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上海の危険な関係

2013-11-30 21:32:09 | 映画
「危険な関係」…このタイトルを聞いて、まず思い出すのがスティーヴン・フリアーズ監督の「危険な関係」(88)。グレン・クローズ、ジョン・マルコヴィッチ、ミシェル・ファイファー主演。

若きキアヌ・リーヴスも出てましたね。「危険な関係」は、フランスの作家コデルロス・ド・ラクロが1782年発表した書簡体の恋愛小説。18世紀後半の貴族社会を舞台にしています。

この作品は、今まで何度も映画化されています。ロジェ・ヴァディム監督、ジャンヌ・モロー、ジェラール・フィリップ主演で、現代パリの上流社会を舞台にした「危険な関係」(59)。

ミロス・フォアマン監督、コリン・ファース、アネット・ベニング、メグ・ティリー主演「恋の掟」(89)も同じ原作。ロジャー・カンブル監督「クルーエル・インテンションズ」(99)のは、大幅に変更。

舞台は現代のアメリカで、主人公たちはティーンエイジャー。サラ・ミシェル・ゲラー、ライアン・フィリップ、リース・ウィザースプーンの3人でした。その他にもTVMなどがあります。

そして今度の舞台は、1930年代中国の上海。「危険な関係」(12)の監督は、ホ・ジノ。莫大な資産を持つ富裕層は、パーティに明け暮れ、享楽的な生活を送っていました。

女性実業家のジユ(セシリア・チャン)は、自分を捨てた男が少女と婚約したのに腹を立て、復讐を企てます。裕福で名うてのプレイボーイ、イーファン(チャン・ドンゴン)を使って…。

イーファンが目を付けたのは、亡き夫の遺志を継ぎ奉仕活動をしているフェンユー(チャン・ツィイー)。少女を寝取る代わりに、彼女をものにすれば、ジユはイーファンのものになる…。

反対に彼が失敗すれば、イーファンの土地がジユのものになる…。こうして、危険で恐ろしい恋愛ゲームの賭けが始まります。中国を代表する女優、チャン・ツィイーは当時33歳。

1979年2月9日北京出身。可愛い少女の役、貞淑な妻の役、美しく武術の達人の役、か弱くも激しい恋に生きる女性の役など多彩。ハリウッドデビューもし、国際的に活躍。今回は?

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