自分のことばかり書いていて、この偉業を紹介できていませんでした。フランスで行われた今年の24時間走世界選手権大会、日本人が総合優勝。世界選手権者となりました。3名で戦う団体戦でも日本男子チームは優勝。
ちょうど私のフランス滞在と重なっていました、でも、開催地のBriveは私の滞在地ノルマンディーのYvetot(イヴト)から約600キロ離れています。大会時期も13-14日でぴったり重なり、同じ国内とはいえ応援に行けず残念。
24時間走ってどんな大会?文字通り、24時間耐久レース。24時間でどれだけの距離を走れるか競うのです。たいていの場合、そんなに距離の長くない周回コースをぐるぐるまわり、周回数で距離を測ります。いちばん短い周回コースだと400mトラックをまわることもあり。これはもう大変です、24時間ずっと400mトラックをぐるぐる~考えただけで目が回りそう。
昨年のスパルタスロン(ギリシャで行われる250キロの超ウルトラマラソン)を日本人が制覇したように、こつこつ努力する国民性である日本人は、この競技に向いているのかもしれません。
わたしのランの先輩も大阪からこの大会に参加していました。2月に日本に帰省しているとき大阪城で出会い、いっしょに走っていただきました。故障で練習が出来なくて調整が遅れている、とのことで、本大会で彼女本来の力は発揮できず。が、今の力を出し切ることはできたそうです。
彼女も言っていました、「この競技は私に向いていると思う。」と。世界中、いろんなマラソン大会があるけれど、すべてが自分に向いているとは限らない~短い距離が得意な人もいるし、42キロのマラソンがいちばん得意な人もいる、100キロで力を発揮する人もいるし、毎日フルマラソン以上の距離を走り続け移動するジャーニーランを至福とする人もいます。
そんななか、世界選手権で優勝、はすごいこと。競技人口がまだ少ないためかあまり報道されていないと思うけれど、なんといっても世界で一番!
日本から選抜の選手団の皆さん、おめでとうございます。選手団に帯同された監督・コーチ・サポーターの皆さんもきっといっしょに走っている気持ちだったと思います、お疲れ様でした。
8th IIAU 24H WORLD CHAMPIIONSHIIPS 2010、公式結果は
こちらから:
フランスTPC大会のラン友に、24時間ランナーがいます。彼の最高記録は220キロ。私が日本選手団のようすを気にしていると、大会が終わったその日にリザルトをプリントアウトして持ってきてくれました。それを握り締めて日本選手団帰国のその日にパリ・CDG空港まで見送りに行ったのですが、結局会えずじまいで残念。
世界選手権者となられた方にも会いたかったな~。そのブログはこちら、「
大陸を走って横断する僕の話」。ご本人とは出会ったことはありませんが、以前からときどきのぞいていました。走ること中心の生活~でないと世界一にはなれないです。
私も走ること中心の生活、この週末は温泉の保養地ヘルクラネ近くで行われる「ヘラクレス・マラソン」、トレイル40キロ。TPCを戦ったあとまだ疲れは残っています、今週はさすがに走れずウォークのみ。トレイルもリハビリとしてハイキング気分で行ってきます~。
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