「FNSドキュメンタリー大賞 空白~冤罪被害者のその後~」を見る。
ヤフーのテレビ欄によると番組内容は「2007年に明らかになった「富山冤罪事件」。被害者の柳原浩さんは、再審で無罪を勝ち取り、社会的な名誉は回復したが、警察、司法への不信を抱え、仕事にもつけず、苦しい日々を送っていた。相次ぐ冤罪事件や誤認逮捕から明らかになるずさんな捜査の実態。そして、取材記者は柳原さんに密着。すると、やってもいない罪を認めてしまった彼の孤独と心の闇が見えはじめた。こうした冤罪や誤認逮捕はこのところ、全国で噴出し、鹿児島県では選挙違反容疑で逮捕され、起訴された被告12人が無罪判決を受けた。「事件そのものが捏造ではないか」という疑惑の目が向けられているこの事件でも、被告のおよそ半数が自白に追い込まれていた。柳原さんは、暮らしを立て直すため、仕事に就いて新しい生活を始めるが、「なぜ自分が疑われたのか?」「なぜ、いい加減な捜査が進められたのか」という疑念は消えないままだ。」という冤罪被害者の「その後」を扱ったもの。
番組の終わりが理解ある会社への再就職、再出発という「次へ」という区切りを示していたことで、視聴者として救われた気がしました。
法は人を救うこともできるが、人を傷つけることもできる。その当たり前の事実を、あらためて、事実として再認識した思いでおります。
もちろん、そのようなことは法の世界に限ることではないのであって、ある意味、普遍的な問題の一断面といえるものであるわけですが、それにしても、と思う部分はあるわけです。
法を学ぶものとして、戒めとなる番組でした。
ヤフーのテレビ欄によると番組内容は「2007年に明らかになった「富山冤罪事件」。被害者の柳原浩さんは、再審で無罪を勝ち取り、社会的な名誉は回復したが、警察、司法への不信を抱え、仕事にもつけず、苦しい日々を送っていた。相次ぐ冤罪事件や誤認逮捕から明らかになるずさんな捜査の実態。そして、取材記者は柳原さんに密着。すると、やってもいない罪を認めてしまった彼の孤独と心の闇が見えはじめた。こうした冤罪や誤認逮捕はこのところ、全国で噴出し、鹿児島県では選挙違反容疑で逮捕され、起訴された被告12人が無罪判決を受けた。「事件そのものが捏造ではないか」という疑惑の目が向けられているこの事件でも、被告のおよそ半数が自白に追い込まれていた。柳原さんは、暮らしを立て直すため、仕事に就いて新しい生活を始めるが、「なぜ自分が疑われたのか?」「なぜ、いい加減な捜査が進められたのか」という疑念は消えないままだ。」という冤罪被害者の「その後」を扱ったもの。
番組の終わりが理解ある会社への再就職、再出発という「次へ」という区切りを示していたことで、視聴者として救われた気がしました。
法は人を救うこともできるが、人を傷つけることもできる。その当たり前の事実を、あらためて、事実として再認識した思いでおります。
もちろん、そのようなことは法の世界に限ることではないのであって、ある意味、普遍的な問題の一断面といえるものであるわけですが、それにしても、と思う部分はあるわけです。
法を学ぶものとして、戒めとなる番組でした。