2015/01/10(土曜日) 晴れ
ジャンク箱の中にあったダストコアーのトランスみたいな部品を使って
インバーター(みたいなもの)を作ってみようと工作を始めた。
工作って言ったって実用になるもの作るわけではない。(逆立ちしても作れません。)
電子回路や電気のことについて基礎的なことは何も知らないので、見様見真似で
回路を組んで、どんなことになるか実験してみるだけだ。
傍からみたらバカなことしてるなぁ・・・と思われるだろうけどオイらにはそれが
楽しいんだからまぁ、いいか。
取り出したダストコアのトランス?を使ってDC5Vを昇圧してニキシー管を点灯して
見ようと実験したが、パワー不足?で完全に点灯することができなかった。
このトランスに巻かれているコイルは髪の毛よりも細い線が巻かれているので、パワーが
出ないのだろう。
コイルをもっと太い線で巻き変えてみようか?と思ったが、それに使えそうなエナメル線は
持ち合わせていない。
わざわざ買いに出かけるのは大変だ。
押入れの隅にちょっと大きめなトランスが転がっている。 40V/0.5A、8V/4A
両波整流用の端子が出ている。
もう、こんな大きなトランスを使うような工作はしないだろう。
これを壊して巻いてあるエナメル線を取り出せばいいじゃないか。 そうすれば邪魔なものが
消えて細いエナメル線も手に入るし、一石二鳥だよ・・・・・
このトランスは“E”と“I”の形をした鉄心を組合わせて作ってある。
それをコイルから抜き取れば分解できる(昔、こんなことをして分解したことがある)。
というわけでトランスを分解し始めた。
ところがこれが大変・・・・・・・
↓ 鉄心を引き抜こうとしたがきつく填め込んであって引き抜けない。
それにワニスが浸み込んで鉄心同士がくっついていて密着しているようだ。
↓ 鉄心を切断してコイルを取り出すことにした。 鉄心は外見上は7cmばかりの厚さがある。
カナノコで切断するのは大変だった。
↓ 悪戦苦闘の末、取り出したコイル。
↓ コイルを解いてエナメル線を取り出した。 これは8V4Aの巻き線。 直径2.5mmもある太い銅線だ。
これから使いたい細い銅線はもっと真ん中に巻いてあるはずだ。
ダストコアトランスに巻くコイル用の銅線は0.3かそこらのエナメル線が適当だ。
この線はおそらく1次巻き線に使っているのではないか。
コイルの中央部に巻いてあるはずだ。
あとは部屋に戻って巻きとうろ。