prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「マイウェイ 12,000キロの真実」

2012年02月02日 | 映画
韓国の日本に対する格上意識は知らないわけではないが、戦争中は外国から見れば韓国は日本だったわけで、それを否定する描写や設定には鼻白む。まして西洋人には両者の見分けなどついたかどうか。
オダジリジョーの方がチャン・ドンゴンより配役序列は上だが、役柄としては常に儒教的にというのか格下扱い。こういうのを友情というのかな。

帝国軍人は型通りの凶暴さで、それを代表するような役を社民党化著しい山本太郎がやっているものだから見ていてすごく変な感じ。その型通りが少しは変化するのかと思うとそういう展開は許されないのだという意固地さで白けます。

戦闘シーンは「プライベート・ライアン」以来のリアリズムだけれど、怖いもので何度も繰り返されると慣れてあまり何とも思わなくなってしまう。
物量感とまたがる国の数は多いけれど場面の並べ方が平板で案外スケール感は出ていない。
(☆☆★★)

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