11月に入り、今年もあと2ヶ月。今日群馬は朝から冷え込みました。
さて数日前、群馬県と長野県の県境にある荒船山に行ってきました。
この山は、標高1,422mの山で、特異な山容から大変人気の高い山ですね。その様子は、巨大船の姿にも見え、以前から行ってみたい山でした。
上信越自動車道下仁田インターから国道254号線を通り約40分、神津牧場方面標識が出たら右折し、約5分で登山口の駐車場に着きます。
月曜日にもかかわらず、駐車場はいっぱいでした。
この日は晴天。見上げた山容も紅葉し、最高の日でした。
歩き始めるとアップダウンの道が続き歩き始めて35分で鋏岩(はさみいわ)。
ここはかつて荒船山出世不動尊がまつられていたそうで、火災でお堂は焼失したそうです。
今でも洞窟の形状を留めており、雨風はしのげそうです。
ここから25分で溶岩台地が2kmにわたって広がる人気スポットの艫岩(ともいわ)に着きましたが眺望は格別です。
断崖絶壁の地形から、正面には浅間山、先日登った浅間隠山などがくっきりと見えます。。右手には榛名山や赤城山が遠望できました。
眼下の254号線を走る車はミニカーのように見えます。
天気に恵まれれば北アルプスまで、上信越の数多くの名山を眺めることが可能です。
途中、崖やくさり場、ロープなど急登もありますが、ゆっくりいけば危険ではありません。
艫岩(ともいわ)付近にはトイレや避難小屋がすぐ近くに整備されているので安心して登れる印象深い山ですよ。
国道254号線からの山容。その姿は軍艦のようです。紅葉とのコントラストがいいですね。
荒船山登山口。ここから艫岩(ともいわ)までは約60分。ゆっくり行くと90分です。
途中の参道はモミジなどの後葉が見事です。
紅葉狩りも楽しめます。
艫岩(ともいわ)からの眺望。奥には浅間山が見えます。
艫岩(ともいわ)からの眺望。中央の山の稜線を歩いてきました。
艫岩(ともいわ)からの眺望。眼下に広がる風景は箱庭のようです。しばし見とれてしまいました。