prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「RED SHOES レッド・シューズ」

2024年03月20日 | 映画
「赤い靴」といったら真っ先に思い出すのは1948年製作のマイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー製作監督脚本のバレエ映画の大古典で色彩撮影のエポックメーキングなのだが、これはまあ関係ない。というか、今度検索してみてアンデルセンはともかく韓国ドラマに同題のがあるのを知った。

これはオーストラリア製で主演のジュリエット・ドハーティは米国最大級のバレエコンクール、ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)でゴールドメダルに輝き、他にも全米芸術文学協会(NSAL)、北京国際バレエコンクールでの受賞など輝かしい成績を収めているとのこと。 出演者全員が当然ながら踊れる。というよりバレエの実力者をキャスティングしたわけで、オーストラリア映画のせいかどうかアメリカともヨーロッパともテイストが違う。

ヒロインが憧れていた姉の訃報を受けて踊れなくなり、生活が荒れて万引きしてしまい裁判所で社会奉仕活動を命じられ、通っていたバレエ学校で清掃の仕事につくというあたりからこういうとなんだが、キツめの美形(オリヴィア・ワイルド似)な割りにもっとダサいというか素朴な作り。

音楽もおよそ高尚なというか気取った感じはない。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。