夕陽丘

時事問題とロースクールの日常など

冤罪

2008年11月23日 05時10分44秒 | ロースクール日記
「FNSドキュメンタリー大賞 空白~冤罪被害者のその後~」を見る。

ヤフーのテレビ欄によると番組内容は「2007年に明らかになった「富山冤罪事件」。被害者の柳原浩さんは、再審で無罪を勝ち取り、社会的な名誉は回復したが、警察、司法への不信を抱え、仕事にもつけず、苦しい日々を送っていた。相次ぐ冤罪事件や誤認逮捕から明らかになるずさんな捜査の実態。そして、取材記者は柳原さんに密着。すると、やってもいない罪を認めてしまった彼の孤独と心の闇が見えはじめた。こうした冤罪や誤認逮捕はこのところ、全国で噴出し、鹿児島県では選挙違反容疑で逮捕され、起訴された被告12人が無罪判決を受けた。「事件そのものが捏造ではないか」という疑惑の目が向けられているこの事件でも、被告のおよそ半数が自白に追い込まれていた。柳原さんは、暮らしを立て直すため、仕事に就いて新しい生活を始めるが、「なぜ自分が疑われたのか?」「なぜ、いい加減な捜査が進められたのか」という疑念は消えないままだ。」という冤罪被害者の「その後」を扱ったもの。

番組の終わりが理解ある会社への再就職、再出発という「次へ」という区切りを示していたことで、視聴者として救われた気がしました。

法は人を救うこともできるが、人を傷つけることもできる。その当たり前の事実を、あらためて、事実として再認識した思いでおります。

もちろん、そのようなことは法の世界に限ることではないのであって、ある意味、普遍的な問題の一断面といえるものであるわけですが、それにしても、と思う部分はあるわけです。

法を学ぶものとして、戒めとなる番組でした。

ハッピーフライト

2008年11月20日 23時36分52秒 | ロースクール日記
ハッピーフライトを鑑賞。

作り手が、テレビ的な属性を有していることとの因果関係はさておき、最近の邦画は、いい意味で、適度なエンターテイメント性をうまく取り入れている気がします。

それから、主人公を中心としたストーリー展開という定番的構成とは異なり、航空機の運用に携わる人々のそれぞれの仕事というものをリアルに、しかしてコメディー要素を忘れずに描いている点は面白いなあと思うわけです。

気軽に楽しめるよい作品でした。

民事法演習1 第15回、第16回

2008年11月14日 23時41分18秒 | ロースクール日記
最近、課題に追われるという状況が続いています。

それで、ひとつひとつの課題を深く検討することができず、

結果としてやっつけに近いレポートが出来上がります。

今回も大問題でした。

次はもう少し時間を取らなくては…

それは別として、S教授の演習講義の進行は極めて巧みです。

ソクラテスMの使い方もうまいなあと…

そういう講義ですので、もっとじっくり取り組みたい。

そう思う今日この頃です。

ボツネタ終了の危機

2008年11月08日 01時31分31秒 | ロースクール日記
法曹関係の有益な情報を提供している岡口裁判官のサイトが閉鎖の危機にあるようです。

事情はよくわかりませんが、ボツネタのコメント欄で名誉棄損があったのでしょうか?

現実に捜査が行われたようですので、かなりの大事です。

閉鎖はとても残念なことでなんとか存続できないものでしょうか…

レッドクリフ パート1

2008年11月02日 01時20分26秒 | ロースクール日記
1日の夜、ヒルズにて鑑賞。

予想以上によくできている印象。楽しみました。

劇場は当然のように満席、終映後は出口渋滞が発生。

5番と7番スクリーンが同時に終わったようで、

おそらく1000人近くが同時に退場。

そこに、これから見る人たちが向かってくる。

すし詰めとはこのことでしょうか。