原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

「中心軸を定める~センタリングすることの意味」4/19のDTWS

2011-03-28 | ダンスセラピークラス/スケジュール
テーマ:「中心軸を定める~センタリングすることの意味」

地震から2週間余が過ぎました。
首都圏では、余震は大分少なくなって来ました。
けれども長引く原発問題、
そして水や野菜など、生きるうえでの大切な糧となるものに影響が出始め
長期戦になることを誰しもが覚悟しています。
被災地以外でも、東日本の多くの方が軽いPTSD状態と言ってもいいでしょう。

できるだけふだん通りの生活を心がけていても、
こころの内には不安がいっぱい。
さまざまなところで、そんな声を聞きます。

また、このような不安定な状況のときには
自分自身の考え方の癖が悪い方に表出されることも珍しくありません。

ざわざわしていると、
冷静な判断は下せません。
まずは落着いた状態をキープし、
身体をニュートラルな状態に近づけることが
瞬間的な判断力を高めます。
また、身体感覚を磨き、維持することにより
勘や直感も冴えてきます。

呼吸を整え、集中する。
下半身に重心を落とす。
身体の各部分をひとつひとつ意識して、
緊張箇所を確かめる。
それをできる範囲で緩めてみる。
それにより、
グラウンディングし、
そしてそれをセンタリングの意識へとつなげていきます。


不安をコーティングすることでやり過ごす、という方法もあります。
が、今の自分を冷静に眺めることで
必ず気づきが生まれます。
自分自身の「今ここ」をしっかりと実感し、
自分自身の中心軸を持ち、定めて、鎮めて行くことで
見えてくるものがあります。
もうこういう体験をされている方も多いかと思いますが、
こんなときほど、自分に本当に大切なものが何かということが分かります。

それが、不安にすべてを明け渡すことなく
これからを歩んで行くための大いなる助けとなります。


PTSD治療に携わっていた時期、
治療の基本理念として
「SAFTY & SELF CARE」という教えを心身から深く学びました。
これこそ、今一般の方にも必要なことと思います。

安全感のある場で、
心身へのケアをしながら
中心軸を定めることを、
今回はいつもにもまして心がけ、おこなって参ります。

そのうえで情報を様々な角度から眺め、
精度の高い情報を
しっかりと自分で選択して行くこと。
そして未来へのヴィジョンを持つことが
今のわれわれに必要なことです。

不可抗力の、大きな災害ですが
それをも受け止めつつ
生きて行く知恵と勇気を持つために。


「自分のことをしっかりと把握して理解してさえいれば、溢れかえった情報の中から、
自分に合った正しいものを見つけてくることに伴う危険はかなり低くなる」 ─ イチロー

<内容>
呼吸法/からだほぐし/グラウンディングからセンタリングへの技法/フリームーブメント 等を中心に行います。


※内容は当日のグループの状態により変更することがあります


★準備いただくもの:動きやすい服装(靴は不要)・筆記用具

★場所・時間:4/3(日) 14:00-17:00


青山道場
  地下鉄銀座線「外苑前」駅下車。246を渋谷方向に歩き、ベルコモンズを右折。
  無印良品の先の眼鏡屋の角を右折。50Mほど歩くと左側に原宿教会、隣に
  黄色い壁がまぶしいブラジル大使館。その真ん前、福沢ビルB1。駅より徒歩5分。


★参加費:
 一般 5.000円  学生 3.000円
(お支払いは当日/学生証をご持参下さい)

お申込みはメールでどうぞ。
harakyon☆m02.itscom.net(☆→@)

(参加費の一部を義援金に寄付します)

コピー&貼り付け=======
ダンスセラピーWSお申込書(初めて参加される方用)

お名前:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
当日連絡のつくtel:

-コピーend======

※予約制 


◆4~5月のWSスケジュール

ヒーリングストレッチ&リラクセーション 4/17(日)千駄ヶ谷区民会館
ダンスセラピークラス 5/28(土)青山道場

大阪WS「表現と癒しの間で」VOL.3 4/29(祝・金)~30(土)全3コマ
申込受付中です。
http://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/3eb3f35d6e68d13fea321646d339bd91

◆おまけのあとがき

キャスターの池上彰さんが、
原発問題のニュース解説で
「正しく怖がること」とおっしゃっていました。
なるほど、と思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「表現と癒しの間で」vol.3(大阪4/29~30)

2011-03-24 | 首都圏以外でのワークショップ
「表現と癒しの間で」vol.3  
ー身体感覚を掘り起こし、豊かな表現と癒しにつながる二日間ー


今年も行きます!

どうぞこの機会にご参加ください。
内容についてののお問合せは原までどうぞ。
harakon☆m92.itscom.net(☆→@)



日時:4/29(金・祝)19:00~21:00    4/30(土)10:30~13:30 14:30~16:30

会場:ウイングフィールド 
   大阪市中央区東心斎橋2-1-27周防町ウイングス6F TEL:06-6211-8427
   地図はコチラ


<まろんの熱き想い>

ありがたいことに大阪での3回目のワークショップを開催することになった。

原さんのダンスセラピーは、ワークショップの時間内で知ることもたくさんあるけれど、
その後に発見することがとても多い。

それはまるで自分の放った声が、予想もしていない時に山彦となって返ってくるようなサプライズ感がある。

そうして、その発見のひとつひとつが、自分をとても楽な方向へ導いてくれる。

例えば、窮屈な服しか着てない人は、その服の窮屈さになかなか気がつかない。

どうしてこんなに身体が冷えるのかしら、どうして頭痛いのかしら、肩が凝るのかしら、
どうしてこんなにイライラするのかしら、と悩んでいる。

ダンスセラピーというのは、「楽ちんな服」を着てみたり、
「デザインの面白い服」を着てみたりすることで、
自分が着ていた服の窮屈さや偏狭さに気がつかせてくれるような効果がある、と私は思う。

心に纏う服は、いつでも着替えが可能だ。

憂鬱な物思いに沈みこみそうになったとき、
切羽つまったとき、
怒りに支配されたとき、
有頂天になって周囲が見えなくなりかけたとき、
疲れて立ち上がれないとき、

自分の心を着替える。もしくは着替えが必要だなと意識できるようになった。
まだまだ、もっともっと「私」の変化は続いていくのだろうけれど。

10人いたら、10人とも違うことをみつけるだろう。

だからここに書いたことは、絶対ではない。

でも「何かがみつかる」ことは確かです。

興味のある方は、どうぞ、一度ご参加ください。


*********

Aプログラム
[日 時] 4/29(金・祝) 19:00~21:00 
[参加費]  3,500円 
Bプログラム
[日 時] 4/30(土) 10:30~13:30 
[参加費] 4,500円 
Cプログラム
[日 時] 4/30(土) 14:30~16:30 
[参加費] 3,500円 

★2日間通しての受講を歓迎します。Cのみの参加は極力お控えください。

ABC通し券は10000円 、AB・BCのセット券は7500円とお得!ご予約の際に
お申込みください。

[申込方法・お問合せ]
メール 
ryusei_club@yahoo.co.jp(流星倶楽部)  
予約方法:件名を「WS予約」とし、メール本文に以下情報をご記入ください。
○お名前、フリガナ ○ご希望日 ○電話番号
流星倶楽部からのメール返信をもちまして、ご予約成立となります。

電 話 090-1241-0352(小栗)

原キョウコ blog http://blog.goo.ne.jp/kyondance
コーディネーター:大正まろん  
協力:ウイングフィールド・OTTO DESIGN・流星倶楽部

[対象] 高校生以上の男女。ダンスやお芝居の経験のない方、身体が固いと感じ
ている方でも大丈夫です。


[ダンス ムーブメント セラピーって?]
型の決まったダンスや運動ではなく、自由な動作や呼吸、姿勢など、
広い意味での身体的要素を組み込んだ芸術心理療法。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不安を軽減するカンタンテクニック/日常編

2011-03-22 | 今日のひとこと
☆被災地向けの情報ではありません。

首都圏では、被災地に認定されたところはあまり多くはありませんが、
原発の状況に多くの方が不安を抱えているのを感じます。

先週に比べると、かなり落ち着きつつはありますが、
この未曾有の事態の先行き不透明さ、放射能の「見えない」恐怖に反応している方が多いのは当然のことです。

<不安は、心の弱さではありません。>

今の状態に不安を感じるのは「アタリマエ」のことです。
恥ずかしいことではありません。
けれども、それに呑み込まれてはいけませんね。

それよりも、
不安感を別の何かに転じることがとてもだいじ!


<不安なときの心身の症状>

足許がふわふわする
胃が痛む
食欲がない
肩こりがひどい
背中が痛い
寝つきが悪い/眠りが浅い
疲れを感じない
呼吸が浅い
じっとしていられない
音に敏感になる
目がちかちかする 

感情が動かない
顔がこわばる
イライラする
怒りっぽくなる
テンションが高い
そわそわする
やる気が出ない
何かしようとしても何をしていいかわからない
集中力がない

などなど。
(個人差があります)

アタマでなんとかねじふせようとするより、
ご自分に合ったテクニックを試してみて下さい。


<不安を軽減するカンタンテクニック/日常編>


1.深呼吸をする

多くの方が言っていますが、いちばんカンタンで効果的。
鼻から吸って、口から吐く方法をおすすめします。

吐く息を先に、吸うときは自然に吸えるだけでいいのです。
吸ったら横隔膜でちょっと止めます。
それから吐くほうがやりやすいのです。

吐くときに上半身の緊張を緩めて、下半身に重心を下ろす意識を持つのがポイント。


2.いつもと同じことをする

基本ですね。
そして、いつもよりも心を込めて、ていねいにしてみます。
集中することが精神安定につながります。


3.自分から人とつながるアクションを起こす

いつもなら何か用がないと連絡できないひとや、
しばらく会っていない親戚や友人に電話やメールをしてみる。
自分からはなかなか口を開けないひとも思いのほか、多いはず。
できれば、声を聞く方がおすすめ。
(会えるのがいちばんいいけれど)
特に、高齢者の方にはぜひコンタクトをとってあげてください。
一人暮らしの方にも、ぜひ。

長い時間でなくてもいいのです。
だれかに思ってもらっている、というのはとても
嬉しい気持になります。そして、自分も。

これを「おせっかいプロジェクト」と名づけています(笑)

人を助けることは自分を助けることです。


4.ひとの手を利用する

確かな技術を持ったプロの手で、身体に接してもらうことで
その症状の軽減を期待できますし、
気分転換を図れます。
触れられることは自律神経の安定につながります。
(個人差はあります)


・美容院でシャンプー、カットしてもらう
・ネイルサロンに行く
・リフレクソロジーや、マッサージ、エステなどを受ける
(特にアロママッサージは精油を使うのでダブルの効果を期待できます)

もちろん、家族や友人同士でのスキンシップができれば
それに越したことはありません。

いつもはこんなことしない、ということほどいいかもしれません。
こういうときにこんなことをするのは…という罪悪感も伴いがちですが、
不安なままでいるより、ココロを落ち着けるための処方箋のつもりで!



5.歌う、踊る、絵を描く、粘土をいじる

外出が不安なとき、
ひとりで部屋でもできます。
だれかと一緒なら、もっと楽しい。

好きな音楽をかけて歌ってみる、
めちゃめちゃな動きでもよいので踊ってみる。
歌いながらは、なおいいかもしれません。

声を出すことで呼吸も促進され、
胸や背中が楽になります。

踊るのがニガテなら、足踏みするだけでもかまいません。
一定のリズムは、規則性と安定感をもたらします。


絵は、写生でいいのです。
部屋の中にあるものを描いてみる。
花や植物、好きなものなど。

それも苦手な方は塗り絵がおすすめ。
大人のための塗り絵も売っています。
やってみると、意外に集中します。

粘土は100円ショップでも売っていますね。(紙粘土以外の、固まらないものがおすすめ)
何かを作らなくても、まんまるを作るだけでも充分。
何度も使えるし、ぶん投げても安全。
心身ともに落着いてきます。


6.アロマオイルやお香の使用

部屋で焚くのはもちろんのこと、
オイルはいつも携帯できるのが便利。
込んだ電車の中やオフィスでちょっと匂いを嗅ぐ、
マスクの内側につけるなど、
ちょっとしたことでも不快感をやわらげてくれます。


********

このほかにもいろいろありますが、まずはこんなところを。

カンタンなことばかりです。
けれども、やってみると確実に気分が変わります。

ココロを意識で変えるのはむずかしい。
でも、行動は変えることができます。
行動が変わればココロの状態も変わります。


落ち着きと穏やかさを取り戻すことが
今はわたしたちの大事なしごとです。


長期戦になりますので
心身をいたわりながら
参りましょう1






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

震災9日後のダンスセラピーセッション報告。

2011-03-20 | 身体/ダンスから学ぶこと
震災から10日経った。


日々変わる原発の情報、
テレビでもさまざまなブログでも
放射能の飛散に関して
いろいろなひとがいろいろなことを言っている。
皆、疑心暗鬼になっている。
怒っているひとも多い。
それも不安の現れだな、と感じる。

首都圏では目に見える被害を被ったところは少ないが、
見えない恐怖である放射能への不安が、ひとの中に巣食っている。
見た目には平穏でも、いつ何かが噴き出してもおかしくないような
均衡のあやうさ、とでもいうものがある。

大きな地震がまた起きる可能性は大分低くなったが、
まだ余震もある。

ガソリンスタンドも未だ行列で、
パンや米、カップ麺の欠品も、今の時点ではまだまだあるようだ。

停電があるので夜は早く帰宅する人が多い。
(都内はまた違うかもしれないが)


そんな中、昨日3/19、予定通りワークショップを行った。

もし大きな余震が起きたら、ということがわたしにはいちばんの気がかりだったが
起きてもいない事態を心配することは少なくともこの3時間はやめよう、
と思った。

さいわい、停電もなく、電車も通常の7~8割で運行している。
前日に、「今向かっています」と東北の被災地の方から連絡があったが、無事に到着した。

始まるまでの時間、
「どうぞ横になってゆっくりしてください」と皆に声をかけた。

静かなピアノ曲をかけた。
それぞれが横になった。
穏やかな空気が場を満たした。

なんだか不思議な感じだった。

あとから何人かに聞いたら、
「家ではゆっくり寝ていられなかったけれど落着いていられた」
「安心していいんだ」と感じたと言う。


「場」を信じること。
まずはそんな空気からすでに始まって行った。

シェアは、必然地震のこと、当日どうしていたか、それ以後どんな状態なのかに話が及ぶ。

みんな心身ともに緊張し、どこか昂り、アンバランスな状態になったんだなあ、
とお互いのシェアを聞く。
この一週間はすごすぎて、それ以前のことがとても遠く感じる、というシェアに
本当にその通りだ、と思った。


アタマがぼーっとしたり、
気疲れしていたり、
背中がバリバリになったり、
呼吸がとても浅くなっていたり、
神経の昂りがおさまらなかったり、
被災地の大変さを思って、普通に生活することへの罪悪感に囚われていたり。

今、我々の身体に起きているそんなことを確認して、はじめた。

いつもよりも呼吸法の時間を長くして。ストレッチ。
緊張させて気づかないようにしていた身体の疲れや痛みが出てくる。
横になる時間を長くした。
眠るひとも多かった。

わたしの足を使って、みんなの背中をほぐした。
うつぶせに寝た方の背中にぐりぐりと。
ぐりぐりされているひとには声を出してねと言った。

こういうときには呼吸だけでなく、
コトバにも歌にもないような濁音じみた音が出るのがいいのだ。

皆の背中を踏みつけに(笑)していくうちに、
笑い声が出て来た。
ふにゃらけた身体が、少しずつふえていった。

ペアになって、
お互いの身体の重さをつかいながら、
さらに背中をほぐす。

こういうときに、ひとのぬくもりは、とても助けになることがある。
(※こういうときなので、それは避けた方がいい場合もある。人によります)

そして、
・体力を消耗せずに身体を温める
・神経の昂りを静め、下半身に重心を下ろす
・上半身/下半身をつなげる
・身体全体のまとまりを取り戻す

などのための技法を行う。

最後にはフリームーブメント。

立っても座っても歩いても
笑っても泣いても
動いても動かなくてもいい時間だ。


静かで穏やかで、でも力強さのある空間になった。


最後に、呼吸法とグラウンディングをして、締めた。


みんなの身体の状態が、
表情が、
見違えるほど変わった。

「身体の真ん中が通った感じ」と言った方がいた。

自分の身体の部分部分の感覚をしっかりと取り戻し
大きく揺らいだ地面のうえで、
ずっと揺らいでいた気持が
ニュートラルな状態に近づいたようだった。

大変な時だからこそ、
「いつもの~」ということが
いちばんだいじだ。

でも、
「いつもの気分」「落着いている状態」をキープするのは
こんなとき、本当にむずかしい。


この時間で分かったことは、
「身体から取り戻すこと」のほうがはやい、ということだ。


わたしは見守る役目なので
どっぷりとワークに浸るわけではもちろん、ない。

それでも、終わったあとに
身体の状態が地震のことをすっかり忘れてしまったような感じになっていた。

一晩明けて、
これを書いている今も
重心が安定し、呼吸が楽になり、
身体の奥に安心感が宿っているのも分かる。

安心感とは、
からだにまかせ、ゆだねることから生まれる。

十何年もワークショップを行って来たけれど、
この未曾有の事態の中で行ってみて
あらためて確認できた。

地面は揺れても、重力がある限り、
身体はしっかりとグラウンディングできる。


信頼感。
安定感。
というものが、
今のようなときに
それぞれにいちばん必要なことだ、とはっきりと感じられた。

それは不安を「払拭」するというレベルではない。
「軸」を取り戻すことだ。

「軸」があれば、
冷静に情報を選択できる。
いざというときの判断力、
そして直感を信用できる。

最終的には、自分が選んだことに責任を持つ、ということにつながる。


息を吹き返したからだとともに、
これからの長丁場を歩んでいこう。
こういう時間を必ず持ちながら。


次回は4/3に、ワークショップを行います。


付記:
これを午前中に書き上げたあと、
急激な眠気がやって来て
午後から夕方まで4時間ほど眠った。
身体が緩んだことへの反応が如実に現われた。



<記事の無断引用・無断転載を禁じます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「不安・緊張緩和のために、心身のために」3/19のダンスセラピーWS

2011-03-18 | ダンスセラピークラス/スケジュール
地震から、一週間。

首都圏でも
余震はかなりの頻度で続いており、
まだまだ現在進行形です。

たくさんの情報が錯綜し、
誰もが何を信じていいのか
分からなくなっている状態です。


地震のあと、ワークショップを開催するか、ずいぶんと悩みました。


が、以前から申込まれていた方のほとんどが
変わらず参加したいという気持でいらっしゃること、
また地震後も参加申込をされる方もいらっしゃいました。

今、必要なこと。

それは
自分自身や
だれかの存在を
身体からしっかりと確かめ、
深い呼吸をして
落ち着きを取り戻し、
不安・緊張の状態をやわらげ。
今の自分に
できうる限りのケアしていくことだと思います。

いつもの「場」を維持しよう、と開催をきめました。


参加表明の方から、さきほどこんなメールをいただきました。

「先日、職場から自宅まで歩いて帰宅しました。
歩けるもんだと感心し、動けることに感謝しました。
被災地の方々を思いながら、できることをやろうと思いました。
清貧という言葉など良寛さんの生き方を思いました。
そんなことを思いながら歩いていると、
線路脇の桜並木のうち1本だけ桜が咲いているのをみつけました。不思議でした。
職場で話したら、「早咲きでしょ」と言われました。
確かにそうかもしれませんが、そのとき私は桜と呼応した気もちでした。
それは、今を生きている感謝と希望だったように思います。

私自身も色々なもの・ひとからエネルギーをもらい、
またそれを被災者や救助の方々への祈りとして届ける。
また、その方々の懸命な姿からエネルギーをもらう。
そんな循環、波動のつながりを大切にしたいと思います。
日常生活においても。」


…明日も、
いつものように
エネルギーを交感し合い、
人のつながりや温かさを体感する時間になると思います。

お互いの存在を喜び合い、
いのちへの感謝を込めて。
身体から離れてしまった魂への祈りを込めて。


<ワーク内容>

・呼吸法
・からだほぐし
・フリームーブメント
・黙祷と祈り
・シェアリング

以上を予定していますが
参加された方の状態に沿って
臨機応変に、慎重に、ていねいにすすめていきます。


★準備いただくもの:動きやすい服装(靴は不要)

★場所・時間:3/19(土) 14:00-17:00
 
青山道場
  地下鉄銀座線「外苑前」駅下車。246を渋谷方向に歩き、ベルコモンズを右折。
  無印良品の先の眼鏡屋の角を右折。50Mほど歩くと左側に原宿教会、隣に
  黄色い壁がまぶしいブラジル大使館。その真ん前、福沢ビルB1。駅より徒歩5分。

★参加費:
 一般 5.000円  学生 3.000円
(お支払いは当日/学生証をご持参下さい)

コピー&貼り付け=======
ダンスセラピーWSお申込書(初めて参加される方用)

お名前:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
当日連絡のつくtel:

-コピーend======

※予約制 harakyon☆m02.itscom.netまで(☆→@)

◆4月のWSスケジュール

 ヒーリングストレッチ&リラクセーション 4/17(日)恵比寿社会教育会館
 ダンスセラピークラス 4/3(土)青山道場




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シェアしたいきもち。

2011-03-17 | 今日のひとこと
3/15に上げた記事への返信をさまざまいただきました。

私自身も、読んでいて、身体が暖かくなったり、ふっと力が抜けたり、
倍返しのエネルギーをもらった!という感じです。


人を思うきもち、
思いやるきもち、
なにかを大切に思うきもちは、

この不安の中で混乱して、ふだんの状態を忘れかけていても
誰の心の中にも、確実にあります。

それを取り戻す時間を、少しでもふやしていけたら。


いただいたメール、
メッセージを読んで下さったみなさんにシェアしたいきもちになりました。
ふだんはしませんが、こんなときなので…

わたしも、元気出たです。

みんな、ありがとう。

******

「何だか自分を取り戻したような気持ちがします。また祈ります。」

「呼吸法を試したら少し落ち着きました。
祈りは岩をも突き通すと聞いた事があります。
希望を捨てずいます。」

「世の中じゅうが不安にさらされ、消耗しているときに、こうした大切なメッセージをどうもありがとう。
最悪に思える状況が、じつは未来への光になるといいなと祈るばかりです。」

「なんとなく皆、気持ちがわさわさしているときに必要なメッセージを送って
 いただいてありがとうございました。」

「励まされるメッセージをいただいてありがとうございます。
一人でいると不安になりましたが、それを打ち消してしっかり!しなくっちゃ
としている自分に、気づきました。」

「送ってくださったメールを読んだことが、きっかけとなったのだと思いますが、
今日のお昼ごろから、ほんとうに、今が、私の「変容」のときであるのだという感覚を、
身体で感じています。
下腹部のあたりから、ずっず~んと湧いてくる感じです。」

「いつも素敵な言葉で気づきを届けてくださいますが、
今回の内容は特にこころを動かされました。
とにかく自分がやれることを心を込めて、祈りを込めて
冷静に、丁寧に、誠実にそして前向きに行っていこうと
考えることができました。」

「『読む』ことで、今の自分の状況を客観的に観察できました。
不安であることは、弱さではなくて事実。
不安であることを隠すのでなく、
受け入れ共有することが大切だと思いました。
不安も、苦しさも、物資も、知恵も分かちあっていきたいです。
買い溜め衝動のように、死への恐れから発する行為は
ますます恐れを呼び、感覚の麻痺・愚鈍・孤立・死の隠ぺいに繋がるのではと思っています。」


「今回のことで心から、美しく生きていきたいと思いました。
私が思う美しさとは
分かちあうこと。共感する力。笑顔。心も体も差し出して空っぽになってゆくこと。
自我をどんどん手放してゆくこと。」

「今回の地震で私も含め、生と死の境があいまいになった人も多いと思います。
私達は生かされている。
死を恐れるのではなく、
生を喜びあう。無事に再会できたことに感謝する。
生への認識ががらりと変わりました。」

スタジオ・バミさんのブログにも。



そして被災した仙台の方からも以下のメールをいただきました。

「日本は今大々的に浄化が行われているのだと思います。
この試練を乗り越えた我々日本人はこの先、今度は世界でリーダーシップを発揮し、
全世界の人々を、そして、地球を助け、守っていく役を担うとになるのでしょう。

個人的には地震直後から不思議と落ち着き払っている自分が恐いくらいです。
なんというか…肝が座っているというか…原発事故の件は神経過敏になりましたが、
今自分にできる策をこうじたあとは、安定しています。
何故か、何かに守られているという漠然とした、でも確固たる信頼感に満たされています。
浄化…待ち望んでいたチャンス。すっかりきれいになるぞ~」


……こちらが励まされました。ありがとう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「希望」を忘れないでいこう。

2011-03-15 | 今日のひとこと
みなさんが落着いて無事に過ごされていることを祈っています。

被災地の方には
とにかく救援と物資が少しでも早く届くこと、
そしてひとりでも多くの命が助かりますよう
ずっと強く祈っています。


<今わたしたちがすべきこと>

今こそ、しっかりとセルフケアをしていきましょう。

不安になるのはアタリマエ。
そして、「ああ、不安になっているんだなあ」と
自分の気持を「観察」する姿勢を忘れないこと。
不安に踊らされないこと。
不安は自分の中の一部であって、
すべてではないのです。
それをしっかりと認識すること。

情報は冷静に判断すること。
メールなど回って来たら、
その情報のソースを必ず確認しましょう。
善意が広がって尾ひれがつきデマとなり、パニックを引き起こす可能性もあるのです。


深呼吸をすること。
椅子に座っていても床に座っていてもできます。
息を吐くときに、
横隔膜の動きをしっかりと感じて
丹田に重心を落とし込むようにしてみて下さい。

気持が落着くのと、
重心が下半身に落ちることで
足許がしっかりしてきます。

そしてストレッチなどして身体感覚を取り戻して。

いつもセッションの際お話ししますが
身体が安心感を取り戻すと
心も安心感を取り戻します。


テレビは見過ぎないで下さい。

情報は冷静に選択して下さい。

好きな音楽を楽しんで下さい。

友達や知合いや周りの方に
声をかけてみて下さい。
メールでもよいのです。

ひとりでいると不安が昂進する場合もあります。
だれかと話すことや語りかけることで
落ち着きを取り戻したり
気持を共有できたりして
楽になります。

そして大変そうな方がいたら
話を聞いてあげてください。
誰かを受け止めることも
自分の大きなチカラになります。


ただし援助職の方はキャパシティを超えないように注意して。


自分の疲れが過度になりすぎていないか、
時々身体への意識を向けてみて下さい。
身体は必ずサインを出しています。

感情が動かなかったり、ひどくぼーっとしていたりする場合は
過度に感覚を麻痺させている可能性があります。
(当然の反応です)
ときおり、暖かいものを飲んだり
できれば、甘いものを口にしたりしてください。
少しでもほっとできる時間を持つようにして。
だれかとハグするなど、
身体接触も感覚を取り戻したり安心するにはとてもいい方法です。

被災地のことを思うと罪悪感が出てくる方も
たくさんいらっしゃるでしょう。
それも、当然の反応です。
その気持を祈りに変えましょう。

泣けるときには泣いて下さい。
呼吸も楽になり、
気持も楽になります。

笑えるときは、笑いましょう。

足りないものがあっても
工夫すればなんとかなると信じましょう。


深刻になり過ぎないように!


<希望を忘れない>

わたしたちが今最も忘れてはいけないのは
「希望」です。

原爆、阪神などの大規模災害に見舞われても
黙々と復興を続け、奇跡的な復活を遂げた
日本人の持つ底力を信じて、
この状況を力を合わせて乗り越えて行きましょう。

この試練を乗り越えたとき、
わたしたちには必ず大きな力がもたらされます。

今は日本全体のアセンションかもしれません。
新しい日本に生まれ変わるプロセスと感じています。

ひとりでも多くの方が助かること。
少しでも被害が少なくなること。
それ自体が大きな「希望」でもあります。

必ず立ち上がることを、「信じる」こと。




<祈り>

そして、
祈りましょう。
祈りは見えなくとも大きな、強いエネルギーです。

被災地に、
自衛隊や消防、警察、東電関係者など
不眠不休で働いている方達に
祈りのエネルギーを送って下さい。

原発のためにも祈って下さい。
原発の火のエネルギーが、
水のエネルギー(雨)によって
鎮められて行くことをイメージして祈って下さい。

火は怒りかもしれませんね。
水はそれをクールダウンさせるエレメントです。



原発等の影響がない地域の方は
日々の生活を楽しんで下さいね。
日本中暗くなってはいけないし、
創造的で明るい、いいエネルギーを発散して下さい。
この先の日本復興のための、いいアイディアをたくさん考えて下さい。

風に乗ってこっちに届くといいなあ(笑)



<お願い>

昨年3回、そして今年の1月と
仙台ホリスティックセラピー研究所主催でWSをして参りましたが、
主宰の遠藤園子さん、そして参加者の皆さんの安否が分かりません。
もしも何か情報をお持ちの方は
harakyon☆(☆→@に変えてね)m02.itscom.netまで
連絡を!!!

↑追記 これを書いたあと、早速無事だとお知らせが届きました。
ありがとうございます。


そして、
皆さんからの書き込みやmailをお待ちしています。
安否報告でも、何となくでも。
セラピストの端くれとして
しっかりとさまざまな感情を受け止めて参ります。

阪神の体験者の方からのメッセージは特に伺いたいです。


ツイッターは
こちら

地震直後の、いつ終わるかもしれない停電状態の中で
ツイッターは本当に助かりました。
連絡がとりやすい!非常時にはとても有効でした。
フォロー歓迎です。


励ましのメールやいいニュースも歓迎。
ここにアップしていきます。


<3/19のダンスセラピーWS>

19日土曜の東京、青山のWSは今のところ行うつもりでおります。

こういうときだからこそ、
身体まるごとの安心感、実在感を持つことが必要だと
心の底から思っています。
ひとりではない、と感じられるワークをしたいと思います。

電車の動き具合、安全状況等によりますので、またアップします。


*****


支え合い、励まし合い、
希望を忘れずにいきましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/6のヒーリングストレッチ&リラクセーション

2011-03-03 | ダンスセラピークラス/スケジュール
3月のヒーリングストレッチ&リラクセーション 


◆日時:3/6(日)14:00~16:30
◆場所:千駄ヶ谷区民会館 和室(JR山手線「原宿」駅竹下口下車徒歩8分)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_sendagaya.html)

◆参加費:3,000円(ナチュラルフーディスト ヤヨイさん手作りのオーガニックスイーツとお茶つき)

◆動きやすい服装でどうぞ。(着替えもできます)

※予約制 お申込みはメイルでどうぞ。
<当日のご連絡は090-9302-2046までお願いします>

このクラスでは
・心身の緊張をほぐす呼吸法
・座位のからだほぐし、ブロックリリースのためのストレッチ
・仰臥位でのリラクセーション、イメージワーク、インナーワーク

を中心に、静かに穏やかに
ご自分の心身のケアができるプログラムとして構成されています。
ワークではご自分の状態に集中して過せますので、
グループが苦手だったり、人とあまり関わりたくない気分でも
ご自分のペースでゆったり過していただけます。
初めての方も、安心して参加いただけますよう配慮しています。
お気軽にどうぞ♪

※ワーク後にお茶と安全な素材の手作りのお菓子を提供しております。
今月は、雛祭りにちなんだお菓子をご用意致します。

身体がほぐれたあとは、とても味覚がはっきりするのです。
お茶を飲みつつ、身体のこと、環境のこと、タマシイのことなど
そのときによりいろいろな話をしています。
もちろん、話さずともOKな場です。
読んで面白かった本など、シェアしたいものがあればお持ちくださいな♪



**************

ちょっぴりとあとがき。


先日、大風(春一番)の日に
多摩川の河原に行きました。
そのときにたくさんのホコリを吸い込んだらしく
鼻がつまり、
喉が荒れて咳が出て
異様に眠いです。
大分良くはなっていますが、
この状態をじょうずに経過できればと思っています。

というわけで
今回は前フリの文章も書けませんでした。
あしからず。

このところの寒の戻りも厳しいですね。
自律神経の調整に、身体も四苦八苦する時期です。

でも、陽射しは確実に春!
(花粉もでしょうけれど)

桜のつぼみも
ふくらみ始めて
とてもエネルギーを感じます。
咲く前のエネルギーって
ほんとうにすごい。

もう春は目前だなあ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする