曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

主権者の鉄則その1-民主党悪徳10人衆を許さない

2015年08月31日 10時07分54秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                   

              「植草一秀の『知られざる真実』」

                             2015/08/30

 主権者の鉄則その1-民主党悪徳10人衆を許さない

            第1232号

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政治において一番大事なことは何か。

それは、

「言葉に対する責任」

である。

「言葉に対する責任」

を取らないとは、

「ペテン」

「詐欺」

である。

日本政治の劣化は、こうした、

「詐欺師政治屋」

「ペテン師政治屋」

が横行していることに主因がある。

「安全性が確認された原発を稼働させる」

「集団的自衛権行使容認は合憲である」

「ISD条項が盛り込まれたTPPに参加する」

はすべて

「詐欺」

である。

詐欺師が政治のトップに居座る。

これで政治が劣化しないわけがない。



「市長の任期まではやるが、それ以降は政治家はやらない」

と電波に乗せて発言した人物がいる。

本年5月17日夜のNHKニュース。

「大阪維新の会の代表を務める大阪市の橋下市長は、いわゆる「大阪都構想」
の賛否を問う住民投票で反対多数となったことを受けて、17日夜、記者会見
し、

「市長の任期まではやるが、それ以降は政治家はやらない」

と述べ、年内に予定されている次の市長選挙には立候補せず、政界を引退する
意向を表明しました。

大阪維新の会の代表を務める大阪市の橋下市長は、17日に投票が行われた、
いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票で、反対多数となったことを受
けて、幹事長を務める大阪府の松井知事と共に記者会見しました。」

わずか3ヵ月前のことだ。

橋下徹氏は、大阪都構想を掲げて住民投票を実施した。

その住民投票で大阪都構想が否決された。

住民投票の前に橋下徹氏は、住民投票で否決されれば「政治家をやめる」と宣
言していた。

そして、現実に住民投票で否決され、「政治家をやめる」ことを公式に発表し
た。



ならば、政治家を辞めるべきである。

当たり前のことだ。

その橋下徹氏が新党を結成する方針を明示したとメディアが伝えている。

うそつきの橋下氏が何を言おうが、それは橋下氏の勝手だが、それを伝書鳩の
ように右から左に垂れ流すメディアは汚物のようなものだ。

住民投票で否決されて「政治家をやめる」と宣言したのは、たったの3ヵ月前
のことなのだ。

このことに触れずに新党結成発言をニュースとして報道するメディアは、ゴミ
を超えている。

汚物である。

ここまで劣化している日本に多数の主権者が絶望するのはやむを得ない。

しかし、絶望を絶望に終わらせたら、明日はない。

「絶望の山に分け入り、希望の石を切り出さ」ない限り、

明るい明日はやってこない。



2008年秋に、小沢一郎氏が民主党代表に三選されたとき、

複数候補による代表選実施を執拗に要請し続けたのは、どこの誰だったか。

連日連夜、

「民主党代表戦で党の活力を示せ」

などの社説などが掲載され続けた。

ところが、今度の自民党総裁選はどうか。

無投票再選になることを批判するメディアなど存在しない。

救いは、すべての主権者が腐っているわけではないことだ。

現状を憂い、現状を打破することを決意し、行動を起こし始めた主権者が少な
からず存在することだ。

この人々が、これから、大きなうねりを作り始める。

今日、8月30日の行動はその第一歩になる。

「戦争法案廃案!安倍政権退陣!
 8・30国会10万人・全国100万人大行動」

http://sogakari.com/?p=633



権力とメディアは表裏一体。

要するに、米国のパシリなのだ。

本当に残念なことだ。

残念な人があまりに多いことが残念なことだ。

東大の鈴木宣弘教授が日本記者クラブの会見でこう述べた。

「日本が、あるいは政権の一部が、どうしてここまで、米国の利益のために日
本国民の利益を損なう行動を推し進めるのかという疑問について、

端的に言うならば、

2020年のオリンピックが開催されるときまで、総理でいたいと言っていた
人がいるようですが、

つまりそういうことだと思います。」

https://www.youtube.com/watch?v=4SmdlUJd9t0

(1時間19分38秒から1時間22分までの部分)



鈴木宣弘教授は

「三だけ主義」

を指摘する。

「いまだけ、金だけ、自分だけ」

この思想が蔓延している。

その際たる存在が、いまの政権である。

自分の利益しか考えていない。

そんな人々が政治をやっていたら、国は悪くなるしかない。

そして、その一翼を担っているのが、

汚物のメディアである。

メディアのごく一部に、清冽な地下水が流れているが、そんな清冽な地下水を
流しているメディアは、メジャーなメディアではない。

マイナーである。



しかし、このマイナーの清冽な地下水がわき出るところこそ

希望の石

のありかなのだ。

「いまだけ、金だけ、自分だけ」

の巣窟が、悪徳政治家集団である。

2009年の鳩山由紀夫政権を破壊したA級戦犯が誰であったのかを、私たち
は決して忘れるべきでない。

それは、自民党や公明党ではないのだ。

背後に米国がいたことは紛れもない事実だが、その米国に操られたA級戦犯
は、実は民主党の内部に潜んでいた。

それが、民主党悪徳10人衆だ。

渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、

野田佳彦、岡田克也、前原誠司、安住淳

枝野幸男、玄葉光一郎

この10名を、私たちは決して忘れてはならない。

リメンバー 政権クーデター

である。



次の国政選挙で大事なことは、

政党区分でものを考えないことだ。

政党ではなく

政策で考える。

野党再編

というのは、

政党を軸にする発想だが、

いま存在する野党の大どころが、

維新と民主

なのだから、これらを軸にする選択肢はない。



政党ではなく、

政策を軸にして、

人物本位で選別しなければならない。

何よりも重要なことは、

民主党悪徳10人衆と、これに連なる人脈を排除することだ。

そして、党派に関係なく

原発再稼働

集団的自衛権行使容認

TPP参加

に、

はっきりと NO を言い切る政治家

だけを選別して、主権者がその候補者を国会に送り込む。

主権者が選び、主権者が国会に送り込む議員を、

議会過半数にすれば、主権者が権力を握ることになる。

ゆくゆくは、この勢力が一つの勢力にまとまればよいだけだ。

「いまの民主や維新を軸に再編を考える」

という発想そのものに根本的な誤りがあるということを、確実に認識しておか
なければならない

 
 
 


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1 コメント

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脱 国民洗脳なら副島隆彦の学問道場 (脱 国民洗脳なら副島隆彦の学問道場)
2015-08-31 17:17:05

アメリカの属国、つまり家来国家 日本! アメりカの洗脳広告代理店、電通による、テレビ、新聞、週刊誌、ラジオ等の、マスコミを使った偏向報道で、見事な国民洗脳をされ続ける日本人は、自分自身の脳、すなわち思考そのものを点検せよ! さらにネット洗脳システムのツイッターやフェイスブックの利用、まとめサイトには注意が必要である。 我々はハッ、と気付いて、常に注意深く、用心して、警戒し、疑いながら生きれば、騙されることはない。 すべてを疑うべきなのだ!

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