禁断のパンダ 上 (宝島社文庫 C た 4-1)拓未 司宝島社このアイテムの詳細を見る |
禁断のパンダ 下 (宝島社文庫 C た 4-2)拓未 司宝島社このアイテムの詳細を見る |
読み終わりました~
タイトルのかわいらしさと、今の職場である神戸の街を舞台にした設定で、耳なじみのある
通りの名前や地区がでてくるわ~♪♪と、サスペンスといえどちょっとしたルンルン気分
で読んでいたら、後半の展開にどん底な気分を味わい・・・
これは・・・わたしの今の食生活や食に対する意識の低さ、それと今日の世間一般の飽和
した食文化みたいなものに、けんかをうっているんかなぁ~って思いました。
わたしは完全KO負けです。
おばけやゾンビが出てくるホラー物もこわいけれど、食という誰にでも普通に生活に組み込
まれているものが話の中心であるから、すごく居心地わるいような、本の中と現実の切り替
えがすっきりいかないような、気持ち悪い感じを味わいながら読みました。
で、後半から最後にかけてはサスペンス+ホラーでした
神戸らしいステキなところや人、身近な場所がモデルとなっているから、その神戸での事件
の結末にいつも感じる雰囲気と大きなギャップもあり、衝撃的なイメージプラスされているかも。
禁断のパンダ・・・、人の二面性にも恐怖
シリーズもので第2弾がでているそうで、禁断のパンダでももちろん主人公であった、レスト
ラン『ビストロコウタ』を経営する柴山幸太さんが、またまた事件に巻き込まれる、『蜜蜂の
デザート』というお話。
幸太さんはとっても魅力的でよくできた方で、『ビストロコウタ』なんて探しだして絶対行って
みたいくらいの素晴らしいレストラン。もんのすごくおいしいんだよっ食べたことないけど。
なので、第2弾読もうかなぁ~って思ってます♪
神戸が舞台だし、なんてったって神戸と言えばスイーツデザートのお話だもんねぇ~
神戸にふらっと行って実際食べたくなる気分に
なりますよ。