歴史と旅と少しのグルメ

ぐんまを中心とし、日常の気ままな話題を書き込みます。

寅さん探訪(葛飾柴又)Vol.2

2012年02月25日 | 旅行記

朝から雨が降っていますね。そろそろ3月。仕事や学校など別れと出会いがある季節となりました。寅さんも48作でいろんな人と出会い、別れてきましたね。その思い出が詰まった寅さん記念館に行ってみました。前に一度行きましたが、平成20年頃に改装し、展示内容も変わったそうです。入り口には、看板を付けている寅さんが迎えてくれます。中にはいると山田監督の椅子やスタッフの紹介コーナーがあります。撮影スタジオでは寅さんの生い立ちがジオラマで紹介されています。(寅さんは昭和10年生まれ。今生きていれば78歳です。)そして、お団子のくるまやのお店のセットも再現されています。実際の撮影に使ったもので、皆がよく集まった茶の間など名場面の数々が生まれました。床や階段の1つ1つの傷も「男はつらいよ」の歴史を刻んでいるように感じられました。映像コーナーでは、48作のマドンナのプロフィールや名場面が見られます。寅さんはフーテンで地道に暮らすおじちゃんやたこ社長、博などとたびたびけんがをします。しかし、最後には、名台詞を吐いてどこかへ旅立っていきます。その旅立ちのシーンが撮影された柴又駅にたたずむとまた寅さんが帰ってくるのではという気持ちになります。

それでは最後に、寅さんの名セリフをご紹介します。

39作寅次郎物語より

「働くってのはな、博みたいに女房のため、子供のために額に汗して、真黒な手して働く人達のことをいうんだよ。

40作寅次郎サラダ記念日より

満男「何のために勉強するの」

寅さん「そう「いう難しいこと聞くな。つまり、人間長い間生きてりゃいろんなことにぶつかるだろう。そんな時に俺みたいに勉強してないやつは振ったサイコロの出た目で決めるとかその日の気分で決めるしかしょうがない。ところが勉強したやつは、自分の頭できちんと筋道たててこういう時にどうしたらいいかな考えることができるんだ」

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寅さん記念館入り口。寅さんが看板を取り付けています。

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寅さんが柴又に久しぶりに帰ってきた場面。ジオラマで紹介していました。

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懐かしいくるまやのセット。さくらが出てきそうです。

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皆が集まり、よくけんかが起きた茶の間。いろんなマドンナも寄りましたね。

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寅さんの部屋への階段。トントンと寅さんが走って降りてきそうです。

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29作あじさいの恋のスチール写真。いしだあゆみさんが寅さんに告白しそうでしたが、やはり恋は実りませんでした。

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柱や床など撮影時のものを使用しているそうです。

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昭和30年代の柴又の模型もありました。

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寅さんの衣装や小道具も展示されています。

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大原麗子。22,34作のマドンナでした。綺麗でしたね。

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柴又駅のホーム。さくらとの別れの名場面が思い浮かびます。


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寅さん探訪(葛飾柴又)VOL.1

2012年02月18日 | 旅行記

毎日寒い日が続いていますね。そろそろ暖かくなってほしいものです。さて、私は久しぶりに大好きな映画「男はつらいよ」の舞台である葛飾柴又に行ってきました。この映画は全48作で、昭和44年の第1作から27年間の間に8千万人が見たという国民的な映画です。私も好きでテレビで放映されるたびに、見ていましたが、今はDVDが発売されており、48巻集めているところです。この映画の魅力はなんと言っても寅さんの渡世人としての自由な生き方、妹さくらを始め、周りの人々との笑いやけんかや人情、毎回変わるマドンナとの恋の行方などですね。私は寅さんの自由な旅暮らし、その直情的ですが、人情に厚い生き方にとてもあこがれます。職業や身分で判断せず、世の人と自然とうち解けられるこうした生き方ができる寅さんのことがうらやましく、何度見ても飽きません。また、見るとなぜかほっとさせてくれ、元気がもらえる名作であると思います。寅さんの実家である団子屋「とらや」(途中から「くるまや」に名称変更)は柴又の帝釈天の参道にある設定でした。今も多くのお店があり、草団子の店もいくつかあります。京成柴又駅前には「フーテンの寅」の銅像があり、旅に出る直前、実家であるとらやの方向を見つめる寅さんの姿が印象的です。また、映画のセットやポスター、小道具、映像などを展示する「葛飾柴又寅さん記念館」や撮影にたびたび使われた江戸川も近くにありファンにはじっくり見学したいところがたくさんあります。数回に分けてご紹介します。最後に先日おばちゃん役の三崎千恵子さんが90歳でなくなりました。おじちゃん役は3名いましたが、おばちゃんは48作お一人で演じました。これでおじちゃん3人、おばちゃん、たこ社長、寅さんと「とらや」の茶の間を賑やかした皆さんが亡くなってしまいました。残念ですが、映像は残りますのでこれからも楽しく鑑賞させていただきます。合掌。

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京成柴又駅前には「フーテンの寅」の銅像。旅立つ寸前、故郷を振り返るその姿が印象的でした。

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とらやのモデル。高木屋老舗。撮影時には待機場所として使われたそうです。

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帝釈天の二天門。この場所でさくらやとらさんの出会いや別れ、げんちゃんとの絡みDscf0890 などの様々な場面が撮影されました。今にも御前様が出てきそうな気がしました。

帝釈天の正式な名前は「経栄山題経寺」日蓮宗のお寺で厄除けや商売繁盛にご利益があるそうです。ここでも様々なシーンが撮影されました。

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江戸川の土手。映画のタイトルシーンや別れの場面などにたびたび使われました。寅さんがどこかで寝転んでいそうです。


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桐生探訪(ほりえやきそば・有鄰館)

2012年02月06日 | 旅行記

一時の寒さはなくなりましたが、今日は雨となりました。すこしお湿りがほしかったので、ちょうどいいですね。インフルエンザを始め、例年の花粉症も始まったので、体調管理が心配です。さて、先日群馬の桐生市に行ってきました。桐生は江戸時代から西の西陣、東の桐生といわれ、絹織物の生産で栄えたところです。群馬は、昔から養蚕が盛んで、世界遺産登録をめざす富岡製糸場を始め、多くの建造物や文化が残っています。桐生も、江戸から昭和までの多くの建造物が本町通りを中心に残っています。中でも、有鄰館は、二代目矢野久左衛門が寛延2年(1749年)現在地に店舗を構えた矢野本店の蔵群であります。
 この蔵群は酒・醤油・味噌などの醸造業が営まれていたころの建物で、古いものは天保14年(1843年)のもので、敷地内には合計11棟ありビール蔵を除いた建物が桐生市指定重要文化財になっており、コンサートや舞台、ギャラリーなどに活用されているそうです。機織りの際の採光のため、変わった形の「のこぎり屋根」など古くて懐かしい建物が随所に残る桐生は、歴史的価値も高く、地域で大事に保存していく貴重な町並みです。さて、お腹もすいたので、テレビ東京の「アド街ック天国」でランクインした「ほりえのやきそば」に行ってみました。経営者は知り合いの方で、焼きそばには必ずポテトがついています。麺は自家製麺だそうで、肉入りの場合は別に味付けしてから面と炒めるそうです。ラード抑えめの麺は食べてサッパリして癖になる味です。行った日は日曜日とあってひっきりなしのお客さんで、地元の方も持ち帰りで買いに来ていました。皆さんも桐生の町並み散策の後は、おいしい焼きそばを堪能してみてはいかがでしょうか。

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有鄰館。煉瓦の倉庫内はコンサートやギャラリーとして活用されています。

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ほりえのやきそば。本町通り沿いです。火・水休み

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肉入り焼きそば。500円。肉も味付けがよく、ポテトともあっておいしいですよ。


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