電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.525 (2/3)

2009年01月23日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/12/21~06/12/22

◎護くんに女神の祝福を!
 (第12話)
 護とエメレンツィアの密会を目撃した絢子。なぜかその場は気付かれないように立ち去ってるけど、その殺人的オーラが周囲にとばっちりをもたらすのはお約束。しかし、生徒会長はちゃんと事態の真相を把握してるのね。ま、それでいて絢子をからかって怒りの矛先を向けられてるんじゃ世話ないけど。
 試験の結果発表。エメレンツィアとの特訓の効果もあまりなく、護の実技の成績は良くない様子。それでも無事に絢子とクリスマスを祝うことができたけど……その一方で本格的に護を奪い取る決意を固めてるエメレンツィア。そして、機上から掛かってくる兄からのクリスマスメッセージ。
 いよいよラスボス登場ってか。

◎あさっての方向。
 (第10話)
 佐藤さん(からだ)の働くペンションにやってきたテツたち。からだは相当に驚いただろうけど、安易に態度には出て来ないのね。ま、テツは相手がからだとは知らないわけだから、からだ1人が驚きまくったところで変人扱いされるだけだし、そういう騒ぎでドタバタするような作品でもないからね。ま、ヒロのアパートで見たことがあるって関係でしあかないわな。(しかし、テツにしたら一度見ただけなのによく覚えてるものだと感心するけど)
 さすがに自分を必死で探し回ってるテツの姿を見たらからだも心配するけど、かといって自分がからだだと名乗れるわけでもないのが悲惨なところだな。
 一方、ヒロのアパートを出て行く椒子。ま、からだがいないんじゃいる理由がないってのは確かだけど……妹が家出しても何も出来ない甲斐性無しのヒロに愛想を尽かしたってのが正直なところだろうな。

◎コードギアス 反逆のルルーシュ
 (第11話)
 成田連山の戦いでコーネリアを追い詰めていく黒の騎士団だけど、あと一歩、詰めの戦力が足りないって感じ。そこに日本解放戦線の藤堂がコーネリア本隊の背後に到着。戦況からゼロの意図を察知して親衛隊との戦いを担ってるあたりは「奇跡の藤堂」の名は飾りじゃないのね。
 藤堂のおかげでコーネリアを追い詰めたゼロ。後方のユフィはいろいろとしがらみがあって軍を動かせないみたいだけど、そもそもユフィの護衛部隊程度しかいないはずだから出撃してもあまり戦力にはならないと思うけど……しかし、それをチャンス到来とばかりに出撃して行くスザクのランスロット。ま、こういうときに動かなければ遊軍の意味がないわな。
 結局、スザクの乱入でコーネリアは命拾い。黒の騎士団、ブリタニア軍、日本解放戦線の3者とも痛み分けで撤退を開始し、戦闘は終結。ま、コーネリアは敗戦の将の気分だけど、日本解放戦線も大規模な軍事抵抗組織としてはもう壊滅状態だろうし、すんでのところでコーネリアを逃がしたゼロもね。ま、黒の騎士団としては損害は軽微で名を上げ、さらに新参連中に実戦経験を積ませられたって点では成功だったかもしれないけど。
 しかし、撤退作戦の中、1人残ったところをスザクに襲われたルルーシュ。いきなし現れたC.C.に助けられたって感じだけど、スザクに恐怖を見せているC.C.に触れたルルーシュに流れ込んでくるC.C.の心象光景……『R2』の第15話の伏線ってこんなとこで張ってたのね。
 ここでC.C.の本名を知ったルルーシュだけど、それはまだ明かされてないな。

◎ケロロ軍曹
 (第141話)
 全市民をパーティーに招待って……会場とか大丈夫か? ま、奥東京市がどれだけの規模の市か知らんけど、数万人ぐらいならドーム球場何個分って勘定で済むから、西澤家の敷地内で十分確保できるだろうけど。
 しかし、市民総出でパーティーに参加してる時にクリスマスケーキなんぞ売っても売れんだろ<556。
 それにしてもあれだけ周囲を冷え込ませるって、どれだけ心が冷え切ってるんだ?
 ダディの正体はわかったけど、アリサはどうやって生まれたんだ? で、異界の者を取り込んだらアリサが人間になるというのもよくわからんし……

◎くじびきアンバランス(終)
 (第12話)
 副会長に脅され、会長候補を辞退しようとする千尋を説得することも出来ず、律子に懇願する時乃。そして副会長に真剣勝負を挑んでる律子。ま、副会長の狙いは最初から千尋を揺さぶることで律子を動かすことだったんだろうけど……
 ヘルメットを脱いだ姿で千尋の前に現れる律子。なんかおもいっきし違和感あるね。自分には会長の資格が無いという千尋に、無力な自分が会長を続けられたのは千尋や時乃がいたからだという律子。そして千尋が会長の立橋院を見たいけど、留学を決めたとか……。ついでに婚約を無期延期したとか言ってるけど、本当はそのために留学を決めたんじゃ無いのか? どうも副会長は後任の会長候補がいなくなれば律子が留学を取りやめるのを期待して千尋を辞退させようとしてたみたいだね。
 翌日、全校生徒が整列する中を生徒会室に入っていく次期生徒会一同。すでに留学に発った律子が不在の中、ヘルメットの戴冠式を終え、生徒会の継承は終了……ま、最後に生徒たちの前に現れた新会長の千尋だけど、鳥の糞を引っ掛けられてるのがオチか。

 しかし、中途半端で煮え切らない作品だね。どっちかというと、やっぱり前作の設定で最後まで見たかったね。(幻の最終回も含めて)
 『くじアン』のキャッチコピーって「すべてがくじ引きで決まる」とかだったはずだけど、実際のところは次期生徒会候補をくじ引きで決めてる以外に、くじ引きが重要な決定に使われてる描写が無いんだよな。前作の場合は次期生徒会候補のチーム同士の対戦とかもくじ引きで決めてるから、それなりに意味はあったんだけど……

◎ときめきメモリアル ~Only Love~
 (第12話)
 七不思議研究会って、この学校にはそれだけでクラブが成り立つだけ充実したネタがあるのか? 部長らしき女の子がなかなか。どこかで聞き覚えのある声だと思ったら、浅野真澄か。
 七研が見た幽霊騒ぎのおかげで文化祭前だというのに夜間の学内立ち入り禁止。普段は変なイベントで学内を騒がせてる桜井生徒会長だけど、こういうときは頼りないね。しかし、普段は深夜でも出入り自由って方が問題あると思うけど。
 何か学校側の計画が幽霊騒ぎの原因だってのは仄めかされてたけど、自動ゴミ処理装置って……要は家庭用の掃除ロボットを屋外用に巨大化したイメージかと思ったら、特殊な磁力で集めたゴミをマイクロ波で分子レベルにまで分解って……。磁力で集めてる時点で金属系のゴミしか集まらないだろうし、マイクロ波って、要するに電子レンジで焼いてるってことだろ。それで襲われた人間がアフロだけで済むとは思えないけどね。
 暴走の原因は磁力が幽霊を引き寄せてしまって、それに操られてしまってたことみたいだけど……。それにしても、マイクロ波によるゴミ処理なんて膨大な電力が必要だと思うけど、どうやって給電してるんだろ? ま、昼間の間に充電してるってとこか。
 で、焼却場の記憶喪失の変なねーちゃん。幽霊を浄化しに来た女神様@17歳だったってか。しかし、なぜか帰れなくなってるけど……
 ところで、今でも学校のゴミって焼却場で燃やしてるのか? なんか最近は環境問題がうるさいから正規の焼却処分場以外でゴミを燃やすのは禁止してる自治体が多いはずだけど。『CLANNAD』の光坂高校は校舎にダストシュートまで付いてるけど、あれはやっぱし清掃業者が回収に来るんだろうね。今は分別もうるさそうだな。

アニメ魂
 Gift ~ギフト~ eternal rainbow(終)
 (第12話)
 ギフトが無くなってメデタシメデタシで、あっさり終わりね。ま、莉子と霧乃の和解とか、霧乃のピアノとか、まとめるところはまとめてるけど。
 春彦がギフトを無くせたのは、そのこと自体がギフトに盛り込まれてたからだろうけど、何で春彦の母がギフトを作れたかってのは謎なままだな。いったい、こいつの母親って何者だったんだ? まさか涼宮ハルヒ並みの創造主だったんじゃないだろうな。
 しかし、残酷な話だな。春彦と莉子がくっつくのは認めて、霧乃は以前と同じ関係でいろって。
 それにしても、竹箒に跨って魔法少女のマネをしてる千紗、いとおかし。さすがにギフトが無くなったら魔女っ子はやってられないだろうけど。
 最後の『EX Gift』って「あのね商法」の予告か何かか? 何か雰囲気からすると莉子がいなくて、春彦は霧乃のことを知らないって状況みたいだけど……それでいきなし温泉旅行ってか……