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イランで改革派のロウハニ大統領が再選し太いパイプを持つ日本の発言力はより大きくなる!!

2017-05-22 00:00:00 | 報道/ニュース
イランの総選挙にて、日本とも縁が深い改革派のロウハニ大統領が再選を果たしました。

5月21日12時07分にロイターが「イラン大統領選、現職のロウハニ師が勝利 開放路線継続へ」の題で次のように伝えました。
『[ドバイ/ベイルート 20日 ロイター] - 19日に実施されたイラン大統領選で、対外融和路線を進める現職のロウハニ大統領が、57%以上の票を獲得して再選を果たした。保守強硬派の統一候補、ライシ前検事総長の得票率は38%だった。

ロウハニ大統領は開票結果発表後のテレビ演説で、対外開放政策を進め、国民に自由をもたらすと強調。「選挙のメッセージは明確だ。イランは暴力行為や過激主義から離れ、国際社会との関係発展の道を選んだ」と述べた。また、改革派のハタミ元大統領への感謝を表明した。

ティラーソン米国務長官は、2期目のロウハニ政権が弾道ミサイル開発とテロリズムのネットワークを中止することを望むと述べた。イラン側はテロ関与を否定し、ミサイル開発は防衛目的だとしている。

ライシ師はイランの最高指導者ハメネイ師に近い存在で、ハメネイ師の後継者となる可能性が取り沙汰されていた。しかし今回の選挙結果により、保守強硬派の明確な旗手となる人物は不在となる。また、ライシ師の支持に回ったイラン革命防衛隊にとっても打撃となった。

投票率は約73%と高水準で、ロウハニ師に有利となったとみられる。ロウハニ師の支持者は当初、変化の遅さに失望した改革派の選挙に対する無関心を懸念していた。
ロウハニ師が勝利したことで、同政権が2015年に米欧など6カ国と結んだ核合意は守られる可能性が高い。

ただ専門家らは、ハメネイ師があらゆる政策に対する拒否権や治安当局への影響力を維持する限り、大統領が国内に大きな変化をもたらす可能性に懐疑的な見方を示している。』

一方、日本政府は安倍首相の名前でロウハニ大統領に次のように祝電を送りました。

『この度、イラン大統領選挙において再選を果たされたことに、日本国政府及び日本国民を代表して心から祝意を表します。

 この度の勝利は、閣下の掲げる国際協調路線への信任です。これまで幾度も閣下と対話を重ね、国際社会との建設的関係の構築を働きかけてきましたが、閣下が今後も中東の平和と繁栄に向けて、建設的な役割を果たされることを期待します。

 閣下と引き続き共に手を携え、日イラン関係の更なる発展に向けて取り組んでいくことを楽しみにしています。』

イランは中東の覇者を狙うと共に、工業化の遅れを取り戻そうと日本や欧米からの投資拡大や合弁事業に力を入れています。
また、北朝鮮とも「長年の付き合い」があり、北朝鮮によるイランの弾道ミサイルの開発協力だけではなく、逆にイランが北朝鮮の弾道ミサイルの開発に「試験場の提供」などをしていた過去もあります。

日本政府はイランに対して欧米との意向伝達や仲介と共に、北朝鮮との軍事関係の断絶や拉致問題での日本との連携を要請しており、それはかなりの効果を挙げつつあります。


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安倍首相の更なる指導力に期待!!


2016年9月21日に日本の安倍首相(左)と会談するイランのロウハニ大統領(右)
出典:内閣広報室


5月20日、中近東や欧州歴訪の最初の訪問国、サウジアラビアの首都理アドに到着した米国のトランプ大統領(前列左側)
出典:トランプ大統領自身のツイッター

米国にとってイランとの問題はホメイニ革命以来、長年に渡って頭の痛い、最優先事項です。


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