だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

加藤さんとカナダの芝居

2008-02-22 21:51:04 | 演劇
年に3回の上演を続けている、加藤健一事務所。2007年は、3月の「特急二十世紀」、6月の「モスクワからの退却」、10月の「コミック・ポテンシャル」(←再演のため今回は未見)。加藤さんの演劇に対する情熱は冷めず、芝居好きの役者が集まる“カンパニー”方式。稽古場リポートを見ると、一層楽しめます。

2008年の春は、「思い出のすきまに」(The Drawer Boy)です。戯曲は、カナダ出身のマイケル・ヒーリーの作品。新鋭作家のヒット作だそうです。楽しみですね!翻訳は、本多劇場でもよくお見かけする、小田島恒志氏。加藤健一事務所では、お馴染みです。演出は、こちらもお馴染みの鵜山仁氏。

カナダのオンタリオ州。農場に住むアンガス(加藤健一)は、記憶力に障害を持っていました。そんな彼と一緒に暮らしているモーガン(新井康弘)は、アンガスとは幼なじみ。ある夏の日、都会のトロントから演劇の取材のために、マイルズ(山本芳樹)という青年がやって来ます。

マイルズの目的は、アンガスとモーガンの暮らしぶりをリポートして、芝居の作品にすること。こうして、3人の共同生活がはじまるのでした…。

加藤さんの芝居は、まず本人が膨大な戯曲を読んで“自分が面白い” ”演じてみたい”と思う作品を探すんだそうです。今までたくさんの舞台を見てきましたが、本当に面白い!よくまぁこんな作品を見つけるものだと、感心しています。今回の作品も、おのずと期待してしまいます。

低価格で、上質の芝居を見せる加藤さんのファンです。いつまでも芝居を作り続けて欲しいです。いつまでも見に行きますので!

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2 コメント

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はじめまして (Akari)
2008-03-01 13:21:21
はじめまして。
わたしも加藤健一事務所のお芝居が大好きです。
3月の「思い出のすきまに」もとっても楽しみに
してます。
また遊びにこさせてもらいますね。
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加藤さんファン (linlilin)
2008-03-01 18:08:47
Akariさま、コメントありがとうございます。加藤さんの舞台は、「ちいさな神の作りし子ら」(83)くらいから見ています。舞台の面白さは保証付き。加藤さんの芝居に対する、熱意が好きです。
これからも作品を見逃さないように、本多劇場に通います。
これからもどうぞ、よろしく!
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