原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

2020/4/5、思ったこと。

2020-04-06 | 徒然なるままに
東京は本当にヤバくなってきたと感じていますが
他の地域の人も注視してほしい。

東京はある意味、日本の雛型でもある。
東京がどう食い止めていくかが
今後他の都市や地域のモデルになる部分もあると思う。

今は本当に変わり時。
今までのシステムをどう捉え直し、
これからどう考えていく時にするかだよな。
この「時が止まっている」間に
新しい可能性を考える時なのだ。

嵐が去るのを待つだけではすまないと感じている。
原発事故の後ですら
この社会はまた元の道に戻ろうとしたのだから。
今のような時期を
耐える、我慢する、やり過ごす
に加えて

この時にこそ
「新しき地図を描く」
「過去の知恵に学ぶ」
ということが本当に重要と思う。

踊りのときはいつもそうなのだが
通常で流れている時が止まる。
全く別の空間と思いが立ち現れる。
そういうことを今どのくらいの人が
自分で体験できるかなのだと感じる。
そしてそれを「未来の地図」にできるかどうかだ。

芸術の役割は癒しではない。(一部にはあるけれども)
提起していくことだ。

そして芸術性は誰の中にもある。
嵐が去れば元どおりになるのではないのだ、今回こそは。

不安はもちろんあるし苦しいけれども
同時に新しき何かが生まれてくることも
期待している部分がある。

こういう時の不安を
怒りに変えていくことは大いにありで
怒りのエネルギーを
さらにクリエイティブに生み出す方向に
転換していくことが大事なんだよ。

これは芸術家だけの仕事じゃない。
全ての人にとってそうあってほしい。

怒りは(だけじゃないけど)
そのくらい大きなエネルギーだから。

行き場のないエナジーを転換のためのエナジーにして
どう使い、どう生きるか。

(おうちにいてどう楽しめるかを実践している人も多く
それはいいねえ!と思うのだけれど
自分はやっぱりそういうたちじゃないです…)

これからの時代のことに思いを馳せたい。
どういう社会になるといいか、ということを
初心に立ち返って考えたい。

子供のようなまっさらなところから。

今こそ重要なのは「エルダーシップ」と思う。

過去に学び、その知恵を現在に活かせること。
その知恵をそれぞれが思い出すこと。
コミュニティや社会にそれを投げかけること。

そこそこ生きてきた人ならば
誰もが必ず何らかの知恵を持っているはずだから。
(ネイティブアメリカンや古くからの部族の伝統の中に
それはあるよね)

対話し、議論し、さまざまな角度からの試行をし、行動し、
本当に大切なことを考え直し
改めて大きな愛を持つよう意識して務め、
自然との新たな共存の方法を見つけて
(これ一番重要。今は人類が悪性のものとして
地球から排除されようとしているということだからな)
生きていける社会にしたいと心から思っている。


コメント
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