原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

大阪でWSやります!4/30~5/1

2010-03-16 | 首都圏以外でのワークショップ
三寒四温の日々が続いていますね。
真冬の寒さと春の兆しが、交互にやってきています。
どんなに寒くても、春はもうすぐ、と思うと
気分が違うものですね。

春は出会いと別れの交錯する季節でもあります。

今の自分を見つめる時間を作り、
不要なものは手放し
開いた場所に
新しいものを受け入れる。
そんな営みがぴったりの時期です。

さて、このたび
大阪の劇団「流星倶楽部」の劇作家、大正まろんさんの多大なる後援のもとに
大阪でワークショップを行う運びとなりました。

初めての方にもぜひ体験していただきたい!
というまろんさんの熱い思いから、
参加しやすいお得な価格設定になっております。

この機会に、ぜひ
身体との新しい出会い、
内なる豊かな宝物の発見、
世界とのつながりを体験してみて下さい。

********


ダンスムーブメントセラピスト 原キョウコによるワークショップ
「表現と癒しの間で」
ー身体感覚を掘り起こし、豊かな表現と癒しにつながる二日間ー


日時:2010年4月30日(金) 19:00~21:00  Aプログラム
       5月1日(土) 10:30~13:30  Bプログラム
(受付は30分前より)

参加費:Aプログラム 3,400円  Bプログラム 4,400円
    通し     7,500円

場所:ウイングフィールド 
   大阪市中央区東心斎橋2-1-27周防町ウイングス6F TEL:06-6211-8427
http://www.wing-f.co.jp/map.html

対象:高校生以上の男女。ダンスやお芝居の経験のない方、身体が固いと感じている方でも大丈夫です。

動きやすい服装、着替えでご参加ください(スカート、ストッキングは不可。からだをしめつけないウェアで!)

定員:20名前後(先着順)
   定員に満たない場合は中止することがあります

内容:
・Aプログラム 
自分の身体に耳を澄まし、ゆるりと動きながら
さざなみのように起こる身体感覚や
身体に触れることを通しての気づきを体験。
お仕事帰りの方にも無理のない
セルフケア中心のワークです。

・Bプログラム
身体が緩められ、ひらかれていくプロセスを体験し
固有の動きを生み出して行きます。
静かなゆっくりとした動きから、
徐々に自分の身体からおのずと生まれ出ずる表現につなげていきます。



お申込:mailで承ります。
ryusei_club@yahoo.co.jp(流星倶楽部)  
予約方法:件名を「WS予約」とし、メール本文に以下情報をご記入ください。
○お名前、フリガナ ○ご希望日 ○電話番号

流星倶楽部からのメール返信(振込先もこちらに記載致します)をもちまして、ご予約成立となります。

★[ダンス ムーブメント セラピーって?]

型の決まったダンスや運動ではなく、自由な動作や呼吸、姿勢など、広い意味での身体的要素を組み込んだ芸術心理療法。



[大正まろんの熱き思い]

その時、私たちは河原に立っていた。

昨年、中津川で演劇のイベントが催され、
そのシンポジウムに数人の女性が呼び寄せられた。

開演まで充分すぎる時間があり、ぽっかりと暇だった。
そこから見える川は鮎の住む清流だと教えられ、
行ってみませんかと誘ってくれたのが原キョウコさんだった。

大小の石が転がるそこを、
原さんはまるで蝶のように美しくかつ的確に渡っていく。
「この人は達人だ」と、その足取りをみて直感した。

原さんのワークショップを受けに、青山へ飛んだ(長距離バスだけど)。

私にとってその時間は、かつて経験したことのない無垢な時間だった。

終わってから、人前もかまわずぼろぼろと泣いた。

エネルギーの種が体に生まれた気がした。

できるなら毎月受講したいけれど、時間的にも金銭的にも叶わぬ望み。
トホホと肩を落としていると。
そんな私を察してか、
「大阪まで行くよ。大阪の人ってエネルギッシュで好きやし」
とカラリとおっしゃってくれたのだった。

まずは自分が受けたいために、
そしてたくさんの人に、
この時間を経験していただきたいと思っています。


<大正まろん プロフィール>

91年に流星倶楽部に役者として入団し、19年間芝居作りに携わる。
00年「太陽の匂い」
第17回名古屋文化振興賞戯曲部門受賞
06年「昼下がりのミツバチ」
OMS戯曲賞佳作受賞

所属劇団への書き下ろしのみならず、
ラジオドラマのシナリオ、ミュージカル作品なども手がけ
活躍の場を広げている。



[原キョウコの密かな野望]

自分のことを知っているつもりで
私たちは自分のことを知らない。
これが自分、と思っているものは、
たいてい思い込みだったりするからだ。

何かに迷ったときには
からだに聞いてみる。
そうすると、
とても素直な答えが返ってくる。
「やっぱり!」ということも「ええ~?」と思うことがあっても、
それでもその答えに間違いはない。

からだは、アタマで考えるよりも先に
既に知っているのだ。

そしてそんな知恵と叡智にあふれたからだのことば
ーそれが『ダンス』そのものであるーを、
私たちは思ったよりも語らせていない。

ちっぽけな自我を越えたことばを語り、聴くことで
不思議に満ちた旅が、はじまる。

からだが固かろうが、思ったように動けなかろうが、       
どんな状態であっても、
生きている「今」を祝福しながら。
泣きながら。笑いながら。

からだが語ることを、ひとこと漏らさず聞き届けよう。
いとおしんで受け取ろう。

今回もここ大阪の地で
ちいさいけれど、深くて奥行きのある旅をしたい。

みなさんとご一緒できることを、楽しみにしています。
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