ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

残り物で梅酒を作る

2020年06月26日 | 酒と料理と
毎年梅酒を作る。
一昨年は、ホワイトリカーで梅酒用のビン容器で2本作った。
そのうちの移した4合ビン1本のみはまだ寝かせてある。

昨年は、ホワイトリカーの他に、家にあった泡盛の古酒を中心にしたものと、
これも飲んでなかった焼き芋焼酎を中心とした焼酎で計3本を作った。
一升瓶で3本できたので、各々何が原材料か記して保存してあるが、
ホワイトリカーが材料の梅酒は既に底をついた。
飲み手は主に奥方で、私は一升瓶のうち、1合ほども飲んだだろうか。

味は原材料によって少しずつ異なる。
ホワイトリカーのものはいかにも梅酒という味で、
泡盛や芋焼酎のものは、その香りがいくらか残り、
ホワイトリカーに比べて、コクを感じるのは気のせいか。

梅酒を作るのは、梅を頂くからで、梅干しよりずっと簡単に作れるからである。
今年は不幸にも梅をもらえなかったので、梅を買ってきて、
アルコールは、ブランデー中心のものと、ウォッカ中心のものを2本仕込んだ。

ウォッカは20年ほど前に一時ハマったこともあって、開栓していないのが2本、
半分ほど残っていた、オールドウォッカの3本で大体事足りた。
ブランディは、開栓していないビンはなく、全部残り物である。
これも既に10年以上口を付けていないものが多く、でもまあ大丈夫だろう。
実はこのブランデーの残り物は、かなり高額なものだった。
ヘネシー、レミーマルタン、ナポレオン等々で、VSOP以上のものが多かった。
もちろん全ていただき物である。
今年の仕込みで、棚がスッカラカンになって10数年振りにすっきり片付いた。


こういうビンもありましたな。ちょい高そうでしょう。梅酒にしたら罰が当たります

今年は仕込みが遅かったので、10月には飲めるかなと思うが、
焼酎との違いもあるので、9月になったらちびちびと味見しよう。
楽しみである。

先日、近所のディスカウントショップに行ったら、梅酒コーナーがあって、
原料アルコールはホワイトリカーの他に、梅酒用のブランデーの他、
ナント日本酒まで販売していた。

市販の日本酒はアルコール度数が20度以下なので、梅酒に用いてはならないと言われている。
梅酒を作る際の決まり事の一つに、アルコール度数を上げてはならないという規則があって、
度数20度以上のアルコールだと、果実をつけ込んでも度数の変化がないとされている。
確かに店で売られていた梅酒用の日本酒のパックには、AL20度以上と記載してある。
来年はこれで仕込んでみますかな。

味の報告は10月頃にでもいたしましょう。
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