ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

ワールドフェスタ・ヨコハマ

2016-10-10 | 野生動物救護
土曜と日曜の2日間、山下公園で開催された、ワールドフェスタ・ヨコハマへ
参加して来ました。
神奈川県の委託事業の一環として「丹沢大山自然再生委員会」への協力出展です。





人間にとって必要な豊かな水と綺麗な空気を作る森、その森を守るには・・・
私達、野生動物救護は、森に生息する生き物の上位を占める猛禽類に焦点をあてました。
猛禽類が生きるために小動物を捕食し、小動物は、昆虫や木の実を食し、ミミズや
バクテリアが、彼らを育てるとともに豊かな土壌を作り、水や空気を作り出している。
食物連鎖です。
そのうちの一つの数が減っても増えすぎても生態系に乱れが生じ、バランスが崩れてしまうのです。
なのに、猛禽類に関して言えば、今、彼らが被る障害は後を絶ちません。
車や窓ガラスへの衝突、防鳥ネットや罠による被害、猫によって傷つけられる被害、
彼らが人間に近づけば、近づくほど被害は増えて行きます。
保全センターに運び込まれるだけで、年間平均約50羽にもなります
この数を、多いと思うか、少ないと思うか・・・
でも、これは神奈川県の一施設に保護されるだけの数ですよ。
神奈川県全域では?日本全土では?

野生動物と人間が共存していくためには、それぞれの生活圏を守っていく必要があるのです。
かと言って、むやみやたらと森林を増やし、木が育てば良いと言う訳ではありません。
猛禽類が飛翔するために必要な木間、羽根を広げれば1m以上にもなる彼らが飛ぶためには
木が乱立しすぎていてはいけないのです。
なので、森林事業として伐採もまた必要なことになる訳です。

と、言うようなことを、パネルとパンフにまとめての普及啓発活動、
場所柄、インターナショナルだったりして、英語パンフも必要? なんて
思ったりもしてました





しかも、猛禽類の保護を訴えている上空を、食べ物ねらったトビが飛んでたりして、
トビ君、最近、君達評判悪いよ






2日間とも午前中は生憎の雨模様でしたけど、そこそこの来場者があり、
さすが、食べ物フェスは、凄いわ!と感心です




各国のグルメは勿論のこと、民族音楽や舞踊も披露されました





さすが、横浜、中国の「春節」で舞われる獅子舞





客席を回って、頭部を咥え、「福」を配ります。








他にも、親子で楽しめる、動力の無いカート、ソープボックスダービーの展示





永井友仁氏による路上アート、「MADONNAROーマドンナーロ」





ほぼ完成?





横浜ズーラシアのブースでは、バーチャルリアリティー体験が長蛇の列を作ってました。
開場前に、体験させてもらったんだけど、最高に楽しかった
ライオンに猫パンチしてもらって、チーターにチュッしてもらって、
もう大騒ぎの私なのでした





あと、去年、ブースに遊びに来てくれたグレートテン、今年も来てくれました。
めちゃ、可愛いの






沢山のボランティアさんが参加してくれたので、交代で会場内を見て回れたし、
美味しい料理を食べ、ビールやワインを飲んで自分たちもいっぱい楽しんじゃった。

そして、お土産は、パッションとジンジャーの蜂蜜、大好きなマカロン





毎年、お節料理に使うドンコは、ここで買ってます。
味は最高です





もちろん野菜も。
今、野菜が高いけど、青梗菜3束、シメジ2袋、大ぶりエリンギで¥500だった






色々な方達と話して、意見を聞かせて頂いて、自分達の考える事も伝えるのが
普及啓発活動の意義、この秋、まだまだ活動は続きます。
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