ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

フィリピン初上陸 3

2020年02月24日 | 旅行
マニラ3日目。
今日はMさんが朝9時に迎えに来て、ルソン島の北の方を訪ねる。
車とドライバーは昨日と一緒。
M さんによると、このドライバーは優秀で、渋滞突破に優れているらしい。
慢性的な渋滞のマニラでは、温和しい運転をしていたのでは時間がいくらあっても足りないそうで、
割り込みや車線変更に独特のカンを持ったドライバーが貴重なのだとか。

取り敢えず豪華なビュッフェで朝食を頂く。
昨日皿に盛りすぎたので、今日は控えめに和食と行くか。
しかし、パンに比べて、米は非常に不味かったし、味噌汁も残してしまった。
おかずの方は種類が豊富なので、不満はない。


和食と言ってもご飯と味噌汁だけを選んできた

今年、マニラの南にあるタール山が噴火して、一時は行くか行くまいかと悩んだものだが、
このころは落ち着いていて、ほぼ平常であった。
そういうこともあって、南の方には行かず、北の方に来たのだ。
ここではアメリカ空軍基地のあった場所と海軍があった場所を訪れた。


アメリカ軍の軍港があった場所。ドライバー君も初めて来たらしく、盛んに写真を撮っていた

空軍があった場所は再開発される予定で、Mさんが最初にフィリピンに来てダムを造った近くだという。
彼も30年ぶりの訪問で、懐かしいと感慨に耽っていた。
特に何かがある場所ではなく、ルソン島自体が観光地に恵まれているわけでもないので、
町並みや海を見るだけだった。

昼には、MAXなんとやらという鶏料理のチェーン店で食事をした。
鶏の半身を素揚げしたものに、若干のポテトフライなどのプレートに、その他。
サンミゲルを飲んで、Mさんはあまりアルコールを嗜まないのでコーラ。


鶏の半身はなかなかに手強かった。昔なら一気に食べたのだろうが・・・

帰り道は、かなり渋滞がひどい箇所もあったが、
名ドライバーのおかげで予定通り5時前にはホテルに帰り着いた。
Mさんと別れてしばらく部屋で休み、グリーンベルトに夕食に出る。


スペイン料理店でのタパスとワイン。とてもタパスとは思えない量でしょう


さて、なんという名のカクテルだったっけ。少し酔ってたからなぁ、覚えてないなぁ

スペイン料理店で、タパスとワインのつもりが、
タパス一品の量が半端なく多くて、3種の皿で、チーズ、イカのフリット、ベーコンを食べたら満腹になり、
ワイン3杯で酔いもいい頃加減になって、炭水化物なしで店を出た。
帰りに夕べ寄った店で再びカクテルを飲んでのんびりしてから宿に帰った。
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フィリピン初上陸 2

2020年02月21日 | 旅行
ホテルの朝食は私が大好きなハムが5種類にウィンナーが3種類。
おまけにボリュームたっぷりのオムレツに、何よりパンが美味い。
ウェイトレスの笑顔も最高。
一流ホテルの朝食はかくあるべしということで、つい食べ過ぎたのです。

昼にMさんとホテルで待ち合わせるので、午前中は町を散策する。
1月の中頃から股関節の痛みが出るようになって、長く歩くとかなり堪えるようになった。
ということで、フェアモンテホテルからラッフルズホテルの横の道を通って、
少しは下町っぽい通りに出る。

股関節が悲鳴を上げ始める前にホテルに帰り、ロビーで文庫本を読みながらMさんを待つ。
12時前にはMさんが来て、久しぶりの再会。
自分の会社が使っているレンタカー会社の車を運転手付きでチャーターしてきてくれた。
本日は夜9時までの契約だそうだ。

早速車に乗って、まずは昼食。
朝食を食べ過ぎたので、軽いものでいいですよといったら、和食の店でざるそばだった。
「たなべ」という結構有名な日本料理店らしい。
客は地元民がほとんどだった。

その後旧市街のイントラムロスに行き、教会に入ったら、結婚式があっていた。
そこら辺を見て、急に降り出した雨の中、サンチアゴ要塞に行くも、イベント開催中では入れなかった。
雨宿りで民芸品の店を冷やかしたりしながら、教会前に戻って再び車に乗る。


教会

Mさんと結婚式

私と結婚式

マニラ市を一周するような形で車は走り、途中アメリカン セメタリーに寄る。
第二次世界大戦で犠牲となった 17,000 人以上のアメリカ兵と、アメリカ軍に仕えた 517 人のフィリピン人が埋葬されている。
実に広大な土地は整備されていて、高層ビルとの対比が鮮やかだった。


アメリカンセメタリー

5時まででゲートが閉まるので、その後南下して、下町の風情を味わった後、
BGCという新しい町に移動した。
新しく開発された町で、マンションや大きなスーパーなどがひしめき、Mさんもここに住まいを構えているそうだ。


BGCの市場

ここのフィリピン料理店で、フィリピン料理を堪能した。
ソウルフードとも言えるスープや蟹料理などなど、いずれも美味しく頂いた。
BGCを出るときも町は大賑わいで、それでも次の予定があるので、再びマカティ付近へ移動。


フィリピン料理の夕食

せっかくマニラに来たからと、Mさんのガイドでカラオケ店に行く。
マニラのカラオケ店がどういうシステムなのかはここでは明言できない。
少なくとも、Mさんと私、二人とも一曲も歌わずに1時間を過ごしたのは確かなような気がする。
1週間以上過ぎたので、そこらの記憶が定かではない。

ともかく、すっごくいい気分で宿に帰って寝たのだけは覚えている。
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フィリピン初上陸 1

2020年02月19日 | 旅行
中国でコロナウィスルス肺炎が猛威をふるうさなか、福岡空港からマニラへ旅立つ。
友人のM氏があちらでODA関連の道路工事に関わっていて、
それなら、まだ未踏の地であるフィリピンに行ってみるかということで出かけた。

福岡空港は閑散としていて、それでもマニラ線のフィリピン航空の便はほぼ満席だった。
フィリピンはいち早く中国からの入国を停止し、
在留していた中国人旅行者も送り返したという結構強硬な措置を執ったので、
肺炎の患者は未だに3人(一人は死亡)で2次感染はない。

飛行機は最近機種が新しくなったようで、機内エンタメも充実で、4時間のフライトも退屈しなかった。
今回は、JTBの航空券とホテルのパッケージツアーで、オプションで空港送迎も頼んでおいた。
空港タクシーの評判はタイ以上に悪いので、送迎は正解だった。

迎えに来てくれたガイドはバンジーさんという女性で、ホテルまで送ってもらった上に、チェックインもしてくれた。
ホテルは高級住宅地でもあるマカティ地区のニューワールドホテル。
五つ星の高級なホテルで、私の中ではピンの方にあるホテル。
ホテルを出るとすぐに、グリーンベルトという高級ショッピングモールがあり、
2階の歩道で、ランドマークやグロリエッタというショッピングモールに繋がっている。


正面の屋根がグリーンベルト3、その左がグリーンベルト5

グリーンベルトには世界各国の料理店があって、クラフトビールの専門店もあれば、
カフェも多く、各種のカクテルを飲ませる店もある。
まさに天国のような場所なのだ。


ニューワールドホテルの21階の部屋

取り敢えず広々とした部屋に入って荷を降ろすと外出。
グリーンベルト5(1~5まである)でシンガポールスリングを飲む。
シンガポールスリングは、シンガポールのラッフルズホテルが発祥のカクテルだが、
ニューワールドホテルのすぐそばに同系列のラッフルズホテルがあり、そこのロングバーでももちろんオーダーできる。


女性用のカクテルなので甘~い

そろそろ9時を過ぎているので宿に帰って風呂に入って寝る。
今夜はここまで。
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