夕陽丘

時事問題とロースクールの日常など

20091206の記録

2009年12月06日 19時33分56秒 | ロースクール日記
今日は昨日と違って天気が良かったです。
昨日は夕方から冷たい雨が続き、虎ノ門からの帰宅中、かなり濡れました。

さて、午前中はカフェで民法の復習。
S民法4を読破。組合契約の知識が少し抜けていたので修復する。

午後は自宅に戻り作業をしようと、森タワーを脱出。
けやき坂経由で帰ろうと歩いていると、ちょうどアリーナでイベント。
「たつやくんとマユミーヌ」のライブが始まるところでした。

まねきねこダックの歌、
アヒルのワルツ(フルバージョン!)、
ほしのかずだけ、
ポテトチップス プロポーズ、
ボーイ・ミーツ・ガール、
まねきねこダックの歌クリスマスバージョン、

という感じで、なかなか豪華でした。

まねきねこダックの気ぐるみも登場しましたが、付き添いがないと歩けないようでしたね。

閑話休題

自民党がツイッターを広報手段として本格利用しようとしているようです。

試しに、自民党関係者のつぶやきを見てみました。

小池百合子代議士はマイペースな感じですが、山本一太議員や世耕弘成議員は、お互いにつぶやきあったりしているようですね。

ブログに比べて手軽というのが利点のようですが、手軽すぎて失言も多くなるという危険性はどうなんでしょうか。

ハイリスクハイリターンな気がしてます。

日程が変わっている

2009年09月15日 13時33分49秒 | ロースクール日記
来年度の新司法試験の日程が今までと変わっています。

どういう意味があるんですかね…

5月12日(水)

短答式民事系科目(2時間30分)
短答式公法系科目(1時間30分)
短答式刑事系科目(1時間30分)

5月13日(木)

論文式民事系科目第1問(2時間)
論文式民事系科目第2問(4時間)

5月15日(土)

論文式選択科目(3時間)
論文式刑事系科目(4時間)

5月16日(日)

論文式公法系科目(4時間)

5月28日 H21短答の感想

2009年05月28日 23時26分39秒 | ロースクール日記
ロースクールの講義の合間を縫って、今年の問題を解き終わりました。問題を解いた率直な印象としては、「かなり旧試験の傾向に近づいている」ということでしょうか。

一昨年や昨年のような、単純に知識の有無を聞いているような問題が激減し、基礎知識を前提とした推論を求める問題が一気に増えたような気がします。

WEB上では、今年の短答は難しいという意見と易しくなったという意見があるようですが、感覚的に、前者の意見は旧試験経験に乏しい人、後者の意見は旧試験の経験者や問題を解いたことがある人ではないかと思えます。

去年までの問題であれば、旧試験の旧傾向(わかる人は相当業界人)の勉強方法がベターだと思っていました。しかし、今年の問題の傾向が続くのだとすれば、旧試験でいえば新傾向の問題、いわゆる平成以降の短答問題(細かく言えばそれより前ですが)に見られた傾向に対応する勉強方法が求められている気がします。

さすがに、刑法のパズル問題は、今後も復活しないとは思いますが、短答で相当数の受験者を絞り込む(排除する)ための手段として、問題の構造が知識の有無を確認するところから一歩先に進んだということは否定できないように思えます。

それにしても、もはや、新試験=旧試験じゃないんですかね。

先日記したように、実質的な競争率としての合格率は同じような気がしますし、試験としての方法論も接近しつつある。

確かに、答案を準備するという方法論が使えなくなったこと、既存論証を吐き出せば合格という発想が無意味になったこと、三振制度があること、その他旧試験と異なる点も多いわけですが、基軸となることはかわらない。そういう気がします。

ではどうするか。

短答に関していえば、基礎知識を絶えず確認する作業と、旧試験の問題を含めた問題演習量の多さが決め手かなと思います。

過去問という視点でいえば、新試験の問題数は限られています。そして、旧試験の傾向が部分的にでも復活するのであれば、旧試験の問題を利用しない手はない。

あとは、例の「逆転の発想」で問題を解くことでしょうか。

結局、短答は学習量が決め手の試験形態ということでしょうか。

WBC二連覇

2009年03月24日 19時54分23秒 | ロースクール日記
イチローはやはりすごいですね。

諸々作業をしながらWBCをテレビ観戦していたわけですが、10回のイチローのセンター前ヒットは奮えました。

正直、9回裏の時点でもう駄目かなと思っていました。なんとなく、流れが韓国の勢いに押される形で作られているような気がしたもので。

しかしです。10回のイチローの打席で敬遠しなかったのは、あれはある意味韓国のおごりに近いミスだったわけです。

岩村が二塁へ盗塁したとき、実況で、槇原さんだと思いますが、満塁策でどうせイチローも歩かせるのだから盗塁を気にしていないというようなニュアンスの解説をしていたと思うのですが、なぜだか韓国は真っ向勝負してきたわけです。

イチローを打ち取って世界一になるという思いがあったのかとも思えますが、それを許すイチローではなかったわけであります!

吹っ切れたかのようなダルビッシュの投球もよかったですね。

岩隈も好投でした。日本代表、最高でした。

いいわけですが、その関係で今日は勉強になりませんでした。。

民事模擬裁判 判決期日

2009年03月23日 23時49分13秒 | ロースクール日記
判決期日。といっても、判決書は土曜日の時点でUPしているわけですが。

ということで、今日は教授による講評が行われました。

裁判官役としての感想としては、やはり当事者サイドがどのような訴訟行為を行うかで裁判所としての負担は大きくもなり小さくもなるのだと思いました。

当事者が提出する書証等の資料から全体像を想像して筋を考える中で、これが欠けているとか、そこに注力する意味がどれくらいあるのかと思うことが多々あったのですが、釈明などでどこまで修正を暗に求めるべきかという点は、裁判所として大きな悩みでした。

裁判傍聴で、ぐだぐだな代理人弁護士にヘキヘキしている裁判官がキレぎみに訴訟指揮をしている姿を何回か見たことがありますが、今回、多少ではありますがそのような状況に出会ったという思いです。

民事模擬裁判 主張整理 大まかな事実認定

2009年03月19日 01時09分29秒 | ロースクール日記
裁判官チームとしての作業として重要なのは、まず、主張整理をしっかりすることだそうです。

それから、時間の関係であらかじめ渡されている共通の書証から、大まかな事実認定をしてよいそうです。それをもとに、あらあらの判決起案をするように指示がありました。

旧試験と同レベルの合格率という現実

2009年02月11日 19時56分31秒 | ロースクール日記
法務省から今年の新司法試験受験者数が公表されています。

平成21年新司法試験の出願状況について

先日の日弁連の合格者数抑制案(09年以降の数年間は合格者数を2200人程度に抑えることを求める提言)が採用されるかはわかりませんが、今年の合格者数は多くて2500人。合格率は25%程度といわれています。現実には、多くて2200人程度になるように調整がなされるように推測しています。

昨年と同程度である2100人程度であれば大体20%強という数字になるわけです。正直に言って、これは旧試験の合格率と大差ない数字であるということになります。

よく旧試験は合格率2%程度といわれますが、数多くの記念受験組がいましたから、出願者に対する最終合格率というのは、ある程度割り引かなくてはいけないわけです。

とくに、出願者全員が「本気」である法科大学院修了者が受験する新試験との対比においては、なおさらです。

旧試験の短答合格者の最終合格率は、おおむね20%前後、5人に1人は受かるともいわれていました。この数字を前提とすると、新試験は、4回目で早くも旧試験と同等の難関試験になってしまったということも言えるわけです。まして、三振制度という受験制限があるわけですから、厳しさは旧試験以上かもしれません。

現実問題として、有職者が仕事を続けながら合格するのは、法科大学院の教育システムが相当すぐれたものでない限り、不可能に近いものになってしまった気がします(もちろん時間の自由が確保できる自営の方などは違うのかもしれませんが)。

さらに、受け控えというのが場合によっては重要な選択肢にならざるを得ないでしょう。ここ数年で合格率が好転することはないのでしょうが、実力と合格レベルとの乖離が大きい場合、おそらく自分も受け控えを考えると思います。

様々な意味で新試験に有機的にリンクした教育の提供を法科大学院サイドには期待してやみません。とくに六本木は教授陣へのアクセスが難しいだけに色々と悩むことが多いです。

採点実感等を読んで

2009年02月09日 23時25分00秒 | ロースクール日記
法務省から本年度の「採点実感等」が公表されています。
定期試験に追われていてやっとチェックできました。

今年は、従来のように審議会情報としてではなく、新司法試験の情報の中にあったので探す際に戸惑いました。それ以上に、今年は法科大学院生や法科大学院に対する直接的なメッセージとしての意味づけを強めた内容になっていることに驚きました。

ところで、法科大学院では、いわゆる答練はやってはいけないというのが、「通説」になっているわけですが、ヒアリングには、法科大学院においてもっと書く訓練をさせなさいといったニュアンスの記述があります。これは答練とはどう違うのでしょうか?

書く訓練と答案練習の差がどうも見いだせないのですが、どうなんでしょう…