電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.451 (3/3)

2005年07月28日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/07/23~05/07/24

◎絶対少年
 (第10話)
 猫踊りの当日。最近のガキは携帯が目覚まし代わりなのか?
 夜に祭を一緒に回ろうと美紀に電話してる歩。それはデートの誘いか? いや、そんな曖昧な誘いじゃ誰も誘われてくれないぞ。
 祭の当日に風邪引いてる美玖。こいつも間が悪いガキだね。
 トイレで歯を磨きながら実況の練習をしてる須賀原晶……なかなか良いね。しかし、このねーちゃん、晴女ってか。
 午後2時の異変現象……今日はなんかいつもと逆パターンみたいだね。
 本気でわっくんと遊びに行った歩を心配してる美玖。行ったら帰って来れなくなるとか、そういう展開なのか?
 金魚救いの店番やらされてる亮介に当屋の森に行けという美玖。一方、暗くなってきて歩がもう来れないと言い出すと、こっちに来ればずっと一緒にいられると、最初は入るなと言ってた場所に誘い込もうとするわっくん……ま、典型的な神隠しのシチュエーションだね。
 ようやく出てきた深山三姉妹の長女・美佳。素顔で出てないからどうかと思うけど、猫のメイクしてる感じは美紀とそっくりだな。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第17話)
 月に1回のプリンセスパーティ。今回はベストスポーツプリンセスとかでスポーツ勝負みたいだけど……ファインの活躍しどころってかい。
 アルテッサと言い争ってるかざぐるまの国のソフィー……来週は気球レースってか。
 月の国の大臣の手下を追い逃がしたエクリプスの前に現れたブライト。いきなし剣で決闘を挑んでるとは、こいつも熱いね。
 何かとアルテッサと争ってるソフィー……ぼけぼけぶりが地なら言いんだけど、計算してやってるならこわいぞ。
 一方、どん尻争いのレインとしずくの国のミルロ……なかなか良いね。
 どうでもいいけど、この借物競争、異様にハードルが高いぞ。特にキング国王の帽子って、こりゃほとんどスポーツとは関係の無い勝負だな。
 しかし、ファインとアルテッサとソフィーの三つ巴の争いかと思ってたら、最後に優勝をさらって行ったのはミルロって……全然スポーツとは関係ないんじゃないか?

◎ウルトラマニアック
 (第8話)
 朝から慌ててる仁菜の様子を見て嘆いてるジジイの部屋を覗き見てて、なんか仁菜の手伝いに行こうと張り切ってる3人のガキ。例によって職員用のロッカーから出てきてるけど、あそこはマジックキングダムとつながってるのか?
 3人は仁菜の従兄弟なのは良いけど……なんか亜由と面識がある様子なのは話を端折ってるのか? しかし、パイン、バンブー、プラムって……松竹梅かいっ!
 三つ子を探す為に魔法を使おうとしたら、やたらレア物の材料ばかりで速攻で諦めてる仁菜だけど……ホーリーストーンを探す為に同じ魔法を使おうとして字が読めないから適当な材料をぶち込んでるって……露骨にやばげなシチュエーションだね。
 結局、怪しげな魔法に仕上げしてるのはマヤだったりするけど……何が起こるかと思ったら、部屋の中でロボットが暴れてるだけかい。
 おいおい、ここの校長もマジックキングダムの人間なのか。いや、前から魔法のことは知ってる感じだったんだけどねぇ。

◎機動戦士ガンダムSEED DESTINY
 (第40話)
 おや、シンとレイをフェイスにしてるデュランダル。アスランの後釜に利用しようって腹だろうけど……。タリア艦長は完全に不信感を持ってるな。ある意味、アスランに一番考えの近い人だったような気がするからねぇ。
 案の定、オーブに逃げ込んでるジブリール。オーブ攻撃の格好の口実だな。しかし、軍事行動の前に政治的交渉が先だろうに。堂々と呼び掛けたらいくらオーブでも政変が起こってセイラン親子が失脚するはずだろうに。
 ジブリールがいないと抜かすユウナに起こってるカガリだけど……おまいこそそんなとこに隠れてないで、国家代表としての責任で表に出て行くべきだろ。しかし、ザフト軍の接近を市民に知らせず国防本部と自分の屋敷だけ防衛してるって……最低だな。
 アマギのムラサメ部隊と共にスカイグラスパーで出撃しようとしてるカガリを止めるキサカとモルゲンレーテのねーちゃん。キラもラクスもおらず、アスランがあの状態じゃカガリを止められるのはこのおっさんたちぐらいだろうけど……
 ウズミが遺言と共に隠してたキンキラのMS、暁……百式かいっ! しかし、あの状況でよくこんなものが残せたな>ウズミ。いや、前のオーブ攻防戦の時は使える状況じゃなかったから、実はその前から用意してあったんだろうけど……でも、所詮は当時のモルゲンレーテ単独の技術力じゃ、ムラサメよりは高性能でもせいぜいストライクルージュに毛の生えたぐらいの性能って気がするけど……
 オーブの危機にアマギ隊を率いて駆けつけたカガリに泣きついてるユウナだけど……カガリを本物と認めたとたんに逆に指揮権を奪われて逮捕されてるとは悲惨ね。
 一方、オーブ攻撃部隊の増援にやってきたミネルバからはシンがディスティニーで出撃してるけど……こいつにオーブが撃てるのか? ま、タケミカヅチの艦橋ごと恩人のトダカを切り裂き、ステラのデストロイと戦い、キラとアスランを撃墜してるという呪われた宿命の総仕上げって気がするけどね……

 しかし、この先どうなるんだ?

(1)カガリじゃシンの相手にはならないから、またもオーブは陥落。
(2)月基地の連合軍がプラントに侵攻して、オーブ攻撃は中止。
(3)キラが新型MSを持って帰って来てアスランも復活し、形勢逆転。

 (1)は前作の焼き直しで進歩が無いし、どのみち最終決戦は宇宙が舞台だろうからあからさまに(3)というのも無いだろうから、ジブリールが逃げ出して(2)というところが落としどころかね。

◎ツバサ・クロニクル
 (第16話)
 怪しげな仮面を付けてたたかってる連中の真っ只中に現れたサクラ一行。優勝賞品がサクラの羽根みたいだからって飛び入り参加してるけど……フェイの計略で場外失格にさせられて怒りまくりの黒鋼がいとおかし。
 サクラが立ち寄った家に住むキーファとシャルメ。遺跡の呪いを受けたシャルメの呪いを解くためには大会の賞品が必要だと、優勝者の小狼に戦いを挑んでるキーファ。キーファの目に涙を見てわざと負けて賞品を渡してる小狼だけど……要するにサクラの羽根じゃなかったって話ね。
 これが羽根だったらどちらか倒れるまで戦わなければならなかったといってるフェイだけど……フェイや黒鋼はともかく小狼にはそこまでの覚悟があるのかどうかというのは、どうなんだろうねぇ。

◎新釈眞田十勇士 The Animation(終)
 (第12話)
 安底羅様のご本尊を求めて羽黒山へ……でお終い。続きは来春って……続編作る気あるのか? こんなOP見ただけで完璧に見る気の失せる作品、とてもじゃないがパッケージ販売で元が取れるとも思えんのだけどねぇ。
 何せ、時代劇のくせして血沸き肉踊るような主人公の派手な活躍があるでもなし、十勇士とか言って今のところまともに出番があるのは猿飛佐助と霧隠才蔵、三好晴海入道の3人だけ。ま、大阪城攻防戦の10年も前なら仕方が無いのかもしれないけど……
 だいたい眞田十勇士なんてものは江戸時代の講釈師が面白半分にでっち上げたものだから、リアルに描こうとすればするほど活躍の機会が無くなって来るからねぇ。
 確かに最初の上田城攻防戦と関が原の合戦はそれなりには見応えがあったけど……ほとんど眞田十勇士とは無関係な戦いだし……狙いとしてはNHKの大河ドラマみたいなものを作りたいのかもしれないけど、それなら実写で作れよ。大河ドラマもあれは1年を通して1本の作品を流してるから視聴者も付いて来られるわけで、1クールずつ飛ばし飛ばしに放映してもねぇ。
 そりゃ、一見して面白くて魅力ある作品なら続編も期待して待ってくれるだろうけど、この出来じゃねぇ……

◎ギャラリーフェイク
 (第28話)
 佐伯祐三の贋作の話だけど……これって平成6年に福井県武生市で起きた現実の贋作事件をそのままネタにしてるみたいだね。そっちでも選定委員会が真作と判断した後で画商の組合から贋作と発表されて、その騒ぎの最中に選定委員会の座長が倒れてしまって、そのまま贋作に傾いていったという展開だったみたいだけど……
 今回は藤田と2人の恩師の関係がメインだったから、肝心の絵の真贋の内容に触れてないんだけど、これは現実の贋作事件でも異論があるから避けたんだろうねぇ。 

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第15話)
 なんかよく知らんけど、怪しげな実を取ってるレントンたち……パンチャの実とかいう健康食品を取ろうとしてるみたいだけど……盗みかいっ! もっとも、そこはレントンの叔父さんのものだったみたいだけど……
 マシューとエウレカを軍学校の先輩とクラスメイトと言い繕ってるレントンだけど、すでに手配書で面が割れてるとはマヌケね。
 叔父はレントンだけは助けようと作戦でスパイしてたと庇い、残り2人の逮捕に協力してるけど……レントンはそれに反発。でも、それってなんか反発の仕方が違うと思うんだけど。
 結局はニルバーシュでマシューとエウレカを奪還してるけど、本当なら逮捕されるときにもうちょっと抵抗しろよ。
 なんかこういう展開だと主人公はもっと心理的に葛藤すべきなのに、レントンはうじうじいうくせに結局はみんな他人のせいにするやつだからねぇ。ちょっとニルバーシュをうまく使えたくらいで増長してるみたいだし。

◎雪の女王
 (第10話)
 いきなし近代的な町にやってきてるゲルダ。いったいこの作品、どういう時代設定してるんじゃい。
 ゲルダの村ではスリも警察も聞かない前近代的な村……まぁ、田舎にスリがいないのは当然だろうけど、警察署や駐在所が無いのはともかく警察の概念が無いというのは重要だね。ま、近代的な警察システムはどこも19世紀にならないと出来てこないけど、警察という組織そのものは絶対王政の時代には出来てたはず。すると警察の概念が無いというのはそれ以前の中世の社会ということ。日本だって「警察」という名前そのものは明治になって出来たものだけど、それ以前から番所や岡引が警察行為を行っていたわけだし、さらに遡ると源義経が頼朝に追放されるきっかけになった検非違使というのも警視庁長官みたいな役職のことだからね。
 一方でこの町にはすでに鉄道が走ってるという有様。19世紀の半ばって感じだね。
 ペローやグリムの童話は民間説話に題材をとったものだから中世に由来を持つものが多いけど、アンデルセンは創作童話だから作品ごとに時代設定がバラバラだったりするんだけど、そこをちゃんと考えないと時代感覚がちぐはぐなことになってしまうぞ。
 しかし、ゲルダも鉄道を初めて見たんなら、もっとあからさまに驚きを見せても良いだろうに、ガキの描写に主点を置いてたのが間違いだと思うぞ。

◎あまえないでよっ!!
 (第1話)
 ネットで配信してたのでみてみたけど……女の子の裸を見て煩悩炸裂で除霊するって話かい。なんか根本的に仏教の女戒思想をからかった罰当たりな作品だと思うぞ。いや、日本の仏教じゃすでに女戒なんて意味を持たない宗派が大半だろうけど……
 しかし、主人公以外がみんな女の子ばかりって……尼寺ででも修行してるんかい。それにしても、この手のハーレム作品、なぜか寺や神社が舞台なのが多いけど、これは宗教に対する嫌がらせなのか?
 第1話はま、キャラクター紹介ってところで深い意味のある事件じゃないみたいだけど、人形供養で西洋人形が暴れだしたってところ。でも、霊が暴れてる意味もわからんし、さりとて何かドラマがあるわけでもなく、いきなし決め技で除霊されてるって展開で見てて何の興味もわかないね。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第13話)
 父親が見たというシーモンスをMATに否定され、八丈島に出現した怪獣を確認しにいこうとしてる娘だけど……モーターボートで八丈島って、いくらなんでも無茶過ぎ
 シーモンスの歌をコンピューターで解析してるMATだけど……MT媒体とはいえ音声認識機能があって言語翻訳機能を持ってるコンピューターでも出力は紙テープかい。

◎ウルトラマンマックス
 (第4話)
 高速宇宙人スラン星人。人間に化けたり超高速で移動で来るする宇宙人はいいけど、いったい何が目的で人間を襲ってるのか不明なままカイトとミズキを拉致してDASHと戦闘モードに入ってるけど……
 カイトに目的を問われて唐突に地球を第2の故郷にするとか、地球の空は悲鳴を上げてるとか勝手なことを言ってるけど、行動が伴ってないから説得力無し。本気で侵略するなら1人で来るわけないから、単に潜入調査が目的だったと思うけど、地球人を侮って単独判断で攻撃してきたというところなんだろうけど……
 2人が人質になってる宇宙船を攻撃してるDASH。人質がいれば攻撃をしてこないと安心してたのか、意外と呆気なくやられる宇宙船。
「お前たちならやれると信じてたぞ」
 いくら兵器部分だけ攻撃って言っても、命中率は完璧じゃないだろうし、普通、人質なんてものは拘束されてりゃ、そううまいこと逃げ出せるわけはないだろうに。完全に見殺す気でいたな。ま、人質2人と地球全人類の生命を比べたら当たり前の判断だけどね。
 宇宙船は墜落し、中から巨大化したスラン星人……おいおい、いくら原点回帰だからって高度な文明をもた宇宙人が理性をかなぐり捨てて巨大化して暴れるのはやめろよ。どんなに崇高な侵略目的を持った宇宙人も、これをやったが最後、その主張に説得力無しだからねぇ。
 だいたい、何でこいつら巨大化するんだ? そりゃ生物学的に(というより物理的に)多少の身体の伸展は可能だろうけど、こんなにあからさまにスケールの違う巨大化は無理だと思うぞ。だいたい海面まで上がってきた深海イカじゃないんだから、人間サイズの時と体組織の密度が同じだとしたら質量保存の法則のために、その差分の質量をどこかから持って来ないといけないけど、宇宙船にでも積んでたのか? ま、ゼントラーディみたいに巨大化したのが本当の姿で、宇宙船の中の転換装置でマイクローン化してたとかならわからんでもないけどね。
 しかし、地球重力圏で巨大化サイズであの高速移動って、メチャクチャ大変だと思うけど、まさかそれでへばったところをマックスにやられたんじゃないだろうな。

◎仮面ライダー響鬼
 (第25話)
 イブキと一緒にプールで泳ぎの特訓をしてるヒビキ。本気で北京を狙ってるのか? それに比べてトドロキはガキやもっちーたちと一緒にファミリープールで泳いでるとは、気楽だねぇ。で、たちばなの留守番はあきらかい。
 新手の鬼、サバキ。いきなしカッパにやられてるとは哀れね。で、ヒビキが応援に向かってるけど……カッパが相手の時はヒビキはいつも1人で戦ってるって話だけど……それにしても、あきらって父親もこっちの人だったんかい。
 もっちーがプールサイドで出会ったツトムとかいうにーちゃん、トドロキの知り合いみたいだけど……なんか鬼の修業を途中で脱落した人って感じね。
 それにしてもカッパって逃げ足速いのね。で、なんか河童の吐いたのを受けてしまうと水の中では重石になってしまうみたいだし、河童を倒した後も残ってて取り除くのが大変って……おまけに喉がやられるって……凝固したヘリウムか何かか? 声が完全にイタズラだと思われて電話を受け付けてもらえないヒビキ、哀れね。

週刊アニメ定点観察 Vol.451 (2/3)

2005年07月28日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/07/20~05/07/22

◎フルメタル・パニック!The Second Raid
 (第2話)
 いきなし学校で携帯やPCが異常になったと思ったら……屋上で宗介が強力なレーダーを設置して発動させてたってかい。速攻でかなめに差し押さえられてるとは哀れね。
 で、そのかなめが盗撮されてネットの掲示板で曝されてるって話でいつもより警備を強化してる宗介だけど……相変らず行動があからさまだから露骨にかなめの怒りを買ってるね。
 女子更衣室を調査してたのは良いけど、おもむろに何か察知したと思ったら火災感知器を壊してしまって学校中スプリンクラーの大雨とは悲惨ね。
 盗撮の犯人はかなめに生徒会選挙で敗れた恨みでやってたって……しかし、かなめを盗撮するくらい調べてるんなら下手なことしたら宗介にいたぶられるってわかりそうなものなのに、マヌケね。

◎ぺとぺとさん
 (第2話)
 ぬりちゃんにくっついて涼んでるぺと子たち。ぬりかべって体の材質を自由に変えられるのか? しかし、セメントだから冷たいって……そりゃ日陰にあったら気温の変化を受け難いから夏場は冷たく感じるだろうけど、日中の太陽浴びたら相当に熱くなるぞ。日陰にいたってそんなにみんなでくっついて体温を与えてたら同じだと思うし……
 なんか借金取りに追われてると怯えてるぺと子……ま、妖怪が定職もってるとは思えんから人間並みの家に住もうと思ったら大変なんだろうねぇ。しかし、尻小玉ってどんなんだ? 何かと切腹する侍ゾンビと言うのも嫌だねぇ。
 戦うためにレベルの高い高校に進学すると言ってるクラス委員の赤沢清美。れろれろは特定種族にも認定されてないから大変って……裏を返せば人間と同じ扱いってことじゃないのか?
 ぺと子をつけてたのはぬりちゃんの妹のこぬりちゃんだったってかい。
 ぺと子のバイトのコンビニでたこ焼きを食ってたシンゴだけど、そこにクラスメイトがゾロゾロ。そこに赤沢清美もやってきて買い食いをたしなめてるけど……シンゴの歯に付いた青海苔を見た途端に態度が豹変。いきなし眼鏡を取って浮れた目付きでシンゴに口付けてるって……ま、キスしてると言うより歯を舐めてるだけなんだろうけど……なかなか特定種族と付き合うのも疲れそうだね。

◎涼風
 (第3話)
 神社の娘、桜井萌果。ガキの時にたまに遊んだだけの相手をそんなに覚えてるか?……と思ったんだけど、服部の話だともともと引っ込み思案の無口な女の子らしいから、大和との思い出というのは特別だったのか。
 しかし、涼風は何を考えてるのか、意固地だね。そんな涼風との約束も無碍に出来ずに待ちぼうけを食って風邪を引いてる大和、ご苦労さんね。
 しかしK、早乙女さんって趣味はそっちけいのコスプレなのか?
 ゆで卵をレンジでチンって……やったらああいう状況になるのか? 状況を想像してみると殻はそのままで、中身が完全に凝固して粉塵化してたって状況なんだけど……卵の中身ってレンジに掛けたら粉塵化するのか?
 ま、普通のゆで卵のレベルの凝固程度じゃ熱膨張したって爆発するほどじゃないから、もっと水分が抜けたらゲル状じゃなくなって粉塵化して、さらに熱膨張で圧力が高くなったら爆発するって感じなのかねぇ。

◎極上生徒会
 (第16話)
 聖奈にりのとみなもを押し付けられてる隠密の矩継琴葉。無視しようとすると隠密の正体をばらすと脅されてるとは、哀れね。
 今度の仕事は数日後に転入する予定の転入生の調査だけど、事前の素行調査では自宅に若い男性が出入りしてるという話。その男性がナフレス情報機関のエージェントで、神宮司の秘密を暴く為に潜入させてる久遠が成果を上げられないから新手を送り込もうとしてるって話。
 案の定、結局のところりのとみなもは全然役立たずに琴葉1人で仕事をしてるんだけど……要するにりのとみなもを近くで見ることで琴葉に隠密の存在理由を思い出させたかったってところなんだろうねぇ。
 なんとか久遠への不信感も解けたみたいだけど、事態は振り出しに戻っただけで久遠の境遇は何ら解決されてないってところね。

◎いちご100%
 (第3話)
 さすがにTVアニメじゃ全裸は無いか<唯。しかし、東城や西野は原作の雰囲気あるけど、唯だけなんかキャラクターデザインが原作と違う気がするんだけど……
 声が水樹奈々……なんかイメージが違うな。どっちかというと田村ゆかりとかそっち系の声をイメージしてたんだけど。
 なんか急展開で高校入学まで来てて、慌ててキャラを揃えてるって感じだけど……長期放映するシリーズじゃないから仕方がないか。

◎ポケットモンスター アドバンスジェネレーション
 (第144話)
 いきなし幻のポケモン、フリーザーって……まさか、バトルフロンティアってすべての場所にミュウとかルギアとかエンテイとかのレアものポケモンがいるとかいう展開じゃないだろうな。
 で、フリーザーとの対戦のためにリザードンを呼び出してるサトシ。なんかずいぶん久しぶりの登場だけど、ホウエン地方では出て来てないからマサトが知ってるのが謎。劇場版にでも出て来てたのか?
 ま、ホウエン縛りがなくなったから他のポケモンも使い放題だろうけど、サトシのポケモンってまともに最終形態まで進化してるのって珍しくて、主要ポケモンじゃリザードンぐらいだからねぇ。フリーザー辺りを相手にするにはやっぱしリザードン頼みか。
 しかし、リザードンが出て来たとなると、そのうちゼニガメも出てくるんだろうねぇ。フシギダネはハルカのフシギダネの手前、呼んで来ないかも知れないけど……それにしてもいきなしリザードンは反則だな。

◎トリニティ・ブラッド
 (第12話)
 カルタゴ訪問中のカテリーナの元に現れた帝国の勅使、イオン。しかし、その場にやって来たトレスに問答無用で銀の銃弾を撃ち込まれてるとは悲惨ね。
 カテリーナの指示でイオンを探すナイトロードだけど、待機命令を無視して先回りしてたエステルが捕まってるとは、なんか誤解の種ばかり増えてるって凶悪な状況。さらにミラノ公直属の異端審問局の連中がやってきてバンパイア狩りを初めてるし……
 エステルに命じてイオンたちを逃がすナイトロード。自らは異端審問局の連中を食い止めようとしてるけど……さすがにこいつら相手じゃ正体を曝すことも出来んか。ま、これくらいでくたばるナイトロードじゃないだろうけど……
 それよりも、大事な帝国の勅使をエステルなんぞに任せて大丈夫なのか?

◎SHUFFLE!!
 (第3話)
 梅雨の雨が振り出して滅入ってる一同の前で、やけに雨に喜んでるシア。物好きだねぇ。神界には梅雨が無いんかい。
 しかし、期末試験の話になった途端に暗雲立ち込めてるけど……シアが赤点取ったら夏休みが無くなるとかで血相を変えて駆け込んで来てる神王のおっさん。なんか赤点取ったら人類が滅ぼされてしまいそうだね。
 ま、なんとか試験は乗り越えたみたいだけど……人類の存続はまさに神のみぞ知るってところみたいね。

◎ガラスの仮面
 (第16話)
 いきなし咳をして吐血してるマヤの母親。いまどき結核とかいう有り得ないベタな話じゃないだろうな。
 栄進座はもう来なくて良いと言われ、その次に桜小路の紹介で始めた小道具のバイトも役者が遅れてる間に白雪姫の話をしてたら、ガキたちの興味を引いてしまって役者の反感を買ってクビ。舞台荒らしが宿命って……因果だねぇ。でも、掲示板荒らしの厨よりはマシかい。
 『嵐が丘』のキャサリンの少女時代のオーディションを受けたマヤだけど……昨日の今日じゃ、そりゃ用意も何もないわな。しかし、可能性とかで合格してるけど、こりゃ鶴の一声で決まったようなものだな。
 例によって役作りが出来て来ると様になって来てるマヤだけど……なんか意地の悪いナレーションだな。

◎攻殻機動隊SAC 2ndGIG
 (第15話)
 個別の11人の自決事件をきっかけに集団蜂起の気配の漂う出島の難民キャンプ。その対策に閣議を召集してる萱葺総理だけど、どこの省庁もじぶんとこの利権問題にかまけて本気で難民対策を考えようとしないとは、日本の政府というのは今も未来も変わらんものみたいね。
 おいおい、この時代の日本には世界で唯一、放射能除去技術があるってかい。イスカンダルからコスモクリーナーDでももらってきたのか?
 集団自決から唯一逃走した久瀬の事を調べて来た石川の報告だけど……国連軍が北朝鮮を攻めた時に日本の自衛軍もPKFで出動したってかい。で、久瀬のいた部隊は崩壊寸前で逃走して来て、ほとんど山賊化して難民キャンプを襲っていた人民軍の残党と交戦して一方的に潰滅させたのだけど、その後はなんの事件もなく、その時に敵兵を殺してしまったことで兵士たちはPTSDを誘発し、それがマスコミの餌食になるのを避けるために幽閉状態にされたり、なんか悲惨な状態だったみたいね。
 そんな中で久瀬と難民との接点が出来たみたいだけど……さてねぇ。

◎ハチミツとクローバー
 (第14話)
 先週までのハグちゃんの話はもうどうでもよくなったのかというくらい、ひたすら真山の話。なんか真山と山田さんがくっつきそうな展開なんだけど……
 唐突に長谷川先輩とか言う謎の人物の話題が出てるけど……美大の陶芸コースなんか入って仕事があるのか?と思ってたら、みんなああやって自分で職場を切り開くのね。

◎かみちゅ!
 (第2話)
 ゆりえをダシにして祭を始めようとしてる三枝祀だけど、ゆりえのやる気の無さそうな表情が良いね。で、ゆりえを自分の家の神社に連れ帰った祀だけど、祭神の八嶋様が3ヶ月前から行方不明って……いい加減な神社だね。で、それ幸いと神主を引退してる父親もねぇ。
 山のてっぺんの神様休息センター……なんだかねぇ。で、そこで鐘をメチャクチャ突いてた八嶋様。家出の原因は東京に出てバンドをやって自分の可能性を確かめたかったって……どういう神様じゃい。
 ゆりえちゃん祭……本当にやるんかい。しかし、ちゃんと他に八嶋様って祭神がいるのに、罰当たりだね。

◎ケロロ軍曹
 (第68話)
 おや、アバンタイトルが無くなってる。ま、あれは土曜から金曜に変わった時に放送時間枠が30秒増えた分を穴埋めしてた部分だったんだけど、その30秒を本編の方に振り分けたってわけだな。

 勝手に日向家をリフォームしてるケロロ。どうでもいいけど、廊下にギャンが並んでるのはマ・クベ並みに趣味が悪くて嫌だねぇ。
 ディラックの海を何でも好き勝手が出来る空間とか言ってるけど……本来、ディラックの海というのは概念的なもので、そこらに普通にある宇宙空間と変わらないぞ。
 どうでもいいけど、無駄にただっ広いだけで移動手段とか何も考えてないな。
「夏休みが終わるまで、あと40日。40日しかないのだ」
 40日も夏休みが欲しいわい。

 オッドアイを持った謎の犬。ケロロたちの攻撃を完全にかわす素早さ……宇宙生物かと思ったら、ドロロや小雪と一緒に修行をしていたただの忍犬ってかい。
「ドロロ兵長にもトラウマ以外の思い出があったんですね」
 何気に物凄くきついこと言ってるな<タママ。

◎アニメ魂
 あかほり外道アワーらぶげ
 (第3話)
 にゃんにゃんはいいけど、山本まりにゃん、にゃ重野瞳、にゃん谷良子って……しかも激レアグッズを販売する番組って……『激☆店』かいっ! 声優、本物使ってるし……
 にゃんにゃんに心奪われてる愛美だけど……おいおい、こいつらこんなオタク番組で壷を売り付ける気かい。しかし、こいつら本番中と休憩中で態度違いすぎ。まさか、これがモデルになってる3人の声優さんの正体では……(おい)
 こいつらブラックにゃんにゃんとかいう悪の組織で、番組使って洗脳電波を流そうとしてたみたいだけど……ラブフェロモンに関わってしまったのがこいつらの不幸だな。

 郵便事故で5年も掛かって届いた父からの手紙。なんか5年も放置されてたら日本の郵便局じゃ黙って捨てられてしまいそうな気がするけど……
 中に何かの種が入ってたみたいだけど、それで町に悪魔の種を蒔く作戦を決行する北華姉妹だけど……例によって花が咲いて人々を癒してるってか。
「いつも笑顔で悪いことしなさい」
 怖いねぇ。

週刊アニメ定点観察 Vol.451 (1/3)

2005年07月28日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/07/18~05/07/19

◎機動新撰組 萌えよ剣
 (第3話)
 レクリエーションはいいけど、竜之介と小夜子を有馬温泉で混浴できちゃった作戦を企んでる近藤だけど……江戸時代は銭湯も混浴で、入浴しながらお見合いというのも珍しくなかったみたいだけどね。
 温泉で本を読んでる土方はいいけど、かの近代SFの祖のジュール・ヴェルヌも滑稽本扱いされてたら泣くぞ。

◎ブラック・ジャック
 (第36話)
 岬の診療所を建てた大工の頭の話……ま、昔かたぎの職人さんだけど、そんな調子でいまどきの若いやつを弟子にしても長持ちせんだろ。
 末期の白血病患者って話だけど、病気の治療なんぞに時間を取られるよりも仕事を続けたいって話だけど、そんな弟子にも逃げられた状態で意地だけで仕事されても客が困るだけだぞ。
 人手が足りないって、扱き使われてるブラック・ジャックも大変ね。しかし、この頭、左官屋の仕事までやってるけど、専門外じゃないのか?
 で、風呂場のタイルを張ってる最中に倒れて大きな病院に転院していったけど……おいおい、本当に大丈夫なのか? ブラック・ジャックは信じてるとか言ってたけど、ピノコが知らないってことはかなり昔の話だろ。なんかとっくに死んでしまってるような気がするんだけどね。
 そいれにしてもタイルが張り掛けの風呂場……ちゃんと使えるのか?

◎名探偵コナン
 (第407話)
 コナンも相当に恋愛音痴だと思うけど、そのコナンに「ガキだな」と言われてる服部。マヌケね。
 ミスターマサカゲの部屋のドア。廊下につっかえるからマサカゲに才能は無かったとかメチャクチャ言ってるけど、設計変更で廊下が狭くなったんならドアを小さくしたら良いだけの話。それをそのまま作ってるってことは故意につっかえるように作ったとしか思えんだろ。

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第3話)
 なんかいきなし先週とキャラが違ってるアイシア。いきなし怪しげな料理を作ってると思ったら、味噌汁に乾燥ワカメを大量に注いでただけかい。いや、それはそれで想像するだけで恐いものがあるけどね。
 朝倉家の冷蔵庫に備蓄しておいたバナナが無いと言ってる美春に魔法でバナナを出してるアイシア。前回はミニサイズのスニーカーしか出せなかったのにバナナはちゃんと出せるのか?……と思ったら、剥いても剥いても皮しかないバナナってかいっ! なかなかお茶目なものを出してくれるねぇ。
 朝倉家の食糧の買出しに出掛けたことりと美春。バナナの前でよだれをたらしてる美春だけど……そりゃあんな皮だけのバナナでお預けを食ってれば禁断症状に拍車が掛かった状態だろうねぇ。
 で、そこで水越姉妹と出くわすけど、アイシアのことをペラペラ喋ってる美春。ま、萌は良いけど、眞子は真面目だから同居してると知ったら怒りまくりだな。
 掃除は良いけど、部屋の中の家具を全部捨て去ってるとかいうのはお約束。しかし、それでもそこらの庶民の家の中があんなに広く感じるわけ無いだろ。庭で山と積まれてる家具のてっぺんでたたずんでるうたまるが良いねぇ。
「御主人様、そろそろ教えていただけませんか?」
「私、御主人様のを見て気付きました。なんて力強くて立派なのだと」
「まだまだ経験不足なのはわかってます。でも、私、頑張りますから……」
 照れて顔を隠しながらそう言われたらねぇ……速攻でご賞味に上がらせてもらうってのが健全な男の子の発想だな。
 ま、そんな話ではなくて魔法を教えてくれってことなのは言うまでも無いけど……純一の祖母ってそんなに高名な魔法使いだったのか? ま、そもそもあの枯れない桜を生み出した張本人だからねぇ。
 続けて2階の掃除をしようとするアイシアだけど、さすがに音夢の部屋は速攻で阻止されるわな。
 結局、その場に乗り込んできた眞子によってアイシアは強引に引き取られていったみたいだけど……しかし、医者ってよっぽど儲かるのか、水越邸って無意味にただっ広い豪勢な家だねぇ。どうでもいいけど、やんごとなき人の宮殿じゃあるまいし、あのトイレはいくらなんでもやり過ぎだろ。
 朝倉家ではアイシアが作る予定だったやきそばパンをことりが作ってるけど……ま、アイシアが作ったら食えたもんかどうかわからんから、助かったってところか。
 一方、水越家では韓国風チゲ鍋だけど……意外とメジャーな鍋だね。萌が豆腐が無いと困ってるのを見て例によって魔法で白い物体を出し鍋に入れてるアイシア。すかさずそれを食ってる杉並だけど……石鹸かいっ!
 水越姉妹の合奏ってのも初めて見るけど、フルートと木琴ってどういう組み合わせじゃい。眞子のフルートはともかく、萌の木琴はメチャクチャって気がするぞ。ま、杉並の乱入とかアイシアの乱入があるから誰も気にしてないだろうけど。
 しかし、ちゃっかり水越家の風呂にまで入ってる杉並って……
 鈴之助って……眞子はクマのぬいぐるみが一緒じゃないと眠れないってか。で、朝起きたら寝室は木彫りのクマで埋め尽くされてたと……
 それにしても、これだけあからさまに迷惑になることやってて、それでいて他人の役に立ってると思い込んでるアイシア。相当なボケぶりだな。しかし、それで役に立てる魔法がちゃんと使えてる気になってるんなら、何もそれ以上、純一に教わることなんか何も無いだろうに。
 でも、まぁ、例え和菓子しか出すことの出来ない純一の魔法でも、その和菓子を確実に出せるってことは相当に高度みたいね。
 なんか済し崩し的に純一の家に戻ってるアイシア。
「だって、朝倉くんは安全過ぎますから」
 そりゃ褒め言葉と言うより恨み言だろ>ことり。しかし、山と積まれたやきそばパンも嫌だねぇ。しかもフランスパン使ってるし……

◎MONSTER
 (第62話)
 薔薇の館の実験を続けて独裁者を生み出そうとしてる男、ペトル・チャペックを追おうとしてるテンマだけど、逆に警察に追い詰められてるとは哀れね。で、逃げたら車に撥ねられてるとは悲惨。
 トルコ人街というと前に赤ん坊が焼き尽くそうとしてた場所だけど、結局は再開発で住民は追い払われたって話かい。
 そのテンマを助けた歯医者のおっさん……ペトル・チャペックを殺そうと狙ってるってかい。テンマを追った警察も本来はこのおっさんを張ってたってかい。
 テンマの制止を振りきってペトル・チャペックを殺しに向かうミランだけど……結局、チャペックに近付こうとしたところを警備中の警官に射殺されて無駄死にってかい。もうちょっと近付いてから銃を取り出せよ。
 ミランの同居人たちに親子丼を作ってるテンマだけど……ま、フランクフルトあたりじゃダシの素とかジャポニカ米も入手可能かも知れないけど、炊飯器までは無いと思うんだけど、鍋で火力を調整しながらご飯を炊いたのか?

◎おくさまは女子高生
 (第5話)
 放課後の理科室で男子生徒といちゃついてる岩崎先生。ま、保健養護員でもなきゃ保健室でいちゃつくわけにもいかないわな。で、それを目撃してるダンナだけど……他人の事を言えた義理でも無いし……という話だけど、このねーちゃん、この先ダンナにちょっかい出して来そうだな。

 (第6話)
 隣のマンションだかアパートだかに引越して来たサクラとか言うキャバクラ嬢。夫婦と言うわけには行かないから兄妹って名乗ったら、速攻でダンナに色目を使って来てるって、営業活動か?
 ……とか思ったら、風俗から足を洗うためにダンナと既成事実を作って結婚しようと迫ってきてるし……しかし、いくら歳が離れてるとは言っても弟の前でそんなことするか? なんかキャバクラにまで連れて行ってるし、平気で着替えたりしてたし……と思ったら、息子ってかい。年齢をサバ読むために弟と偽ってたってか。酷い母親だな。

◎エレメンタルジェレイド
 (第16話)
 船で何者かに狙撃されたクー。歌とともに操られてレンを襲ってるけど、それは毒に操られてたって話だけど、その毒の臭いに覚えのあるキーア……
 船内を捜索してるシスカは、アークエイルの同期のマイナと出会ってるけど、このねーちゃん、前に本部で出て来てたな。休暇と称してレンを逃がそうとしてるシスカを追って来たと言ってるけど……
 カオスクワイアのスティンレイドによって乗客に被害が出て来てマイナと協力して捜査してるシスカだけど、そのスティンレイドも何か操られてる感じ。そこにやってきてスティンレイドにリアクトされてしまい、シスカに襲いかかるマイナ。しかし、歌は流れて無いってか。
 すべてはシスカたちを皆殺しにしてレンをアークエイルに連れ帰ろうとしていたマイナの芝居だったってかい。で、追い詰められたシスカはまだ武器があると言っていきなし歌い出してるけど……例の毒で操る歌かい。リアクトしてるスティンレイドが操られて生気が奪われてるとはマヌケね。
 結局、スティンレイドは逃げ出してしまい、残ったマイナはシスカに殺されてるとは哀れね。しかし、さすがに殺す瞬間の映像は入れずに銃声だけで処理してたけど、これって主人公側のキャラがそんなにあからさまに人を殺すような作品なのか? 確かにエディルレイドとリアクトして戦うクーやローウェンなら峯撃ちで止める事ができても、火器を振り回してるシスカにそんなことは出来ないだろうけど……
 それにしても、すでにアークエイル内部で味方になってるのはクルス補佐官だけで、シスカたちに追討命令が出されてるとは……ほんとにカオスクワイアと変わらなくなって来たね。

◎わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ(新)
 (第162話)
 今回のシリーズでは初めてだと思うけど、相変らず懲りないやつらだね>ワルモ団。
 ミルモの弱点が幽霊だと知って、ミモモショップのグッズで幽霊化してるのは良いけど、ミルモ以外には効果が無いし、抜け殻がヤシチたちに遊ばれて痛めつけられてるとは、悲惨だね。

◎奥さまは魔法少女
 (第3話)
 料理は自分でするのに、洗濯・掃除は魔法頼りかい>嬉子。自分の下着が洗濯されてるのを見て慌ててる巽だけど、洗濯されてしまうようなとこに下着を置いとくなよ。
 『俺にさわると怒るよ』……どういう映画じゃい。
 タウン情報誌の読者投稿ページの写真とキャプションがバラバラだからって朝から苦情の電話に謝りっぱなしって、大変だね。
 いきなしやってきたパラソル少女……クルージェと継承者を争って敗れたブルガってかい。なかなかアニエスから指輪を奪えないクルージェに成り代わって自分が指輪を奪い取ろうとしてるけど……
 浅羽訪問の仕切りなおし。今度は社長も一緒だけど……最初に手土産の饅頭で難癖付けられてる巽、哀れね。それをなんとかとりなしてる社長、さすがは年功ってか。自分の作品を読んだ感想を訊かれても、まだ読めてなくて答えられない巽を、代表作の一節を暗誦してその言葉を用いて庇ってる社長……そうとうな読者だな。
 都会の大手出版社ならピンからキリまでどんな人材でも入って来るだろうけど、田舎の出版社って下手な文学オタクの吹き溜まりだというのは本当みたいね。ライトノベルを読んだぐらいだ読書した気になってるような人間にはとても勤められない職場だな。
 世界を破壊しはじめてアニエスを誘き出してるブルガ……はいいけど、この世界の人間って、ここが作られた閉鎖空間の世界だとは知らないみたいね。世界の大きさってせいぜい田舎町ひとつぶんぐらいだと思うけど……東京の出版社から故郷に戻って来たとか言ってるあの社長はいったいどこから……
 アニエスから指輪を奪おうとしたブルガだけど指輪の力に圧倒されて逃走。それを見ていたクルージェもビビってるけど……指輪の継承者ってなんか大変みたいね。

◎ああっ女神さまっ
 (第15話)
 バンペイくんRXを作ってるスクルド……は良いけど、一般の民家の中でそれだけ半田使いまくってたら部屋に臭いが付くぞ。しかし、そんなにゲーム機を繋げて処理能力どれだけあるんだ?
 それにしても、ウルドの見てるテレビはダイヤル式のチャンネルだし、螢一のPCはやたら遅そうな8ビット機っぽいし……それに比べるとゲーム機のデザインが新しすぎる気がするんだけど……
 バンペイくんの起動でブレーカーが飛んでるけど、テレビが消えてPCのデータが吹き飛んでるのは良いけど、なんでパンペイくんだけそのまま電源オンのままなんだ? それでもマーラーを完璧に撃退してる辺りは凄いね。
 省電力タイプに改造したら、今度はベルちゃんに近付くやつは問答無用で攻撃って……生みの親でも容赦が無いってメチャクチャだね。ま、ベルちゃんの言葉でそれは解消したみたいだけど……
 マーラーのイタズラ電話に丁寧に応答してるベルちゃん、いとおかし。再びやって来たマーラーに立ち向かうスクルドとバンペイくん。なんとかマーラーは撃退したけど、スクルドを庇ったバンペイくんはメモリーが吹き飛んでるって哀れね。しかし、だからってベルちゃんとスクルドが大騒ぎしてるほど見ていて感情移入は出来ないんだけど……せめてもうちょっと心の交流でもあればね

◎創聖のアクエリオン
 (第16話)
 首筋に噛まれた跡があるつぐみとジュン。2人が貧血で倒れてリーナが吸血鬼って話になってるんだけど……
 出現した神話獣がリーナの姿に。てっきりリーナが敵だったのだと思い込んでる一同だけど……臭いでリーナじゃないと確信してるアポロ。相変わらずの野生児ぶりだね。
 神話獣に噛まれてプラーナを失っていくリーナに自分の血を吸わせるアポロ。ま、血というよりプラーナを吸って自分の能力に使ってるみたいだけど……
「吸血のシルバークロス!」
 神話獣に銀の十字架を突き立ててるけど……おまいが使うなよ>リーナ。

◎バジリスク~甲賀忍法帖~
 (第15話)
 結局、板壁に潜り込んでたところを天膳に刺されて死んでる壁男。そんな状態で死ぬのって嫌やねぇ。
 昔読んだSF小説で、薬か何かで壁を通り抜けられる男の話があったんだけど、風邪を引いて風邪薬を飲んだら副作用を起こして壁を通り抜けてる最中に体が硬直してそのまま壁に閉じ込められてしまうとかいうとかいうのを思い出してしまった。

◎タイドライン・ブルー
 (第2話)
 イスラを連れて逃げるキールだけど……そんな砂利道を担架で引き摺ってたら産後間もない妊婦には相当に応えるぞ。ま、あの状況でイスラを追い返そうとしたエレクトラの連中の方が酷いんだけどねぇ
 なんとか埠頭までたどり着いたキールだけど、エレクトラが崩れて斜面に沿ってずり落ちてくるって、悪夢だねぇ。ま、こいつらはユリシーズに逃げ込めたけど、ありゃ住民の相当数がやられてるな。
 しかし、キールたちを助けさせられたユリシーズのねーちゃん、なんかきつすぎ。いやあれはティーンに気があるから余計にキールに突っかかるんだな。
 駆逐艦3隻と潜水艦1隻で太平洋艦隊の3分の1……ずいぶん貧弱な太平洋艦隊だな。で、追い詰められていくユリシーズ。なんか行く手の海底に変なものがのたうってるんだけど……ドゥーラヴィーラって何だ?

◎ぱにぽにだっしゅ
 (第3話)
 1年D組、綿貫響…まだまだ変なやつが居そうな学校だな。
 遅刻したベッキー。遅刻の原因はアホ毛だけど、仲間とばかりに寄ってきた片桐姫子のアホ毛を引き抜いてるのはいいけど、普通そんなことしたらハゲが出来るだろ。しかし、謎なアホ毛だね。割り箸で代用できるところが格別。
 アホ毛を没収したのは良いけどエイリアンの転送装置によって紛失してしまって、さあ大変。姫子の体操服から採取した毛髪から人工アホ毛を作るベッキーだけど……ことごとく失敗。いや、何をもって失敗なのかよくわからんけど……でも、アホ毛の精はかわいいね。
 しかし、このアホ毛の精、なんか一条さんになついてるな……と思ったら一条さんの体操服だったってオチかいっ!
 どうでもいいけど、D組の伊藤さんが恐すぎるぞ。

【DCSS】初音島桜前線注意報(3) アイシアのバナナ

2005年07月27日 | アニメ
 第2話で小さなスニーカーを出したアイシア。あれが精一杯の魔法かと思いきや、第3話では魔法を乱発して大暴走を起こしてしまっています。
 眞子によって水越家に引き取られた後の魔法……石鹸、ライオンの給湯口、木彫りの熊……は状況や量的な問題あるとはいえ、現実に一般的に存在するようなものを出してきただけです。これらに対しては前回の純一の和菓子の魔法と同様な考察で済ませることが出来るので、置いておきます。
 ここでは最初に美春に対して出した、剥いても剥いても皮だけのバナナを考察して見ましょう。

 前回の結論からすると、代償無しに無から物を生み出すことは不可能です。魔法によって取り出されたものはどこか別の場所から運ばれて来たのに違いありません。そうするとあの皮だけバナナはアイシアの魔法で生み出されたものではなく、最初からああいうバナナが存在していたと考えることが出来ます。しかしながら、現実世界のバナナの概念からは懸け離れた存在であることは確かです。
 一番可能性の高いものとして、あれは突然変異による異常体のバナナだったということです。本来なら房になるはずのバナナの果芯がどういうわけか多重構造で生育してしまい、1本の実の中に別の実が、その中にはまた別の実が……というような構造になっていったわけです。こういう状況ではそれぞれの実の中に本来なら詰まってくる果肉が入る余地はなくなってしまいます。そこで剥いても剥いても皮だけというバナナが出来上がったと考えられます。
 ま、そんなバナナがこの世にいくつも存在するとは思えませんが、アイシアがたまたま魔法で出した1本がそれに当たってしまったということですね。もし、アイシアが1本だけじゃなく、2本3本と出していたら他のバナナは普通のバナナだった可能性が高いということです。

 いや、突然変異なんかじゃなくてあれは元からああいう構造の実だったという可能性もあります。外見がバナナに見えるから変なバナナと思うのであって、あれはバナナに似ていても別の植物の実なのだということです。現実世界のどこかにある未発見植物の実なのかもしれません。あるいは異世界には普通に存在する植物の実なのかも知れません。
 この場合、いくらバナナと似ていてもバナナとは別の何かでしかありませんから、アイシアの魔法は失敗です。しかし、魔法というものが概念ではなく外観に作用するということが確実に証明された一例ということになるでしょう。

 突然変異のバナナも、バナナに似た未発見植物や異世界の植物もあくまで可能性の存在でしかありません。この世界にはそんな得体の知れないようなものは何もなく、あくまで普通のバナナしか存在していないということも考えられます。
 剥いても剥いても皮だけのバナナは、魔法の事故によって生み出されてしまったという可能性もあります。
 物を取り出す魔法は、対象物をどこかから転送してくる魔法とした場合、物体はどんなふうに転送されてくるのでしょうか? 現実空間を超高速で飛来してくるということも考えられますが、その場合は何らかの物理的な影響を周囲に対して及ぼすはずです。そうではないとすると別の何らかの転送手段がとられているはずです。

 もっともポピュラーな方法として考えられるのは、物質そのものを亜空間転移させ、三次元空間における物理的な静止状態に変化を起こさないまま亜空間を移動させることで転移する方法です。これを機械装置化したのがガミラスの瞬間物質移送装置ですが、それと同じことを魔法で行ってると考えるわけです。
 さて、ここで1房のバナナを転移させることにしました。しかしながら、手違いにより転送先に用意されているのはバナナ1本分の空間でしかありません。バナナは1本ごとに別の亜空間を通って転送されましたが、それらはすべて同じ空間座標に転送されてしまい、三次元空間に出現すると同時に融合して多重化構造を取ってしまったとかいうことが考えられます。
 あるいは転送は物質の組成情報を電気信号に転換して転送される方法もあります。往年の怪奇映画『蝿男の恐怖』のリメイク版『ザ・フライ』では人間の転送実験の最中に蝿が混入してしまい、遺伝子レベルの融合が始まって科学者が怪物になっていく様子が描かれていましたが、同様の仕組みで遺伝子レベルの融合にまでは至らず、バナナ構造の多重化が起こった状態ということも考えられます。

 しかしながら、亜空間転送にしても電送にしても、バナナの多重化によって皮だけバナナが出現するには無理があります。問題はやはり質量保存則です。1房分のバナナを転送させたなら転送先にも1房分のバナナの質量が保存されていなければなりません。皮だけが多重化して皮だけバナナになったのなら、その代わりに1房分のバナナの果肉がどこかに存在していなくてはなりません。
 もし仮に融合段階において質量欠損が生じたのならその分のエネルギーが放出されるはずです。原爆にしろ水爆にしろウランまたはプルトニウムの核分裂またはトリチウムの核融合における質量欠損のエネルギーを利用しているわけですが、反応に用いられるウランやプルトニウム、トリチウムなどの材料に比べると質量欠損の分量は微々たる物です。
 つまり、バナナ1房分の果肉が丸々質量欠損してエネルギーに変わったとすると、それは原爆や水爆のエネルギーどころではありません。魔法を使ったとたんに朝倉家を中心として大爆発が起こり、少なくとも初音島は消滅してしまうでしょう。

 皮だけバナナが天然には存在せず、また転送中の事故によって生み出されたもので無いとした場合、やはり魔法によって作り出されたと考えるしかありません。しかしながら前回の考察通り、無から物を生み出すということは無理なので、ここは便宜的に見えないところで等価交換が行われていると仮定しましょう。
 素粒子段階から単結晶ではない具体的な有機物を生成するための構造知識は人間の頭脳の及ぶところではありません。アカシックレコードのようなものに記録されてる構造知識を参照しながら構成していくしかないのは前回触れた通りです。バナナを生み出すにはバナナについて書かれた記録を参照する必要があるのです。

 ここで問題なのはその構造記録はバナナを一単位として記録しているのか、それともバナナの皮とバナナの果肉とは別に記録されているのかということです。バナナがそれ単体で完全に記録されてるなら、その記録を用いてバナナを作る限りはアイシアだって間違ったバナナを作ることは出来ません。間違ったバナナが出来るのはアカシックレコードに何らかの記録欠損、あるいは読取不良が起こってる場合と、アイシアの魔法自体がアカシックレコードを読取る技術に欠けていることです。
 しかしながら、小さいスニーカーにしろ、石鹸にしろ、ライオンの給湯口にしろ、木彫りの熊にしろ、アイシアはそれなりのものを出しています。記録の読取り技術に欠けているとは思えません。それなら記録の方に問題があったということですが、この場合、同じように魔法でバナナを出そうとしたら誰がやっても再現してしまうことになってしまうそうで怖いです。普通そんなことは展開上ありえないから、記録に問題は無いと考えるべきでしょう。でも、一時的に読取り障害が起こってた可能性はあります。
 アカシックレコードも一種のサーバーみたいなものですからメンテナンスも必要だということです。

 さて、アカシックレコードに記録されてるのがパーツごとバラバラの場合です。これを用いてバナナを作るにはバナナがどういう構造の物かを知っていないと記録にアクセスできません。
 もし仮にアイシアがバナナの皮だけしか知らなくて果肉を知らなかったら、バナナの皮だけの記録でバナナを作ることになります。中が空洞にならないようにバナナの皮を補填していくと、ほら、皮だけバナナが出来上がります。
 ところで、北欧から来たのに日本語の流暢なアイシアがバナナを知らないってことはあるのでしょうか? ま、これは個人的な知識だからたまたまアイシアがバナナを知らないってことは十分に考えられますけど、ここは北欧の子供一般の問題として考えて見ましょう。

 バナナは熱帯の植物です。日本やヨーロッパには自生していません。日本でバナナが大衆のメジャーな果物になったのは戦後の話で、戦前は貴重品でしたし、江戸時代の人はほとんど知らなかったでしょう。
 これはヨーロッパだって同じで、熱帯を植民地化していた国で王侯貴族に献上される高級品的なものだったはずです。それが一変するのはプランテーション農業によってバナナが農作物として大量栽培されるようになり、さらに植民地支配が終わって生産国の自由な貿易品になってからです。ヨーロッパだって特に海外植民地を持たない北欧では庶民が簡単に食べられる果物になったのは日本と変わらない時期のはずです。
 ところで、日本の場合は近くに台湾、フィリピンというバナナの2大生産地があるので地理的に輸入しやすい環境があるのですが、北欧になると生産国とは遠く離れているので貿易品としてもあまり馴染みの深いものではないだろうかと思ったんだけど、欧米人は日本人に比べてフルーツをたくさん食べるので、北欧だってバナナは相当に消費してるみたいですねぇ。すると、北欧の子供がバナナを知らないってことは考えられません。
 可能性からするとアイシアがバナナを知らないってことは考えられませんが、これだけは個人知識の問題なので一概に何とも言えません。

 結局のところ、皮だけバナナの原因としては次のような可能性があげられるということになります。

(1)現実にある皮だけバナナをどこかから持ってきただけ。
(2)アカシックレコードの障害による生成失敗の結果。
(3)アイシアがバナナの中身の構造を知らなかった。

 ま、魔法なら何でも問答無用で取り出せると思ってる立場なら(3)のアイシア原因説が一番納得のいく答えかも知れませんが、ここでは質量保存則に反する生成魔法は使えないという立場をとっているので、等価交換の代償問題が解決しない限りは生成魔法を認めがたいので、(1)の突然変異なり未知のバナナもどきなり、元々皮だけバナナが存在していたという説を最有力として挙げておきます。

週刊アニメ定点観察 Vol.450 (3/3)

2005年07月21日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/07/16~05/07/17

◎絶対少年
 (第9話)
 いよいよ迫って来た猫踊りの日。なんか当日にいろいろイベントがありそうだけど……御子柴さんは旅行に出掛けて出て来ないのか。深山三姉妹の長女は来るとか言ってるけど果たして出番はあるのか?
 村興しの祭は良いけど、過疎で人手が足りないって……どこも大変だね。で、全国区の祭にしたいからマスコミはよろしくって須賀原晶に言っても、地元のローカルCATVじゃ役に立たんだろ。
 美紀を巡って歩を意識しすぎてる拓馬。そんなすぐに都会に帰ってしまうような引きこもりのガキを意識してもねぇ……で、誰からも相手にされてない潮音が悲惨。ま、こいつもこいつで歩にちょっかい出し過ぎだけど。

◎今日から(マ)王!
 (第55話)
 聖剣を放っぽって女の子を助けようとしたら聖剣を奪われたって……一応、勇者は勇者らしきことはしてたのね<アルフォンス。
 おや、モルギフも魔王次第ではちゃんと魔剣として使えるのね。
 しかし、暴れてた男はてっきり何か因縁のあるキャラだと思ってたのに、ただ邪悪な気に操られてただけの一般人って、拍子抜けね。いや、操ってた気の方が問題なんだろうけど……
 それにしても村田が意味ありげなことを言ってたけど……この異変って例の箱と関係あるのか? 箱を集めると災いが起こるとか、あるいは箱の力はその邪悪な何かと戦うためのものだとか……

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第16話)
 おいおい、この大臣、プロミネンスの力で月の国どころか、ふしぎ星全体を支配しようと企んでるんかい。しかし、大臣も怪しいけど、シェードも怪しすぎ。ま、こいつの秘密なんて大臣にはバレてるみたいだけど……
 晴雨姉妹を狙う大臣の手下から2人を救ってるエクリプスだけど、こいつが犯人と思われてるとは悲惨ね。
 ミルキーの言葉を翻訳出来てるファイン……役に立つのか無意味なのかよくわからん特技だね。
 さらわれたミルキーを助けるためプロミネンスを使ってる晴雨姉妹。おかげで大臣の手下にデータを集められてしまってるけど……あんなことでプロミネンスの力を手にすることが出きるのか?
「プリンセスレインたちと帰るんだぞ」
 ファインは頼りにならないと思ってるのか、それともレインに気があるのか……

   ファイン ← ブライト
    ↓       ↑
   エクリプス → レイン

 ベタな四角関係だな。
 羽根のミューグラム……まさかすべての国の宝を集めたら世界を救う力が手に入るって展開じゃないだろうな。

◎ウルトラマニアック
 (第7話)
 寝てたらネズミに顔に乗られてるって……よっぽどネズミに好かれてるのか、あるいは単に傍若無人なネズミなのか……でも、ネズミと言えばペストとかいろいろあるから大変だね。
 で、邪魔なネズミを退治するために小さくなる薬を作ったのは良いけど、失敗作で巨大化する薬になってるってか。で、ルルとかいうお供の動物、カメレオンかい。しかし、そんなでかいカメレオンを肩に乗せるか? ご苦労さんだね。
 どうでもいいけど、こぼした薬は始末しろよ>マヤ。リオが舐めて巨大化してるじゃないかい。
 マヤが解除魔法の薬を作りに出ていった間、ルルを押し付けられてる仁菜と亜由だけど、なかなか大変ね。
「仁菜ひとりで大丈夫?」
「大丈夫。こう見えても魔女っ子だよ」
「(だから心配なんだけど……)」
 ミンキーモモやプリティサミーやリリカルなのはがいくら世界のために懸命に働いても、仁菜とマヤのおかげで魔女っ子の信頼度はがた落ちなのね。
 巨大化しすぎたルルを人目から隠そうと懸命な仁菜だけど、万策尽きて結局は騒ぎを大きくしてるだけって……薮蛇だね。
 ま、何とかマヤが薬を付くって戻って来たけど……忘れ去られてるリオが哀れね。

◎機動戦士ガンダムSEED DESTINY
 (第39話)
 新OPのアスラン、何か違和感あると思ったら、ザフトの赤服じゃなくてアークエンジェルの制服を着てるからだな。
 ああ、そうか。ジブリールがオーブに逃げ込んだらオーブを攻める口実が出来るって算段だな。
 病室のアスランを見舞ってるカガリ……はいいけど、その横でTVをみてるネオ。なんかすっかり放置状態なんだけど、良いのか? ま、手かせはつけてるみたいだけどね。いや、こいつもすぐに脱走を企んだりするかと思ってたのに意外とおとなしいし。
 おや、エターナルって残ってたのね。しかし、アステロイドに隠してたって、まるでイカルス天文台のヤマトだな。クサナギは爆沈してたから出ては来ないだろうけど、同型艦がありそうだな。
 アスランの伝言を伝えにブリッジに連絡してるネオ。コードを知ってるって……おいおい、ムウの記憶を持ってるのか? しかし、そうなると北極基地で転属命令受けたときにクローンされたか、あれで死んで無かったって話だけど……
 エターナルの援護に大気圏外に飛び出てるキラだけど、ストライクって……ストライクルージュ以外にも予備の機体があったのか? 前の機体はムウと一緒にドミニオンのローエングリンの餌食になって爆散してるからねぇ。
 ……とか思ったら、出てくるときに「ルージュ貸して」って言ってるな。でも、カラーリングがルージュじゃないだろ。わざわざ塗り替えて出てきたのか?

◎ツバサ・クロニクル
 (第15話)
 結局、子供たちはカイルが催眠術で集めてたってか。悪事が露見するや開き直ってサクラの羽根を奪おうとしてるカイル。凶悪ね。それに比べて、被害者の家を一軒一軒回って状況を調査し、毎晩子供たちを探していたと言うグロサム。有力者の鑑だね。
 おや、エメロード姫ってサクラにしか見えないんかい。

◎新釈眞田十勇士 The Animation
 (第11話)
 今度は武田の遺金ってかい。武田埋蔵金は徳川埋蔵金と並んでトレジャーハンティングの定番ネタだけど、信玄が上洛に備えて隠した金となると信憑性がねぇ……
 だいたい、再度の上洛に備えてって、そりゃ武田の公式発表通りに信玄がちゃんと甲斐に戻ってから病没したんなら、まだ可能性はあるかもしれないけど、黒澤明の『影武者』みたいに三方ヶ原の合戦の直後の城攻めの最中に狙撃されてたら、そんな遺金を隠してる暇なんて無かったと思うぞ。
 だいたい、再度の上洛だって信玄が生きていればこその話なんだから、例えその時点で金を隠したとしても信玄の死後に関係者が回収してるだろ。ま、人望の無い勝頼には渡さなかったかも知れないけど……
 で、徳川方は大久保長安とは……また胡散臭いやつを出してきたものだね。

◎ギャラリーフェイク
 (第27話)
 モナリザの話はどうでも良いとして、最後であからさまに藤田の隠し子というのはウソだとかいうオチになると思ってたんだけど……どっちにでも取れる終わり方だな。それでもエリザベータが母親から聞かされた話で藤田を信頼に足る男だと思ってたことは確かだから、事実はどうであれエリザベータ本人は自分の父親が藤田であって欲しいと思ってたんだろうね。
 しかし、藤田の持ち込んだミレーの絵。贋作は良いけど、プラスチック爆弾なんか仕込むなよ。ま、爆弾抱えて日本から来たとは思わないから、仕込んだのはイタリアに着いてからだろうけど……

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第14話)
 キーパーソンが語る総集編……は良いけど、まとめたところでコーラリアンのこととかわけのわからんのは変わりなし。ま、SOFの叛乱のことを軍側の視点から語られていたのが目新しいところだけど、ま、反乱の意図がわからんのにはそのままだし。
 月光号って軍の一部が極秘裏に建造してたのをホランドが書類を書き換えて巧妙に奪い取ってきたって話かい。
 コーラリアンのことに関して自分のことを観察者とか言ってたおっさんが最後にホランドと何か企んでるんだけど……

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第23話)
 ま、新たな力を手にしたのはいいけど、これって新しいおもちゃを売る以外の意味ってあるのか? いや、なんというか、有難味がないんだよね。敵キャラもそうなんだけど、こっちも似たような技とか力とか増えるだけで、話が進んでも進んでも全然物語の幅が広がってないんだよな。
 肝心なクイーンとジャアクキングの復活だって話をじらせ過ぎ。だいたい、光と闇って最初に設定を簡単にしすぎたおかげでマンネリ化の極致をとっくに通り過ぎてしまったって感じ。いいかげん光と闇から脱げ出した方がいいんじゃないのか?
 で、闇の連中も、今回バルデスっておっさんがあのままやられたのか、まだしぶとく生き残ってるのか知らないけど、何もこんな一番強そうなおっさんをだしに使ってパワーアップするよりも、他の3人を順番に倒していくぐらいのことはやってくれと言いたいね。そもそも敵キャラに魅力が無いのが一番の問題なんだけど……これじゃ、前作後半の3人組の方がずっと良かったぞ。

◎雪の女王
 (第9話)
 世界中の花があるという庭だけど、どう考えても1桁しか種類が無いって少なすぎ。この世界にはそれだけしか花の数は無いのか……寂しいね。さくらもひまわりもたんぽぽも無い世界ってのはねぇ。
 しかし、この作品、根っからの悪人って出て来ないねぇ。雪の女王にしろ、この魔法使いにしろ、基本的には親切で優しい人だからねぇ。でも、そんな性善説で世の中が成り立ってるなら誰も不幸になったりはしないぞ。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第12話)
 3ヶ月に一度のMATの猛訓練。パラシュートがいかにもオモチャの吊りなのは何とかならなかったのか? 火の輪くぐりって、おまいらサーカスの猛獣かい。
 しかし、MATの訓練場も管理が杜撰だね。地元民らしきねーちゃんはともかく、バイクに乗ったヒッピーが堂々と乗り込んで来れるってのは問題大有りだな。
「娘が……怪獣……」
 普通、この言葉を聞いて素直に思い浮かぶのは、自分の娘が怪獣に襲われたってことだと思うんだけど、こいつらは違うのか? ま、ヒッピーが若いから娘はいないと思ったんだろうけど、えっちをしたらガキが生まれてもおかしくはない歳だと思うぞ。それより、時代劇の「そこの娘」でもあるまいに、他人の家の女子を娘と呼ぶのは違和感あると思うんだけどねぇ。
 牛山画伯の娘は良いけど……行方不明になったからブラジルに行ったとかソ連に行ったとかって……そんなの北朝鮮に拉致されたに決まってるじゃないかい。
 結局、「娘」は父親の絵を怪獣から守ろうと戻って死んでるんだけど……あんまし意味のあるような結末には思えないねぇ。どっちかというと、「娘」は実は交通事故で死んでいて、牛山画伯の絵に魂が宿って実体化してたとか、そういう方が趣があるように思えるんだけど……

◎ウルトラマンマックス
 (第3話)
 マックスをエイリアン扱いされてヒーローであることを証明しようとしてるカイトだけど、慢心したカイトが変身出来ないのは郷秀樹の時と同じね。話としてはほとんど『帰ってきたウルトラマン』の焼き直しだな。
 しかし、いくらCGでやってるからって、あんなとこからアイスラッガーを取り出して使うってのは反則だな。

◎仮面ライダー響鬼
 (第24話)
 魔化魍の正体は泥田坊ってかい。トドロキが音撃弾で突き刺したら分裂してるのも凶悪だけど、それより田んぼで増殖してるってのが凶悪過ぎるね。
 なんか鬼ってみんなとりあえず3種類の特訓はしてるみたいね。
 日菜佳が気を利かせてこっそりあきらの電話を渡してるのに、平然ともっちーに筒抜けにしてるガキ。マヌケね。
 おや、紅になったら音撃鼓を使わなくても撥だけで泥田坊を倒せるんかい。

週刊アニメ定点観察 Vol.450 (2/3)

2005年07月21日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/07/13~05/07/15

◎フルメタル・パニック!The Second Raid(新)
 (第1話)
 帰って来た戦争バカ、相良宗介。9・11では放映開始が3ヶ月延期されたんだけど、ロンドンテロはお構い無しかい。
 第1話から壮絶な退却戦を繰り広げてるけど、翌日は試験って……どこの国で作戦展開中か知らんけど、間に合うのか? いくら学校までは戦闘ヘリで送り迎えするとしても、航続距離は限られてるから結局のところトゥアハー・デ・ダナンを日本沿岸近くまで接近させなければいけないはずだけど、これも潜航速度は限られてるしねぇ。
「良い国作ろう室町幕府」
「鎌倉幕府だ」
 ツッコんでるクルツは良いんだけど、こいつ何で鎌倉幕府の成立年なんて知ってるんだ? とても日本史の勉強してるとは思えないんだけど……

◎ぺとぺとさん(新)
 (第1話)
 藤村鳩子……ぺとぺとさんは良いけど、歩くのにピョコピョコ鳴ってるのが良いね。ピコピコリナちゃんみたいだな。
 特定種族って、妖怪が人間と一緒の学校に通ってるって……まぁ、神族やら魔族が人間と一緒の学校に通ってるとこだってあるからねぇ。しかし、1人だけ歳食ったおっさんがいるのが気になるねぇ。なんか昔、蘭学をやってた侍みたいだけど……
 シンゴと手がくっついたぺと子だけど、その状態でスク水を脱ぐのは無理があると思うぞ。ぺと子のお母さんがなかなか美人だけど、何の妖怪なんだろうねぇ。
 夜中に川に出掛けたらカッパの沙原くぐるまでくっついてるけど……どうみてもカッパには見えないぞ。しかし、そのくっつき方じゃ、くぐるの手が伸縮自在でもない限り横並びで3人登校してるのには無理があると思うぞ。

◎涼風
 (第2話)
 涼風と買い物に出掛けた大和だけど……涼風は涼風で神経質に物を選びすぎだし、大和はいい加減過ぎ。この2人、どちらも極端過ぎなんだね。
 稲荷神社の巫女さんがなんか意味ありげなキャラなんだけど……同じ学校の新入生ってところか?
 幼馴染みの悪ガキのナンパ野郎の服部安信。大和は嫌ってるみたいだけど腐れ縁って感じね。しかし、この手のキャラが女性受けが良いのは、見てて不愉快なんだけど……

◎極上生徒会
 (第15話)
 意外と呆気なく直ってる極上寮……はいいけど、何でもかんでも会計に押し付けるのはかわいそうだからやめろよ。
 で、いきなし他人の部屋を荒らしてるみなも。見付け出して来たのは他の男性とツーショットで写ってる隠密の副会長、銀河久遠の写真。なんか意味ありげだけど、巧妙に誤魔化してるな。
 伝書鳩の極秘指令って……何かと思えば、久遠は会長の能力を調べるために送り込まれていたスパイってかい。
 それを気付いてつけている隠密の矩継琴葉……前のフットサルの時に管理人に化けてたやつか。しかし、ナフレス情報機関って……
 逃亡した久遠を追おうとする琴葉だけど、聖奈に止められてるって……とっくの昔に会長は気付いてたって話ね。しかし、琴葉も琴葉で神宮司家の差し金みたいだし。
 どうでもいいけど、りのとみなもを隠密の手伝いに送り込んでる聖奈。ようするに琴葉の邪魔をして久遠に関わる暇を与えないようにする魂胆かい。大変そうだね。
 それにしても、隠密って一枚岩じゃないのね。それにくらべたら遊撃の連中はわかりやすいわな。

◎いちご100%
 (第2話)
 昔の『きまぐれオレンジ★ロード』もそうだったんだけど、ジャンプのこの手の作品って、原作読んでるぶんには普通に読めるんだけど、アニメになって声優さんの演技が付いたとたんにめちゃくちゃ小恥ずかしく感じちゃうんだよね。今回でいえばラストの真中のモノローグがその極み。
 これがサンデーあたりだと原作とアニメでそんなにイメージ違わないんだけど。ま、要するにサンデーの作品って元々アニメ的な作風の作品が多いってことなんだろうけど……(マガジンは読んでないから知らない)
 能登麻美子の声って個人的には東城綾のイメージじゃないんだよね。どっちかというと折笠冨美子あたりのイメージかなぁ。でも、『マリみて』の志摩子以来、能登麻美子の声ってだけで麻薬性があるからねぇ。

◎トリニティ・ブラッド
 (第11話)
 帝国貴族のアストと合同捜査をしてるナイトロード。帝国ってヴァンパイアの国だろうに、バチカンとは敵対してるってわけでもないみたいね。
 しかし、このねーちゃん、標的に挑発された途端に大暴走。周囲の人間を巻き込んで殺してるとは凶悪ね。で、合同捜査は取り止めになってアストは帰国させられる羽目になってるけど……ぎりぎりで標的の狙いが教皇暗殺だと判明して作戦続行。
 なんか今回はナイトロードに出番無しと言うか、正体は見せずじまいかい。おかげでアストは最後まで人間だと思ってたみたいだけど……でも、皇帝はナイトロードのことを知ってるみたいね。

◎SHUFFLE!!
 (第2話)
 SSSにRRR……KKKの連中も無節操だね。で、逃げ回ってる稟を匿ってる時雨亜沙……稟の顔を自分のスカートの中に引き寄せてるって、好きだねぇ。ま、中身は普通の縞パンみたいだけど。
 8年前から稟のことを思い続けていたというシアとネリネ……それだけ聞いてると何か美しい話に聞こえるんだけど、本当は神界にも魔界にもろくな男がいないから稟のことが忘れられなかっただけじゃないのか?
 ゲーセンでネリネの知り合いとかいう女の子と出くわした稟……は良いけど、クレーンゲーム1回分のお金も持ってないって、情ないねぇ。で、その子をお持ち帰りしてる稟だけど……おや、異世界と人間界とは自由に行き来してはいけないってか。しかし、その場のノリで済し崩し的に認めてる魔王のおっさん……そんなことで良いのか?
 で、稟と一緒にいたいというプリムラを稟が承諾したら喜んでるシアとネリネだけど……おまいらそれでいいんかいっ!

◎ガラスの仮面
 (第15話)
 あちこちの劇団に自分を売り込んでは断られてるマヤ。ま、演劇コンクールとかちゃんとチェックしてるやつならともかく、こんなどこの馬ともわからんやつ、そりゃ普通は敬遠するわな。
 しかし、月影のライバルだったとかいう栄進座の原田とかいうおばさんに拾われて『おんな河』の子守の役をもらってるけど……ま、ほんとは満身してる劇団員にはっぱをかけるつもりで当て付けに使ってみてるって感じなんだけどね。
 おいおい、役作りで本当に乞食をやってるかい>亜弓。
 『王子と乞食』が始まった亜弓。観客のガキたちに不評だって……おや、亜弓って子役の美少女役者として人気があったんかい。先立つものを持ってれば持ってればでなかなか既成のイメージを変えるのに大変みたいね。
 マヤはマヤでいつも通りにそつなくこなしてるけど、役を取られたねーちゃんの小細工によるトラブルをアドリブでしのいでなんか完全に役をもぎ取ってしまったみたいね。でも、こんなことやってたらあちこちで恨み買いまくりだな。

◎攻殻機動隊SAC 2ndGIG
 (第14話)
 今回はタチコマの話。いや、何か昔と同じ数だけ増殖してるんだけど……新生9課に再配属された時は2、3機だけだったんじゃないのか?
 個別の11人の集団自決事件の調査に出掛けるバトー。どれか1機を連れて行ってやると期待持たせておいて、結局はいつもの「専用機」って話。ま、トグサじゃなくても呆れるわな。
 で、他のタチコマはメンテナンスを受けながら自分たちの自我について思考を巡らせてるんだけど……で、こいつらが仲間の機体のAIチップだかユニットだかを確認しようとしたら、そんなの搭載されて無いって話で、いったい自分たちの自我の思考はどこに存在するのかって展開なんだけど……
 一方、草薙とバトーが集団自決事件の調査をしてたら近くの政府の研究機関で爆発事件。爆破予告があったとかでほとんどの無人だったんだけど、研究員が1人いたはずだとかいう話。なぜかいきなし空港封鎖とかいう展開になってるんだけど……爆発事件は偽装で、その研究員が自分の研究成果を持って海外に逃亡しようとしていたという話。
 いや、現実の日本政府なら研究機関の人間が機密を持って逃亡しようとしていても、事前に阻止することは出来んだろうねぇ。機密保持の契約等はあるから事後で告発することは可能かもしれないけど……それにしても日本にいたら自分の研究成果が報われないから海外に逃亡って……どこぞに似たような話があったね。
 ところで、その研究員の写真を見たタチコマたちがそれをどこかで見たような記憶があるのだけど思い出せないって事態が生じてるんだけど、それはタチコマのAIの開発者だった自分の記録をAIチップに刻銘してたって話。
 それにしても、タチコマのAI開発なんてほとんどノーベル賞ものの功績だと思うんだけど、そこまでやっても自分の名前でパテント1つ取れない上に、せめてもの慰みに刻んだタチコマのAIへの自分の記録も強制的に抹消するって……そりゃ、このおっさんじゃなくても海外逃亡したくなるわな。
 で、その記録を消すためには衛星軌道上のAIチップを書き換えないといけないって……タチコマのAIは人工衛星上に存在してたってオチかい。
 しかし、そんな場所にあったら状況認識にタイムラグが生じるんじゃないのか? タチコマを常時同じ条件で使えるためには静止衛星上に存在してるとして、軌道高度は赤道上空36,000km、光速は300,000km/sだから通信伝達だけで往復に約240msec……これだけあればTVの映像も7フレーム動くし、今のPCでもかなりの処理を行えるぞ。

◎ハチミツとクローバー
 (第13話)
 OPの映像が変わったけど……最後に前のエビみたいな罠は無いのか?
 森田先輩がいないと平和でいいねぇ。それにしてもハグちゃんの浴衣騒動がケッサクだねぇ。括れが無いというよりダルマだな。

◎ケロロ軍曹
 (第67話)
 廃校舎のミステリースポットの探検に向かったオカルト研の冬樹と桃華だけど……例によってケロロたちが悪巧みしてるってオチかい。
 しかし、冬樹よ、女子トイレになんぞに躊躇してたら、一生トイレの花子さんには会えないぞ。
 しかし、その廃校舎は1年前に取り壊されてたってオチかい……ま、お約束といえばお約束だけどね。

 例によってゲームを作ろうとしてるケロロだけど……アニメの時みたいに実制作に即した業界ネタとかじゃないのか……
 ギロロの兵器の分解組立のゲームは良いけど、重金属粒子ビームキャノンって……そんな構造も原理もわからなければ、どんな部品がどれだけあるのかわからんようなもの、誰がクリアできるんじゃい。
 モアのメルヘンチックなゲーム……「もくせいさん」あたりにかなり萌えたんだけど……結局はハルマゲドンかい。
 クルルの恋愛シミュレーション……意外とまともな萌えゲームかと思ったら……絶対失恋システムってか。いや、そこからやり直す展開とかならアリとは思うぞ。でも、ラストが失恋なら普通はバッドエンドだろ。
 それにしても、DVD-ROM 256枚って……ま、PCゲームみたいに最初に全部インストールするとかじゃなくて逐次ディスクの交換だけなんだろうけど……なんか見ただけで嫌になるねぇ。どうでもいいけど、実体化の3次元モーションデータだけで容量の大半を使ってるんじゃないだろうな?

◎アニメ魂
 あかほり外道アワーらぶげ
 (第2話)
 貧乏人で妹を幼稚園に通わせるのも大変だろうねぇ。義務教育じゃないから金が掛かるだろうし……とか思ってたら、ここの妹たち、なんか金のかかる私立の学校ばっかり通ってるような気がするんだけど……
 ……というより、このねーちゃん、食いすぎ。貧乏なのもおまいの食費のせいじゃないのか?
 銅面党が都庁を占拠したから協力して名を上げようと出動した北家姉妹だけど、現場はすでに廃墟……どうせラブフェロモンにやられたって展開なんだろうね。しかし、この世界の悪の組織って怪人一人一人が独立採算制でやってるのか? つまり怪人になれという父親の遺言は自分たちで悪の組織を経営しろということなんだな。

 それにしても、実の弟や妹に手を出すのを恐れて家出してきたこいつらって……
 おや、音子と薫子ってバイトの同僚だったんかい。ま、正義と悪が同じ職場にいるってのもよくある話ではあるけどね……
 萌着、萌射って……あんまし強そうには思えないんだけど……
 おやま、ラブフェロモンが来たときには銅面党はすでに警察に捕まってたってかい。で、逆ギレしたラブフェロモンに都庁は破壊されたって……凶悪すぎ。
 どうでもいいけど、マネージャーの秘密って、それ虚し過ぎないか?

週刊アニメ定点観察 Vol.450 (1/3)

2005年07月21日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/07/11~05/07/12

◎機動新撰組 萌えよ剣
 (第2話)
 借金塗れの新撰組。新規株の発行で安易な増資を図ってるって……市場経済を理解してないダメ会社の見本だな。会社の儲けが増えたとか、事業拡大したとかいうのならともかく、何も無いのに借金対策で株を増やしただけなら、あっという間に株が暴落して資産価値が余計に目減りしてしまうぞ。

◎ブラック・ジャック
 (第35話)
 珍しく何の前置きもなく病院でオペをしてるブラック・ジャック。そこをいきなし病院ジャックされてるけど……政治目的ならともかく、金が目的で病院ジャックなんかしても割が合わないと思うぞ。
 第1に患者を盾に身代金を受け取ることが出来ても、その後の退路が確保しにくいだろ。ま、金と同時に逃走手段を用意させ、人質を連れたまま逃げるって手もあるけど、そんなの最初からマークされてて逃げ切れるわけはないだろ。ま、これがハイジャックとかシージャックとか、そのまま海外に逃亡できる犯罪なら別なんだけどね。
 第2に大病院をジャックして身代金を要求しても、その決断をする意思決定経路が確立されてるとは思えないこと。個人経営の病院ならまだしも、そうでなければ責任の所在さえ曖昧だから混乱するだけで明確に金を払うという決断は付きにくいはず。ま、これが航空会社なら常日頃からハイジャックに対する対応なんてマニュアル化されてるから、むしろ犯人側としても交渉がしやすいはずだけど、病院だとねぇ……
 第3に病院だと犯人側がよほどの占拠要員を用意しとかないと、占拠場所の確保が困難だということ。飛行機の中じゃ出入り口は限られてるから、操縦室と出入り口を固めたら後は客室を監視するだけですむんだけど、病院はまず建物全体を占拠するのは無理だろうね。ポイントを押さえてそこで立てこもるしかないはず。おまけに周囲には(窓も含めて)出入り口はたくさんあり、しかも細々とした部屋が多いから犯人側が管理しきれないだろうし。
 そんなわけで、人質とって立てこもるのはいいけど、その先の成功確率は極めて絶望的だと思うんだけどねぇ。
 しかし、機動隊の強行突入で照明が無い状態になるのを見越して患者の体内を目に焼き付けておいたって……なんとも悠長な話ね。

◎名探偵コナン
 (第406話)
 脱出マジックと言えば引田天功だけど、すでにマジックと言うよりそれを絡めたイリュージョンショーで目をくらませながら一種の様式美を作り出す世界になってるからねぇ。いまどきシンプルな脱出マジックは珍しいだろ。
 しかし、アシスタントがみんな同じ顔みたいなのが無気味だね。

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第2話)
 いきなし「おなかすいた」……ま、萌えを意識しないと出てこないセリフだな。なんかことりまでバスタオル引っ掛けただけで出てきてるけど……純一に下着も用意しろってかい。いや、音夢の下着ぐらいなら探せばあるかもしれないけど……
 しかし、ことりがいてよかったね。純一だけじゃ和菓子を食わされただけかもしれないぞ。
 名前だけ言ったらそのまま寝てるし……
 で、アイシアを自分のベッドで寝かせて、自分はソファーで寝てる純一だけど……音夢のベッドを使いたくないのはわからんでもないけど、両親の寝室とかは無いのか? 別にワンルームマンションに一人暮らししてるんじゃないんだからさ。
 アイシアの持ってた地図。三日月形から初音島の地図というのはわかるけど、雨に滲んで中身がわからんって……本人は他に行き先の情報は持ってないのか?
 探索に出掛けて萌に出会ってるけど、家事手伝いって……いまどき高卒で引きこもるねーちゃんなんているのか? しかし、鍋という言葉を口にしたとたんに相手のことなんかかまわずに鍋談義……やっぱし、この作品はこれがないとねぇ。
 学校の前で出くわした白河暦。もう学校は辞めたって……天枷研究所の専属研究員にでもなったのかと思ったら、ガキを作って家庭に引っ込んだってかい。で、父親は誰だ?(ま、攻略キャラじゃないけどね)
 学校の昼休み……おいおい弁当と言って小鍋を持ってる眞子だけど、まさか鍋が弁当なんじゃないだろうな。それをからかう杉並に投げたふたが直撃してる彩珠ななこ。なんか萌の代わりのボケキャラみたいね。
 探索中に腹が減って、結局は純一の和菓子を食わされてるアイシア。そんな得体の知れないもの、よく食えたな。しかし、純一の魔法ってカロリーを消費するんかい。いや、問題は消費したカロリーと和菓子の質量の関係なんだけどねぇ……
 で、一日探し回っても目的の場所は判明せず……って、おまいら地図には固有名詞が書かれてることぐらい気付かなかったんかいっ!
 目的場所はさくらの家。純一の祖母を訪ねて来たって話だけど……さくらもいないんじゃ家は無人で鍵が掛かったまま。仕方がないから引き取るとか言ってるけど……その前に目的とかは聞かないのか? それじゃ、単に愛に来ただけなのか、何かをしに滞在しに来たのかもわからんだろ。
 しかし、ことりもだめだねぇ。そんな速攻で認めてるようじゃ、純一とはそこまで止まりだぞ。せっかく邪魔者2人(音夢とさくら)が消えたんだから、もっと積極的に出ろよ。

◎MONSTER
 (第61話)
 久々のニナとガキだけど、こいつらどこにいるんだ? まだプラハにいるってわけじゃないとは思うけど……と思ったら、まだプラハかい。
 なぜかプラハで薔薇の館のことを調べてるバーデマン弁護士。例の朗読会の参加者の事情聴取に立ち会ってるのはいいけど、担当刑事がスークってかい。しかし、この若造じゃ目に見える殺人事件とかなら調べが付くだろうけど、こんな巧妙な陰謀の真相になんぞ近付けないだろうねぇ。
 で、ミュンヘンのヒゲオヤジのところに帰って来たニナとガキ。そこにテンマからの手紙でエヴァをよろしくとか書いてあるけど、エヴァはやっぱし来てないね。
 ニナはギーエンの催眠療法で記憶を取り戻してるけど……おいおい、例の薔薇の館で殺しまくってたのはニナだったとか言う話じゃないだろうな。
 記憶を取り戻したニナはヨハンの向かう先を知ってるのは自分だけだって、テンマを助けるために1人でフランクフルトに向かってるけど……その前に真相を語れよ。
 なんか今回はテンマ以外の関連キャラの動向が明らかになって、なんかラストに向けての収束を予感させてるんだけど……このままフランクフルトですべてが終わってくれるのかねぇ?

◎おくさまは女子高生
 (第3話)
 ミニスカウェートレスの喫茶店って……ま、最近は制服自体がミニスカだからどうってこと無いのかも知れないけど……パンツが見えるってのはねぇ。
 オヤジが乱入してきて文化祭はメチャクチャって……このオヤジ、ずっとこういう役のキャラなのか? それはちょっと悲惨だと思うけど。

 (第4話)
 どうでもいいけど、重力レンズなんて高校の授業で扱うのか?
 麻美ってテニスへたっぴ過ぎ。いや、スイングの勢いだけは良い線いってる感じなんだけどね。
 子供が出来たって、野良猫かい。
 雨の中、子猫を探してる麻美だけど……野良の子猫って意外と簡単に死んでしまうものみたいだけど……ま、そういう展開になる話じゃないわな。

◎プレイボール
 (第2話)
 おいおい、OPはこれかい。
 でもま、いまさら何でアニメ化してるのか理解不能なんだけど、売れないのは確かだろうねぇ。
 深夜にやってる時点で現役の小中学生を相手にした番組じゃないから、ターゲットは昔『キャプテン』を喜んでみてた連中だと思うけど、そういう層ってわざわざアニメのDVDなんか買ったりはしないだろうし……
 ま、最近OVAのジャンルが減って何でもかんでも深夜アニメで流すようになってるのは、直接サンプルを見せて視聴者の購入意欲を引き出そうとしてる側面もあるんだけど、それよりもTVアニメとOVAじゃレンタル店へのアピール度が違うから、一応TVで放送されたという実績があったらレンタル店が大量購入してくれるからなんだろうねぇ。
 そんなわけで、現時点で視聴率を稼いだりセルDVDの売り上げを狙ったというよりもレンタルDVDあたりで息の長い商売をメインに狙った作品なのかねぇ。
 ま、OP&EDはチェックしたので、これでおしまい。

◎エレメンタルジェレイド
 (第15話)
 いよいよ本格的に動き始めてるカオスクワイア。基地に侵入し来たアークエイルのエージェントを撃退したって、それがシスカたちの先輩のサンウェルドだって話で情報を聞きに言ってるシスカたちだけど……
 風車の村で飛行機を飛ばしてるユージンってガキ。ゴロツキたちに築かれた壁が風を遮って風車が動かないからって破壊しようとしてるんだけど……その飛行機、バランス悪過ぎ。ま、紙で翼を作ってるんじゃ強度的にあれ以上の翼面積は持てないのかも知れないけど……
 しかし、屋根の上の五角形の要石を壊したら建物全体が壊れるって、どういう構造の建築方法じゃい。それ、作ろうと思ったら最初に要石を中心に屋根から作り始めて徐々に上に持ち上げながら下の構造物を作らないといけないから、全体を支える重機が無いと作れないと思うぞ。
 意外とあっけなく壁を壊せたと思ったら、こいつらにとってはまた村人を働かせて作れば良いだけの話ね。しかし、そこにやってきたクーの一撃で全滅かと思ったら……スティンレイドの登場って、こいつらカオスクワイアの手下だったんかい。
 しかし、スティンレイドが3体もいて、しかも合体してたらかなり手強いかと思ったら……レンとリアクトしたクーに呆気なくやられてるって……こいつらスティンレイドでも弱っちい下っ端だったのね。

◎わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ(新)
 (第161話)
 おいおい、前回の話って引っ張るんかい。普通、こういうのは翌週にはリセットしてるのがお約束なんだけど……
 ムルモッピとパピィッピが暴走して逃げ出したからって、今度は楓、安純、はるかの3人のヒヨコを使って回収しようとしてるけど……安純ッピってひねくれすぎ。
 ま、なんとか回収したのは良いけど……意外と素直に卵に返ったね<安純ッピ。いや、今度はこいつらが暴走するオチかと思ったんだけど……
 それにしても、引き攣り笑顔で延々と松竹に説教してるはるか……なんか異様に恐ろしい本性を持ってるね。

◎奥さまは魔法少女
 (第2話)
 管理者が変われば世界も変わるってかい。
 巽のバイト先って……陸上部とか言ってるから高校生かと思ってたら、大学生か、こいつ。で、出版社のバイトは良いけど、さっそく作家の先生に原稿の依頼だけど……これが嬉子の旦那かい。大手出版社の編集のねーちゃんと浮気中って……嬉子も悲惨ね。ま、大人の結婚生活が送れないんじゃ仕方ないだろうけど。
 相変らず指輪の取り合いをしてる嬉子とさやか。巽と出くわして一時休戦かと思ったら、巽の見えないところでつばぜり合いを繰り広げてるのがいとおかし。
 シチューに入れるニンジンをいろいろに切ってる嬉子……はいいけど、それ、切り取ったニンジンのカケラは捨ててるのか? 罰当たりだぞ。
 そのシチューを持って旦那のところに出掛ける巽。邪魔者は消えたとばかりに戦いを再開しようとするさやか。嬉子の変身はともかく、さやかの変身もエロ過ぎるのはやめろよ。児ポ法に引っ掛かるぞ。
 しかし、相手に乗らない嬉子。シチューが冷めるってかい。
 巽の持ってきたシチューを食ってる旦那。
「あいつの味だ」
 渋いねぇ。

◎ああっ女神さまっ
 (第14話)
 ベルちゃんにベタベタなスクルドだけど、ベルちゃんが大学に出掛けたら留守番とは悲惨ね。で、螢一のバイクがなけりゃベルちゃんも大学には行けないだろうとばかりに手を付けてるのは良いけど……本末転倒して高性能にチューンナップしてるってのはメカフェチの性かい。
 しかし、そこにやってきた恵に難癖付けられて対決モード。成り行きでロボット対決することになってるけど……
 おや、スクルドってなかなか人見知りするタイプなのね。ま、恵とは正反対だな。取り巻きを多く引き連れてロボットを作ってる恵に対し、ますます意固地になってあくまで1人で作ろうとしてるスクルド。
 回転半径内にあるものはすべて粉砕して取り込むって……白色彗星かいっ! しかし、足回りの悪さを恵に付かれて獲物は横取りされっぱなし。ま、確かに恵のロボットはバランス良いんだろうけど……スクルドが露骨に妨害始めたら太刀打ち出来ないってかい。この辺は露骨に性格が現れるねぇ。
 しかし、最後にロボットごと恵に捕獲されてしまったら……自爆かいっ!
 勝敗はともかく、相手のロボット巻き込んで自爆するようなやつを褒めるなよ>ベルちゃん。

◎創聖のアクエリオン
 (第15話)
 妹からの手紙を読んだピエール……兄の結婚を知らせてるのは良いけど、その相手がピエールの恋人だったって話かい。
 合体依存症って……やらしい病気だな>ピエール。
 なんか心臓が2体の間を移動してるって、シュレーディンガーの猫のような心臓だな。で、全然勝てないからってアポロ以外のパイロットを次々に入れ換えてるけど、ついに人材が尽きて2軍の投入ってかい。で、やってきたひよっこのパイロット……怯えまくりで使い物になりそうに見えないし……
 で、ピエール最後の合体……3人とも野郎ばっかりの合体って虚しいね。とか思ってたら、倒れきったら立ち直れるってかい。

◎バジリスク~甲賀忍法帖~
 (第14話)
 てっきり朧を始末するのかと思ったら、手篭めにして自分の女にするって展開かい>天膳。ま、山田風太郎作品だから、これくらいは序の口だろうけど。
 しかし、お楽しみの最中に甲賀の壁男にやられてる天膳……呆気ないね。おまけにナメクジのおっさんも海に放り込まれて溶けて消滅してるし。これで残った伊賀の3人ってほとんど戦力外って感じがするからもう結末が見えてるような気なするぞ……と思ったら、やっぱしこれくらいじゃ死なないかい<天膳。こいつ、やられたと見せ掛けて敵の技を見切ってるのって前にも1回やってるからね。

◎タイドライン・ブルー(新)
 (第1話)
 水兵相手にイカサマばくちで金稼ぎとは、酷い主人公だな。目付きも悪いし……
 山のてっぺんに空母……劇場版『北斗の拳』で高層ビルに突っ込んでるタンカーの光景があったけど、天変地異でも起こったのか? なんか島の構造が南アタリア島みたいなんだけど、異星人の宇宙船が落下してきたとか……
 新国連はいいけど、なんか地球人口の5パーセントとか、食糧生産の4分の1とか……なんか相当に人口が減って僅かな島しか残ってないって感じだね。それでよく人工衛星打ち上げるような技術力&経済力が残ってたね。
 そこにやってきた原潜ユリシーズ。いきなし全世界に宣戦布告ってかい。で、攻撃を受けてる山頂の空母……はいいけど、とばっちりを受けた町の連中が悲惨ね。
 ショックでいきなし産気づいてるイスラ……というか、このねーちゃん妊娠してたんかい。しかし、そこらのガキ捕まえていきなし手伝えって……そりゃ刺激が強すぎるだろ。そこに乗り込んできて分娩を仕切ってる敵のにーちゃん。なんか異様に手馴れてるんだけど……平然と覗き込んで「子宮口が開いてる」って……
 しかし、イスラに腕を掴まれてるキール……ありゃ相当に痛いだろうねぇ。というか、下手したら腕折られてるぞ。
 この空母、エレクトラというのか。しかし、お産が終わった後もまだ残ってるって……空母が頑丈というよりも攻撃側が大規模破壊力を持った兵器を使ってないからだな。
 で、イシスを運び込んで一緒に脱出させるように要求するも却下。しかし、こいつの
分は事務総長の子供だからって用意されてるとは酷い話。なんかこのまま島に取り残されたら後はユリシーズに乗るって選択しかないような気がするんだけど……

 それにしてもイスラの産んだガキの父親は誰だ? 『今僕』じゃあるまいし、レイプされて出来た子供を産んでるってわけでもないと思うけど。

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第2話)
 ジジイのクラスの魔法少女が良いね。
 勉強虫とかアホ毛とか虐めっ子とか地味って……名前を覚えられないってかい。で、ベッキーに地味といわれた地味なねーちゃん(桃瀬くるみ)、ショックでウサギ小屋に立てこもって放心状態。それを見て何とかしようと健気なベッキーは良いけど、名前覚えてなくて墓穴を掘ってるし……
 で、例によって一条さんにトドメを刺されてるってか……

 NASAからやって来たというロボットがクラスに紛れ込んでるのは良いけど、おかげでますます影が薄くなってる桃瀬くるみ。なんか透けて見えるんだけど……
 ロボ子の正体はD組の芹沢茜。自分のクラスのホームルームがメチャクチャだからって隣のクラスにちょっかいかけに来てるって……暇だね。しかし、悪さが祟って椅子に縛りつけられてるところに生理現象に呼ばれてるとは悲惨。結局、自爆してるって……
 ベッキーに名前を呼ばれて復活した桃瀬だけど、五十嵐先生に名前をすぐ忘れると言われて再発してるとは、難儀ね。で、呼びに来た女の子に付いていくベッキーだけど……その後頭部にチャックって……

【DCSS】初音島桜前線注意報(2) 和菓子の魔法

2005年07月20日 | アニメ
 純一とさくらの祖母は魔法使いで、その血を引くという先天的な要因なのか、それとも幼い頃に祖母に魔法を習ったという後天的な要因なのかは知りませんが、純一もさくらも魔法を使うことが出来ます……というか、例の枯れない桜の木の存在そのものがさくらの魔法と大きく関わっていたというのが前作でのお話でした。
 もっとも、さくらの方は本格的に魔法が使えるみたいですが、純一はもっぱら和菓子を出すことしか出来ません。いや、純一にはもう一つ、他人の夢を見ることが出来るという能力もあったのですが、これは純一の魔法の力によるものなのか、それとも桜の呪いの影響なのか、あるいは別の要因による現象なのか、現時点では明らかではありません。

 さて、この和菓子を出す魔法ですが、いったいどういう原理で魔法を出しているのでしょうか?
 この作品世界では一部で魔法等によるミステリアスな現象も起こっていますが、世の中の大半のことは魔法とは関係なく、現実の科学文明の社会が舞台となっています。ということは、この世界を支配しているのはあくまで科学的な物理法則であり、魔法は物理法則を短絡化する手段としてなら使えても、物理法則による物質の存在の有無を左右することは出来ないということです。
 つまり、この世界には質量保存の法則が働いていて、魔法で何かを出すにしても、それを無から生み出して出すことは出来ないということです。
 もっとも質量=エネルギーですから、保存されるものは目に見える物体である必要はなく、エネルギーを任意の物質に変換して生み出すということも(現実の科学文明では困難であっても)魔法を使えば可能なのかもしれません。

 一番簡単に和菓子を出す方法といえば、すでにどこかに存在する和菓子を瞬間移動させて持って来るということです。
 この場合、質量保存則というものが局所的に働くのか、それとも宇宙レベルのマクロ単位で働けば良いのかで変わってきますが、別に異世界や別次元とのやり取りを考えないならマクロ単位の保存が働けば良いものとします。この場合、和菓子自身に対する代替物質やエネルギー変換は考えなくて良いことになります。
 もっとも、完全に何も考えなくていいわけではありません。和菓子の現れた空間には和菓子の体積に相当するだけの何か(故意に何かと置き換えたりしない場合は空気)があったはずであり、和菓子の転送の前後でその補完を行う必要があります。
 もっとも単純なのは和菓子の体積に相当する空気を和菓子が元あった場所に置き換えることです。ただし、この場合、和菓子と空気とでは密度が違うため、和菓子から周囲の空気に対して働いていた圧力は同体積の空気と置き換えただけでは補完されませんので、和菓子のあった場所では和菓子が消えると同時に周囲からの空気の流入が突発的に起こることになるでしょう。ま、和菓子のサイズぐらいではたいした影響はありませんが、巨大な構造物を移転した場合とかは注意を要します。
 逆に和菓子が出現した場所では和菓子による圧力が新たに発生するわけですが、この場合は和菓子の周辺方向に対して新たに空気の流れが生み出されることになります。ただ、周辺の大気圧はどちらの場所でもあまり変わらないとすると和菓子程度のサイズの物体による外部への物理作用(膨張・収縮)はほとんど無いと考えられるので、大きな変化は無いでしょう。これも出現したものが巨大な構造物だとしたら話は別です。
 ただし、この和菓子を移転させる魔法を成立させるためには、どこかに和菓子があるという情報が存在しなければいけません。持って来るべき和菓子の探索まで魔法で行っているとすると、相当に高度な魔法ということになるでしょう。単に移動させるだけの魔法なら、使用者本人が詳細な場所の特定まで行う必要があります。
 さらにポテンシャルエネルギーの問題もあります。和菓子の移動の前後でポテンシャルが変わらないなら問題ありませんが、現実にどこか具体的な場所にある和菓子を持ってくると考えれば、多少ながらもポテンシャルエネルギーの変化は無視できないでしょう。エネルギーと質量が等価とするなら質量変化で調整することも可能ですが、質量が減った場合はともかく増えた場合の増加分は和菓子の組成としてどうなるかという問題が発生しますからここは単純に熱量の増減で補われるとしましょう。ま、一般的な平野部での移動ではそれほどポテンシャルに変化がありませんから熱量の増減も微量でしょうが、どちらかが高い山の上だったり、深海底だったりしたら熱量の増減も相当なものになります。場合によっては出した和菓子が冷たかったり熱かったりすることもあるでしょう。

 和菓子を取ってくる場所が同じ現実空間とは限らない場合があります……というか、一般的な召還魔法ではこっちの方がメジャーなのですが、異世界から持ってくるというやつですね。
 この場合、もはや自己の知識とか付随魔法で目的物の検出を行うのは(たかが和菓子を出すのには)困難すぎて現実的では無いでしょう。この世界と異世界とで召還を仲介するインタープリターというものが存在し、それを利用するのが一般的な召還術というものでは無いでしょうか。
 それはさておき、この場合、この世界と異世界とで物理的な連続性が存在しないとすると、質量保存は厳密に適用される必要があります。異世界から召還した和菓子と同じ質量を逆にこの世界から異世界に補填してやらなければなりません。同じ体積の空気ではダメなのです。質量バランスが崩れてしまうとどちらの世界も崩壊を起こしてしまう可能性があります。つまり厳密に等価交換が要求される魔法といえます。

 同質量による等価交換が必要なら何も異世界から召還してくる必要はありません。その場で物質の組成を変換したり、エネルギー質量変換などを用いて和菓子を作り上げても同じです。他の物資から組成変換で生み出すのを錬金術、エネルギー質量変換によって「無」から生み出すのを生成魔法ということにしますが、エネルギーと質量は等価なのでどちらも同じようなものです。
 錬金術は材料を原子、あるいは素粒子レベルまで分解したものを目的の物質に組成し直す魔法で、生成魔法は光や熱のようなエネルギーを質量に転換して生み出した素粒子を目的の物質に組み上げる魔法です。どちらも目的の物質を組み上げるには素粒子レベルからの詳細な設計図が必要なのですが、一般の能力者がそんな知識を持っているようには思えません。澱粉や糖類の分子組成がわかっても、それを組み合わせたマクロな存在である和菓子の組成を具体的にイメージするのは無理でしょう。
 ま、材料レベルで組成して、後は普通の和菓子作りのレシピになぞった工程を行うって方法もありますが、手間が掛かりすぎです。それに、小麦粉にしろ小豆にしろ、これ自体がかなりマクロな存在なのでやはり具体的イメージは無理でしょう。
 しかし、現実に和菓子は存在しています。存在している以上はどこかに具体的な和菓子の設計図が用意されているのでは無いでしょうか。アストラル空間にあるアカシックレコードみたいなところに、誰かが和菓子を和菓子として発明したとたんにそれが設計図として自動的に登録されるわけです。
 錬金術なり生成魔法はその設計図を用いて和菓子を組み立てるものと考えます。

 さて、作品中では純一は何も無いところから和菓子を取り出していますから、あらかじめ材料を用意する錬金術ではありません。どこか別の場所から転送、あるいは異世界から召還したので無い限り生成魔法によって何らかのエネルギーから和菓子を生み出していることになります。
 純一はこの魔法を使うとカロリーを消費すると言っています。それ以外に周囲にも何の変化も無いので、用いてるエネルギーは純一の体内の生体エネルギーだけを用いているみたいです。また、魔法を使っても極端に疲労したりはしていないので消費されるカロリーは和菓子1個を食べて得られるカロリーと比べて極端に大きかったりはしないものと考えられます。
 ところで作品中では和菓子としか呼ばれていませんが、見たところ饅頭っぽいので、ここでは和菓子=饅頭ということにします。

 さて、饅頭1個60gとして、含まれているエネルギー量は180kcalとします。ここでいうエネルギーはあくまで饅頭を食べて得られるエネルギー量であり、饅頭全体をまるまる質量エネルギー変換をした値では無いことはいうまでもありません。
 この饅頭1個を魔法で出すのに同じ量のエネルギーを消費するものとすると、物質生成に用いられるエネルギーは180kcalということになります。
 1cal = 4.18605J
 E= mc^2 (c=2.9979 * 10^8m/s)
ですから、このエネルギーをすべて質量に変換したとして生み出される質量は、8.38×10^-12kgでしかありません。これじゃとても饅頭1個を生成するどころの話ではありません。
 つまりのところ、純一の魔法はけっして和菓子を無から生み出しているわけでは無いということです。純一が魔法に消費するカロリーは和菓子を生成するために使われているのではなく、やはりどこかから転送したり召還したりする魔法の手続きに消費されているとしか考えられません。
 ちなみに炭水化物のカロリー量というのは体内に摂取された後に細胞内で燃焼されるときの化学反応による発熱量ですから、原爆のような質量欠損による発熱量とは比較するのが無理ということです。

 ま、ものは考えようで、何も無いとこから生み出された「和菓子に見えるけど、実際は内部組成の構築に間違っていて得体の知れない何か」を食わされる心配が無い分、「どんな状態にあったかはわからないけど、どこかから持ってきた確実な和菓子」を食わされた方が安心でしょう。
 可能性なら食い掛けの和菓子とか、賞味期限切れの和菓子とか、料理の下手なお約束ヒロインの作った和菓子もどきとかも考えられますが、魔法の確実性から考えると和菓子メーカーのラインとか和菓子屋の店頭から持ってくる可能性が高いので、あまり心配する必要は無いでしょう。
 もっとも、魔法を使ったほうはそれでよくても、勝手に和菓子が消えてしまうメーカーや和菓子屋さんは迷惑でしょうけど……

 ……とか書いてたら、アイシアがミニサイズのスニーカーを……。いや、これはアイシアの魔法が未熟だからサイズが小さくなった本物のスニーカーとかいう話じゃなくて、最初からリカちゃんとかジェニー用の着せ替えセットの元から小さなスニーカーを出したって話でしょうね。きっとそうに違いない……

週刊アニメ定点観察 Vol.449 (4/4)

2005年07月14日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/07/10~05/07/10

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第13話)
 コーラリアンから抜けたニルヴァーシュと黒いLFOだけど、エウレカもアネモネもくたばって大変見たいね。
 町にアネモネの薬を取りにいくドミニクに付いて行くレントンだけど……こいつ手癖悪すぎ。で、町にやってきたら軍人は露骨に嫌われてるって……なんかコーラリアンが軍の実験か何かみたいな存在なんだけど……
 病院を探すも地図を読むのもたどたどしいレントンから地図を取り上げてるドミニクだけど……このにーちゃん、方向音痴どころか東西南北という概念が無いのか?
 なんとか辿り着いた軍の病院で薬をもらってるけど……絶望病ってなんだ?
 それにしても、コーラリアンのゾーンの中でレントンが体験したことってなんかとてもレアなことみたいだし、レントンの姉が何か関係してそうだし……よくわからんね。ひょっとして「エウレカ」ってのは固有名詞じゃなくて、ゾーンの中に介入できる人間のことで、そういう人間が7人いるとか、7人目がエウレカだかレントンだか、そういう話じゃないだろうな。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第22話)
「こっちの方ももっと頑張ってみようか?」
 なんか悲惨みたいね<なぎさの通信簿。ま、間違ってもなぎさの成績がまともなことなんか誰も期待して無いだろうけど。
 いきなし襲ってきた知能派タイプのおっさん。バルデスって名前か?
 しかし、このおっさんも知能派とか思ってたのに、結局やることは力技かい。変わり映えしないね。おまいら何人いてもすること同じだから、そんなに人数いらんだろ。
 例の地球上空を飛行してるハート型の物体のエネルギーを使った三位一体の攻撃だけど……あれって衛星軌道を周回してるのか? で、運よく日本上空に通り掛った時にしか使えないから毎回は使えないんだな。なんかガンダムXのサテライトキャノン並みの技のような気が……
「月は出ているか?」
 しかし、エクストリーム・ルミナリオはバルデスの技で相殺。ま、爆風でバルデスは去っていったけど、衝撃を受けてる3人。光の園の知恵に頼ろうとインテリジェンを呼び出してるけど……『知恵の書』に記載された謎の記載。
「六つの光に包まれた、光り輝く大地に立つべし」
「光り輝く大地には2つの太陽が同時に現れる」
 ノストラダムスの『諸世紀』から適当に選んできたフレーズじゃないだろうな。で、光の園に関連する場所ってことで、前にメップルがプリズムホーピッシュを落としてた河童山の瓢箪池というところを思い付いてるけど……例によって綿密な現場検証による同定じゃなくて単なる思い付きだな。どう考えてもメップルが落としたのって偶然だろ。

◎雪の女王
 (第8話)
 川の精に騙されて靴を川に投げ込んでるゲルダ……マヌケ過ぎ。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第11話)
 任務途中に喉が乾いたからって勝手に帰還して来た上野を怒ってる岸田。相変らずきついやつだけど、軍人一家だから厳しいってか。しかし、喉が乾いたぐらいで水を飲みにわざわざ基地まで戻ってこなければいけない装備の方に問題があると思うぞ。
 どうせMATなんか昔の体育会系のノリでできてる組織だから、任務中に水を飲むなんて持っての他とかいう発想なんだろうけど、自衛隊のスクランブル機のパイロットみたいに出動しても飛行時間の限られてる仕事ならそれでもいいけど、怪獣捜索のような何時間も掛かる任務で水分補給のことを何も考えてないと熱射病で脱水症状を起こしたり大変なことになるぞ。
 怪獣目撃現場で発見された映画のロケ隊の犠牲者たち。死因を検査したら旧日本軍のイエローガスの被害だという話……おいおい、旧日本軍の毒ガス兵器ネタかい。
 それを聞いて血相を変えてる岸田。父親が戦時中に毒ガスに関わっていたかを母親に問いただしてるけど……軍人一家のエリートがそんな軍の機密事項を妻に話してたとかいうのもいい加減っぽいけど、ま、戦後、旧日本軍が解体された後じゃ仕方ないにしても、毒ガスを遺棄した場所の資料を個人が隠し持ってるって……それは酷いと思うぞ。
 いや、だいたい毒ガスの遺棄自体が連合軍に対する証拠隠滅なんだから、その遺棄場所を記した資料を残しておくことが不自然なんだけど、その残った資料を個人が隠し持ってるというのが酷いね。これだけ怪獣が頻繁に出現する世界じゃ、いつ毒ガスが掘り出されて撒き散らさせるかわからんだろうし、そうじゃなくてもどうせ戦後のどさくさで適当に埋めたものだからいずれ時間が来たら容器が腐食して中身が地中に染み出してしまって被害をもたらすだろうに……そんな資料があるなら厚生省に届け出ろよ。
 で、毒ガス怪獣対策に乗り出したMATだけど、避難勧告に応じないきこりのおっさん……ま、怪獣だけなら個人責任ってことで放置しても良いだろうけど、旧日本軍の毒ガスが絡んでるんなら強制的にでも避難させるべき所だぞ。で、案の定、怪獣の吐き出した毒ガスに逃げ遅れて死んでるし……
 自分が父親の罪を償うんだとばかりに無茶をして負傷する岸田。毒ガスのことをMATに話した母親は岸田家の恥だから他言しないでくれと言ってるけど……怪獣が原因とはいえこれだけ毒ガスの犠牲者を出しててそれは勝手だろ。むしろ岸田家にある資料はすべて提供して、他に各地で同様の被害をだす場所の対策を立てるために協力すべきじゃないのか?
 ま、怪獣の方はMATとウルトラマンが協力してなんとか倒したけど、毒ガスを巡る処置に関しては未来に禍根を残す杜撰な扱いだと思うぞ。

◎ウルトラマンマックス
 (第2話)
 どうでもいいけど、アンドロイド・オペレーターの名前がエリーって……『時空警察ヴェッカーD-02』の桜木睦子だな。やたら瞳を強調した顔のアップが多いのは、瞬きしないアンドロイドとかいうことを示してるんだろうけど、役者さんもいろいろと大変ね。
 深夜の緊急出動で寝ぼけてるDASHの面々……ま、科特隊でもやってたことだからって感じなんだけど、科特隊は別に怪獣退治専門の組織とかじゃないから良いけど、おまいら怪獣退治の専門部隊だったら24時間常に速やかに対応できるようにバックアップメンバーとか含めて交代制勤務にしろよ。
 エレキングが夜の街中に出現してるというのも珍しいけど、それを飼ってる女……ごく普通の会社員って、それは違うだろ、絶対ピット星人に違いないはずだ。
 しかし、エレキングが出現したら電気が止まるだけじゃなく、エリーも機能停止して通信装置も使えないんかい。エレキングのことをヤドカリとか言ってるけど、そりゃウルトラマンマックスも同じだろ。
 で、ピット星人の円盤はどこにあるんだ?

◎仮面ライダー響鬼
 (第23話)
 おや、OPのアレンジが変わってる……
 チア部と一緒にコンバットマーチは良いけど、せっかく吹奏楽部に入ってるのにホイッスルとはねぇ……なんかやる気無さそうだね>ガキ。でも、入部時期がけっこう遅かったんだから、余ったパートでも仕方ないだろ。
 山でヒビキに太鼓の特訓を受けてるトドロキだけど……なんかこっちも大変ね。で、日菜佳の携帯にSOSを出してるけど相手にされず。面と向かってヒビキに理由を尋ねてもたいした理由は無いって言われるし……
 で、隣村に魔化魍が出たからって出撃の準備してるのは良いけど、トドロキの分もバチと音撃鼓を用意しろって……あくまで太鼓を叩かせる気かい。いや、夏の魔化魍には音撃弾は効かないって話みたいだけど……
 しかし、夏の準備を終えたヒビキってどう変わるんだ?
 それにしても、今回の童子と姫はけっこうふざけてたね。で、最後に出て来たのが魔化魍みたいだけど、人型の魔化魍って珍しいね。

週刊アニメ定点観察 Vol.449 (3/4)

2005年07月14日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/07/09~05/07/09

◎おジャ魔女どれみナ・イ・ショ(終)
 (第13話)
 雛飾りでもめてる春風家を覗いてる謎の少女。どれみのクラスまでついていって教室の中を覗いてるけど、どれみと目が合ってとはマヌケね。で、その子を探して廊下を覗いてるところを関先生に怒られて立たされてるどれみだけど……いまどき生徒を廊下に立たせたりしたら周りがうるさいぞ。
 なんかどれみとメチャクチャ気が合ってるみたいだけど……おばあちゃんの家に来たついでに学校見学というのはウソだな。しかし、ふぁみって名前は音階シリーズなんだけど……ドドとかレレとかいう妖精シリーズではないな。
 東京から来たと言ってるふぁみだけど……美空市って東京じゃないのか。どうも桜の話を聞いてると東京よりは北にあるみたいだけど……
 どれみの家に来たのは良いけど、どれみには馴れ馴れしいクセして両親には恐縮しまくりだな。で、雛飾りの騒動に巻き込まれて、その思い出話とか聞いて涙を流してるんだけど……おいおい、まさか、おまいは未来から来たどれみの孫か?
 きっとダメダメなおばあちゃんのせいで悲惨な未来の自分の生活を改善する為にネコ型ロボットでも連れて来たんだな。で、本来なら杉山あたりとしか結婚できなかったどれみなんだけど歴史改変の結果、小竹と結婚できるようになるとか……(おいおい)
 いや、本当はどれみに魔法って本当にあると教えに来たみたいだけど……どれみがおジャ魔女だったとは知らなかったみたいね。そういうこいつも魔女見習いかい。
 しかし、わざわざ過去にまでやってきて魔女のことを教えようとしたり、ずいぶん久しぶりに喋ったとか、おばあちゃんの話になると涙流してたとこを見たら、こいつの元いた時間ではすでにどれみは死んじゃってるって感じだな……ま、魔女の話は好きな子に告白するのに間に合わせようってことでわざわざ自分と同じ年齢である時間にやって来たんだろうけどね。

 それはそうと、ハナちゃんが出て来てないんだけど、やっぱしこれだけハナちゃんを放ったらかした話ばかり続いてたところを見ると、結局、ハナちゃんの野菜嫌いは治らなくて、先々代女王の呪いで死んでしまったんだな。ご愁傷様。

◎絶対少年
 (第8話)
 猫踊りの祭って昭和の終わりに村興しで始まっただけって……有難味の無い祭だね。
 当屋の森……確かに庄屋じゃなくても神社の祭の当屋なら意味がわからなくも無いね。でも、順番に回ってこそ当屋って言うんであって、それが庄屋の家に固定してるんじゃ当屋とは言わないと思うぞ。
 猫踊りも祭自体は昭和の終わりに始まったけど、大元は天保年間の伝説だって……でも、天保年間って意外と最近の時代だからあんまし昔話とか伝説が生まれるとこじゃないんだよねぇ。ま、だからこその「昔話としてのスタイルとして崩れてる中途半端な話」なんだろうし、民俗学で言うところの世間話、今の都市伝説ってとこなんだろうね。
 相変らず川で河童を探してる須賀原晶。誰も河童はいないと教えてやらないのか? そこに通り掛かった歩を捕まえてるけど……イギリスの妖精の輪って、それミステリーサークルだろ。原因は妖精でもキノコでもなくて宇宙人のいたずらだぞ。
 おや、わっくんって須賀原には見えないんかい。
 歩を見掛けて近寄ってきてる潮音。キスしていいって……こいつも遊び人の女か? ま、どこぞの帰国子女と違ってキスした途端に速攻でうがいしたりはしないだろうけど。

◎今日から(マ)王!
 (第54話)
 なんか大地だか墓場だかから涌き出てる大男の姿……これが普通のファンタジー作品なら魔王の復活かとかいう話になるんだけど、この作品じゃそれはありえないね。ま、暗黒闘気をまとった禍禍しき存在なのは確かだけど……
 で、聖剣で村村を襲ってる盗賊の噂を聞いていつぞやの勇者のことを思い出してる有利。例によって確かめに出掛けてるんだけど……
 どうでもいいけど、相手のこと確かめてもいないのに名前を呼んで近付くのはやめろよ。この辺の思考回路がさっぱり理解不能なんだね。
 相手の攻撃の前に飛び出ようとしてる有利をとっさにかくまってる謎の男……って、こっちが本物の勇者かい。見たところ聖剣を持ってないから、目の前の相手に取られたってところか。しかし、聖剣を奪われる勇者というのも情けないね。
 ところで、この聖剣を持ったおっさんのことだけど、暗黒闘気だか魔闘気だかをまとってるところを見たら、何代か前に聖剣を使いこなしたとか言う勇者が何か怨念があって復活して来たみたいね。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第15話)
 月の心配をしてる月の国の女王ムーンマリア。エクリプスの各国での動きを警戒してるけど……そいつのことは放っといて良いと思うぞ。
 シンデレラにお菓子の家……2人の性格をよく表した夢だね。
 フルムーンフェスティバルへの招待状で月の国にやって来た晴雨姉妹だけど、誰も招待状なんか出してないって……悲惨ね。ま、ニセの招待状の送り主はエクリプスだろうけどね。
 1年に1度目覚めるはずのモンモンゴーレムが起きないからって、モンモン遺跡に向かう晴雨姉妹だけど……案内してる大臣が国家転覆を狙ってる黒幕かい。
 例によって意味不明のプロミネンス。おいおい、フルムーンの光を浴びなくても飯の匂いで起きるってかい。
 晴雨姉妹のクソ不味い料理を満足げに食ってるモンモンゴーレム。
「わかる人にはわかるんだ」
 いや、そういう話では無いと思うぞ。
 王宮で初めて出会うシェードに礼を言われてる晴雨姉妹。
「この人、どこかで見たことがあるような気が……」
 いや、見たことがあるどころか、毎週見てると思うぞ。

◎愛してるぜベイベ★★
 (第15話)
 ゆずゆの参観日。結平に学校サボって行けって言ってる鈴子だけど、結平じゃ舐められると言ってるお母さん……幼稚園の参観ってそんなに恐いとこなのか?
 翔太を先に帰らせて買い物をしてる母親だけど、レジの金額を見てパックの卵を返してるって……なんか経済的に苦しそうだね。で、帰りに他の母親が参観日のことを話してるのを聞いて、自分が知らないからって怒りまくって翔太を殴ってるけど……それはまっすぐ翔太と一緒に帰らなかったおまいが悪いんだろ。しかし、他の母親たちの話してるとこ聞いてたら、なんか子供の参観日というより母親の見栄の張り合いの場みたいだね。
 そこに帰って来た父親……おや、経済状態が悪いのはこのおっさんが失業してるからかい。悲惨だね。
 結平だけじゃダメだからって自分も参観に出掛けてる鈴子だけど……このねーちゃんも何か勘違いしてるって感じね。
 折り紙の時間にアサガオを折れと言われてるのに勇者の剣を作って自慢がってる翔太だけど、それで恥を掻いてる母親。帰り際に翔太を殴ってるところをゆずゆに見られて大騒ぎ。それでも開き直ってゆずゆに親がいないからって責め立て、高校生の結平はバカにし、すべてを翔太の責任に押し付けて帰っていくって……凶悪な母親だな。
 ま、いわゆる幼児虐待とか児童虐待とかいう話なんだけど、幼稚園にいる限りは保母さんたちの目が光ってても、家庭に帰ると口出し出来ないからねぇ。児童相談所や警察に言ったって頼りに出来ないのは数々の事件が証明してることだし……
 しかし、一度暴力を振るっただけで恐くなって子供を捨てて逃げ出してるゆずゆの母親と、暴力を振るいながらでも一緒に暮らしてちゃんと育ててる翔太の母親とでは、どっちがマシなんだろうねぇ……

 ……ということで、第16話以降はアニマックスの本放送で見てたからとりあえず一通り見終えたので、この作品は今回まで。

◎ウルトラマニアック
 (第6話)
 おや、マヤの黒魔術もパソコン頼りかい。せっかくの魔女っぽい怪しげな雰囲気も全然有難味が無いね。前に出てきた由多みたいにパソコン無しで魔法が使える方が珍しいって感じだな。
 テニス部と野球部の合同合宿って、どういう学校じゃい。おまけに部外者が約2名混じってるような気がするし……しかし、野球部の合宿ということはマネージャーの明穂も一緒だって、亜由も大変だね。
 魔女っ子のクセしてお化けが恐い仁菜。肝試しで川中島と一緒になってるのはお約束だろうけど……それよりも明穂の強運なことよ。なんか来る時のバスの中から延々と架地とくっつきまくりだな。
 合宿先に都合よくホーリーストーンの反応があるのもお約束だけど、仁菜に怪しげな魔法薬を使おうとして自分が被ってるマヤ。何の魔法かと思えばナマケモノの魔法ってかい。そういえばナマケモノと言えば時々、その気になって猛烈に動くとかいう話(山談)だけど、それを期待した魔法なのか?
 しかし、結局は仁菜よりも亜由の方が恐がりだったのね。それにしても普段はクールな亜由があれだけ慌ててたら周囲の方がびびるだろうねぇ。

◎機動戦士ガンダムSEED DESTINY
 (第38話)
 アスランを逃がすために警備状況を調べただけなのに機密情報を持ち逃げしたと見なされてるメイリンも悲惨ね。
 新OP……なんかさりげなく黒い三連星を作ってないか?
 デュランダルの降伏勧告を無視して徹底抗戦を挑んでるブルーコスモスだか、ロゴスだかの残党の立てこもったヘブンズベース。どうせ自分たちに代わってコーディネーターが支配するだろうと、完璧な人間などいないって言って開き直ってるけど……それは開き直りすぎだろ。
 先手必勝とか言って先に攻撃を開始してるジブリールだけど、どう考えてもおまいらに勝ち目は無さそうなんだけど……おいおい、デストロイって量産してたんかいっ! ま、確かにこの凶悪なデストロイが5機もあったら(その場の決戦だけは)勝ち目があるかもしれないね。で、乗ってるのは例のエクステンデッドとかいう強化人間の新手なんだろうけど、もう完全に雑魚キャラ扱いだな。さらに対空掃討兵器のニーベルング……確かにジブリールじゃなくても自身が出てくるな。
 で、降下部隊全滅でミネルバから出撃するガンダム3機……おいおい、ルナマリアがインパルスに乗ってるんかい。インパルスってフリーダム倒すときに予備パーツまで使い果たしたってわけじゃないのか。しかし、下からの攻撃を考慮してないって……宇宙空間じゃザクに乗ってても上も下も無いだろうに、地球上での戦闘に慣れすぎたのか?>ルナマリア。でも、ザクのときとは桁違いに活躍してるな。
 しかし、あのデストロイでさえぶったぎりかいっ! 凶悪だな<ディスティニー。で、戦況が悪くなったら1人で逃げてるって……最低だな<ジブリール。しかし、これでヘブンズベースが陥落したら逃げても無駄だろうに……と思ったけど、まだ月面基地が残ってるってかい。ま、全体的な戦力としてはどうかと思うけど、あっちはコーディネーターの拠点を直接攻撃圏に押さえてるってとこが強みか。
 で、連合が陥落したら次はオーブって話だけど、またオーブを戦火にさらすわけには行かないだろうから、先に宇宙に出るって展開か?

◎ツバサ・クロニクル
 (第14話)
 子供たちとともに失踪したサクラ。事件の真相を探る為にグラハムの屋敷を捜索してる小狼たちだけど、なんかグラハムは犯人じゃないみたいね。
 グラハムの歴史書にはカイルの歴史書には無いページがあるって……カイルの歴史書の方は故意に切り取ってあるってか。なんか親切そうに見えてるやつが、本当は一番疑わしいってパターンだけど……
 子供たちが歩いて城に入れたのは水門で水を堰き止めてたからって話だけど……この城の堀には高度差って概念は無いのか? いや、だいたい水門ですぐに水が引くような堀なら、水があっても大人なら楽勝で渡れそうだし……なんか空間概念の無い設定だな。
 幽閉されてた部屋から出たサクラはエメロード姫から真実を聞かされてるけど……元々は子供たちの流行り病を治すために一時的に城に隔離して羽根の力で治療してたって話だったんかい。
 しかし、今の失踪事件は魔法で封印された羽根の力を奪う為に何者かが故意に子供たちをさらって城に集めてるって話ね。
 どうでもいいけど、犯人がグラハムなら財力ありそうだからわかるんだけど、カイルが犯人なら城に集めた子供たちの食費とかはどうしてるんだ? 別に殺すのが目的で集めたわけじゃないんだから餓死されたら困るからちゃんと食わしていかないといけないだろうし……ま、あれでも医者だからけっこう裕福なのかねぇ。

◎新釈眞田十勇士 The Animation
 (第10話)
 吉良家から家計図を買って新田家につながる徳川の家系図を捏造してる家康。これだけ見たら酷いことしてるタヌキオヤジってイメージが湧くかもしれないけど、この当時はそれこそ今川や武田みたいな守護大名から残ってる名門の大名を除けばどこでもやってたようなことだからねぇ。
 信長だって自分の家系を平重盛の子孫で平家の直系にしたててるし、島津は源頼朝の落胤の子孫を称してるし……秀吉にそれが残ってないのは源平藤橘と並ぶ豊臣の姓を新たに作ったから系図を小細工する必要が無かっただけの話。ま、秀吉が名乗ろうとしたのが源氏や平氏だったら誰もそんなことしなかったんだろうけど、秀吉は関白になるために近衛家の養子になって藤原氏を乗っ取ろうとしたから、さすがに百姓上がりのどこの馬の骨ともわからんやつに公家の名門である藤原氏が乗っ取られたら大変だからって、慌てて豊臣の姓を作ったんだな。
 で、家康がその次に源氏の長者になったことを武士の名門である源氏のトップに立つって言ってるんだけど、これは違うぞ。源氏の長者というのは公家源氏のトップの地位であって、武家源氏のトップというわけではないぞ。これは源氏を名乗る者の中で朝廷の官位が一番高い者のことだから従来は公家源氏が独占していた地位で、武士で源氏の長者になったのは足利義満が最初だから、そのそも鎌倉幕府を開いた頼朝にしろ、室町幕府を開いた足利尊氏にしろ全然関わりの無い地位だぞ。ま、義満以降は将軍になる武家の統領が朝廷の官位も高いことが多かったから源氏の長者になるものも増えていったんだけどね。それでも例えば家康の息子の秀忠なんかは源氏の長者にはなってないし……
 最後に小早川秀秋の暗殺説だけど……小早川秀秋みたいなボンクラ、その気になればいつでも潰せるんだから、それは無いだろ。

◎ギャラリーフェイク
 (第26話)
 METで藤田を探していたエリザベータとかいう女の子……藤田の隠し子ってかい。しかし、どうでもいいけどホクロって遺伝するのか?
 そのエリザベートを追って藤田のボロアパートを襲ってる刺客。まるで『カリ城』のジョドーの一味だな。
 で、フィレンツェに済むモナリザのモデルとされてるコンスタンス・ダバロスの子孫を訪ねてる藤田だけど……贋作モナリザの収集家かい。で、藤田が持ってきたのはコローのモナリザへのオマージュ作品だけど……
 エリザベータはモナリザのモデルのもう1人の有力候補であるジョコンダの末裔ってかい。で、自分が唯一無二のモナリザの子孫を名乗る為にエリザベートを誘拐したって……芸術の欠片も何も無いね。フィレンツェと言えばルネサンスのパトロンだったメディチ家のあった場所だというのに。

 どうでもいいけど、次回予告を見たらもろに『カリ城』やってるみたいね。