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アニメ及び周辺文化に関する雑感

【DCSS】初音島桜前線注意報(18) 桜の木の魔法のお話

2005年11月26日 | アニメ
 美咲に枯れない桜の木の魔法の話を聞いていたアイシアは、みんなの願いを叶える桜の木を、だから枯らせたというさくらの言葉が理解できません。
 そこで2年前に何があったのか純一に聞き出そうとしますが、純一は言葉を濁すだけで本当のことを語ってはくれません。ま、純一からすれば2年前の音夢のことは痛々しくて思い出したくもないだろうから言葉を濁すのもわかりますが、それでさくらの言葉を納得しろと言われてもアイシアに出来るわけがありません。
 純一があてにならないとわかったアイシアは他のキャラたちから話を聞きだそうと出掛けていきますが、音夢が研修で不在だったのが幸いですね。アイシアのことだから何も考えずに平気で音夢から2年前のことを聞き出そうとするのは確実ですから。
 ところが、こういう時に限って、どのキャラも不在。アイシアにかまってくれる様な暇人はいません。ようやくどうにか出くわしたのがことりなのですが……

 ま、ことり自身が枯れない桜の木のことについて全部知ってるわけじゃなく、ただ自分が体験した範囲のことしか知らないわけですから、ことりの話だけ聞いてアイシアが枯れない桜の木のことを理解できるはずはありません。
 ところがアイシアはことりが純一のことを諦めてる原因がその桜の木の魔法にあったと思い込み、それは魔法が不完全だったからだと誤解してしまいます。そして、さくらが木を枯らせたのは魔法が不完全でさくらの願いを叶えなかったからだと決め付けてしまいます。
 さて、アイシアは魔法を完成させ、完全な枯れない桜の木を復活させることができるのでしょうか?……という展開とは違うような気がしますが……
 そこで、アイシアにもわかるように簡単に枯れない桜の木の魔法を巡る事例をおさらいしてみましょう。

(1)他人の心を知るということ

 初音島の新興住宅地にある少女が住んでいました。少女は他人から嫌われるのを恐れるあまり、他人の心を知り、その期待通りに振舞うことを望みました。桜の木の魔法で他人の心を読む力をもらった少女は、その目的を果たして、みんなに好かれる人間になりました。
 でも、人の心を読む力は少女に幸せだけを与えたのではありませんでした。人の心には二面あります。笑顔で話しかけてくる人でも、相手を疑っていたり、妬んでたりすることに枚挙がありません。人の心を読むと言うことは、そういう負の面も見てしまうことなのです。
 少女は疑心暗鬼になりました。他人の心が信じられなくなったのです。そんな時、心に裏表のない少年と出会いました。少年の心の中には「かったりぃ~」という感情しか無かったのです。
 少女は少年が好きになりました。でも、少年には好きな人がいたのです。
 そんなある日、桜の木が枯れ始めました。少女には他人の心がだんだん読めなくなってきました。他人の心が読めることで嫌な面を見てきた少女ですが、まったく心が読めなくなって他人の心がわからなくなることはもっと不安なことでした。
 他人の心が読めない恐怖にひしがれる少女を少年は温かく励ましてくれました。そして完全に心が読めなくなったとき、少女は少年に告白しました。少女は少年に好きな人がいることを知っていました。そして、予想通りふられてしまいました。でも、少女は他人の心に縛られずに自分の気持ちを表現できるということを知ったのです。

(2)自分の記憶を探すロボット

 少女は研究のためにある人間の少女をモデルに試作されたロボットでした。ある日、人間の少女が事故で倒れてしまったので、その代わりに人間としての生活を送ることになりました。
 ロボットの少女は人間の少女と見掛けはそっくりで、記憶も受け継いでいたために周囲の人たちは人間の少女本人だと思っていました。怪我をした人間の少女は一向に回復せず、ロボットの少女はずっと代役を続けていたのですが、いつしかロボットの少女は自分がずっと昔からその少女本人だったと思い込むようになっていました。
 試作品であるロボットの少女は本来ならとっくに耐用期間を過ぎていたのに、ずっと少女を演じ続けていました。しかし、桜の木が枯れ始めた頃、ロボットの少女の体は機能を停止し始めていきました。
 徐々に薄れていく「自分の存在」を確認するために、ロボットの少女は「幼い頃の記憶」によって埋めた宝物を掘り出し始めました。もうすべての機能が停止しようとする中でロボットの少女はひたすらあるはずのない「自分の記憶」を懸命に確かめようとしてたのです。
 最後、記憶の宝物を手にした少女は満足そうな表情で、その機能を永遠に停止したのでした。

(3)飼主の思いを代行する猫

 少女は毎日、自室の窓から桜並木を登校していく少年の姿を見ていました。少女は直接顔をあわせたことも無く、口を聞いたこともないその少年にいつしか片思いをしていました。
 少女は子猫を飼っていました。子猫はご主人様が恋している少年に会ってみたいと思いました。子猫の願いは桜の木の魔法によって叶えられ、子猫は猫耳メイドさんとして、料理の下手な妹と二人暮しだった少年の家に居候することになりました。
 メイドさんになった子猫はご主人様のことなど忘れて、少年の家で幸せに暮らしていました。しかし、やがて桜は枯れ始め、子猫はメイドさんとして居続けられなくなったのです。
 子猫は最後に枯れない桜の木の下で少年に自分の思いを伝え、元の子猫としてご主人様の元に帰って行きました。

(4)呪われる恋敵

 少女は小さい頃から好きだった少年に告白するために、初音島に帰って来ました。しかし、少年の側にはずっと恋敵だった別の少女がいました。
 島に帰って来て1年近く過ぎようとした頃、少女は少年に告白し、選択を迫りました。でも、少年が選んだのはもう1人の少女の方でした。
 少女の悲しみに桜の木の魔法が反応し、もう1人の少女には桜の木の呪いが降りかかりました。咳と共に桜の花びらを吐き、しだいに衰弱して行ったのです。そのことを知った少女は桜の木に呪いをやめるように願いましたが、それは聞き届けられませんでした。そこで少女は枯れない桜の木を枯らそうとしたのです。
 一度は桜が枯れ、もう1人の少女も小康を得ましたが、すぐに桜の木は蘇り、もう1人の少女への呪いも再開しました。少女の少年への思いが残ってる限り、桜の木の魔法はそれを叶えようとし続けるのです。
 少女は少年への思いを断ち切り、今度こそ本当に桜の木を枯らせると、そのまま初音島を去っていったのでした。

 ‡ ‡ ‡ 

 それぞれ上記のような話の内容だったと思いますけど、誤解があった場合はごめんなさい。ま、あくまでTVアニメ版の範囲に限りけど。
 なおプライバシーに関わることなので個人情報保護法を鑑み、人名の固有名詞は割愛しました。(嘘)
 また、登場する「少年」がすべて同一人物だと言う噂がありますが、ノーコメントとさせていただきます。(おい)
 ま、別にどのキャラかは説明要らないでしょう。いや、アイシアにはわからないかも知れませんけど。(今までのことり、美咲、さくらそれぞれの話からそれなりに判断できるかもしれませんが、現状でアイシアの知識に全然関係ないのが1つありますね)

週刊アニメ定点観察 Vol.468 (4/4)

2005年11月25日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/20~05/11/20

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第31話)
 いきなし首都の軌道エレベーターから下りてきた賢者だか賢人だかいうおばはん。なんか軌道上に移民船があって、この星の人類はそんなに遠くない過去に地球から移民してきたみたいだけど……
 レントンとべたべたなエウレカだけど、ニルバーシュが暴れ始めたってキスはお預けとは、惨めね>レントン。
 ニルバーシュは本来の姿に戻されようとしてることが気に入らないって暴れてるみたいだけど、そのイメージを具体化したら飛行機タイプになりたいってかい。
 デューイの連れていたアゲハとか言うガキたちの作戦によりいきなし人類対コーラリアンの最終戦争が始まったみたいだけど……町に住む民間人がグチャグチャ殺されてる光景って、あんまし日曜の朝から見たい映像ではないね。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第38話)
 母親からパリに来ないかって手紙を受け取ってるほのか。どう声をかけたら良いのかで悩んで周囲に相談してるなぎさだけど……志穂と莉奈じゃまともな相談相手にはならんわな。もっとも、それはなぎさと同じレベルって話だけど。
 キャッチボールをしないかってほのかを連れ出したなぎさ……キャッチボールって、ラクロスかいっ! しかし、いきなしラケット渡されて出来るものなのか? いや、ベローネ学園では体育の授業でやってるのかもしれないけど。
 結局、パリ行きはそんなに答えを急いでる話じゃ無かったのね。
 こりゃ、今シリーズの最後でなぎさはパリに引っ越していって、次のシリーズは新しいホワイトが来るとかいう伏線なのかねぇ。

◎雪の女王
 (第26話)
 ホルガー伝説……は良いけど、文字通り、そういう伝説があるって話が狼のホルガーの名前の由来として触れられただけで、物語が語られてるわけじゃないのがインチキ臭い。ま、昔、雪の女王の恋人だったのがそのホルガーって話だけど……それとラギと雪の女王の出会いが語られてるのが今後の伏線かねぇ。
 それは良いけど、ゲルダがカイを追って雪の女王の城を目指してるのはわかるんだけど、ラギはどこに向かって旅を続けてるんだ? ラギには前に語られたように死んだ部下たちの遺志を果たして回ってるって側面もあるから、単純にゲルダに付き合って雪の女王の城を目指すはずはないように思うんだけど……

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第30話)
 ハイキングに出掛けて山で道に迷ってる坂田と次郎。いや、ハイキングってレベルの場所じゃないように思うんだけど……
 そこで発見した牛神が祭られてる祠。日本で牛を祀ってるのは珍しいとか言ってるけど、昔は農作業に無くてはならない家畜だったし、牛頭天王を祀った神社とか全国にはたくさんあると思うぞ。
 そこを通り掛った地元の老人の小屋に一晩泊めてもらうことになった2人だけど、同じく道に迷った学者とその助手らしき2人連れとも一緒。
 翌朝、老人の案内でなぜか大量の水牛の骨のある場所に出くわした一同。昔この血が水中にあった証拠だと、骨を持ち帰ろうとする学者たちだけど、牛神の祟りがあると言って恐れる老人。坂田は老人の心情を配慮して写真を撮るだけにしろと忠告するけど、聞く耳持たずの学者たち。なんか妙に手際よく骨を持ち出し始めたのだけど……
 そこに現れた水牛の怪獣オクスターによって学者たちは殺され、坂田と次郎だけが何とか助かりMATに通報してるって展開。
 で、いつものごとくウルトラマンの出番……は良いんだけど、オクスターに沼の中に引きずり込まれ、うまく戦えないウルトラマン。そこで、いきなし沼の水を蒸発させると言う反則技。しかも……
「オクスターはあまりに長く水中で暮らしていたため、水中でしか呼吸が出来なくなっていた」
 おい、いくらなんでもご都合良すぎる設定だろ。それじゃ、学者たちを襲った時とか、平気で沼から出てるのは何なんだ?
 呼吸が出来ずに苦しんでるオクスターを見て「仲間のところに帰れ」と一方的に嬲り殺しにしてるウルトラマン……凶悪だね。

◎ウルトラマンマックス
 (第21話)
 日本の山奥に出現した珍獣ゴモラザウルス……はいいけど、そんなのが普通に生息してるフリドニヤ共和国っていったいどんな国じゃい。
 で、そのニュースでコメントを求められてる宮原香波とかいうねーちゃん、ゴモラザウルスを密輸したのはGSTEとかいうグリーンピースとオウム真理教を足して2で割ったような犯罪組織だと言ってるけど……
 いきなし巨大化して現れてるゴモラ……って、おまいら何の前提も無くその名前を使うことを疑問に思わないのか?
 陥没で地下に閉じ込められた隊長と宮原。そこにはGSTEの研究施設……こんなとこに引きこもって死ぬまでゴモラザウルスの生物兵器化の研究をしてたって、素材のゴモラザウルスが密輸品じゃなくても、とんでもないキチガイ集団だな。
 残された父親の日記を感慨深げに読んでる宮原だけど……そこに書かれてたのは徹底的な犯罪者の妄想。嫌になるだろうね。いまどきここまで徹底したマッドサイエンティストなんかいないね。
 暴れまくるゴモラに父の怨念を見てる宮原。その前に立ちはだかってゴモラを止めようとしてるけど……どう考えても無理だろ。だいたい、コミュニケーションが成り立つ以前におまいの存在なんかゴモラは気付いてないぞ。
 マックスに切られたゴモラの尻尾……トカゲの尻尾かいっ!

 しかし、わざわざ人気投票1位で出してきた怪獣にしては、普通の怪獣なみの弱さだな。ま、もっとも人気投票自体、入れてほしい怪獣だけ選択肢が用意されてるみたいな典型的な誘導質問だったような気がするけど……

◎仮面ライダー響鬼
 (第40話)
 ヒビキに弟子入りを断られてふてくされて学校をサボってる桐矢。見舞いに行ってその話を聞き、自分も弟子入りのことを意識してるガキだけど……ヒビキに弟子入りを断られてるとは、哀れね。
 イブキにも断られ、トドロキにも断られてる無節操な桐矢。で、挙句の果てにあきらに弟子入りってかい。もうメチャクチャだね。で、よせば良いのにガキまで対抗して弟子入りしてるし。でも、あきらに弟子を取れる資格なんかあるのか?
 入ってはいけない移動する森……木霊の森とかいうのが今度の魔化魍みたいだけど、ヒビキとイブキが連絡取れなくなったからって、あきらに応援(というか伝言役)の要請。でも、師匠のイブキでさえ連絡取れないあきらなのに、よく日菜佳が連絡取れたね。
 で、森に入った途端、いきなし変身しようとしてるあきら。おいおい、こいつももう変身できるレベルだったのか? いや、イブキと離れて一人で修行してたのかもしれないけど……例のことがあるから、なんか暴走でもして闇に乗り込まれそうな気配がするのは気のせいか?

週刊アニメ定点観察 Vol.468 (3/4)

2005年11月25日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/19~05/11/19

◎絶対少年(終)
 (第26話)
 現場で歩を見つけて突っつきまわす須賀原。ま、何かと肝心なときに現場を逃がしてるからねぇ、このねーちゃん。
 地面ごろごろの希紗。風呂にもずっと入ってないし、着替えもしてないって感じだから徹底的に汚ギャルを追及してるのか。
 結局、須賀原のマテリアルフェアリーとイーブルの話は須賀原の勝手な思い込みの解釈に過ぎないってのはいいけど、真実はすべての人に対してそれぞれあるとか言い出したら、近代科学が前提とする普遍性がなくなってしまうぞ。
 フェアリーとイーブンは対になるもので、互いのパートナーが見付かったら対消滅で消えるとか、ブンちゃんもぼーちゃんも希紗が望んだからこの世界に誕生しただとか……言うだけなら何とでも言えるって話。
 結局、町中から湧き出てきたフェアリーと対消滅して消えていってる巨大マテリアルイーブルだけど……イーブルが幾何学的形状をしてたのってどんな意味があるんだ?
 入浴しながら歩に電話してる希紗……いったい何日ぶりの風呂だ? しかし、わっくんってのは単に座敷わらしだったってか?
 制服姿の希紗……似合わねぇ。しかし、女子高生は足の感覚が無くなって一人前って……確かに真冬の女子高生見たらそうとしか思えないわな。でも、理絵子もまだまだ一人前じゃないみたいだけど……

 ま、すべてはうやむやのうちに終わるってのはTV番組で須賀原が付喪神説を出してきたときから予想出来た話だけど、巨大マテリアルイーブルの消滅の現場に新聞社のヘリが飛んでた割には、世間の反応まで触れずに終わってしまってるというのは、ある意味、卑怯だね。
 マテリアルフェアリーもマテリアルイーブルも実体の無い、世界の皮膜の破れから見えてるものだとするなら、それはそれで言いのだけど、問題として残るのはブンちゃんが消滅した時に外装の破片が残ってることだね。
 そりゃ、イーブルが付喪神なら取り付いてた器物の破片が残ってもおかしくはないのだけど、破片を残してるのがブンちゃんだけというのが謎。ま、他のイーブルはブンちゃんみたいに具体的な形体が描かれてないから、破片の描写は省略してるとか、そもそもブンちゃんみたいな実体は無く、ただ寒色系の光に過ぎなかったって話もありうるだろうけど……さすがに巨大マテリアルイーブルにはそんな言い訳通用しないだろ。
 あれだけ巨大な物体の破片が降り注いだら、みなとみらい一帯はたちまち瓦礫の山。そうじゃないなら、ブンちゃんと巨大マテリアルイーブルの消滅は別の現象としかいえないんだけど……
 ま、ブンちゃんの場合は世界の皮膜の穴からやってきて、こっち側に実体があったのだけど、巨大マテリアルイーブルは皮膜の穴から見えてただけで実体は無く、マテリアルフェアリーはその穴を塞いでただけだって可能性はあるけどね。
 ところで、御子柴さんはどうなったんだろう……

◎今日から(マ)王!
 (第66話)
 いつもは地球時間ではすぐに帰ってくるのに、1時間たっても帰って来ないって心配な有利の家族……って、あれから地球ではまだ1時間しか経ってないんかいっ!
 そこに忘れ物があるといって帰ってきた有利。なぜかコンラッドとヴォルフラムまで着いて来てるのは良いけど、今度は眞魔国に帰れなくなってるってわけのわからん展開。村田の話では眞魔国に箱が4つ揃った影響だと言ってるけど……
 仕方が無いから、またボブに協力を求めてスイスまで……で、ボブが眞魔国への道を開こうと魔力を使ったら、なぜか巨人型の化け物が出てきてるって、展開が理解不能。ま、なんとか化け物を倒して眞魔国にはたどり着いてるけどね。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第34話)
 初っ端、いきなし橋に頭をぶつけてるティオ。これで今回の活躍は終わりか……
 元気が無さげなミルロ。次のプリンセスパーティがベスト・アート・プリンセスで、しずくの国の開催だからって女王に優勝しろと強要されて、嫌な感じみたい。で、そのことを晴雨姉妹の助けで告げに行くんだけど、いざ女王の前になったら腰砕け。相変わらず気の弱いねーちゃんだね。
 思い悩んだ末に太陽を黒く塗ってるミルロ。お節介に文句を言ってるキャメロットだけど、よその国のどしろうとが口を挟むなよ。
 虹の泉を破壊し、運河に黒い水を流し込んでるブライト。後から女王に取り入るつもりなら、水をきれいにする方法を考えてから実行に移せよ。
 しかし、プロミネンスであっさり水が元通りってのはちょっと安易過ぎる気がするんだけどねぇ。

◎ウルトラマニアック
 (第25話)
 マヤの呼び寄せたダークゾーンに送り込まれていく亜由たち。中で懸命に支えている校長……ま、あっけなくやられてたわけじゃないのね。
 パソコンで何とかしようとする仁菜だけど、ダークゾーンのパワーに引き寄せられる仁菜のホーリーストーン。それもマヤの狙いの内だったってか。仁菜のホーリーストーンを奪ったマヤの元に現れる最後のホーリーストーン。それをもって立ち去るマヤ。ホーリーストーンさえ集まれば後はどうなっても良いって、放ったらかしかい。
 とりあえず仁菜の魔法でみんな助かったみたいだけど、ホーリーストーンを奪ったマヤのところに殴りこんでいくジジイ。いや、気持ちはわかるけど、ルール上の問題でもあるのか?
 怒ったマヤにダークゾーンに飛ばされるジジイ。それを探しに自分たちもダークゾーンの中に入っていく仁菜たち。放っとけばいいのに、わざわざ余計なことをしようとしてホーリーストーンを全部ダークゾーンに吸い取られてしまってるマヤ。マヌケね。
 結局、最後は心を改めて解除魔法で仁菜たちを救ったみたいだけど……
 で、なぜか仁菜のところに集まってるホーリーストーン。ラッキーとばかりにゲットしてる仁菜。コンプリート宣言したかと思ったら、そこに現れたのは王子様。いや、ストーンの奇跡とは全然関係ないような気がするけどね。
 さて、果たして仁菜は辻合を捨てられるのか?……ってところが最終回のポイントみたいね。

◎BLOOD+
 (第7話)
 ヤンバルの空爆はミサイル搭載機の墜落で揉み消しかい。ま、いかにもありそうな話だな。
 オヤジが死んだと聞いて引きこもってるリクに、思い出話をするカイだけど……壊れた本を飯粒でくっつけても元には戻らんだろ。
 ヤンバルの施設から医療ゴミの処理会社に出されてたワインの謎。ベトナムの業者から輸入してるって話だけど、そこは最近出来た学校ってか。なんか学校は隠れ蓑で翼手の研究施設っぽいのがバレバレだな。
 しかし、この作品、バトルの無い回はほんとに中弛みって感じで、ちょっと苦しい感じだね。

◎強殖装甲ガイバー
 (第15話)
 星間戦争の兵器を作るために何億年も掛けて地球の生物の進化を操作していたとかいう降臨者……いったい、どんな悠長な星間戦争してたんだ? 何万年も戦ってるというゼントラーディすら足元に及ばないな。
 で、最後は何億年も掛けて作り上げた生物兵器を放棄して去ってるって……開発コストなんかもう論外だな。

◎蟲師
 (第5話)
 行っても行っても現れ続ける沼。液状の蟲の成れの果ての旅する沼ってかい。そこでギンコが出会った緑髪の少女。昔、水神の生贄にされ、一度死んで沼の蟲と同化して再び生を得て沼と共に生きているってか。
 少女を追って地下水脈を移動する沼を追い駆けるギンコ。河口で網を張って待ち構えてるのはいいけど、漁師も暇だね。
 もう沼と同化して海に流れたと思った少女だけど……後で魚と一緒に網に掛かるかい。で、寒天状になって発見されたんだけど……どうやったらそこから普通の人間に戻れるんだ?
 で、沼は山の中にいっぱい子孫を残していたって話だけど……そんな得体の知れない沼がぞろぞろあったら、うかつに沼の水を飲んだり出来ないじゃないかい。

◎BLACK CAT
 (第4話)
 トルネオの屋敷に再侵入したスヴェンとリンスだけど……あんまし、その猫たち役に立ってるようには思えないんだけど……で、そのドサクサに便乗してトレインも侵入してきてるし……
 瞬くスピードでイヴに迫っていくトレインに追いつけないスヴェン。ヴィジョンアイを使ってようやくイヴの元に先回りしてるけど……
 やってきたトレインを抹殺するように仕向けられるイヴ。それを庇うスヴェンだけど、ナノマシンの暴走化カードで殺戮兵器と化してしまうイヴ……
 一方、地下の研究施設に潜入したリンスだけど、そこはすでに破壊された後……トレインにそんな暇は無いから他の何者かの仕業だけど……この頃はまだクリードもクロノスの一員だったはずだから星の使徒とかじゃないよな。トレインを陽動に使って、その隙にクロノスの他の連中がやったってとこか?
 暴走するイヴを身を挺して止めるスヴェン……おいおい、ふつう、その状況は死ぬパターンだろ。
 正気に戻ったイヴを連れて何とか逃げ延びたスヴェンとリンス……と思ったら、そこに銃を構えたトレイン。万事休すと思ったら、サヤの影響で撃たずに去っていったかい。
 で、トルネオの屋敷の炎上を眺めてるクロノスの連中……やっぱし本命はイヴ抹殺じゃなくてトルネオの研究施設の破壊だったかい。
 クロノスって影の秘密結社といえば聞こえは悪いんだけど、やってることは社会の現状維持であって、何か新しい力を持って社会の秩序を乱そうとするやつらをこっそり潰すのが目的の組織だからねぇ。ま、維持する社会が北朝鮮みたいなところだったら嫌だけど、それなりに人々が平和で安心して暮らせる社会なら、そうやって維持しててくれたほうが民衆は幸せなのは確かだから、一概に悪い存在とは言えないね。

◎銀盤カレイドスコープ
 (第7話)
 いきなし運命の全日本選手権大会。なんか今回は直前の至藤の演技を見るだけの余裕があったみたいね。
 で、問題の新プログラムで挑むわけだけど……スケートシーンが3文芝居のイメージ映像で誤魔化されてる感じで、フィギュアスケートアニメとしてはどうかと思うぞ。ま、物語上は悪乗りしながらも卒なく演技をこなしてるタズサだけど……
 タズサの演技を見ていた至藤だけど、それでプレッシャーを感じたのか、以降のプログラムはすべて失敗。ま、互角の勝負で至藤が代表に選ばれるくらいならHNK杯の時にとっくに決まってるはずだから、それがここまでもつれ込んでるのは選考委員の間ではタズサの方が評価が高いってことだからね。
 至藤の自滅もあってトリノ五輪の代表選手に選ばれたタズサ。なんか本人に自信とか無かったのが意外だけど、ま、その謙虚な気持ちを忘れずにいろよ。

◎灼眼のシャナ
 (第7話)
 そのままシャナと再戦するのかと思ったら、屍拾いを感知して去っていくマージョリードー。でも、その気配は見失って骨折り損とはご苦労さんね。
 自分も戦うから鍛えてくれと言ってる悠二だけど……紅世の徒と契約を結んだフレイムヘイズじゃあるまいし、ミステスとはいえ、ただのトーチに一緒に戦えるのか? 案の定、特訓初日の様子では見込みなさそう。
 すっかりシャナを悠二の彼女扱いのお母さん。なんか性格が鷹揚だね。
 悠二が平井さん(偽者)と一緒に通学途中でサボるところを目撃してる吉田さんだけど、昨日の今日でこれじゃ、泣きたくなるよな。
 屍拾いを探すマージョリーの自在法を感知したシャナは、マージョリーの先回りしようと気配を感じた方に向かおうとするけど、屍拾いの気配は瞬時に移動してわからなくなってしまうという罠。実は屍拾いは自分自身は動かず、町中においておいた自分の存在の力の分身を使って誤魔化してたって話なんだけど……マージョリーよりもシャナの方が完璧に引っ掛かっててどうするっ! いや、一緒にいる悠二がけっこう頭が働きそうだけど……戦力としては使えなくても参謀役には使えるタイプか。
 それにしても、ラミー(屍拾い)は莫大な量の存在の力を貯め込んでるみたいだけど、いったいどんな自在法のために貯め込んでるんだ?

週刊アニメ定点観察 Vol.468 (2/4)

2005年11月25日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/16~05/11/18

◎涼風
 (第20話)
 奈々に大和と別れたことを告げてる萌果だけど、奈々に自分に自信が持てなかったことが疑心暗鬼で別れる原因になったことを指摘されてるかい。ま、確かに直接の原因はそれなんだけどね。
 でも、ま、萌果もいい友人を持ってるね。アイドルなんて忙しいだろうに、こういうことでちゃんと会ってくれて親身になって考えてくれるって、よほど萌果のことを大切に思ってくれてるってことだね。
 大和と萌果が別れたと聞いて、チャンスとばかりに後釜に座ろうとしてる小早川とかいうにーちゃんだけど、その萌果は自分に自信が持てるようになったらもう一度、大和に告白するつもりになってるって……悲惨ね。
 涼風から聞いた別れた原因を確かめようとしてる美紀だけど……こいつ、涼風と違って大和が強がりで言ったことなんて見通してるって、なかなか大和のことに理解がありそうだね。まさか、今度は美紀と付き合うとかいう話じゃないだろうな。

◎ARIA The ANIMATION
 (第7話)
 灯里、藍華、アリスの3人を訓練してる晃。なんか3大妖精とその弟子だけで閉鎖社会作ってないか?
 午前中は客に同乗しての見学。客はマンホームから来た新婚カップルみたいだけど、ウンディーネに憧れてる嫁さんに比べて旦那はつまらなそうだね。
 午後からの実地訓練にも参加したいという嫁さんに反発する旦那。その言葉を聞いて売り言葉に買い言葉で訓練の様子を見せようという晃。なんか営業の時とは違って厳しい晃に驚いてる2人だけど……
 猫より遅い灯里、スピード違反の藍華、声の小さいアリス……3人とも何か問題だらけだな。
 そこに差し入れを持ってきたアリシア。そのアリシアを夢中に見つめてる旦那だけど……こいつ、アリシアの隠れファンだったのか。乗ったのがアリシアのゴンドラじゃなかったから不機嫌だったのね。
 この季節は満潮の水位が高くてゴンドラが通れなくなる橋が増えるってことで、最後の訓練として目的地までちゃんとたどり着くことを要求する晃。懸命に水路を探すも、手詰まりで立ち往生の灯里……
 どうにか水の流れがある水路を持った建物を見つけて真っ暗な中を進むのはいいけど、行き当たった先は鍵の掛かった扉。その鍵を針金でこじ開けてるアリス……おいおい、おまいはピッキングマニアかい。
 結局、建物を抜けたことは正解だったのかどうかわからんけど、反省してる3人に晃もそれ以上は怒らないみたい。しかし、抜け道がわからなかったらどうしたんだろ? ま、客の2人は陸に降ろして帰ってもらうしかないだろうけど。ま、晃が正解を知ってたかどうかも怪しげなんだけどね。

◎ガンパレード・オーケストラ
 (第6話)
 戦闘で機体損傷が激しく、戦力が著しく低下した第4中隊。東北師団本部に機体補充の直訴に向かう咲良だけど……なぜか旅行気分で付いてきてる乃恵留たち。
 師団長に掛け合う咲良だけど、対応は剣もほろろ。面会してもらえただけでもありがたく思えって、嫌な参謀長だね。しかし、速攻で機体をかっぱらう計画を立ててる岩崎も岩崎だな。本来こういうやつはあまり組織にいては欲しくないんだけど……
 岩崎の計画に乗った乃恵留たち。珍しく亜美も同調し、咲良には内緒で計画を進めるけど……咲良ってこんなときにもペンギンのぬいぐるみ(というか、抱き枕だな)持ち歩いてるんかい。
 翌日、再び師団長に掛け合おうとする咲良だけど、参謀長に役立たずの部隊だと言われて怒り炸裂。いや、そんな役立たずの部隊に青森ツインブリッジなんぞという本土の生命線の防衛を任せていて大丈夫なのか?
 いや、戦線全体からみたら前線から遠くて幻獣の侵攻は少ないんだろうけど、この前みたいにピンポイントで狙われたらそうも言ってられないだろ。ま、実際には本隊の精鋭がその都度、重要な戦場に派遣されて主力を担ってるから、各地の駐屯部隊はそれまでの時間稼ぎぐらいしか期待されてないんだろうけどね。
 犯行が発覚して逃げ出す乃恵留たちに鉢合わせした咲良。その場にあった自転車で追い掛けて合流してるけど、これで全員同罪だな。
 基地内を逃走するも出口のゲートで待ち伏せされてて絶体絶命の咲良たち……土壇場で師団長が見逃す命令を出してるけど……軍隊でこんなの見逃してたら軍規が乱れる原因だぞ。
 ま、結局持ち帰ったのはプロトタイプの失敗作って戦力にも何にもならないってオチなんだけど……それを整備班がまともな機体に改造するとかいうお約束の展開があるそうな気が……

◎かりん
 (第3話)
 血の嗜好が「不幸」だと兄に告げられてショックを受けてる果林。しかし、だからってメルヘンとかリリカルとかわけのわからん嗜好だったら、それはそれで困ると思うぞ。
 果林に血を入れられてやたらテンション高い雨水のお母さん。だからって不幸が無くなったわけではないみたいだけど、当人は気にしてないみたいね。
 朝から雨水に出会って血を噴出してる果林。しかし、貧血で保健室ってのはわかるけど、増血で保健室って、そんなに辛いものなのか? いや、血が出てくると言ってもあの日とは違うだろうし。
 昼食を食う気がしなくなった果林の弁当が、めぐりめぐって雨水の胃の中に。ま、こいつの不幸というのは家が貧乏でろくに物が食えないことだろうから、誰かに弁当食わせてもらえば解消できるレベルなのね。
 それにしても、雨水の不幸を無くすために麻希と一緒に「幸せ」を調べてた果林だけど、どう考えても語義しか載ってない辞書で調べようとしたり、単一キーワードだけでネットの検索やってみたり……根本的に情報処理能力に欠けてるやつらね。

◎SHUFFLE!
 (第18話)
 楽しげに亜沙と話してる稟の様子を見て、稟の好きな相手が亜沙だと思い込んでるシアとネリネ。2人をデートさせて稟に告白させようと画策してるけど……それに便乗してる樹と麻弓の参画で一気に作戦は本格的に。
 しかし。キューピットランドはいいけど、カップルだらけでガキの姿が無い遊園地って物凄く異様だね。
 亜沙に振り回されるより樹の立てたスケジュールが気になってる稟。真面目といえば真面目なんだけど、こりゃ亜沙のことは本気で好きってわけではないみたいね。ま、無理に付き合っていたというより、本人も自分が好きなのが亜沙なのかどうかわからなかったってところだろうけど……こりゃ、やっぱし本命は楓かい。現状ではどっちか決めかねてるって感じがするというか、自分が楓をどう思ってるのかに気付いて無いって感じかな。
 でも、ゲームのCMとか見てたらメインはシアっぽいんだけど……
 しかし、本命がどうであれ、せっかくのデートで稟自身が何も楽しんでなけりゃ、そりゃ亜沙は怒るだろうね。

◎ローゼンメイデン トロイメント
 (第3話)
 雛苺、翠星石、真紅はいつも通りとして……なんか蒼星石のジュンに対する態度がでかくなってないか?
 その様子を覗いてる最後のローゼンメイデン、金糸雀。真紅たちを倒そうと桜田家に侵入しようとするけど、なんか入るのに物凄く苦労してるね。
 例のごとく『くんくん探偵』を夢中になって見てる真紅たち。おや、ちゃんとクレジットもあるのか。
 侵入者の気配を感じて調査を始める真紅たち。幻のくんくん変身セット。懸賞で当たったって、こつこつ葉書出してたのか?>真紅。
 罠を仕掛けようとしてて家事を起こしかけてる金糸雀。その騒ぎに気付いてやってきた真紅たち。ま、翠星石のジョウロで火事は防げたけど……真紅って燃えた物も復元できるのか? その代わりジュンに影響が及ぶみたいだけど……
 見付かったと思って潔く姿を現す金糸雀だけど……誰も関心無かったって、哀れね。

◎ガラスの仮面
 (第33話)
 劇団月影&一角獣の野外ステージでの『真夏の夜の夢』は開演1時間前から会場が満員になるほど大盛況。これじゃアテネ座の支配人は顔も出せないだろうね。芝居の中身はやはりパック役のマヤがレベルを引き上げてたみたいだけど……ま、この辺は予定調和。いや、芸能界を追放された話題のマヤに絡んでくる性質の悪い観客でもいれば面白かったんだろうけど……
 この結果、大都芸能がアテネ座での公演の正式プロモートを申し出てきてるんだけど……大都芸能絡みになると途端にマヤだけお払い箱。ま、マヤが大都芸能を出て行ったからというより、マヤにとっては居心地のいい昔の仲間とは引き離して、より高みを目指させようとしてるみたいだけどね。
 で、マヤに今度は亜弓が月影と共演すると言ってる速水。詳しいことは自分で確かめろと唆してるけど……その芝居では亜弓の相手役に予定していた俳優が押さえられなくなって、急遽一般公募してるって状況みたい。ま、要するにマヤにオーディションを受けろってことなんだけど、ストレートに言わないのが捻くれてるね。

 ところで、この前、マヤは高校卒業してたはずだけど、紫の薔薇の人は大学には行かせてくれないのか? ま、原作の時代から考えたら、現役芸能人が大学行くなんてのは珍しいと思われてたんだろうけど、今の感覚で物語作るならどこか芸術系の大学で演劇理論とかを身に付けさせると言う展開もありだと思うんだけど……

◎ノエイン もうひとりの君へ
 (第6話)
 ハルカを守ろうとしてるけど、何か様子がおかしいカラス。背中からはらわた噴出してたように見えたのは気のせいか?
 目覚めたハルカを調べに来た3人の女……アンドロイドなのか全部同じ顔をしてるのが不気味だね。
 怪しげな服着せられて、運ばれて来た食事。なんか芋虫みたいなのが蠢いてるけど……これ食うのか? 見てるだけで嫌だねぇ。ま、まだガキだから平気で食ってるんだけど、もうちょっと年頃のねーちゃんになったら絶対手をつけないぞ。
 しかし、こんなもの食ってるとは、よほど食糧事情の悪い世界なのね。世界中が北朝鮮に征服されたのか? いや、食うものがあるだけマシなんだろうけど。
 それにしても、パラレルワールドの過去に介入してもタイムパラドックスは起こらないってか。ま、パラレルワールドって概念自体がタイムパラドックスを回避するために考えられたものだから当然だろうけど……
 吐血を装って脱走してるハルカ……TVや何かの見過ぎって気がするけど、ガキだからそんなものか。で、出会ったのがミホの娘リリって……こりゃ、未来と認めざるを得ないわな。
 地上を見るために通風孔の煙突を登るハルカ……はいいけど、一緒に登らされてるリリが哀れね。で、地表に出たら廃墟になった荒れた世界。そのハルカを連れ戻しに来た女。こいつが15年後のアイってかい。こうなったらクイナがイサミなのは確実だな。

◎金色のガッシュベル!!
 (第132話)
 ファウード編最大の爆笑ポイント、ウンコティンティンの話。ウンコティンティンは後でファウードが起動してから再登場するけど、その時は冗談じゃすまないキャラになってるからねぇ。
 しかし、「乳をもげ」と同じレベルと言えばそうなんだけど、このネーミングセンス、もうちょっとどうにかならんのか? いや、アニメ版に言っても仕方ないんだけど。
 ファウードの体内を通ろうとする清麿一行を試すために番人であるウンコティンティンがひとりひとりに問題を出すんだけど……さぞ難問ばかりの続出か?と思ったら、小学生でも答えられる簡単な問題の連続で、調子の外れる清麿。
 しかし、いざ清麿の順番になったらいきなしレベルが上がって、やたら桁数の多い掛け算。そんなの暗算でできるかいっ!……と思ったら、あっさり即答してる清麿。さすがに世間に名の知れた天才児。ウンコティンティンの方が答え合わせ出来なくて困ってるし……
 これで最後かと思ったら……残ってたのはウマゴン。「メルメルメ~」しか言えないウマゴンにウンコティンティンがここぞとばかりに出してきた難問は、フェルマーの最終定理を証明しろって……いや、何もそんな究極の難問持ってこなくても、もっと簡単な証明問題でもウマゴンじゃ答えられないだろ。
 いったいどうするのかと思ったら、清麿の逆ギレで優しい問題を出し直してるって……ウンコティンティンも意外と気が弱いのね。

◎ケロロ軍曹
 (第85話)
 日向家に突然設置されてた謎のガチャガチャ。「危険、回すな」と書かれてるのについ回してしまったら……ケロロと体が入れ替わってるってかい。悲惨だね。
 しかし、普段は家事にケロロを扱き使ってる夏美だけど、ケロロの体だと家事が大変なことを思い知らされてるとは、ご苦労さんね。
 鼻を押せば元に戻るって……どこぞの藤子・F・不二雄作品で見たような設定だな。

 宇宙廃品回収にケロロたちが出そうとしていたガラクタの中にあった魔法のステッキ。侵略者には用無しでもペコポン人には魔女っ子ごっこの格好のアイテムだね。
 魔法の呪文に悩んでる一同……おまいら薄すぎ。「ハートに届け、プラクティス!」って……そりゃ予告の決め台詞だな。やっぱし「ピピルマピピルマ、プリリンパ」ってあたりがスタンダードか。
 しかし、最後は電池切れで廃品回収送りとはもったいない。電池交換とか出来ないのか?

◎アニメ魂
 ToHeart2
 (第7話)
 百万人ゴーゴー天体観測って……元ネタは『ゴジラ対ヘドラ』だな。で、参加者集めを花梨に命じられてる貴明だけど……タマ姉には速攻で疑われてるな。ま、発案者が花梨だからUFOでも見付けるって話だろうけど……るーこの迎えのUFOでも来るのか?
 例によって由真の自転車にぶつかられてる貴明。相変わらずの突っかかりモード全開だな。
 このみが帰宅途中で出会った猫……例のるーこの猫か。相変わらず七輪で焼いた魚を食ってるグルメな猫だな。
 おや、タマ姉って結構ウエスト細いのね。ま、ベルトか何かで絞ってるのかも知れんけどね。
 集まったのはレギュラーキャラだけ……と思ったら、このみの友人が集まってるし、愛佳の人脈も広そうだね。どこぞの公害反対の富士山での百万人ゴーゴー大会よりは人が集まってるって感じだろうけど……
 いきなし開会の挨拶で怪しげな宣言……UFOを呼び出す大会なんか誰も知らないからたちまち解散モードだけど……タマ姉とこのみに感謝だろうね。
 で、何とか輪になってUFOを呼び始めたけど……そこにやってきたるーこ。おいおい「るーこ・きれいなそら」というのが本名なのか? で、たちまち出現したUFO……と思ったら、琴座流星群だったってよくある話。でも、いくら流星群でもUFOの編隊に見えるほど一箇所に固まって見えるのは滅多にないと思うけど……

 とりあえずキャラ紹介編が終わって今週から次のステップか?……と思ったけど、よく考えたら姫百合姉妹がまだじゃないか。こいつらは前作(RMM)の最終回で出てたからパスってか?(瑠璃は声だけだけど)

週刊アニメ定点観察 Vol.468 (1/4)

2005年11月25日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/14~05/11/15

◎はっぴぃセブン ~ざ・テレビまんが~
 (第7話)
 菊之介に告白しようとして失敗してる亜麻乃……ま、成功したらはっぴぃセブンの連中から袋叩きにされてただろうから、失敗して命拾いしたな。
 なんか亜麻乃の隠された力を奪おうと接近してる黒闇天だけど……亜麻乃に教えられた御呪いをやろうとしてるあたり、なんか流されやすいキャラなのか、亜麻乃のペースにはまってるな。
 で、思い直して亜麻乃を襲おうとしたところにやってきたはっぴぃセブンの連中。ダイコク&弁天お菊のバスターキャノンが凄いけど、それと互角にぶっ放してる黒闇天……これで本来の1000分の1の力って……凶悪だね。
 相打ちで吹き飛んだ黒闇天にトドメを刺そうとしてる菊之介をバリアを張って止めてる亜麻乃……これが亜麻乃の力ってか。しかし、ただのお気楽キャラかと思ってたのに、物語上の重要キャラだったのか?

◎ブラック・ジャック
 (第49話)
 ピノコと久美子相手に人面痩の話を読んでる写楽……は良いけど、怖がってるピノコはともかく、面白がってる久美子って……
 そしてブラック・ジャックのところにやってきた包帯だらけの患者。顔の上に人面痩が出来てるってかい。しかし、顔以外のところに顔みたいなのが出来てるから人面痩と言うんであって、顔を丸々覆って現れてるのは人面痩と言わんと思うぞ。
 手術しようと思ったらいきなし暴れだしてる人面痩。どうでもいいけど、人面痩がどうやって全身の運動神経を制御してるんだ? 人面痩云々というより、脳味噌がもう一つあるんじゃないのか?
 しかし、どう見ても症状は腫れ物なんだけど、そんなの手術して元の顔に治るのか? どう考えても顔全体が炎症起こしてそうなんだけど……
 患者に裏があるかと思ったら、連続殺人犯で手配中の殺し屋だったって……おいおい、指名手配で全国に面が割れてたら殺し屋の仕事なんて誰も依頼しないだろ。へたすりゃ依頼人に足がつきそうだからねぇ。ただの猟奇殺人犯じゃないのか?
 人面痩は男の良心だったって話か……しかし、人相以外に何か肉体的な証拠とかあるのかねぇ。証拠が無けりゃ、人面痩の顔じゃ起訴出来んような気がするけど……医者の証言が有効なら(ブラック・ジャックはダメでも)手塚の証言が使えるだろうけど……

◎名探偵コナン
 (第420話)
 記帳のトリックはページの差し替えじゃなくて、消しゴムで消せるボールペンってか。しかしねぇ、そんなお粗末なトリック使えるか? 消せるって言ってもそんな鉛筆のように完璧には消せずに、帳面も下敷き使ってるわけでもないんだから、どうしても下に痕がつくだろ。普通それくらいわかるから誰もそれをトリックにしようとは思わないぞ。
 市町村合併の話も無理だな。そりゃ、書いた人が本物の旧綾瀬市の地元民じゃないかも知れんけど、それが犯人のにーちゃんってことにはならないからねぇ。これ、単なる引っ掛けで自白を引き出してるだけで、証拠にはならないぞ。(ま、筆跡鑑定で本人が書いたって証明されれば別だけど)

◎チャンス トライアングルセッション
 (第9話)
 オーディションに合格したのはR3。敗れたジュンは速攻で音楽学校をやめて他のプロダクションに売り込んでるって、行動力凄過ぎ。
 デビューが確定したことでいっそう歌に夢中になってるノゾミに何か心配げな父親の様子。ま、ノゾミが実の子供じゃないから離れていきそうで怖いってか。
 そんな中で倒れたノゾミ……はいいけど、医者の手配が極端すぎ。あんさんいったい何様ですか?
 見舞いに来たアカリとユウキに会わせようともせず、ノゾミは自分と一緒に海外に移り住むと言ってる父親だけど……強引過ぎだね。しかし、歌を歌ったら父親の態度が変わってるって……安易だね。
 で、ノゾミを全力で応援するとか言ってる父親。なんかいきなしM&Kレコードの経営データを取り寄せてるけど……おいおい、まさか会社ごと乗っ取る気か? いや、金持ちの考えることはわからんね。

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第20話)
 魔法が危険だというさくらの言葉が気になって眠れないアイシア。ま、あれで分かれと言う方が無理だろうけど。
 2年前のことを純一に訊こうとしてるけど、うやむやにして話そうとしない純一。ますます気になってるアイシアだけど……
 魔法学校ってロンドンにあったんかいっ! ハリポタか何かの影響か?
 最初の留守の家はどこだ? 美春んちか?……で、アリスは留守。水越姉妹は出掛けるところ。環も巫女部の合宿(……って、アイシアも巫女部に入ってたんじゃなかったのか?)。ななこは締切で編集者が拘束中……誰もアイシアに付き合ってくれないってか。
 で、町で見掛けた、みっくん&ともちゃんと一緒のことり。しかし、みっくんの美的センスって……しかし、この2人、こんなに騒がしい連中だったか……
 ことりに2年前のことを訊こうとしてるけど、ことりには自分のことしかわからないよな。
「こんな時、人の心が読めたら良いのに……」
 おいおい、その言葉は、ことりには禁句だろ。
 それを聞いて、心が読めた頃のことを話すことり……そして純一とのこと。しかし、それを素直に受け入れられないアイシア。
「音夢の思いだけ叶って、ことりの思いが叶わないなんて!」
「だって魔法は1人でも多くの人に幸せを導くもの……誰もが平等じゃなきゃいけないんです!」
 いきなし魔法云々言い出したら、ことりがびっくりするぞ。
 みんなその頃に戻れたら良いと言い出すアイシア。枯れない桜の木の魔法は不完全だったから、自分の願いが叶わないさくらが枯らしてしまったと誤解しまくってるアイシア。自分が桜の木の魔法を完璧にしてやろうと思い始めてるみたいだけど……

 ま、2年前にさくらが桜の木を枯らせたのは、自分の願いを叶えようとするために暴走を始めた桜の木の魔法を止めさせるためで、要するに「みんなを幸せにする」なんて便利な魔法は無いってことだよね。ことりに他人の心を読ませたり、頼子を人間にして純一のそばにいさせたり、美春ロボに心を持たせたり……対象者に対する効果だけで終わる魔法はそれなりに機能していても、純一を音夢から奪ってさくらのものにするなんて他人に影響をもたらす願いは魔法の暴走を引き起こすだけって話。
 アイシアのおばあさんが村を転々としていたのは、その人だけに効果をもたらす小さな魔法をこつこつと使って人々を幸せにしていたってことなんだな。さくらがアイシアにわからせようとしてることはそれなんだけど、それはアイシアが自分で見付けなければいけないから何も言わないんだな。

◎Canvas2~虹色のスケッチ~
 (第7話)
 淡々と過ぎ行く合宿2日目。浩樹のことが気になって、なかなか難儀なエリス。なんか橋爪と出来てるって噂がしっかり広まってるんだけど……
 なんかやたら上級生たちに肝試しのことで脅されてるエリス。普段から恨みでも買いまくってるのか?
 肝試しが橋爪と同じ組ってのはお約束として、橋爪の方が怖がっててどうする?……と思ったら、エリスはトラウマの赤い唐傘お化けで気絶してるってか。しかし、エリスのトラウマって菫しか知らないのね。
 怖がりの霧を引っ張って無理やり参加してる浩樹だけど、やっぱし可奈と菫のとこまでが限界っぽい感じでリタイヤ。その先で待ち構えてるはずの部長たちのところにはたどり着かなくていいのか?
 先にリタイヤしたエリスたちを見掛けてる浩樹と霧。エリスが告白されてる様子を何か誤解して自分たちもその気になってるってか。しかし、高校時代のことを思い出してストップをかけてる霧。そこで躊躇するからその先に進めないんだよな。

 浴衣ってコスプレだったのか……

◎Angel Heart
 (第7話)
 新宿の街中に展開してるグラス・ハート抹殺部隊。これだけ大掛かりに展開してたら警察の目に入らないことは無いんだけど、逆に一般市民を人質に取られて警官じゃ押さえられないというのが悲惨だね。
 ま、特定目標に対する殺し屋集団でもこれだけの規模になったらテロ組織の特殊部隊より性質が悪いから、警察よりも自衛隊の仕事だな。ただ、見た感じ、相手はプロの殺し屋ではあっても軍事教練されたテロ組織じゃないから、指揮系統を混乱させれば(そんなに細かい系統は組織されてないだろうし)脆いかもね。
 その手の店ばかり通って移動していくリョウ。ま、確かにみすみす敵が待ち伏せしてる路地を通るよりは安全だろうけど、各地に散らばってる敵が集結して包囲されたら、リョウとグラス・ハートはともかく、そこらの一般人の犠牲がかなり大変なことになりそうだけど……
 しかし、ビルを飛び降りようとしてドジってるリョウ。もう歳か?……
 冴子にSATを出動させ、敵を一箇所に引き寄せて殲滅しようとしてる作戦みたいだけど、どうかねぇ。ま、いくらなんでもSATが出てきたら敵は逃げるのが常識だから、殲滅するためにはその前に叩いとかないといけないんだけど……

◎ラムネ
 (第6話)
 延々と授業の続いてる健次たちの学校。それに比べて一人で遊びまくってるひかり。暇をもてあましたのか七海の制服を借りて健次のクラスに潜り込んでるって……しかも、それを認めてる教師……田舎の学校は違うね。
 図書室で知り取りしてる端野とひかりはいいけど、ここの図書室に「静かにしろ」ってルールは無いのか? で、延々と「る」ばっかりに持ち込んでるひかり……露骨に意地悪すぎ。
 風邪引きながら海に潜ってるひかり。何をやってるかと思えば、3人で分けるためにもう1個真珠を探してたって話だけど……いや、そんな簡単にそこらで真珠が見付かるんなら誰も養殖なんかしないと思うぞ。

◎舞-乙HiME
 (第6話)
 毎週手紙を出せって、露骨に足長おじさん気取ってるな。しかし、ニナって感じやすいタイプなのか……
 ユズリコの指示でナオのお部屋係になることになったアリカだけど……よりによって厄介な相手がお姉さまだね。ま、前作ほど捻くれたキャラではないみたいだけど。
 そんなアリカとニナに何か知らんけど恨みを抱いてるシホ。何やら怪しげな術でぐるぐる巻いてるんだけど……
 アリカが泳げないと聞いて水泳の授業を見に来てるマシロ様。暇なのはいいけど、スク水ですか……しっかり名前入りだし。そんなものが王家に伝わってるのか。
 シホの企みで水中でヒルのようなものに襲われてるニナだけど……おや、ニナってセルゲイの実子ではなかったのか。
 謎の水中生物の正体はゼリーアンギル。水中での視認は不可能だけど濃い塩水の中では姿を現すからって塩水をプールに入れようとするニナ……はいいけど、何者かによって塩と砂糖の表示が入れ替えられてるって展開。入れ替えたのはシホではないみたいだけど、何者なんだ?
 しかし、砂糖を吸収したら個体が融合して巨大化するって……お約束だね。エルスティンが助けを呼びに入ったら、何か速攻で助けにやってきてるオトメ……ナオってかい。こいつ、なかなかカッコイイね。
 しかし、さては最初からシホの仕業と知ってて、塩と砂糖を入れ替えてたのもこいつだったのか?
 ま、アリカもニナもナオが敵に回るような立場じゃなくて良かったね。

◎地獄少女
 (第7話)
 大女優・紅翠の養女になった彩香。後継者として養女にしたはずが柳役で苛められてるから恨みを抱いて地獄少女に依頼したのかと思えば……
 チンピラに養母を襲わせ、それを救う振りをして好感度を上げようとしたり、他のタレントに後継者としての役を奪われそうになったら、それを潰させたり……他人の恨みを買うのは自分の方だろって感じの酷いやつ。
 しかし、そんな小細工はすべて養母に勘付かれてて、芝居は中止で劇団は解散。養子縁組も取り消しって、すべてをふいにしてるとはマヌケ過ぎ。
 そこで遺産の入る今のうちに養母を殺そうと地獄少女の人形の赤い紐を解こうとするけど……紐はすでに解かれた後。こいつのために襲われて声が出なくなったタレントが先に紐を解いたってか。なんか速攻だね。
 で、自分が依頼してたはずなのに自分が地獄に流されてるという哀れなお話。しかし、本当の依頼人がほとんど出て来てないってのも……

◎魔法少女リリカルなのはA's
 (第7話)
 こたつにみかん……リンディさんの部屋って和室かい。
 カタログを眺めながら何を選んでるのかと思えば、携帯電話かい。しかし、こいつら身分証明書はどうやって偽造したんだ?
 リンディさんとクロノがアースラの試験航行で留守で、本部にはエイミィだけって時にいきなし非常事態。フェイトとアルフが出撃してシグナム&ザフィーラと対峙するけど……
 おや、リンディさんって前回の『闇の書』の事件で旦那を失ってたってか。
『闇の書』を持った本命のディータの登場に控えのなのは。
「高町なんとか!」
 まだ名前がちゃんと呼べないんかい>ディータ。
 協力できることがあるかもしれないから事情を話せというなのはに、一度リンカーコアを奪ったなのはは倒してもページは増えないと、さっさと撤退を決め込むディータ。瞬間移動で距離をとって安心してたら、いきなしなのはの長距離攻撃……なんかメチャクチャだね。
 で、直撃受けたと思ったら、ディータは例の仮面の男に助けられてたってか。なのはを拘束してディータを逃がしてる仮面の男。シグナムと対峙してるフェイトにいきなし襲い掛かってリンカーコアを取り出してるって、凶悪。

 しかし、べたな伏線の張り方から考えたら、この仮面の男って前回の『闇の書』の事件で亡くなったはずのリンディさんの旦那クライド(クロノの父親)っぽい感じだね。何かの理由で『闇の書』に囚われてるか、あるいは目的があって『闇の書』の真の完成を目指してるのか、よくわからないけど……

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第20話)
 演劇部と映画研究会の争い……はいいけど、いきなし頭にキノコが生えてる姫子。子供が嫌いだってベッキーを毛嫌いし始めてるけど……
 屋上で太陽の光を浴びて地球征服を口走る姫子。姫子に寄生したキノコはM25星雲マタンゴ星人とかいうよくわからない侵略宇宙人だったみたいだけど……寄生したキノコが十分に成長すると一気に胞子を拡散して惑星中に広がってしまうって……レギオン並みに凶悪な宇宙生物だな。
 食堂で接触しながら着ぐるみを着てないから互いに敵同士だと気付かない芹澤と来栖……って、演劇部と映画研究会の戦いって全然話に関わってないだろ。
 結局、ベッキーの電撃で姫子から離れたところを宇宙船からのレーザービームで消滅させられてるマタンゴ星人。しかし、宮本研究室の屋根をぶち抜いて照射されてるレーザービームって露骨に怪しまれないか?
「マホ~ホ、マホマホ……」
 帰って来た「マホ」って……日立じゃなくて南条の木かい。しかし、この前のロート製薬といい、大丈夫なのか?
「つづく!」
 おまいはレントンかい>ベッキー。

【DCSS】初音島桜前線注意報(17) 芳乃邸の秘密

2005年11月18日 | アニメ
 第18話でようやく初音島に帰って来たさくらですが、第19話で和菓子しか出せない純一に見切りをつけてさくらの家に引越ししようとしたアイシアが、廊下の傷んでた床板を踏み抜いてしまい、急遽、みんなで手分けして修理することになりました。
 今回はそのさくらの家を点検して行こうと思います。
(例によってアニメを見ての印象に基づくので、原作ゲームの公式設定等とは相違があるかもしれませんが、悪しからず)

(1)芳乃邸と朝倉邸

 朝倉邸の玄関から見るとさくらの家は裏にあるように見えます。リビングは横に開いててそこに庭があるので、リビングから庭に向かってみれば右隣にあるって感じでしょうか。で、2階の純一の部屋の窓はさくらの家の方に開いてる感じで、途中に大きな木があって、さくらはそれを伝って純一の部屋に出入りしてるようです。
 一方、芳乃邸の木戸に向かって見れば朝倉邸は右隣にあるという感じで、この両家、入り口は同じ道に面していないようで、朝倉邸の角を曲がる必要があるみたいです。
 その他、もろもろの状況から見ると、東側に南北に坂道があって、朝倉邸の玄関はそこに面していて、南側にその道から東西に入る道があって、芳乃家の入り口はそこに面してるって感じでしょうか。

 ところで、隣り合ってる両家の間には植木があって経だれられてるようですが(だから基本的に庭を通って行き来できない)、その境界は曖昧です。はっきり塀が設けられてるというわけではなさそうです。
 芳乃邸は古い和風の木造民家。一方、朝倉家は比較的新しそうな現代風の一戸建て住宅という感じで、明らかに朝倉邸の方が新しく建てられたものです。芳乃家の旧主であるさくらの祖母は純一の母方の祖母だとかいう話ですから、本来、芳乃邸の敷地の一部を使って娘夫婦のために朝倉邸が建てられたとかいう話は田舎ではよくあることで、信憑性が高そうです。
 それじゃ、朝倉邸が建てられるまではその敷地はどうなってたかってことですが、わざわざ日当たりの良い東側を前栽にしてたとは思えないので、離れ座敷でもあったか、土蔵でも建ってたのか、あるいは畑でも作ってたのかも知れません。

(2)芳乃邸の内部

 芳乃邸は純和風の木造平屋建て。平屋建てなのは屋根の修理の様子や、純一の部屋からは常に見下ろす感じになってるから明らかなのですが、かといって現代風建築の朝倉邸に比べて建物の床面積がそれほど広そうもないので、部屋数も少なく狭い家って感じがします。
 木戸からは玄関に繋がっててそこから廊下が奥に伸びてる感じですが、家全体に対する位置関係がよくわかりません。美春が縁側を拭いてた様子を見てると、メインの部屋は座敷になってて、そのうち2面が縁側を通じて庭に面している感じです。
 1面が南側に面しているのは当然ですが、もう1面が東側に面しているのか西側に面しているのか不明です。東側なら前に朝倉邸との境界の植木が茂ってるので、あまり縁側を設けてる意味がないのですが、朝倉邸が出来る前は東側に庭が開けてたのかもしれません。
 現状を考えると西側が開いていた方が自然なんですが、それだと南に面してる縁側も玄関よりは西側にあるって感じで、さくらが縁側から純一の部屋を見上げたりしてる光景が不自然に感じられたりします。また、日本建築の考え方として西日の当たる方向に縁側を開けておくのはどうかとも考えられますから、ここは東側と考えていた方が妥当でしょうか?
 家の中の様子は相変わらず不明です。ただ、眞子とななこが薄暗い物置だか書庫だかの掃除をしようとしてたので、座敷のほかにも部屋があることは確かなようです。その蔵書が誰のものかは明らかにされてませんが、さくらの祖母のものだったら魔法に関する文献が集められてるのかもしれません。
 しかし、昼なお薄暗い部屋を恐る恐る入ろうとしていた眞子たちですが、照明は付いていないのでしょうか? 2年間留守にしていたから電気屋さんが止めてしまってるって話かも知れないけど、それじゃ、さくらは前の晩はどうしたんでしょうか?

(3)芳乃邸の生活感

 ……ということで、電気が通ってるのかどうかってことから疑問が起こってしまうわけですが、今回の芳乃邸に一切出て来なかったものがあります。それは電気機器を始めとする生活家具です。
 いや、2年も不在だったのだからどこかに直したままだとかいう声も聞こえそうですが、そりゃ滅多に使わないものとか小物なら片付けてるのもありえますが、箪笥だとか机だとかテレビだとか、そんなものまで片付けては行かないでしょう。
 ところが、前作でも芳乃邸にはまともな家具があったような感じがないんですね。それこそ座敷の部屋に布団だけが敷いてあるって感じで、1人寂しく眠ってるさくら……なんかそんな印象が強いんです。
 もっとも、この家に1人で住んでるわけだから、寝室だけ何もない部屋に別に用意しているって可能性もないことはないけど、確か一度純一が泊まり掛けた時もずっと何もない部屋にいたような気がします。
 いや、まぁ、おばあちゃんっ子の慎ましい生活と言えば聞こえは良いんですけど、とてもじゃないけど現代っ子の日本人には耐えられない生活環境じゃ無いでしょうか?
 さくらも両親のところに戻ればそれなりの生活環境があるんでしょうし、今回は今のところ長期滞在って感じでは無いからそれでも構わないのかもしれませんが、前作はこの環境で1年間過ごしてたわけですからね。

(4)芳乃邸の雨漏り

 ところで、冒頭のアイシアが踏み抜いた廊下の床板ですが、真上の天井から雨漏りしていて、それで腐敗していたってことみたいです。
 床板の修理は工藤に任せて、さくらとアイシアは屋根に上って雨漏りの修理を始めますが……屋根瓦を外したら、そこの屋根板に大きな穴が。で、そこに板を打ち付けて修理しているわけですが……
 なんというか、典型的な素人修理ですね。屋根板の穴を修理したら雨漏りが直るかのごとき修理ですが……
 おそらく屋根板の穴は床板と同じく雨漏りの結果であって、原因ではないはずです。瓦屋根の場合、雨水は瓦の上を流れて下に落ちていく構造になってるから、大切なのは瓦が雨水を漏らさないようにきっちり詰められてることなんですね。で、瓦をきちんと詰めようと思ったら、上から順番に全部敷き直すってのが本来の雨漏り対策のはずです。
 それを対処療法的に雨が漏った場所の瓦だけ外してその下の屋根板だけを修理しても、外した瓦屋根はきっちり詰まった形には戻せないし、そもそも穴の開いた部分の上に板を打ち付けただけじゃ、その上に乗せる瓦のことなんて考えてないだろうから、瓦のたるみは余計に酷くなってしまうでしょう。
 こりゃ、またすぐに雨漏りすると考えた方が良さそうです。

 さくらもアイシアを連れて上ったのは別の理由だからだろうけど、どうせなら工藤か環でも連れて上った方が知識が得られたかもしれません。
(いや、そうは言っても、屋根瓦を全部敷きなおすってのは専門の業者を呼ばないととてもじゃないけど手が付けられないとは思いますが……ま、こういう時こそ魔法の出番って気が……)
 どうでもいいことだけど、床は工藤が修理して、屋根はさくらとアイシアが対処してたんだけど……天井って誰か修理したのでしょうか? いや、雨漏りしない限りは天井が破れたままでもいいのかもしれないけど、古い家だとそこからネズミやヘビが落ちてくることも多々ありますからねぇ。

週刊アニメ定点観察 Vol.467 (4/4)

2005年11月18日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/13~05/11/13

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第30話)
 軍の研究所にニルバーシュの修理に立ち寄ってる月光号。おいおい、いくら技術バカの巣窟だと言っても、そんなお尋ね者連中の手助けして大丈夫なのか? 責任者連中がいくら技術バカでも、組織の中には違う者もいるだろうに。
 タイプゼロの開発記録の映画は良いけど……昔のニュース映画だな。いったいどんな感覚で撮ったんだ?
 ホランドのことを諦めてイメチェンしてるタルホ。まったく別人だね。
 ジジイが映画に映ってたことを聞くと、ジジイは前にここにいて所長の師匠だったとかいう話……このジジイ、世界を救ったとかいう息子よりもその道では有名なんじゃないのか?
 夕方になってサイレンが鳴ったかと思ったら、いきなしアナログレコードを掛けて施設中に大音響で鳴らしてる所長……いったいどういう研究所なんだ?

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第37話)
 志穂提案の演劇だけど『牛若丸と弁慶』って、おまいNHKの大河ドラマに影響されすぎ。民放番組としてのプライドは無いのか?
 しかし、牛若丸でワイヤー吊りするって、いくら専門のスタッフ呼ぶにしたって学園祭でやるレベルのものじゃないだろ。万が一事故があったらベローネ学園は世間から袋叩きだぞ。だいたいスタッフのギャラや設備費用は誰が出すんだ?
 ほのかの弁慶って、誰が見ても似合わんだろうけど、他に人材はいないのか?
 ま、なぎさとほのかの息が合わないからって危険なワイヤーアクションはやめにしたのは正しい判断だね。
 ……と思ったら、敵との戦いでコツを覚えたからって、ぶっつけ本番でやってるけど……そりゃ、なぎさとほのかは良いかも知れんけど、ワイヤー引っ張る他のメンバーはどうでも良いのか? おまけにサポートする専門家がいないだろ。
 いや、本当なら絶対に事故が起こってるぞ。

◎雪の女王
 (第25話)
 冬が近付いているある晩の話……って、この前、冬が終わって春が来た来たばかりじゃないのか?
 そりゃ、作品が『雪の女王』で雪と氷に閉ざされた寒い国に行く話ってのはわかるけど、人が普通に住んでいる土地には春も夏もあるだろうし、そうすぐに冬、冬ってのは不自然なんだけど……
 おまけに、そんなに何度も冬が来てるってことは年が経てるってことだから、ゲルダも性徴……じゃなくて成長して来ないと変だろうし……

 で、今回は城を巡って戦っていた亡霊たちの話。ま、北欧といえばバイキングに北欧神話の世界だから、こういう話があってもおかしくはないんだけど、今の日本と同じように戦争や兵士の存在をなんか昔話のような感覚でしか描かれてないのが難点だね。
 19世紀以前のヨーロッパじゃ数年に1度の戦争なんて当たり前のように起こってたし、だいたいラギだってどこかの国の傭兵部隊の隊長やってて、戦争で部下を全滅させて自分だけ生き残ってるって設定だっただろ。だから、ゲルダにしたって、そりゃあの村が戦場になったことはないかも知れないけど、兵隊の存在はもっと身近なはずなんだね。

 ところで、亡霊たちはゲルダが葬った男の幽霊が帰って来るまで300年間戦ってたとか言ってるけど、この時代って鉄道とか蒸気船があるところから考えたら1800年代の中盤以降……そこから300年引いたら、この城の連中は1500年代の中盤以降に戦ってたって話なんだけど……この頃になるともう近代の絶対王権が育ってくる頃。ところが話の中身ってどう見ても中世の封建社会って感じなんだけど……
 日本じゃ当時は戦国時代末期だから黒澤明の『乱』みたいに戦国大名の息子同士が争って戦ってるって話があってもおかしくはないんだけど。そりゃ、中性の終焉を告げるウェストファリア条約が1648年で、それより100年も前でまだ完全に社会が近代にはなってないから、中世風の小国が残っていてもおかしくは無いけど、イタリアやドイツを除けば、西欧や北欧はそろそろ現在と同じ枠組みの国家に編成されてる頃だから、一国一城レベルの国が勢力拡大のために周辺の小国と戦争するって感じの社会じゃとっくになくなってるはずだぞ。もっとも、その一段上のレベルのヨーロッパでの王権の相続争いとなるとこの時代では盛んに行われていただろうけど……

 それより、最後に何で兄が弟と和解したのかよくわからなかったなぁ……

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第29話)
 良子とか言う女の子の家に遊びに来てる次郎。そこで何か箱根細工みたいな箱を見付けてるけど……おいおい、作った本人が開けられなくなってどうするんじゃいっ!>良子の父親。次郎はそれを持ち帰って開けようとしてるけど、飽きて友達と遊びに。そこにやって来た郷がその箱を見付けてるけど……
 日本上空250kmに浮かぶ静止衛星、無人ステーションNo.5……って、おいこら、どうやって日本上空に静止してるんじゃいっ! その点検に向かった郷だけど、例の箱を持ち込んできておまけにステーションに置き忘れてる始末。
 一方、次郎は箱が大切なものだからすぐに返せって良子に責め立てられてるんだけど……
 ステーションからのデータが届かないってことでいい加減な点検するなと怒られた郷。名誉挽回のために再度点検に向かうけど、今度はステーションそのものが消えていたって話だけど……その報告に怒りまくりの伊吹隊長。
「ステーションは空間に静止してるんだ。どこかに行ったりなんかするものか!」
 おいおい、おまいら静止衛星ってどういうものか知ってるのか? 日本上空に静止してたり、空間に静止して不動だったりなんてことは絶対に無いと思うぞ。
 そのステーションはなぜか校外のニュータウン造成地に落下してるんだけど……人工衛星の落下なんて、どこか天文台かなにかが監視してないのか? だいたい、このレベルの衛星だったら大気圏突入時にばらばらになって燃え尽きそうな気がするんだけど……
 逃がしたインコを探しててステーションの中に閉じ込められた次郎。ステーションに寄生していたヤドカリ怪獣が暴れだして大変だけど……中で偶然見付けた箱を開けてるのはいいけど、その箱がそこにあることに疑問を感じないのか?
 箱根細工の中に隠されていたのは良子のへその緒って……そりゃ他人には見られたくない大事なものだろうけど……

◎ウルトラマンマックス
 (第20話)
 いきなし日食のように朝になっても真っ暗なままの民家。テレビで怪獣のニュースをしてるから避難しようと思ったら、家の真上怪獣ってかい。しかし、防空頭巾か……怪獣が頻出する世界では必需品なのか?
 亜空間から眠ってる間に地球に漂流してきた怪獣クラウドス。なんとか眠ってる間に亜空間に戻してしまおうと画策するDASHだけど……意味無く校庭でDASHの応援してるブラスバンドの騒がしい演奏のおかげで目を覚ましかけてるクラウドス。起きたら体組織密度が上昇するのは良いけど、何で重くなるんだ? 質量保存則ってものを知らないのか?
 普通、質量保存則が働いてる世界で対組織密度が上昇すると行ったら、体の体積が縮むってことだろ。ま、亜空間プラズマとか言うのが質量保存則と無関係な存在なのかも知れないけど……そんなもので質量増やしてたらこの宇宙の質量バランスが崩れて、どんな事態が起こっても知らないぞ。
 で、怪獣を起こさないために地上で物音を立てさせないように手配して回ってるけど……おいおい、付近の住民、避難させてなかったのか? 音を立てるとか立てないとか言う以前の問題だろ。
 非常に鳴り響く踏切の音……だから、その前に鉄道の運行を止めろよ。
 雷のプラズマを利用して亜空間に戻そうというイアシールド&サンダー作戦はいいけど、耳栓をつけたつもりがそこは鼻の穴。息が詰まって起きてしまってるクラウドス。たちまち重くなって墜落、おまけに下には人が……マックスも大変だね。
 さすがのクラウドスの重さにはマックスも歯が立たず。結局、DASHのサンダー作戦が効を奏して怪獣を亜空間に戻したってか。いや、DASHの作戦もたまには役に立つのね。

◎仮面ライダー響鬼
 (第39話)
 ヒビキがやられ、桐矢に助けられてるのは良いけど、何か貸しを作ったって感じで後で無理難題言ってきそうだね。で、ガキとみどりは魔化魍に捕らわれてるって、哀れね。
 ザンキに見放されたと思って落ち込んでるトドロキ……はいいけど、その隙をうかがってたちばなの奥に入ろうとしてる桐矢。例のトラップで地下のみどりの部屋に落ちてるけど……
「暗いの怖いよ~」
 おまいは面堂終太郎かいっ!
 ヒビキが倒れたまま例の音撃の効かない魔化魍に挑んでるトドロキとイブキだけど、どっちも呆気なくやられてるって惨めね。
 自力で脱出したのは良いけど、車までたどり着いたところで童子と姫に見付かってるガキたち。そこにヒビキがやってきたけど、勝てる見込みは無し。魔化魍が音撃を無効化してる音響を探るみどりだけど……結局、ガキが川の中に立ってる魔化魍の足元の波紋を発見して、その止んだ瞬間に攻撃して撃破……はいいんだけど、波紋が途切れたら攻撃できるってどうやって思い付いたんだ?

週刊アニメ定点観察 Vol.467 (3/4)

2005年11月18日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/11~05/11/12

◎ケロロ軍曹
 (第84話)
 冬樹と弁当食うためだけにわざわざ彗星観測用のロケットを打ち上げてるって、ああ、お金の無駄遣い。
 で、やって来た彗星は「赤い彗星」MS-06S……ガス体除いたら都市帝国型の本体。中にいたのがケロロたちって……よくある話。
 冬樹に弁当食わせようと懸命な桃華だけど、ことごとくケロロたちに邪魔されてるって悲惨すぎ。で、ぶち切れて窓を叩きまくったらガラスが破れて宇宙空間を漂流……瞬時にヘルメットが出現するって、便利な宇宙服だね。
 でも、タコさんウインナー1個が生き残ってたって話で、良かったね。

 夏美やママも手も足も出ないという脅威の松茸を探し始めたケロロたちだけど……ケロン星のキノコと混同してるあたりがマヌケね。トラップを仕掛けて待ち構えてたって、けっして松茸は取れないと思うぞ。
 クルルの罠をことごとく破ってる恐ろしい松茸。ギロロに対しては逆に強力なトラップを仕掛けてるって……
 ま、山一帯が廃墟になる前に小雪たちと出会って良かったね。(ギロロ除く)

◎アニメ魂
 ToHeart2
 (第6話)
 桜並木で倒れる少女を見た貴明……起こそうとしたらお腹がグー。何か口を聞くかと思ったら、ヘリウムでも吸ったかのような高音と、壊れたテープレコーダーのような低音の混じった声……翻訳装置の調子が悪いってか。
「ウーとはこの星のこと。そしてこの星に住む者のことを言う」
 そして、お礼に渡してるのがマッチ棒。
 貴明のクラスに転校してきたその少女。るーこって名乗ってるけど……
「ルーは大熊座47番星の第3惑星からやってきた。」
 貴明の隣の席ってのがお約束。
 学食ではマッチで食事を買おうとしてるし、愛佳の図書室アンケートは謎の宇宙文字を書いてるし、校庭には謎の地上絵……いや、いくら宇宙人でもマッチで買い物は出来んと思うぞ。
 しかし、図書室のアンケートって3話以降は毎回出て来てる感じだけど、これが時系列順に並べる時のポイントってか。それにしても、愛佳に「るーこ係」を指名されてる貴明……ご苦労さんね。
 相変わらず花梨に脅されてミステリ研に協力させられる貴明。るーこの正体を探るために尾行させられてるけど……速攻でバレバレ。ま、人通りのない道で怪しげに付け回されてたら誰でも気付くだろうけど。
 炭火式万能炙り器……七輪で野良猫に魚を焼いてやってるるーこ。最近の宇宙人は目の付け所が違うね。しかし、「国際的な良い商店街だ」って……こいつ、魚もみんなマッチ棒で買ってきたのか? いや、マッチ1本で物が買えるんなら、マッチ売りの少女も苦労しないぞ。話では1本でロケット燃料が買えるって話だけど……
 花梨の指示でその猫に例の怪しげなUFO探知機を取り付けようとしてる貴明。いや、前回の機械はまだダウジングの要素があったから何か意味があったのかも知れんけど、今回の機械ってどんな仕組みで作ってるんだ?
 で、探知機を付けられて暴れて川に落ちてる猫。流れが速くてそのまま流されて助けられないんだけど……
「るー!」
 るーこが天に向かって両手を広げて叫んだら、いきなし落雷で倒れた木が川に架かってるって……
 どうでもいいけど、夏樹リオってこういう役も出来たのね。

◎絶対少年
 (第25話)
 活発化してくる巨大マテリアルイーブルの様子に逃げようという理絵子に、このまま最後まで見続けたいという希紗と歩。なんかいつのまにか意気投合してるし……
 で、新しく連れてきたマテリアルフェアリーを取り出して見せてるけど……今度はボーちゃんってか。
 そこに成基をつれてやってきたドッシルとシッシン。なんかボーちゃんと仲良くなってるみたいだけど、いきなしマテリアルイーブルの大群に囲まれ、3体とも爆発して消滅って唐突な展開。
 桜木町にやって来た須賀原晶。ふと目にした伝言板……新宿駅と違って桜木町にはまだ伝言板があるのね。で、そこに書かれた「XYZ」……じゃなくて、マッキーからのメッセージ。おいおい、伝言板は譲り合って書けよ。
 須賀原と合流したマッキー。いきなし告白してるけど、呆気なく撃沈。どう考えても須賀原がおまいと付き合ってるのは取材のためだけってわかるだろうに。
 で、マテリアルイーブルおの追いかけっこに置き去りにされてる理絵子と遭遇してるけど……
 何か巨大化してる感じのマテリアルイーブルに、逃げることしか考えてない理絵子だけど、こうなったら関東一円どこに逃げても同じだという須賀原。そして、どこに隠れてたのか、辺りからどんどんわいて出てきてるマテリアルフェアリー……おいおい、最後は巨大マテリアルフェアリーごと対消滅するって展開か? それじゃ周辺一帯道連れに吹き飛びそうなんだけど……

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第33話)
 毎度毎度邪魔をされる晴雨姉妹を拘束しようと、タネタネの国のいばらの館に誘い込むためにプーモと入れ替わってブーモだけど……プーモ以上に晴雨姉妹に扱き使われる羽目になってるとは、いとおかし。
 タネタネの国のプリンセスが何かジャックの豆の木みたいな木の上に登っていったって話で、助けに行く晴雨姉妹とアルテッサ。どうでもいいけど、タネタネプリンセスたち、ちゃんとそれぞれに名前付いてるのね。
 木から滑り落ちたレインを支えるブーモ、ご苦労さんだね。で、そこに上から落ちてくるアルテッサ。ぎりぎり堪えてるブーモ。本当ならここでファインが滑り落ちてくるのがお約束なんだけど……ファインが木登り得意って設定、ちゃんと生きてるのね。いや、助かったな>ブーモ。
 ついにルーチェを完成させてる大臣。
「だいだい、だいじん~~。ぷろ~みねんす、どれすあっぷ!」
 ええいっ、不気味な!

◎ウルトラマニアック
 (第24話)
 トマトやらクラゲやら白雪姫の魔法使いって……いったい何の話かと思ったら、創立記念日の仮装パーティーってかい。
 なんかすっかり荒れ果ててるマヤの家。新聞はたまってるは、庭は荒れ放題……でも、本人は家の中にいるみたいね。
 その中に入ったら魔法の使えないというダークゾーンが動き始めてるというジジイからの話だけど、仁菜は聞く気が無いって感じ。
 ホームズに仮装した仁菜だけど、辻合の姿は一向に見当たらず。別のカッコイイ男に誘われて踊ってるけど……ま、例のお忍び中のプリンスなんだろうね。しかし、こいつも10年前に仁菜に会ったのが初恋だったってか?
 その仁菜を見てるブリキのロボット……って、こっちが辻合みたいだけど、こいつ何か凝り過ぎて似合ってないって感じだな。だいたい、それじゃ誰が誰だかわからんだろ。ま、それに気付いた仁菜だけど、王子とのダンスが終わったら辻合の姿は無し……嫉妬して出て行くってキャラだったか、こいつ。
 リオを閉じ込め、黒魔術を使ってるマヤ。いきなし人が消え始めてる仮装パーティー……マヤがダークゾーンを引き寄せ、そこに吸い込まれていってるって話か? なんかホーリーストーンを手にするためには形振りかまわず手段も何も選ばなくなって来たみたいだね。
 ま、仁菜が3個でほとんどリーチを掛けてる状態だから残りの候補は後が無いって状態なんだね。で、まだ1個もホーリーストーンを見付けてなけりゃ諦めも付くんだろうけど、マヤは1個持ってるし、仁菜が持ってるのももう少しでマヤが手に出来たかもしれないものばかりだから、そう簡単に諦めるって気にはならないから、一発逆転を狙って最終手段に訴えてきたってところかな。
 しかし、こういう時に頼みの校長が真っ先に飲み込まれていってしまってるって、役に立たないおっさんだな。

◎BLOOD+
 (第6話)
 ヤンバルの施設に潜入した小夜たちだけど……その施設は証拠隠滅のために3時間後に空爆ってか。
 ベトナム戦争以降に翼手の発生が激増したと言うデヴィッド。それらは国際紛争の場で米軍が展開している場所、米軍が翼手を人為的に発生させ、沖縄基地から各地域に送り出してたって話なんだけど……
 そりゃ、米軍基地は治外法権だから米軍が何持ち込んでようと日本政府はチェックできないから、翼手の研究とかにはいいのかも知れないけど、ヤンバルの施設って基地の外だろ? 本土返還前の米軍軍政下ならいざ知らず、現在の沖縄で基地外にそんな怪しげな設備を作っても機密保持と維持管理が大変だろうし、そんなとこ空爆したら完全に安保条約を逸脱した国際問題だぞ。
 施設の地下で翼手に襲われて追い詰められた小夜たち。そこにオヤジが自分からやってきてるけど……気が付いたら怪我が治ってたって、露骨に怪しすぎ。
 エレベーターで脱出しようとしたら、エレベーターは逆の方向に動いてるって……ま、カイが下に降りようと呼んだのと同時だったって話だけど、この不幸なタイミングのおかげでオヤジは小夜を庇って負傷し、片腕が翼手化……翼手(フォレスト)にやられたのが原因なのか、それともこっちに運ばれてから受けた投薬のせいなのか、すでにオヤジも翼手にされてしまってるってことね。
 そこにやってきたカイ。オヤジは小夜に自分が人間であるうちに血を混ぜて殺してくれと言ってるけど……
 ま、主人公を覚醒させるために身内を犠牲にさせるって話は古今東西掃いて捨てるほどあるわけだけど……小夜にとってこのオヤジがどれくらいの存在だったのか。いまいちよくわからないんだよね。自分がオヤジの本当の娘でないことは以前から知ってたみたいだし……
 この辺の感情なり感覚なりをちゃんと描かれてないと、いくらオヤジを犠牲にしても小夜の覚醒に対して感情移入できないな。

◎蟲師
 (第4話)
 予知夢を見るという男に薬を渡してるギンコ。1年後、再びその男のとこにやってきたら、そこには荒れ果てた村の姿……
 それまで予知夢で村を救ってたのは良いけど、薬を飲んだ直後の津波を予知できず、娘を失い、村人からは恨まれる始末。そこで、けっして薬を飲まないようにし始めたのだけど……
 ある日、夢で見た通りに妻の全身がカビになって死んでしまい、村人も次々に死亡し、その男だけが残ってしまったってか。
 男の中にいたのは実は予知夢を見せる蟲ではなくて、夢を実現化してる蟲だったってかい。で、ギンコに恨み言を言うけど……その蟲は追い払えないから、偽ってでも共存していくしかなかったというギンコ。
 男の夢をどうにか掴もうとしてるギンコだけど、いきなし男の周囲に火が。夢で出火してる光景を見たのがそのまま現実化してるって話。何とかギンコに起こされた男は出火の火元が枕だったことでそこに蟲がいると斬り付けてるけど……枕と同時に自分の体も斬れてるって話。その枕は男の魂とつながってたってかい。
 ギンコの応急処置で一命を取り留めた男だけど、そのまま気を病んで最後は自刃して死んだって……なんか救われない話ね。

◎BLACK CAT
 (第3話)
 イヴをさらいにトルネオの別荘に侵入したスヴェンとリンスだけど、そこでイヴを抹殺しようとしてるトレインと鉢合わせ。いや、何をもったいぶってるのかしらないけど、さっさと殺してしまわないのか?>トレイン。
 そこにトルネオたちが現れて万事休す。ま、スーツケースに仕込んだ閃光弾でめくらまししてリンスを抱えて逃げるってのはスヴェンの常套パターンだけど……トレインの方も一時撤退みたいね。
 おや、スヴェンってリンスの正体には気付いてたんかい。
 トレインを追って屋敷を飛び出したイヴ。公園にいるところをスヴェンに発見されてるけど……アイスクリーム食ってるところがかわいいね。ま、結局、すぐにトルネオのところに連れ戻されてるけど……
 先週は出て来なくてせいせいしてたクリードだけど、今週は復活してるかい。相変わらず、うざい。そのかわり、今週はサヤが出てないんだね。やっぱしトレイン(とクリード)以外のレギュラーキャラとは接触させないつもりなんだろうな。

◎銀盤カレイドスコープ
 (第6話)
 リアが「チゴイネルワイゼン」ってことで衝撃を受けてるタズサ。だから、そんな毛唐の作った曲なんか止めて日本の曲を使えよ。
 ガラの悪いマスコミに絡まれ、総監督にいやみを言われるタズサ。ま、マスコミは災難だけど、総監督の方はタズサも同じだし。しかし、相変わらず総監督を敵に回してどうするんだ?
 空飛ぶセスナを見て最初のアクロバットを思い出してるピートは良いけど、コックピットの計器がメチャクチャ……
 ピートの言葉を真に受けてジャズの曲に合わせたプログラムを作り直してるタズサだけど、ジャズもやめとけよ。そのカナダ人、ジャズしか知らないだけだろうし。
 ミカに頼んで発注した衣装……メイドさんかいっ! 川澄綾子でメイドというと、某ヴェスパーの戦闘用アンドロイドだな。「エッチなのはいけないと思います」
 しかし、相変わらず目をつぶって着替えてるタズサ。いい加減ピートのことは無視してもかまわんだろうに。

◎灼眼のシャナ
 (第6話)
 シャナに悠二を破壊すると言ってるアラストール。そんなことは知らずにラミーに告げられた「都食らい」をシャナに教えようとしてる悠二だけど……デートをすっぽかされた吉田さん、哀れね。
 シャナと一緒にいる悠二の前に現れた母親……これが櫻井智ってか。
 いきなし封絶を出して悠二を破壊しようとしてるシャナだけど……剣を振り下ろせず。そこにやって来たフリアグネ。「都食らい」のための時間稼ぎみたいだけど……
 みすみす戦いの場に戻ってフリアグネの人質になってる悠二、マヌケね。
「もうすぐ都食らいが始まる。それまで持ちこたえればいい」
 まるでアクエリアス最後のワープの時間稼ぎをしてる神官大総統ルガールだな。
 しかし、作戦に夢中でマリアンヌの存在に気付かなくなったフリアグネ。マリアンヌがフリアグネのためにシャナの足止めに立ち向かって行ってるのに、それに気付かす、空ろな目で虚空をなでてるのが、なんか悲惨ね。
 で、シャナを追い詰めたものの、土壇場で背後からマジョリードーに襲われ、シャナに止めを刺されてるとは哀れね。
 都食らいは阻止できたものの、存在の力を失って消え行こうとしてる悠二。まさに消え去ろうとした瞬間、午前0時の時計の針とともに元の姿に戻ってる悠二。毎日午前0時になると1日で消費した存在の力が元に戻るって……そりゃいくらなんでも便利すぎな力だろ。

週刊アニメ定点観察 Vol.467 (2/4)

2005年11月18日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/08~05/11/10

◎地獄少女
 (第6話)
 娘と買物の帰り道、何か様子がおかしくなった母親。その夜、届けられたサクランボ、何かの脅しみたいだけど……
 どうも団地の奥方の浮気を見てしまったから、その口封じのために一家揃って脅されまくりって、凶悪だね。
 奥方の手先の男に家に乗り込まれそうになって、ガス自殺を図ろうとしてる母親……って、結局乗り込まれて浮気の偽装写真を撮られてたんかい。しかし、都市ガスじゃ中毒死は出来んだろ。
 地獄少女に真相を見せられて、人形を渡される娘。これだけじゃ地獄送りはどうかと思ってたら、今度はそれが原因で夫婦喧嘩かい。そりゃ夫は上司の機嫌を伺ってるだけでいいのかも知れないけど、日常いたぶられる妻や娘の気持ちをわかってやれないのは最低だね。
 どうでもいいけど、この奥方。もう精神が逝ってしまったのかもしれないけど、何か地獄送りを喜んでないか?

◎魔法少女リリカルなのはA's
 (第6話)
 『闇の書』の守護者は魔法によって生み出された擬似生命体で、本来は人格なんか持たないはずだと言ってるクロノ。いや、『闇の書』の持ち主によって変わるってことは、これまで無かったのか?
 友達が来てるというすずかのメールを見てるなのはだけど、その当人が『闇の書』の主だとは、まぁ考え付かないだろうねぇ。
 はやての元に『闇の書』が現れた時の話。そりゃ、いきなしいかつい守護者が4人も現れたら、はやては気絶するだろうねぇ。しかし、それで主治医のところによく運べたものだね。どこかに連絡先が書いてあったのか?
 どうでもいいけど、守護騎士の擬似甲冑を考えるのにおもちゃ屋に行くかい。
 『闇の書』の完成を願わない主だけど、その『闇の書』の呪いの影響で生命の危険にさらされてる主のために『闇の書』の完成を目指す守護騎士たち……痛々しい話だね。
 『闇の書』の調査のためにユーノをリーゼ姉妹に引き合わせてるクロノだけど……猫に舌なめずりされてるフェレットって……大変だね。

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第19話)
 風邪を引いたベッキー。生徒に注意を呼びかけてるけど、姫子は風邪の心配が要らないってか。羨ましいね。
 いきなし未知のウイルスで学級閉鎖になったC組……はいいけど、その事をD組に言いに来てるベッキーが謎。こいつが感染してないのが謎だけど、風邪のウイルスとは背反作用があるってことか?
 感染源がD組だろうからって検査をしてるベッキー。癒し系アイドルの出番だからってメディアに無理やり変身させられそうになってるベホイミ。大変だね。
 C組とD組の違い。どういう経緯があろうとも最後はそれなりに収拾付くのがC組だけど、どんどんドツボにはまっていって絶対に収拾付かないのがD組って感じだな。
 で、結局、感染源って一条さんの妹だったって宇宙人オチかい。

◎涼風
 (第19話)
 ほんとにサイテーな大和。服部に言われるまで自分のどこが悪いか気付かないか?
 それでも何とか謝ろうとするけど……この手の軽薄なやつって、何でも謝れば許してもらえるとでも思ってるのかねぇ。でも、怒った萌果は話もしたくないと取り付く島もなしとは悲惨ね。
 で、夜に電話で謝ろうとしたら延々と話中。ま、女の長電話だからねぇ。実のところ、萌果はその電話で奈々に宥められてたわけだけど……奈々の話にも耳を開こうとしないって、よっぽど怒りまくってるんだな。
 そこに電話がつながらないと直に会いに来た大和。でも、萌果の怒りはまったく収まる気配もなし。いや、萌果の言ってることはいちいち真実なんだけど、そこまでボロクソに言いまくってたら妥協できるとこも妥協できなくなるぞ。ま、涼風も涼風で完璧症の困り者なんだけど、萌果も萌果でこと恋愛に関しては潔癖を求めすぎだね。それが間違いだとは言わないけど、少なくとも大和にそれを求めるのは無理だと思うぞ。
 で、結局、別れることになった2人だけど、なんか言い訳するごとにいい加減さが露呈してくる大和って、やっぱしサイテー過ぎ。ま、根本的に付き合ってるのに無理がある2人だから致命的になる前に別れて賢明だろうけど……
 別れたことを涼風に知られて、強がって萌果は面倒な女だから別れたって言ってる大和が痛々しいんだけど、涼風がそれを真に受けてるから悲惨だね。いや、こんなサイテーなやつ、誤解されて嫌われても文句は言えんだろうけど。

◎ARIA The ANIMATION
 (第6話)
 藍華が姫屋の社員旅行で不在だからって灯里に相談してるアリス。相談内容はへたれの左手のこと……じゃなくて、密かに飼ってる猫のこと。最大手のオレンジプラネットは社員寮も大きいけど、ペット厳禁なのが問題だってか。
 そのアリスの同室が、ネオベネチア3大妖精の1人、アテナ。アリスに言わせればドジっ子で左手並みのへたれって話だけど……
 ま、確かにアテナはドジっ子なんだけど、アリスなんかより細かいことに気が付いて、密かに世話をしてくれてるって感じで、アリスがそれに気付いてないだけって話ね。で、猫のこともとっくに気付いてて、守ってくれてたって話。
 しかし、それを気付いてないけどそれなりに仕事をしていた左手と同じレベルで論じるのはどうかと思うんだけど……
 ま、結局その猫は、死んだオレンジプラネットの社長に代わって、新しい社長にしてもらえることになったって話なんだけど……ゴンドラ会社の社長って血統書の無いただの野良猫でもかまわないんかい。ま、血統書よりも青い目なんだろうけど……

◎ガンパレード・オーケストラ
 (第5話)
 正月早々、早朝訓練の第4中隊。ご苦労さんね。いや、大半の連中は正月休暇でいないみたいだけど……
 青森ツインブリッジが落ちたからって食糧事情が露骨に悪くなってるって大変だね。で、テレビでは再度のツインブリッジ攻防戦の様子が流れてるけど、管轄の第4中隊には出動命令が出てないってショックを受けてる咲良。ま、前の戦闘の被害が大きいから出動を控えさせたって話だけど……
 今度は幻獣がトンネルに潜り込んだからって第4中隊に出動命令が出てるけど……ツインブリッジの他に青函トンネルもあるのか?……と思ったら、橋の途中の人工島に設けられてるトンネルって話か。
 例によって咲良の指示には従わず単独行動を取る乃恵留。通信まで切ってるとは指揮系統の逸脱もいいとこだけど、まともな軍隊なら上官命令無視のこいつなんか軍規で厳罰ものだぞ。
 で、結局、幻獣に襲われてやられかけたところを咲良に助けられ、その後、幻獣に包囲された後の咲良の対応を見て何とか上官として認める気になったみたいだけど……

◎ポケットモンスター アドバンスジェネレーション
 (第160話)
 ポケモンコンテストに遅刻ぎりぎりでやってきたサラリーマンのオガタ。いざ本番になったら別人のような格好をしてるけど……そこに家族がやってきて、みっともないから止めろって……いや、コンテストの本番真っ只中に飛び込んできてるあんたらの方がよっぽどみっともないだろ。
 で、若い頃はロックバンドをやっていたというオガタ。奥さんの回想シーンの目付きが悪いんだけど、なんかサカキにそっくりだな。
 草系ポケモン最強の技、ハードプラント……って、草系の最強技ってソーラービームじゃなかったのか?

◎かりん
 (第2話)
 雨水の家ってなんかメチャクチャ貧乏みたいね。
 で、雨水に秘密を知られて学校をサボってる果林だけど、家の光熱費はほとんど果林が使ってるからってバイトに追い出されてるのが哀れ。で、バイト先のファミレスには新入りで雨水が来てたって話で、意識しすぎでドジりまくりの果林。
 クラスメイトなら送ってもらえと言われてる果林。案の定、この前の増血行為は援助交際と勘違いされてるってオチね。
 そこに現れた兄の煉。果林の血の好みの属性を調べるって話。吸血鬼にはそれぞれ血の好みの属性があるって話だけど……プライドはともかく、嘘吐きやストレスって、なんか嫌だねぇ。
 で、果林が惹かれたのが踏切で飛び込みそうな雰囲気だった雨水の母親。スーパーでのパートを店長のセクハラのせいでクビになったって話だけど……果林の血の嗜好って、不幸だってかい。
 スーパーで母親のことを聞きに来た雨水にメチャクチャ言ってるオーナーだけど、雨水の目付きにびびってるのがいとおかし。
 果林に血を注入された母親の前に現れた、自分がセクハラでクビになったのを逆恨みしてる元店長。いきなし母親にぶん殴られてノックアウトって……なんか血が増えたら暴れたくなるのか?
 しかし、果林の増血行為もこれが初めてでは無かろうに、これまで血の嗜好のことって気付かなかったのか?

◎SHUFFLE!
 (第17話)
 シア(キキョウ)に振り回されて学校をサボらされてる稟……はいいけど、稟にすっぽかされて荷物を1人で運ばされてる亜沙が哀れね。
 大事な話があると呼び止められながら、映画にショッピングと付き合わされてる稟。ま、シアのおっぱいは役得だろうけど……夕方、土手ですれ違ったのははっきりと見えなかったけど、亜沙だったのか?
 シアにキスをねだられて逃げるように帰って来た稟だけど……帰ったら楓が警察呼んで誘拐事件の捜索本部になってるし……いや、そんな家の中でプリムラだけがいつものように淡々としてるのが良いね。
 暗くなった家で腹を空かせてる神王のおっさんがいと哀れ。
 自分の中のキキョウに遠慮して、自分だけ幸せになってはいけないと思い込んでるシアだけど、シアが幸せになることが自分の幸せだといってるキキョウ。
 おや、キキョウって生まれてくるはずだったシアの双子の妹の人格(だと思ってシアが作り上げた存在)だってかい。
 すべてを話して稟に好きだと告白するシアだけど、顔をそらし「ごめん」と誤る稟。う~ん、今の状況じゃ稟が好きなのは楓か亜沙かのどっちかって感じなんだけど……でも、楓って作品上でちゃんと描かれてないんだよね。そういう点では亜沙の方が有力って気がしないでもないけど……
 しかし……神界は一夫多妻制ですか。なんか究極の解決法が用意されてるって感じだね。いや、それでも1人を愛することのほうが大事って話になるんだろうけど……

◎ローゼンメイデン トロイメント
 (第2話)
 薔薇水晶に水銀燈の面影を見て戦えない真紅。薔薇水晶は他のドールとは目覚めるときが違うから誰も出会ったことが無かったってか。で、その薔薇水晶と出会ったってことはアリスゲームを完成させろって話なんだけど……
 雛苺のゾウさんジョウロが気に入らないからって、真紅が起きてこないのは雛苺が怒らせたからだって脅かしてる翠星石だけど……
 ジュンの出掛けたあと、真紅を起こしてる蒼星石……おや、蒼星石の方が真紅の姉だったんかい。このシリーズって後に作られた方が強いのね。
 ジュンが何かで悩んでるのを見て人形屋に連れて行ってる巴。ま、この辺、ジュンのことを理解して気の利く女の子だね。しかし、この店の連中が何が薔薇水晶に関わってそうで怪しげなんだけど……それとも水銀燈の修理でもしてるのか?
 カバンを膨らませて帰って来たジュンに興味津々の雛苺。
「大丈夫よ、ジュンくん。思春期の男の子がそういう本に興味があるのは自然なことだから……」
 このボケねーちゃん、相変わらずだね。
 ま、中身は4人分のオルゴールだったみたいだけど……で、貰ったオルゴールをクンクン探偵の縫いぐるみと一緒にしまってる真紅。こいつもクンクン探偵がよほど好きなのね。縫いぐるみはボケねーちゃんでも買ってきたのか?

◎ガラスの仮面
 (第32話)
 演劇芸術祭の大賞を取った亜弓。その祝賀パーティーにマヤを呼び出した月影。2年以内に同様の賞を取らないと『紅天女』は亜弓に決めるってかい。
 おや、もう高校卒業かい。学校の描写なんてほとんどなかったから、まだ1年のままかと思ってたんだけど……
 次の公演で『真夏の夜の夢』をやろうとしてる、劇団月影+一角獣のメンバー。いつもの地下劇場はもう手狭で広い場所を探そうとしてるけど、頼み込んだアテネ座の支配人にはけんもほろろに追い返されてる始末。そこで、マヤの発案で野外劇場でやることになったけど……
 自分も出たいと言って、パックの役を貰ったマヤ。月影に反射神経を鍛えさせられてるけど……なんか月影の様態もよくない感じだね。マヤに与えた2年というのは、月影にとってもそれくらいしか残ってないってことか?
 劇団月影+一角獣を追い返したことで偉いさんに怒られてるアテネ座の支配人。その腹いせかどうか、嫌みを言いにわざわざ野外劇場まで来てるけど……ま、本当は前言撤回でアテネ座で芝居をやってくれってところなんだけど、頭を下げるのは嫌だからって勝負に持ちこんだって感じだな。狡猾なオヤジだね。

◎ノエイン もうひとりの君へ
 (第5話)
 ハルカのために相談に乗ろうとしてるミホだけど……何かメチャクチャ胡散臭いね。で、ヴィジャボードって西洋のコックリさんを持ち出してきてるけど、出て来たのが『NOEIN』って謎の言葉。いや、意外とヴィジャボードって使えるのね。
 ハルカを抹殺しに無理やりこの世界にやって来たアトリたち。謎のおっさんの警告を受けたと思ったら、いきなし移動させられてるけど……トビが呼び寄せたってか。で、力の使いすぎでくたばってるトビ、哀れね。
 そこにやって来たカラス。ハルカを助けようとするけど、ハルカを殺そうとしたイスカを暴走して殺害。で、アトリは逃走。
 世界はみんな滅びてしまえとばかりにダムを決壊させようとしてるカラスだけど、そんなんじゃ町ひとつしか滅ぼせないぞ。ま、例によってハルカの力で決壊は無かったことにされてるけど……これって単に決壊の無かった別の時空と入れ替えてるだけってかい。じゃ、入れ替えられた先は本来ありえない決壊が起こって大災害……酷い話ね。こりゃ、アトリたちが危険だからってハルカを抹殺しようとしてるのはわからんでもないね。
 仲間からも逃げてるカラスはハルカをユウに託そうとするけど、一足早く強制送還が始まってハルカと一緒にこいつらの世界へ……ま、向こうに行ったら少しぐらいは背景設定の説明があるんだろうね。

週刊アニメ定点観察 Vol.467 (1/4)

2005年11月18日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/07~05/11/07

◎はっぴぃセブン ~ざ・テレビまんが~
 (第6話)
 双子の寿姉妹の話。禍神が姉のみなに化けてたときに妹のなみにはどちらが本物か見分けが付かなかったということで気まずくなる2人……互いに相手のことをもう1人の自分、自分と寸分変わらぬ同じ存在だと思っていたから、自分のことが見分けがつかなかったってことでコンプレックスを抱いてるわけだけど……要するに一卵性双生児の同一自我コンプレックスってやつだね。
 ところが、その時に唯一見分けが付いていたのが菊之介だったわけだけど、菊之介には普段から双子の違いが見えていたから、禍神が双子に化けても本物との違いがわかってたって話。
 ま、双子が互いに相手をもう1人の自分ではない他人であることを自覚することで、本当の相手の姿が見えてきて、再び禍神が化けてきても見極めが付いたってことだけど……この辺の感覚は双子の当事者でないとわからないだろうなぁ。

◎ブラック・ジャック
 (第48話)
 ブラック・ジャックの診療所に集まってくる謎の金。ピノコと写楽が謎を突き止めようとしてるけど、怪しげな探知機を使って出た反応は水道管……ダウジングの機械みたいだな。
 その金はコマドリが運んできたみたいだけど、コマドリには怪我の治療の痕が。巣にあった薬のビンから判明した薬屋の話では、新聞配達の少年がコマドリを治療していたとか言ってるけど……その薬屋、よく鳥の怪我の治療薬なんか調合できたものだね。
 ところがその少年は病気になって新聞配達をやめたって話。どうにか見つけたら腎臓の病気でくたばりかけてる状態。貧乏だから医者にいけないという少年に、治療代は貰ったと言ってるブラック・ジャックだけど……そんな2万だか3万だかぽっちの金じゃ、保険の効く病院でも治療してくれないんじゃないのか? 依頼者が人間以外だと気前が良いね。
 で、ガキが直っても金を運び続けてるコマドリ。暴走族みたいな連中に石を投げられてるけど……飛んでる鳥に石をぶつけられるって、おまいら肩が良いな。暴走族なんか辞めて野球をやれよ。メジャーを狙えるぞ。
 なんとか診療所までお金を運んだコマドリだけど、そのまま巣に戻って絶命……死ぬのが人間以外だったら原作通りに殺されるのね。
 ところで、コマドリの運んできたお金だけど……道に落ちていたにしても遺失物だし、それ以外に何か犯罪に関わってるとか色々ありえると思うんだけど、治療費としてポッポナイナイしてかまわないのか?

◎名探偵コナン
 (第419話)
 出雲にやって来た小五郎一家……って、なんかご当地タイアップ作品っぽいな。しかし、縁結びの神の地元だからって良縁に恵まれてるってわけは無いだろ>蘭。
 さっそく地元の評判の悪い実業家が殺されてるって話だけど……被害者が時価1000万円の日本刀を持ち歩いてたり、地元民の被疑者4人が揃いも揃って1人で観光地に行ってアリバイが無いって話も不自然すぎ。
 ま、松江城ぐらいならともかく、旧大社駅なんて地元民が行っても何かうれしい事あるのか? で、観光地で人が多い場所に行ってるのにみんな目撃証言が得られず、唯一松江城の天守閣で記帳したという男だけが証明されたってことだけど……なんかこれが一番胡散臭いアリバイだな。
 見たところ時間まできっちり書いてあって、前後の他の客の時間も合ってるから十分アリバイになってるように見えるんだけど……その記帳、実は勝手にでっち上げた偽物で、後から本物と摩り替えてたって可能性高そうだな。だいたい記帳に書かれてる観光客をいちいちチェックなんか出来ないだろうし……でも、偽物なら偽物で摩り替えたことが証明されないといけないんだけど……その前後の時間に記帳したのに名前が残ってないって証人を探し出して来るしかないか? たまたまその時間に修学旅行の団体客が来てたとかなら簡単なんだろうけど……

◎チャンス トライアングルセッション
 (第8話)
 いきなしオーディション。もうちょっとオーディションに向けて練習するとか、一般コースの連中に苛められるとか、ドラマは無いのか?
 R3の3人におまいらがグループなのはソロで歌う実力が無いからとか、相変わらす嫌み言いまくりのジュン。ユウキとノゾミは怒りまくりだけど、アカリには効果が無いみたいね。
 荷物運びさせられてる一般コースのねーちゃんたち。1人で偉そうにしてるジュンに、話題性の何も無いジュンには勝ち目は無いって嫌み言ってるんだけど、この前、コンビを組もうといって相手にされなかった腹いせかい。
 しかし、その言葉を真に受けたジュンは、ノゾミのステージ衣装に細工を。で、オーディションのダンスの最中にスカートが外れてしまうノゾミ……いや、そのまま気にせずに続けて舞台度胸をアピールする手が一番効果的だったと思うんだけど……ま、普通は飛び出すわな。
 3人の前に現れた謎のジジイ。ドジな犬を見せてノゾミに考え直させてるけど、その犬の名前がチャンス……そうか、この犬がこの作品の主役キャラだったんだな。(おい)
 歌の審査の棄権ぎりぎりで会場に戻った3人……はいいけど、言い訳は止めろよ。見苦しいぞ。

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第19話)
 朝から純一のベッドに潜り込んでるさくら。そこにやってきた音夢。いきなし血の雨が降る展開かと思ったら、意外と穏やかな音夢。勝者の余裕ってやつですか……
 さくらの帰還歓迎パーティー。一応、新キャラ連中もいるんだけど、朝倉邸ってそんなに人が入れるほど広いのか? ま、1階は構造的に2部屋分をぶち抜いてるみたいなんだけど……
 ま、この中では付属校で同じクラスだったことりが一番仲良いのか?
「噂では吟遊詩人として、世界各地でならず者と戦っていると聞いてましたので……」
 噂はともかく、戦う吟遊詩人って、そりゃなんじゃいっ!
「冷やし中華は久しぶり……」
「きゅうりは苦手……」
 今度は『さくら観察日記』か?>アイシア。
「音夢の料理は、やはり口に合わない様子……」
 どうでもいいけど、口に出して読むのは止めた方が良いと思うぞ>アイシア。
 自宅に戻って純一と魔法の話をしてるさくら。アイシアには覚悟しろって、経験者からのありがたい忠告か。
 案の定、いきなし引っ越してきてるアイシア。廊下が傷んでて板を踏み外してるけど、いくらなんでも2年ぐらいでそんなに傷まんだろ……と思ったら、上の天井からの雨漏りで腐ってたのか。
 で、一同に招集かけて芳乃家の修復。
「オレは杉並と一緒に床をなおす」
 工藤が一人称を喋ったの初めて聞いたけど、「オレ」かい……というか、何か声が変わってないか?
「待て。一人だけ担当が決まってないのがいるのですが、隊長……」
 さすがに眞子は鋭いね。
 庭を掃いてることりと環。
「ことりさん、もう少し手首のスナップを利かせるんです」
 さすがに本職の巫女さんは庭掃きのベテランだな。
「だぁぁぁ~~~~」
 甲板掃除ならモップを持ってこないといけないぞ>美春。
 薄暗い書庫に入ろうとして不安がってる眞子とななこ。いきなし人影を見てびびってるけど……正体は杉並かい。いや、相手が眞子だから冗談で済んでるところだと思うけど、ななこ1人だったらお終いだな。
 雨漏りの修理に屋根に上ったさくらとアイシア。破損が予想以上に大きいのを見たさくら。おもむろに両手をあげて魔法でも使うのかと思ったら……サボりかい。で、修理再会ってところでカナヅチを落としてるけど……久々の魔法でカナヅチを出そうとしてるアイシア。でも、例のごとく失敗の連続。そして、魔法は教えないというさくら……
 何とか修理が終わった芳乃邸。でも、引越し荷物はそのまま持ち帰る羽目になってるアイシア、哀れね。
 魔法を教えないと言ったことを純一に話してるさくら。どうも原因は2年前のあの事件みたいだけど……
 翌日、懲りもせずにやってきたアイシアに見せたいものがあると連れ出してるさくら。駄菓子屋でアイスキャンディーもらって、夏休み中の風見学園を覗き込んでるけど……それは関係ないのか。
 で、やってきたのは枯れない桜の木のところ。そしてその木のことをアイシアに語り、魔法は危険だと言ってるけど……ま、それだけでアイシアにわかれって言うのは無理だよな。やっぱし具体的に音夢の話を聞かせてやらないと……

 で、来週は前作のダイジェストか? でも、ことりに聞いてもさくらと音夢のことはわからないだろ。それとも、来週はことりの話で、その次は美春ロボ……って感じで順番にでもやっていくのか?

◎Canvas2~虹色のスケッチ~
 (第6話)
 1人水着ファッションショーをしてるエリス。割といろんなデザインの水着があったのに、どうして何の変哲も無いタダのビキニに収束するかなぁ。ま、見る方からすれば露出の多いほうが良いだろうけど……
 しかし、教員でもないのに研修旅行の引率をさせられてる浩樹も大変だね。理事長代理に完璧気に入られてるから、来年の就職先は心配しなくて良さそうだけど……
 みんな水着にこだわってるのは良いけど……可奈のそれはやめとけ。
 バスの割り振りは学年問わずくじ引きって……要するに浩樹のバスにメインキャラが揃ってるってご都合主義ね。しかし、肝試しを浩樹に押し付けようとしてる霧。当然ながら怖いものは苦手ってパターンだな。
 チョコ抹茶わさびせんべい……静岡もろくな名産物作らないな。で、可奈に騙されて食ってるほかの連中が哀れ。
 菫って高所恐怖症かい。しかし、怖かったら歌でも歌ってりゃ良いって霧に無理やりロープウェイに乗せられてるとは悲惨ね。しかし、シャボン玉の歌うたってたら、シャボン玉が割れて卒倒かい。大変ね。
 どうでもいいけど、美術部長もずいぶんキャラが崩れてるね。
 ずっと2人で肝試しの検討をしてる浩樹と霧が気になって仕方が無いエリス。海水浴もほどほどに2人を尾行してるけど、昔話に盛り上がってる浩樹の様子にショックを受けてるって……そりゃ意識しすぎだろ。

◎Angel Heart
 (第6話)
 瀕死の李大人(弟)の元にやってきたリョウ。22年前にリョウが兄からの依頼で助けたことがあった人物だってかい。しかし、弟は兄に聞けと言って絶命。で、その兄はグラス・ハートが事故で行方不明になっていた自分の娘だと言い、香の心臓のことで謝ってるんだけど……
 じゃ、グラス・ハートが病院から逃げた後で追ってきた連中は誰の手下だ? 死んだ弟もグラス・ハートが兄の娘だとかいうことを知ってたみたいだし。
 それじゃ、弟を殺してグラス・ハートの仕業にしたのは李大人に代わって組織を乗っ取ろうとしてるやつで、あのナンバー2っぽいのが怪しいんだけど……。でも、そいつ、死んだ李大人が影武者の弟の方だとは知らないみたいね。
 口封じ代わりに海坊主の店で働かされてるちんぴらのおっさん、哀れね。で、その海坊主の店にやってきたグラス・ハート。なんか普通にリョウと同じテーブルの席に着いてるんだろうけど……いつものリョウならカウンターに座ってるはずだから、何か伝言で会うことを申し合わせてのか?と思ったんだけど、リョウの席に座ったのは香の意識だったみたいね。いつもと席が違うのはグラス・ハートを狙って周辺に張り付いてるスナイパーたちに対する備えってか?
 しかし、敵はマフィアの組織が本気で出してきた暗殺部隊ってことは『シティーハンター』の個々の事件の犯罪者とはレベルが違うって気がするし、リョウもブランク長いみたいだし、海坊主は完全引退状態、何か知らんけど美樹も海坊主に愛想をつかしたのかいないし、なんかヤバ気ね。いや、グラス・ハート1人でそれ以上の戦力になってるのかも知れないけど……

◎ラムネ
 (第5話)
 昼間はクーラー使用禁止って……そりゃ、ひかりしか家にいないから嫌がらせされてるんだな。
 おや、鈴夏って柔道部なんかい……はいいけど、顧問が父親って、なんか嫌だねぇ。
「ふんわりカニクリームコロッケ座」に「スパゲティ・トマトソース座」……田舎は星座がたくさんあって良いね。
 山羊座アルファ流星群……鈴夏の望遠鏡をめぐって曰くありげな流星群みたいだけど、その望遠鏡を持ち出してるひかり。3人とも古傷を触られたみたいで気まずい雰囲気って感じね。
 何年かぶりに望遠鏡を完成させて天体観測だけど……流星群なんか望遠鏡で見るものじゃないだろ。

◎舞-乙HiME
 (第5話)
 編入早々テンション高いアリカ……と思ったら、夢かいっ! ニナを起こしてる夢見ながら自分が起こされててどうする。しかし、朝から1時間掃除って、ご苦労さんだね。
 どうでもいいけど、ナギって暇そうだね。
 先週のアリカの制服、バックステージって……オトメ専門のブルセラショップにでも売られてたってか? で、そのことでトリアスとかいう風紀委員のシホに責め立てられてるけど……
 そのアリカに援助交際……もとい援助をしたいとかいう手紙を寄越した人物。ま、考えるまでも無くセルゲイだろうけど……
 嫌疑を晴らそうと立ち上がったアリカに強力を申し出てるエルスティンとイリーナ。それにアカネにチエまで。ニナはナオに強力を求めてるし……けっこう、人に好かれるというか、人を巻き込むタイプのキャラみたいね。
 この事件でアリカを追い出せると上機嫌なマシロだけど、イリーナのトンデモ推理ですべてが飼猫のミコトのせいにされてるとは、いとおかし。
 実相はミーヤが自分の彼氏に売らせたって話みたいだけど……そのミーアにも黒幕が。髪の毛が青いとか、声が田中理恵に似てそうって感じからすると、先週の予想通りトモエっぽい感じだね。