株主代表訴訟とは,取締役や監査役(以下役員)が,何らかの責任を会社に負っているのにもかかわらず,会社がその責任を追及しない場合に,その会社の株主が会社に代わって役員の責任を追及するために提訴できる制度である。
昭和25年にこの制度が導入されたが,平成3年迄の約40年間においての受理件数は僅か19件でしかない。平成5年の商法改正により,提起手続きに関する手数料が一律8,200円に軽減されたことを契機に,提起件数は増加の一途を辿っている。
昭和25年にこの制度が導入されたが,平成3年迄の約40年間においての受理件数は僅か19件でしかない。平成5年の商法改正により,提起手続きに関する手数料が一律8,200円に軽減されたことを契機に,提起件数は増加の一途を辿っている。