夕陽丘

時事問題とロースクールの日常など

4月22日 ドキュメントナウ 小児科医療

2008年04月22日 02時19分59秒 | ロースクール日記
ドキュメントナウを見ていました。

小児科医療の難しさは、新聞や雑誌、ニュースなどで度々取り上げられていますから、もちろん知っていましたし、そこにある問題点もそれなりに理解しているつもりでした。

それでも、こうしたドキュメンタリー番組でなければ理解できないものがあるのだと再認識しました。

新聞やニュースの特集などは、特定のテーマや問題点があり、それに対する解答を出すというプロセスの中に「現場」が映像として取り上げられ、編集されるという側面が強いように思えます。

あるべき結論に対する理由としての「現場」という感じでしょうか。

もちろん程度の差ということもいえるのでしょうが、今回見たようなドキュメンタリー番組は、「現場」を伝えることで特定のテーマや問題点の存在を認識させるというプロセスがあるように感じます。そこでは、予定された答えはないのでしょう。

そうであるからこそ、「現場」を伝える映像はニュース特集などよりも強いリアリティを有しているような気がします。

見ていてふと思ったのは、中央官庁の役人の力量や先見性といったものが相当低下しているのではないかということです。果たして、彼らは現場を知っているのか?

書面の情報だけを頼りにして政策を策定してはいないだろうか?

その他いろいろと考えさせられる番組でした。

ではおやすみなさい。

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