こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

コミックス『アンジェリーク ルトゥール2』蜜樹みこ

2016-05-31 19:24:10 | アニメ・コミック・ゲーム
このアンジェリークは、オスカー様との恋をするようですね。

ただ、2巻で終わりとは、あまりにも短い。
由羅さんのが10巻まであっただけに、もう少し、他の守護聖との交流も描いて欲しかったです。

私自身、読書に忙しくて、このゲームを全くやっていないので、あまり不平は言えないんですがね。
このゲームは、色んなことをノートに記録しながらやらないとクリアしにくいので、始めるにも覚悟がいるんです。
買ってはいますので、いつか、やるでしょう。
すみません。ファンとは言えないかも。
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『タイムストーリー 3日で咲く花』日本児童文学者協会・編

2016-05-30 19:32:52 | 読書感想
新人の動物園の飼育員・将太は、あと3日で定年退職の先輩飼育員・大崎さんの仕事について回ることにした。
「さくら色のバトン」

たった1人の園芸同好会の美園に、転校生の1年生・植草くんが3日で花が咲くという種の育成を頼みに来た。
「三日で咲く花」

身長が高く大人っぽいクラスメイト・川合玲子が、調理実習のスパゲティミートソース作りに際して、投票でチャンピオンを決める提案をした。
「金曜日のスパゲティ」

政府の肝いりで新設された特航専への入学希望者の実質的な選考実習が行われた。
「飛ぶ世代」

アメリカ在住の童話作家の3日間の停電体験談と、その童話。
「たんぽぽとあざみ」

この本は、どれも甲乙つけ難いほど面白く、バラエティに富んでいました。
このシリーズの中でも、特にお勧めです。
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『SFのSは、ステキのS』池澤春菜

2016-05-29 19:21:18 | 読書感想
SF、特に翻訳SF好きの声優・池澤春菜さんが、SFマガジンでその思いを語ったエッセイをまとめた本です。

池澤さんは、翻訳SFしか読んでいなかったと反省していらっしゃいますが、逆に私は日本SFの一部しか読んでいず、SF大会に参加するようになってから翻訳SFを読むようになったので、大丈夫ですよ。

しかも池澤さん。
結構、濃いファンみたいですし。あ、私が薄いだけか。

この連載が始まってから、多くのSFイベントに参加なさって、ますますSF濃度が濃くなりそうな気配。
続編が出る頃にどのようになられているか、それも楽しみです。

私も、面白いSFをいっぱい読まなきゃなーと気持ちを新たにしたエッセイ集でした。
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『あしたも、友だち となりのウチナーンチュ』早見慎司

2016-05-28 19:44:45 | 読書感想
沖縄で生まれ育った十六歳の新垣彩華は、小説家志望の父・勇と暮らしていた。
ところが、三月のある日、リビングの蛙の置物が口をきいた。
しかも、その蛙が予言した通り、隣に引っ越してきた家族がいたのだった。

理論社から単行本で出ていた本が、角川文庫で再出版されたので、再読しました。
東京から引っ越してきた同じ年の佐藤夏海は、中学校で交友関係がうまく築けず、娘を支配しようとする母ともうまくいかず、両親が離婚し父と沖縄に引っ越してきたのに、母が生霊として現れるというつらい状況に置かれます。

ただ、そんな佐藤父子を隣の新垣父子がありのままに受け入れてくれたことが、何よりも救いになったのではないでしょうか?
彼女たちが、どんな結末を迎えたのかは、ぜひ、お読みください。

ほのぼのした物語も好きですが、つらい時に助け合い励まし合える仲間に出会えたこの物語も、素敵だと思います。
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『タイムストーリー おいしい1時間』日本児童文学者協会・編

2016-05-27 19:31:14 | 読書感想
1時間をテーマに、5人の作家が書いたアンソロジー集です。

5人家族の家に泥棒が入り、風邪で寝ていた妹を人質に金を要求した「オレんちの危機を救え!」
1日1時間と引き換えに千円をくれるという甘言に乗った少年の顛末「おいしい1時間」
時計修理店に1時間で直してほしいと鳩時計を持ち込んだ幼い男の子の正体と理由「ニワトリ時計」
晴人の弟ゆうまが、ジーパンのエンブレムに興味があったために晴れた疑い「ゆうまのエンブレム」
やる気のない中学生活を送っていた渡辺が、1時間千円のデートを申し込まれた「デート」

どれも面白いのですが、私は「オレんちの危機を救え!」「ニワトリ時計」「ゆうまのエンブレム」が気に入っています。
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