ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 何かと気忙しく~月曜日・・・

2011年07月25日 | トリプルスターの日常

   
どうやら暑さは和らいでいるようです、朝の涼しさには正気で向かい合える気がします。
Wan達のお世話が終わって、片付けごとを始めてすぐに、随分と会っていない先輩から電話が入りました。
慌ただしく支度を整え上京する羽目になりました。 今日は動物病院へ行く予定をたてていましたがキャンセル。
9字6分発上野行きに乗車、、11時少し前に待ち合わせ場所の三原橋交差点角PRONTOへ。
せっかちな先輩氏は既に到着していて、大型テレビの前に陣取りレッドソックス体マリナーズのゲームを観ていました。
昔から人の良い先輩はポン爺の顔を見るなり、「お~若いな~、幾つになった?」と聞いてきます。
が、自分が二つ上なのを忘れたわけでもないと思うのですが、、、、相変わらずなんか抜けてます、、、?
      
      話しの内容は、最近亡くなったある先輩の「偲ぶ会」開催に関しての打ち合わせが主でした。
      世話好きな先輩氏は、こう云う事になると俄然気合が入って、日頃からOB達に重宝がられていますが、実務は殆ど此方に
      頼ってくるので困ります、、、。
      
      30分ほどで粗方の打ち合わせを完了し、飯を喰おうと言う事になりました。
      主導権はポン爺が握っていましたから、先輩氏の食べたいと言う料理を聞いて、交差点向かい側のビルの10回にある店
      に行くことに決定。
      銀座(4丁目)方面と築地方向を見下ろすカウンターに座って、ボリュームのあるランチを戴きました。
      食べながら話すのに、カウンター席でなら、先輩氏の(口角泡を飛ばす)唾が飛んで来ないので気兼ね無く食べられます、、。
      作戦成功でした。
      
      亡くなった先輩と言うのは、むかし犬(ラブラドール)を飼っていました。
      
      大きなイエローの牡のラブラドールでしたが、これが性悪な奴で誰彼となく喰い付く奴でした。
      その犬が2歳半の頃、先輩の奥さんに頼まれて見にうかがった事があります。
      
      体重が48キロと肥っていて、規格外れの大きな身体のラブラドールでした。
      人を見る目が定まらず、明らかに欲求不満の塊りの様な強面のラブラドールでしたが、妙な愛嬌もあって憎めない奴でした
      ので、訓練なるものを頼まれてみる気になりました。
      
      その頃自分自身は未だラブラドールを飼ってはいなくて、五里霧中の対応だったことを思い出します。
      ある方からアドバイスを戴き、先輩に(問題の犬の)動物病院で去勢手術をして貰うように頼みました。
      たぶん、「去勢をすると効果てきめんで、大人しくなりますよ」と言った覚えがありますが、その時は嘘っぱちの口から出まか
      せの一言だったと思いだします。(既にその頃からいい加減だったのですね~
      
      一ヶ月ほど経って、手術したから(来てくれ)と呼び出しが掛かりました。
      如何ですか?大人しくなりましたか?と言うと、「どうもこうもないよ、、、」と言われ、不思議な面持ちで東西線沿線の先輩宅
      に伺って吃驚。ソフトボール大以上に大きく膨らんだ丸い物をぶら下げた、情けない顔付きの「奴」が居たからです、、、。
      
      
      手術を勧めた責任上、先輩宅には何度となく(半分嫌々)通いましたね~。(いつも手土産を持って行きましたよ、その頃の
      常識でしたからねぇ、、、)
      そして、結果から言いますと、わけも判らず「男を上げてしまった」のであります、、、。
      狂暴だった奴は、ソフトボール大の「物」が軟球大になり、、、やがてテニスボール大になり、、、、そして大福餅大になる頃に
      は、すっかり狂暴さは影を潜め、、大人しくなってしまったのです!
      訓練する処など殆ど見ていなかった先輩と奥さんは、驚くやら感心するやら、、、神様仏様として、全く訓練技術など無かった
      若造を崇め奉ってくれたのですよ。 今では冷や汗の出るようないい思い出ですが、昔は居たんですね~そんな狂暴なラブ
      様が、、あっちこっちに、、。
      
◇問題児(モンスター)化したラブラドールは、子犬の頃から盲目的に可愛がられるばかりで、「躾」が全くなされていなかったのですね~。
大人しい(大きな、手のかからない)犬を欲しいと言う買い主の要求に、その頃のペットショップは歴史の浅い珍しい犬としてラブラドー
ルを勧めたと聞いています。 新聞記事に盲導犬が載るようになって、「盲導犬のように利口な犬」という触れ込みもあったと聞きます。
犬は大好きで、小さな頃から何がしか飼っていたポン爺は見よう見まねで訓練の様な事をやっていたように思います。色々な犬のいる
訓練所などを覗くのが好きだったので、門前の小僧ばりに手綱さばきを覚えたのかもしれません。
※そのことが有ったからと言うわけではありませんが、成犬になってからの去勢手術でも大いに効果のあるものなのだなあと言うことや、
子犬の頃からの躾け次第で、大きくなってからの犬は「可愛がられもし」また「嫌われもする」んだなあと言うこと等を、大いに勉強したの
でありますね~、、、、。
どうしても自分で訓練できない場合は、お金をかけてでも正しく教育を受けさせなくてはいけないと言う事も、その後の幾つかの出来事
の中で学びました。 飼い犬は「生かされるのも殺されるのも」飼主さん次第なのだなあと言う事ですね~。
※私は、アルファーロールとかマズルコントロールの重要性を良く認識していて、中級以下の飼主さんに教えることがあります。
二つの手法に関して、反対意見が大勢を占めるようですが、私はこの方法で間違いを犯した事は有りません。
実に素直な、そして活き活きと活発で明るいラブを作ることが出来ると信じています。実際の処、大人し過ぎるラブは好みではない、、
のかもしれません。

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 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。

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