情のプレゼントだと思い込むって、相当の偏執者だな。よくこんなのが刑事になれたものだね。地元の有力者のコネとか、そんなとこか。
 若い刑事を殺したのは後から自分が疑われないためだろうけど……父親まで殺して涼子を拉致するかい。
 ま、涼子が恐怖に駆られて地獄少女に助けを求める物語だからこれでいいのかも知れないけど、この如月っておっさんがどうしてこんな偏執者になって涼子を狙い始めたのかというあたりにもスポットが当たらないと、全然意味不明の事件で終わってしまうね。
 結局、父親は生きてたみたいだけど……ま、あの若い刑事はダメだろうね。しかし、ここまでやったら地獄少女に頼らずとも、いずれ足が付いてしまうと思うんだけど。
 ま、本人にしたら切羽使って追い込まれてのことだからねぇ。

◎魔法少女リリカルなのはA's
 (第2話)
 フェイトの話をしてるすずかとアリサ……なにはがこいつらに喋ったんだろうけど、いったいどのレベルで話してるんだ? 単に外国のペンフレンドとかくらいかなぁ?
 前作のラストでレイジングハートとバルディッシュを交換したような描写があったように思うんだけど、あれは勘違いだったか……
 ヴィータを取り押さえたと思ったフェイトとアルフだけど、新手のシグナムとザフィーラが割り込んできて形勢逆転。なのはを回復結界に残してユーノも参戦するけど……こいつってそんなに戦力になったっけ?
 とりあえず状況不利と見て敵の結界から全員脱出を図ろうとするフェイト。一方、敵の方は闇の書を落としたとか言ってたけど、それはもう1人の仲間、シャマルが拾ってたってか。
 結界からの脱出準備をしてるユーノとアルフだけど、敵の結界は容易に破れず。ファイトもシグナム相手に苦戦。その状況でスターライトブレイカーを撃てというぼろぼろのレイジングハート。自分はなのはを信じるから、なのはも自分を信じろって、健気だねぇ。
 しかし、カウントダウンを開始したなのはだけど、闇の書を持ったシャマルに掴まれて魔力を奪われた感じ。それでも根性で撃ち放って結界は破れてるけど……届いた映像から闇の書を見たリンディとクロノ。何か因縁があるみたいね。

 しかし、敵の正体も状況もわからないまま第2話にして30分丸々戦闘状態。しかも第1話の後半からずっと連続してるって、なかなかハードな展開だね。とりあえずキャラの出し惜しみはせずに最初に全部出してきたって感じだけど……
 それにしても、アースラって元々この手のことはクロノ1人でやってたはずなんだけど、なのは&ユーノとフェイト&アルフのいなかった時ってまともに任務できてたのか? いや、この手のロストロギア絡みの大掛かりな事件ってのはそんなに無いのかも知れないけどね。
 ま、戦力としては向こうは4人、こっちはもう1人クロノが残ってるから、いざという時は人数で勝ってるけど……数の問題じゃないよな。

◎IGPX -Immortal Grand Prix-(新)
 (第1話)
 なんかロボットで殴り合いしながらレースする話みたいだけど……興味無しね。

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第15話)
 バスで遠足に出かけたC組だけど……いきなし絶体絶命の極限状態かい。しかし、あの状況じゃ姫子が立ってても席にもたれてもバランスに変化は無いと思うぞ。