ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

フランスTPC大会を走って

2010-05-20 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


7年連続入賞、という結果を喜ぶよりも、今年は走っていてどんどん調子が上がっていくのを感じました。もちろん毎回ほぼ全力で走るので、筋肉痛も出てきます。下手をするとレース途中に故障をするときもあったほど。が、今年は不思議なくらい脚が動いてくれました。
 
もちろんスピードは初参加のころほどは出ていないけれど、最後まで脚が動き続け、特に最後のハーフマラソンのレースでは「力が残っているなら出し惜しみをするな!」と身体の中から声が聞こえてきて、あっという間にゴールまで駆け抜けました。
 
以前、パーソナルトレーナーの先生にお尋ねしたことがあります、
「思うような練習が出来ていなかったのに、思いがけなく良い結果が出ることがある、
これはなぜですか?」
たしか、次のように答えていただきました、
「自分が思っていたよりも練習が出来ていて、疲れも取れていたということ。」
 
年齢も重ね、体調も日々変わってくるなかで、過去と同じだけの練習量も強度もこなせません。過去に良い成果を出したときの練習スケジュールと同じメニューをそのままこなせるわけもなく、毎日の練習日誌は参考にはなるけれど、画一的なメニューでは対処できないのがマラソン練習。
 
今回の結果をわたしなりに分析すると、トレイルの成果かな?4月中旬から2度走ったトレイルラン。2本とも40キロ前後の長距離。
 
1本目はTPC大会の1ヶ月前。このダイトレのあとはガツンと筋肉痛がきました、久々のヨチヨチ歩き、「来た==!」という感じ。3日間、プロティンをがぶ飲みし、4日後には急速に回復、60キロの荷物を携えてルーマニアに戻ってきたのでした。
 
2本目は、TPC大会の10日前。山では無理をしないこと、フランス行きを前に怪我をしないことをモットーに気持ちよく走り、ほとんど筋肉痛もなし。
 
そんなふうに筋肉痛を経験していたので、4日間連続でレースを走っても、筋肉痛も出なかったのかも?普段まったくしていないスピード練習&持続走練習にもなって、調子が上がったのかも?
 
が、調子が上がってくるほど、トレーナーの先生が言っておられる体幹を使って走っていないことが判ってきました。走っていて下腹あたりに力が入らない、つまり腸ヨウ筋あたりがきちんと鍛えられていなくて、上半身と下半身の連動がうまくいっていないのです。脚は脚だけで走っている感じ。
 
最近の練習はジョギングだけでした、これではスピードに対応できないのは当たり前。山を走りこんでいるときには身体のバランスをとるため、自然と体幹も鍛えられていたと思うけれど、近ごろはそんな練習もなし。
 
体調が整わないときもあり、思わず走れるときもあり、そんな中ますます課題が見えてきて、いつまでも面白く取り組んでいくことができそうな、そんなマラソンの世界。


≪数字編≫
公式レース結果。いずれもアップダウンや足場の悪いところあり。
第3ステージのハーフマラソンは昨年より大きくコース変更、ほぼフラットに。
順位はいずれも女子の部。
第1ステージ(14.5キロ) 1時間03分09秒・ステージ3位、総合3位、ベテランの部1位
第2ステージ(11.2キロ) 52分39秒・ステージ3位、総合3位、VF部1位
第3ステージ(20.1キロ) 1時間31分51秒・ステージ4位、総合3位、VF部1位
第4ステージ(8.4キロ) 36分28秒・ステージ3位、総合3位、VF部1位
第5ステージ(13.7キロ) 1時間01分39秒・ステージ3位、総合3位、VF部1位
第6ステージ(21.250キロ)1時間39分44秒・ステージ3位、総合3位、VF部1位
総計    (90キロ)  6時間45分30秒(時速13.26キロ)女子総合3位、VF部1位

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(お持ち帰り自由なので、写真の多くはこちらのジャッキーさんのサイトからいただいています)

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Dominiqueさんのアルバム、2009もありました。ここ(cliquez ici)ここ(cliquez ici)


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