ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

国酒の会 2018

2018年04月27日 | 日記(?)
今日のこと。
ほぼ毎日同じようなコースを歩いているのだが、
その時、軽のバンが停まり、千代の屋(酒屋)のご主人が降りてきて、
「これ持ってって。」と渡されたのが今年の国酒の会の案内状。

それによると、今年は
7月14日(土曜日)開催。時間は、午後7時から
場所は例年通り、「阿蘇プラザホテル」
参加料は6,000円。
チケット前売りなので、申込は「千代の屋」さんにどうぞ。

宿泊する場合は、朝食付きで5,600円でホテルに直接申し込む。
ということである。

以下、パンフレットの画像


今年は私も参加しますぞ。飲むど~~!!!日本酒。
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桜とマッコリ 3

2018年04月16日 | 釜山の桜
今日は15時過ぎには船が出るので、12時にホテルで待ち合わせをしての各自自由行動にする。
T氏は25年前行かなかった海雲台(ヘウンデ)に行くことに。
西面で地下鉄2号線に乗り換えれば、ヘウンデ駅に着くので、アクセスの心配はない。

私は、25年ぶりに竜頭山公園に行くことにした。
8時に出るが、T氏は帰りがチェックアウトの10時に間に合わないだろうということで、
チェックアウトを済ませて、荷物を預けて出かけた。


T氏が撮ったヘウンデのリゾート

私は十分間に合うので、そのまま地下鉄へ。
南浦駅は2つ目なのですぐに着く。
1か3番出口を出ると、光復路からの竜頭山公園に上るエスカレーターは近い。
偶数出口は道の反対側に出るので、気を付ける。


登り口

あとちょっと

公園の見事な桜

釜山タワー。入場料がいるので入りません

それほど高い山ではないので、あっという間に到着。
車で通る道もあって、昔は5人でその坂道を上ったことを思い出した。
若かったなぁ。
しばし思い出に耽って下山し、近くのロッテモールに入る。


南浦洞にあるロッテモールのフードコーナー

フードコーナーに行くと、キムチ売り場では必ず日本語で勧められる。
やはり日本人に見えるのか。
というのも、今回の旅行で、現地の人から数回道を訊かれたり、話しかけられたので、
すっかり自分は、韓国人系日本人だと錯覚していたのだ。

先年、カンボジアに行くとき、福岡空港の免税土産品店でショッピングをしたのだが、
カンボジア女性に日本らしい布製の小物を数点、プレゼント用に買ったとき、
店員が何を思ったのか、「アンニョンハセヨ。××××・・」とハングルで対応してきたのだ。
「韓国語上手だね」と言うと、「あっ、済みません」と恐縮していたが。
カンボジア女性への私の下心が思わぬ結果を招いた一幕だった。
要するに、日本人から見ても、韓国人から見ても、私は韓国人に見えるということだ。

閑話休題

ロッテモールから帰り、ホテルのフロントで近くのスーパーマーケットを教えて貰う。
朝食べた韓国海苔のふりかけとコチジャンを買いたかったので、5分ほどの店で調達。
その後10時にチェックアウトして荷物を預け、釜山駅構内をうろつく。
ここに、さつま揚げのような練り製品の店があって、その場で揚げている数種類を購入。

12時前にT氏が帰ってきて荷物を受け取る。
フロントで、宿賃に含まれるTAX払い戻しのレシートを貰って、東横イン釜山駅1とはお別れ。
アクセスを始め、なかなかいい宿でした。


東横イン釜山駅1

釜山駅。セマウル号の表示もありました

T氏の風味のないそばは、やはり原料はそば粉なのでしょうか

釜山駅2階のレストラン街にあるうどん屋で私はウドン、T氏はそばを食べる。
可もなし可もなしという味ではありました。
来たときとは逆に釜山港へ歩いて戻る。


釜山港ターミナルのテラスから

イミグレ前の土産物屋。食堂も釜山港ターミナルにあって、ここの方が安い。

チェックイン手続きは午後2時からだったので、資産家のT氏は土産物屋で残りのWを使うが、それでもまだ残る。
中の免税品店で使えばいいかと、しばし待ってチェックイン後イミグレーションを抜ける。
抜けたところにTAX返還手続きの窓口があったが、閉鎖中。
カスタムの窓口で、と書いてあるが、それがどこかが分からない。

500円くらいだからもういいやとも思ったが、取り戻せる税金は必ず取り戻すというのが私のポリシー。
免税品を購入した人が品物を受け取る窓口で、レシートを見せて、これはどこですかと訊いたら、
お姉さんが、ついておいでとカウンターから出て案内してくれた。

なんと、その窓口はセキュリティチェックの手前にあり、スタッフが通る専用のようなゲートを出なければならない。
そのゲートの係官の女性が、合図をしてくれて、先ほど通ったチェックを抜けた右側の窓口で手続き。
氏名、クレジットカード種類番号、電話番号等を書いてレシートを提出。
よく聞き取れなかったが、2ヶ月後にカードへ返金らしい。
二人で、しなきゃよかったというのが正直な感想。
特に、カードを持参していなかったT氏には、カード番号を尋ねるために後日電話がかかるそうな。
大枚700円だから仕方ないか。

今後釜山でTAX返還手続きをされる方への情報。
まず、イミグレーションを通過した後、セキュリティーチェックのゲートがあります。あのピッというやつ。
そのゲートで検査を受ける前に、向かって左にカスタムの窓口があって、そこで返還手続きをします。
それからおもむろにピッを通るのです。

T氏、免税品店に行くも、高級品ばかりで買うものないな、と。
その前にあるコンビニのような店で、3万円じゃない、3万Wあまりを使い切る。
私が買って、足りなかった4千Wも払って頂きました。

帰りの船は、波の高さが2~2.5mと書いてあったにしては穏やかで、T氏も酔わずに博多港に着く。
博多からは釜山は近いなぁ、いつでも行けるじゃんと言うのが最後の感想でした。
でも次回は飛行機にしたい。
今回は運がよかったが、春の嵐で船が欠航になる事態を全く想像していなかったのは不覚でありました。
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桜とマッコリ 2

2018年04月13日 | 釜山の桜
釜山の二日目は、鎮海(チネ)の軍港祭りに行く。
ラッシュは避けたいので、2階の会場で開始時間の7時に朝食を摂る。
たいしたものはないが、腹朽ちればいいかなという程度に食べる。
朝食後、そのまま7:30に、地下鉄で鎮海行きのバスが出る西部バスターミナルまで乗る。

東横イン釜山駅1から地下鉄1号線で西面(ソミョン)まで行き、そこで地下鉄2号線に乗り換える。
今日は、数回地下鉄を利用する予定なので、1日券(5,000W)を購入する。4回以上利用するなら、1日券がお得。
西面から乗り換えて、沙上(ササン)駅で降りる。
釜山の地下鉄で最も注意すべきなのは、上り下りによってプラットホームが分かれていることがほとんどで、
どちらの改札を通るかの確認をきちんとしてからキップを通さないと、逆方向に行くことになる。
実際この日はあとで私のミスでトラブルが起こってしまった。

さて、無事沙上駅で降りて、3番出口を出る。
こちら方面だろうと見当を付けて歩いていると、後ろから女性2人組が来ていたので、
T氏が英語でバスターミナルの場所を訊ねた。
流暢な英語で返ってきたたのは「自分たちもそこへ行くから」

後ろからついて行っていると、二人の会話は何と日本語。
T氏と顔を見合わせて、「日本人?」。二人に「日本の方ですか?」と確認すると、その通り。
再びT氏と顔を見合わせて、「わっ、恥ずかしい。」
日本人に英語で話しかけるというのは、旅先でないことはないが、微妙に恥ずかしいものなのだ。

地下鉄の出口から100mくらいで、西部バスターミナルに到着。
T氏が窓口で、「チネ、2パースン」と言うと、10,200W。一人5,100Wである。
そこで、彼女らと別れて、鎮海行きバスが出る17番ホームに行く。
既に停まっているバスの運転手にチケットを見せると、頷いたので乗り込む。


鎮海行きバスの内部。ゆったりした良いバス。

9:20に出たバスはジャスト1時間後の10:20に、鎮海バスターミナルに到着。
地図を頼りに中園ロータリーを目指す。
町は桜並木で、満開を少し過ぎたくらいで美しい。祭り一色の通りを歩いて、10分ほどで中園に着く。
まずは桜名所の慶和駅(キョンファ)へ行こうとインフォメーションで情報を仕入れる。


中園ロータリー付近

どうやら鎮海駅の前からシャトルバスが出ているらしく、そこのインフォーメーションで再び訊ねる。
あまり要領を得ない返事だったが、どうやらその目の前で待てばいいというような感じ。
しかし、来たバスの運転手に、「キョンファステーション?」と訊いても首を横に振る。
行けそうもないので、道向かいのバス停で307番バスを待つ。
やってきたバスの運転手に訊くと、乗れと言って、一人1,300W支払って乗り込む。

慶和駅に着くと、運転手がここだと教えてくれて、下車する。
道向かいが駅の会場らしく、既に多くの人で賑わっている。


向こうが慶和駅

列車は運行していないのでゆっくりと桜を楽しめる

満開の桜並木

列車前で記念写真待ち人がたくさん

ついでに綺麗どころ。こういうの売ってます

これもついでに、昔の綺麗どころ(?)

一人ライブはいい声でした。チョー=ヨンピル(?)、ないない

慶和駅の桜を楽しんだあと、バス停に行くと、番号表示のないバスが止まる。
待っている人がゾロゾロと乗り込む。
T氏がチネ?と訊くと頷いたような。で、金を出そうとすると首を横に振る。
やっぱりチネ行きじゃないのかと思ったとき、ムリョウ(無料)と運転手が言ったようで、これがいわゆるシャトルだったのです。

鎮海駅でバスを降りて、余佐川に行く。
以前映画の撮影があったとこらしく、ロマンス通りなどという名前がついたこれも桜の名所である。
余佐川の桜は、7,8割方散っていて、それでも多くの観光客が来ている。


満開の時は美しかったろう

ついでに綺麗どころ(T氏撮影)

途中、極小の回転焼きのような型の鉄板で、ピーナツを入れて焼いたのと、
同じような大きめの型で焼いた餡入りの回転焼きのようなものが入ったのを、3,000Wで買って、つまみながら中園に向かう。
ロータリーに着くと、舞台で歌や踊りのパフォーマンスをやっていた。


その一つ。アリランの曲に合わせた舞踊

そろそろ昼食時間。
バスターミナルへ帰る方向に大きなテントの食堂がいくつかあって、その一つでビビンバを食する。


全州石焼きビビンバとは大分違う。しかし野菜がたくさん入っていて美味しかった。

ちょっと道に迷いかけたが、イケメンのお巡りさんに訊いてバスターミナルに着く。


鎮海バスターミナル

帰りは、1時間少しかかって2時過ぎに釜山西部バスターミナルに到着。
釜山の繁華街、西面に寄ろうということで、西面駅で降りて、ロッテホテルへ。
地下鉄は1日券を持っているので、どこで乗り降りしようと、何回使ってもいいので気楽なものだ。
実はこの3階にあるセブンラックカジノで一儲けして、今夜のマッコリ代をただにするという魂胆だったのだが、
地下のフードセンター辺りを散策していたら面倒になって、それぞれ土産を物色して過ごす。

4時頃の地下鉄で釜山駅まで帰ったが、地下鉄の車両の中で面白いことがあった。
3,4才くらいの女の子が乗ったのだが、その父親は少し離れて乗り込み、一見関係なさそうな感じで立っていた。
発車するとその勢いで、立っていた幼児が蹈鞴を踏んだ。
それを見て、近くのオジサンや青年が心配して声を掛ける。
しかし父親は知らんぷりでドアのところに立っている。

近くの乗客は、この幼児は親にはぐれて乗り込んだものと思ったようで、かがみ込んで幼児にいろいろと聞いている。
乗客同士で顔を見合わせて、車掌にでも言った方がいいんじゃないか(というのは私の想像)、というようなことになったとき、
初めて幼児の父親が、「これは俺の子どもだよ」(これも私の想像)と言った。
心配して一生懸命に話しかけていたオジサンと青年は呆気にとられて親父の顔を見る。
周りの乗客は大爆笑。心配していた二人はバツが悪そうに、かつ親父に対して恨めしげに幼児から離れた。
まったく。これは親父が全面的に悪い。

その後、離れたところで怒鳴るような男の声。
酔漢か?という感じで聞いていると、次の停車駅で車掌と別の車両に行ったのか、それとも降りたのか、
そのトラブルのためしばし停車して、彼らの姿が見えなくなってから出発した。
言葉は分からないが、しばしの寸劇に心慰められて宿に帰った。

2時間ほど休んで、いざマッコリへ。
本日は南浦洞の発酵酒房(パリョチュバン)という店に、シャンパンマッコリを飲みに行く。
地下鉄で南浦駅まで2駅。改札を通るとき、私が方角を間違えて西面の方を指したので、
T氏が1日券を入れたとき、しまった間違えた、と言ったのでT氏は改札を通らず先の方に出た券だけを抜いた。
改めて反対の改札に券を入れて通過したのだが、T氏の券はブザーが鳴って認識しない。
多分、反対の改札を通したのに人間が通過しないで抜いたからだろうと。

どうしたらいいか思案して、もう一度試すがやはりブザーがなる。
丁度そのとき駅のスタッフが通りかかって、T氏の1日券を確認すると事務所の方に行った。
しばらくして帰ってきたスタッフがT氏に1日券を渡し、自分のカードで改札を開けてくれ、「OK、OK」と言って去って行った。
「カムサハムニダ」

南浦駅の3番出口で外に出、記憶にある地図でパリョチュバンを見つける。
光復路にある竜頭山公園に上るエスカレーターに向かって4軒ほど右手の2階にある。下はカルバンクラインの店。


パリョチュバン。何故か醗酵ではなく酵醗酒房となっている

パリョチュバンでは、67,000Wのセットをオーダー。
そのセット内容は、シャンパンマッコリ(ボクスンドガ)の1リッター瓶2本、
パジョン(ニラチジミ)、海老と野菜の天ぷら、焼き栗という豪華さ。



ボクスンドガは開栓の時は店員にやって貰わないと危険です、と念を押された。
アルコール度数は約10%だが、飲み口は若干甘く、さっぱりとして美味い。
パジョンも天ぷらも量が多い。焼き栗がこれまた美味い。
ボクスンドガも一人当たり1リッター飲んで、さすがにエビ天を2本残して終了。
もう時間は9時を過ぎている。光復路は日曜日のせいか人はまばらだった。


光復路

ところで、パリョチュバンに行ったとき、若い店員がどちらにするか席を勧めるのだが、
その席のひとつが下の写真。


どう考えてもカップル席でしょう。

70過ぎの爺さまと、60半ばの若めの爺さまの二人組に、彼がその席を勧めた意図はどこにあったのか、
我々は微妙な心理状態のまま、ボクスンドガは着実に減り続けたのです。
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桜とマッコリ 1

2018年04月11日 | 釜山の桜
4月7日から3日間の予定で釜山に行ってきた。
往復、初めての高速船ビートル利用。
8時頃の出発なので、6時30分にターミナルに着く。
土曜日なので客は多い様子である。

チェックインするときに、波が高いので、場合によっては博多に引き返すという、
いわゆる条件付きの発券となった。
波の高さは、3~3.5mとなっている。不安がよぎる。身長の倍以上じゃん!

チェックインカウンタのお姉さんに、少しでも揺れが少ないと言われた1階に座席を取っていざ出発。
港を出た途端に揺れる。こんなに揺れるんかい。
隣のT氏は乗り物酔いには敏感なお方。
しかし今日は酔い止めの薬を忘れたとか。そこまで気が回らないのは、まあ普通ですな。

私も気分が悪くなってきて、もう寝るしかないと、隣を見ると、T氏は目を瞑っているが苦しそうな表情。
斜め前の女性客は、袋を口に当ててぐったりの様子。
何人もが船酔いの様相を呈していたが、釜山近くになってやっと波が低くなり、
港に入ってやっと人心地がつく。

イミグレーションは簡単に通過、と言っても写真と指紋は採取されるので、そうでもないのか。
荷物をX-rayに通して、セキュリティゲートをピッと言わせながら通り抜ける。
まずは、T氏が両替。1万円で96,000W位だったのかな。
私は、ネットの「インターバンク」というサイトで若干両替していたので、ここではしない。

さて、鉄道のKTS釜山駅そばの宿、東横イン釜山駅1まで行く。
方向が分からないので、インフォメーションのお姉さんに尋ねる。
「シャトルバスが・・」と言ったとき、我々が歩いて行くと言ったら、
「歩いて行くの?」怪訝な顔だったが、丁寧に教えてくれた。

釜山港ターミナルの1階、1番出口を出ると大通りがある。それを左方向に行くと2つ目の信号があって、
そこの横断歩道を渡ると、正面に釜山駅の建物が見える。
駅に渡るには大きな通りの信号をまた向こうに渡る。
渡った先は釜山駅の駐車場になっていて、右手に上に上るエレベーターがある。
これで上に行くと釜山駅の建物の8番出入り口から駅に入ることができる。

やはりビートルで来た若い女性の2人組とエレベータで一緒になり、
駅の出口まで一緒する。今から南浦洞に行くらしい。
2階から降りて、1階の端にある1番出口を出ると目の前に東横イン釜山駅1の高いビルがあった。

カウンターはチェックインの客でごった返している。
多分ビートルで来たお客さん達だろう。
我々もチェックインして、といってもまだ12時前なので部屋には入れない。
荷物を預けて昼食に行く。釜山最初の食事はスンドゥプ。

調べておいた店は見つからず、すぐ近くのスンドゥプの店で食べることに。
海鮮スンドゥプとホルモンスンドゥプを注文。
豆入りの釜めしと熱々のスンドゥプ、ほかにキムチを初めとするおかずが出るのが韓国のいいとこで、
食堂でおかずの種類や味が異なるのが楽しみの一つ。

さて、私が食べた海鮮スンドゥプだが、メニューの写真とは大いに異なる。
釜山では、海鮮という言葉を無条件に信じてはいけないことを学ぶ。


でも美味しそうでしょう。はい、美味しゅうございました

午後はまず、釜山観光の一番目、梵魚寺(ボモサ)へ行く。
交通手段は、もちろん地下鉄だ。
ボモサまでは、釜山駅から1号線で梵魚寺駅まで乗換なしの一本である。

地下鉄の釜山駅は宿から至近(約100m)。6番出入り口から入って、自動販売機でチケットを購入。
販売機には日本語もあって、簡単に購入できる。
10キロまでは1,400Wでそれ以上は1,600Wの2種類。
ほかに50,000ウォンの1日券も同じ自動販売機で購入できる。
使用できるのは、1,000ウォン札とコインだけである。
5,000ウォンと10,000ウォンは両替機が近くにあるので、まず両替してから購入する。

地下鉄車両のアナウンスは基本的にはハングルだが、乗換駅や観光客に関わりのある駅では日本語放送もある。
梵魚寺駅では日本語放送はなかったような気がするが、はて?
梵魚寺駅の7番出口を出て、梵魚寺行きのバス停車場に向かったが、分からない。
なかなかネット情報通りにはいかない。

あとで分かったのだが、5番出口を出て、振り向いて10mほど後ろ側に歩くと左に上り坂がある。
そこを200~300m上ると、三叉路があって、そのコーナーが梵魚寺へ行く90番バスの停車場である。
我々は、間違えて別な道を上ったので、訳が分からなくなったが、
偶然バスを見つけて乗り込むことができた。料金は一律1,300ウォン。
上りと下りは別の道を通る周回バスのようだ。

バスを降りてしばらく上ると梵魚寺に着く。
梵魚寺は上りながらいくつもの楼門を抜けるという、少し変わった造りの寺である。
しかし広いので、結構歩くことになる。
桜もまだまだ咲いている。満開をちょっと過ぎたくらいだろう。


結構寒いのです

桜はほぼ満開

名刹、梵魚寺には観光客も多いのです

山桜も咲いています

甍の波が、中国麗江の風景を思い出させて懐かしい。


帰りの地下鉄駅

帰りは4時過ぎだったので、しばし宿で休憩してからいざマッコリへ。
今夜は釜山発祥と言われているタレ漬けの豚肉を焼くテジカルビでマッコリ。
チョリャンのテジカルビ通りの老舗、銀河カルビに行く。
チョリャンの市場通りを通って、宿から15分くらいの近さ。

ネオンには銀河カルビの日本文字があるが、入ってみると日本語は全く使えない。
メニューもないので何をどうしたらいいか分からないでいると、
オジサンが指を3本立ててこちらの返事を促す。
何のことか分からないが、どうやら3人前で丁度いいぞみたいな感じ。
ま、いいかと頷いて、取り敢えずはビール。

そろそろ焼けた頃だと、肉を一口入れたら、ダメダメ駄目(韓国語で多分そう言ったのだろう)!と叱られた。
オバさんがはさみを持ってきて、肉をチョキチョキ切り始め、
敷いてあるアルミホイルに焦げ目がつく頃になって、食べていいという許可が出た。
ビールのあとは釜山で作っているという生マッコリ。その次は焼酎(ソジュ)のフルコース。


うまい!

しあわせ~

若干物足りないが、追加の肉はやめてもう一軒行くことに。
テジカルビ通りを帰っていると、鉄板焼きではなくて、ロースターの焼き肉店がある。
ここがいいという私の我が儘で、ロースターでサムギョッサル(豚バラ)の焼き肉。
ここではソジュを飲んで、さすがに腹一杯になる。
店の女将さんが、おかずの水キムチをロースターで焼いてくれたが、意外といけるのだ。

肉の食べ過ぎでもたれた胃を抱えて寄宿。
明日は鎮海の軍港祭りに行くので早く休みましょう。
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