夕陽丘

時事問題とロースクールの日常など

◆県庁の星 

2006年02月26日 01時14分42秒 | 日記・書評
某シネコンにて「県庁の星」を見てきた。封切り日ということもあり,レイトショーでもかなり混雑。

かなり面白かった。ストーリー的にベタな部分もあるが,ストーリー・演技はもちろん演出・編集も満足の域に達している。何回か見ても飽きる作品ではないと思う。

あ,うまいなあと思った点をひとつ。

織田裕二演じる県庁の生抜きエリートがスーパーで高級弁当を作ろうとして店長から「それではうちは倒産してしまう」といわれて,こんなことを言う。

「採算は二の次でしょう」

うーん,税金という安定的財源がある役人の発想を端的に表現していてグー。

それにしても,柴咲コウの上目づかいはちょっと犯罪的なんじゃないか?

男的にはとてもズルい気がする。この映画でまたファンが増えたことでしょう。

◆ライブドアメール問題での民主党の迷走ぶり

2006年02月26日 00時55分08秒 | 新司法試験日記
民主党静岡県連の会合で,前原代表がメール問題について「強大な闇が広がっているという印象は微動だにしない」などと発言したという。

この発言自体に今回の問題における民主党のお粗末さが見て取れる。

結局,前原代表の認識としては疑惑があるのではないかという「印象」レベルの問題があるに過ぎず,疑惑の証明に足りる何かを認識していたわけではなかったということだろう。

これで二大政党の一方を務めているつもりなんだろうか?

伝統的野党路線に戻りつつある現状といい,改革が進んでいる自民党と比較するとあまりにもお粗末だ。


◆まんがの効用

2006年02月25日 16時44分06秒 | 日記・書評
漫画の方が小説を読むより脳の機能をより広く使っているそうな。養老先生がテレビで言っていた。何やらどこかの大学の先生が実験で証明もしていた。

確かに,小説のように文字だけを情報として取り込むことと,文字だけでなく絵,さらにはコマの構成といった情報も同時に取り込む必要が生じる漫画とでは,漫画のほうが小説などより情報量が多いのかもしれない。

漫画ばかりよんでいると…というのは,大人の思い込みだったということか。