記憶のおとしもの・わすれもの

忘れたくないこともたくさん忘れちゃうし、日々のことなんて、
もっと忘れてしまうなぁ。
大事に書き続けたいです。

ある侯爵夫人の生涯

2009年03月31日 | 映画・DVD見たよ♪
イギリスのダイアナ元皇太子妃の家系の女性の半生のお話です。
あえて、ダイアナさんの家系であるってことをアピールされていて、
ダイアナさんの人生とダブらせているような、そこばかり宣伝されて
いるような感じだけれども、その宣伝のせいだけでなく時代のせいも
あって、女性がとても生きにくい重苦しい感じのお話でしたぁ

本当に、彼女の生涯の話なんです。

17歳のジョージアナという女性が、憧れの公爵様に嫁いだのだ
けれども、公爵様は彼女を単なる跡継ぎを生む女としてしかみて
いなかった・・・。
愛をまったく感じることのできない公爵の振る舞いに、不信感ばかり
覚えるジョージアナだけれども、母親にとにかく跡継ぎである男子を
産むことだとさとされる。
6年の月日がたち、女の子を2人もうけているジョージアナ。
社交界で、政治に関心を示し、ファッションなどではみなの憧れで、
常に話題をふりまき誰からも愛されていたジョージアナだけれども、
夫の愛だけは感じることができない日々。
あるとき心を許して愛し愛される人に出会い、
人生のよろこびを感じ、新しい生き方を考え始める。
そして・・・。という話。
ここまででお話盛り上がりの前半だから、もっともっと波乱万丈
なんですよっ 今から波乱万丈というか。

夫との関係、女性であること、妻であること、母親であること、
その中で何をどう自分やまわりと折り合いをつけ、生きていける
かってことなのかなぁ

映画のコピーが
『イギリス中に愛されても、ただ一人夫に愛されなかった夫人』
です。
痛々しい、悲しくなる言葉です

見ている映像は公爵さまたちの世界や衣装は華やかで、背景は
美しく、作られた屋敷やセットなどの豪華な世界と、整えられた
庭や自然の対比みたいなのがきれかったぁ〜です。

キーラ・ナイトレイの母親姿、美しく、庭で子どもたちと戯れる姿は
なんだか絵画のようですよ〜♪

生涯、彼女はいったいいくつで亡くなられたのだろう。
調べてみたらなんと49歳で亡くなられたようです
彼女の最期の言葉というか願いがわたしには意外だったので、彼女の
考えていたこと、思っていたこと、どんなだったのかなぁ~と思います。

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く

2009年03月29日 | 本読みました♪
会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)
勝間和代
光文社

このアイテムの詳細を見る


リスクをとるって、行為も言葉もほんとうに難しい。
リスクをとる という意味を、やっぱりわたしも誤解していたし、意味を理解しよう
としている今でさえ、本当に合っているのか、その観念を正しく理解できている
のか、魂や肌レベルにまで自分の知識として理解し、これからの人生や生活に
おいて活用していけるのかちょっと不安です。

会社に人生を預けるな
預けているつもりはまったくなかったけれども、その通りです
わたしたちって知らず知らずのうちに、当たり前のようにすべてのことを、
会社なり国なり、地方自治体なり企業なりに丸投げしてしまっているというか、
預けてしまっていることに気付きました。
そう、頼りきってしまっているっ。わたしたちではないかも。わたしが!です。
よくよく考えてみれば、なんにも確約や誓約などの保証もないのに!

この経済危機における、景気不安定な中、雇用(とくに非正規雇用や新卒採用者
の減少など)という、目に見える形で今どんどん弱者と思われる方たちが犠牲にな
ったり~、消費者が消費しているだけで、企業企業に裏切られていたり。

そしてリスクを分散し、結果としてわたしたち国民に丸投げしてしまった政府。
国や企業自体がリスク管理をできずにいた結果か今の世の中なんですね
本当に今までの、歴史や原因や過程や結果を見て、考えて、問題提起を
受けとめて、わたし自身がリスクリテラシーを自分の知識とし、リスクをとる
訓練をし、それから自分の家族や友人に伝えなきゃっと感じました。

リスクとは不確実であること。その不確実であることを知っていることと
知らないことでは、対処するのにも、スピードから対策から対処もすべて
かわってくるし、加速度的に悪いほうへ行く可能性も広がるよね。
リスクの存在を知る、そして情報を集める、最悪を想定して自分を知り、
許容範囲でリスクをコントロールしながら生きていく!!って、なんだか
あつく感じました!

勝間さんの本って、読んで勉強になるし、知識やものの考え方だけでなく、
なんだかモチベーションの底上げというか、わたしにできること、頑張り
たいっ!!って思わせてくれるから、すごい!!

それにつけても、大きな女性だなぁ~。(からだじゃなく・・・)

親族法・相続法

2009年03月27日 | 大学のお勉強♪
本日より3日間、親族法・相続法のスクーリングを受けます。
前回のスクーリングでは、民法総則を受けたから、いわば対の残りって
感じかなぁ。

おりしも世間で話題の、陣内智則さんと藤原紀香さんの離婚大騒動
この話題を交えて、婚姻や結婚から離婚にいたる契約に関することや
意思の存在や表示、女性の再婚についての規制などで、話を身近な感じに
落とし込んでから、さらに民法の広い範囲をカバーしていただきながら、授業
はじまりましたっ♪

親族法・相続法=家族法と言われる法律なので、とっても身近であるのだ
けれども、かえって身近な話題だけれども法律ってことだけで、こ難しいと
いうか、もって回った言い方が気になるというか、歯にモノがはさまったと
いうか、なんだかなんだかなじみにくい感じがします
ガンバレ!!って感じ。

今日使った教科書は、教えてくださっている先生が親族法・相続法の章は
執筆なさっているのだそう。
テレビの法律相談をされていたり、新聞にたくさんのコラムを書かれたりと、
多彩に活躍されているし、おもしろい先生だなぁ~と思います。
教科書だって普通の本屋さんで販売している書籍なんだから、これ、その気に
なれば著者にサインもらえるなぁ~なんて思って、もらわないけれどちょっと
気づいた自分がおもしろかったです。
研究者のかたがたは、本とか書いたり出版したりするの、通過点のひとつ
なのかな。

あした、あさってがんばらねば

それにつけても、二人の離婚の成立、人間同士の契約だもん。
離婚に関して言ってしまえば、みんな似たり寄ったり。そんなものかしらん


最高の人生の見つけ方

2009年03月25日 | 映画・DVD見たよ♪
最高の人生の見つけ方 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

このアイテムの詳細を見る


ジャック・ニコルソンはなんてかわいいんだぁ~が、一番の感想♪
タイトル通りの、シンプルでわかりやすいドラマでしたっ。単純で
ストーリーも明快だけれど、その分ジャック・ニコルソンの強烈な
キャラクターとモーガン・フリーマンの渋さが印象深い、ドラマでした。

反対にこの2人がいなかったらさびしい、無個性な映画になっていたかも!
しれないので、さすが名優♪なんだなぁ~って思いました。

お話は、人生の終わりを知った2人の男性が、残りの人生をいかに生きるか
って話です。お金だけは有り余るほど持っているけれども、人間関係において
・・・なジャック・ニコルソンと、若いころの夢や希望を犠牲にはしたけれども、
地道に仕事や家族ときっちり生きてきたモーガン・フリーマンとの出会いと
交流と、分かちあいな話です。
いい出会いが人生を豊かにするんだなぁ~と、改めて納得

モーガン・フリーマンの家族への複雑な思いと、消化しきれた後の気持ち、
こんな風に何十年も積み重なってきた思いとかを、キレイにできたら人生
ある意味ラッキーなのではないかなぁ~。
なんだか人生の妥協とか不満、残さないよう日々ステキに生きたいけれど、
まだまだそんな境地になれていないもん。

タイトルと予告編で結末なんて百も承知だったのに、感動しましたよ
それでもやっぱり、誰かが亡くなるのは本当にさみしく悲しいって
どうしても思いますよねぇ。








にょっ記 読んだよっ♪

2009年03月24日 | 本読みました♪
にょっ記 (文春文庫)
穂村 弘
文藝春秋

このアイテムの詳細を見る



本の出合いってほんとに不思議

いつだって、どの本屋さんにだって行く可能性があるのに、その日たまたま入った
本屋さんで、たまたま目的の本と同じ階に文庫本コーナーがあって、ミステリー
小説だって恋愛小説だって、自己啓発的な本だって、いくらだって選ぶような
要素がそのときのわたしにあったような気がするのに、なんだかこの本と出合って
しまいましたっ

にょっ記という本。

穂村弘さんともわたしはまだまだ出合ったばかり。
穂村弘さんは短歌の鬼才だそうです。
この本の帯にはほんのり笑って、気づけば爆笑 短歌の鬼才が綴る現実日記
ってなってます
うんっ♪そんな感じ。さすが帯だぁ
現実ってのはちょっとうたがわしいところもあるけれども、たぶん現実です。

そのときそのときの穂村さんの日常であったり、考えていることがらや思い、
妄想、新たな発想が綴ってある感じ

わたしもそんな風に思ったり考えたりしたことあるよっ!的なものを見つけて、
クスって笑ったり、びっくりするような発想にハハハっって笑ったり、芸術家の
脳みそにバンザイって爆笑したり・・・。

とくに好きなのが何篇かあって、それは何かと言いますとぉ~・・・ってぺらぺら
読み返していたら、ほとんどが特にスキなのでしたぁ~。

次は現実入門を読もうって思っていますっ♪

解説は長嶋有さんが(解説に代えて)と、偽ょっ記を書かれていますよ。
おぉ~!!!
わたし、長嶋さんは女性だと勝手に思っていましたぁ~。
夕子ちゃんの近道読んだのに。
別に意味なく女性だと。。。



向日葵の咲かない夏 読みました。

2009年03月23日 | 本読みました♪
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾 秀介
新潮社

このアイテムの詳細を見る



最初はどうなるんだろ・・・っていうサスペンスで、ヒントが欲しくて欲しくて
たまんなくて、半分をすぎたころにはちょっとイヤな登場人物とかで
テンションが下がってしまい、最後の1/5くらいのころはもうなんだか・・・
わたし的には・・・、おなかの中までどんよりしてしまうような展開と、
設定や頭の中で組み立てていたものが、順番に崩れては建て直し、崩れては
建て直しでとっても忙しくて、あっという間に読み終わりました~。

とってもとっても忙しいし、事件の顛末や展開、そこに到ったり原因を作った
登場人物の設定や人間形成的なもの、あれもこれも気になるし全部全部
知りたくなってしまう小説でしたよっ。

小学4年生のミチオ君が、1学期の終業日に休みのS君の家に連絡物を持って
行ったところ、S君は首をつって亡くなっていた・・・。
しかも、ミチオ君が通報のため離れている間に、S君は姿を消してしまい、S君の
生死、行方が確認されないまま夏休みが始まってしまう。
そして7日後、S君はミチオ君の前に生まれ変わって現れ、ミチオ君の3歳の
妹のミカちゃんとミチオ君とS君による、S君の体探しが始まり・・・。
という話。

なんだかこうしてまとめてみたら、ミステリーアドベンチャーみたいになって
しまったけれど、ミチオ君とミチオ君の両親との関係におけるどす黒い
物や、S君の学校でのイジメ、地域作家の怪しげなおぞましい小説の正体など・・・
分かれば分かるほど、正反対なものになっていく感じです

はぁ
わたしは最後、もう読み終わりが見えたころ、夜中の1時過ぎになってしまい、
ひとりで読みきるのがイヤで寝る!という家族に無理やり付き添って
もらいましたぁ
人間の心理の行方みたいなのがもう怖くて、気持ち悪くて、夜中ひとりきりで
読むのは、耐えられなかった・・・です。

以前わたしが読ませて頂いた彼の片目の猿は、とってもびっくりの意外性満点な
結末で、その驚きがくせになる~って感じだったけれども、今回の作品もそれと
似た感じの要素も入っていて、『そうだったの?』なんて思わずページを繰って
確認してしまうところとかもあったりしたけれども、わたしはやっぱりどんなに
事件の結末がはっきりしても、どんなに最終主人公に笑顔があっても、過程を
知っているので万歳ってわけにはいかなかったよぅ


幸せの1ページみましたっ♪

2009年03月21日 | 映画・DVD見たよ♪
幸せの1ページ [DVD]

角川エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


幸せの1ページみましたっ♪
ジョディ・フォスターとジェラルド・バトラーが出演しているアドベンチャー映画で、
リトルミスサンシャインのあのキュートなアビゲイル・ブレスリンが出演している映画。
年相応に成長しているのだけれども、映画にぴったりの魅力的な女の子になっていて、
うれしい感じです。
海洋学者で無人島で暮す父親のジェラルド・バトラーとともに、限られた電気などの
文明の利器だけと、大きな自然の中で暮らしている女の子。

一方ジョディ・フォスターは世界的な冒険小説を書く小説家!!にもかかわらず、本当は
家からもほとんど出ることが出来ないひきこもりの潔癖症。

その3人の冒険の話でしたよっ!

無人島や大海原での冒険と、引きこもりの潔癖症の外出という冒険!
スケールは違うけれどもその対比とか、コミカルでおもしろいし、無人島ってだけで
なんだか心躍る楽しさですっ。

冒険映画だけれども、極端にわたしたちの発想や生き方からかけ離れたような映画では
なく、だからこそ絶対この映画!!もっともっとこどもたちにアピールする映画として
公開したらよかったのにぃ~って思いました。

わたし、見るまでこの映画は大人向けなのかと思っていました。
わたしだけの勘違いだったのかなぁ~。

子供のころから大好きな映画の一つであるグーニーズほどのスケール感ではない
けれども、あんな感じで子供も一緒に楽しめる映画だと思うのにぃ。

原題はNIM'S ISLANDってなってました。
そのタイトルのほうが、とっても見やすくて納得だったのに、ちょっともったいない
なぁ~って思います。

幸せの1ページは、ジョディ・フォスターの女性目線と、ジェラルド・バトラーの女性
へのフェロモンが注目されすぎたタイトルっぽいですもん!

こどもにも絶対見て、笑ったり元気になったり、無人島行きたい!!て一緒に思いながら
たのしめたらいいなぁっと思いましたよっ

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと 見ました♪

2009年03月17日 | 映画・DVD見たよ♪
試写会が幸運にも当たり、行ってきましたっ♪
今回ははじめて、『ありがとう!浜村淳です』のありがとう名画試写会が
あたったぁ~!!
いつもの試写会より、ありがとうを聞かれている人の層がそうなのだろうけれど、
男女比や年齢層が違っていて新鮮な感じっ♪

で、映画は今回の試写会のようにいろんな年齢の人にぴったりの、みんなが
うれしくなったり、一緒に笑ってしまったり、それで、だからじーんってしたり、
いとおしく感じられる映画でしたよっ

マーリーって犬の名前です。
赤ちゃんのラブラドールを格安値段で譲り受けたジョンとジェニーと、マーリー
の話です。
新婚夫婦であるジョンとジェニーが、新生活を送っている中で、ふとジェニーの方が、
そろそろ子供?って思い、その時ジョンはまだ早いかも?っと感じてしまいます。
で、犬を飼うことでその準備をしようってジェニーに提案します。それで、見つけた
のがマーリー!
この子がそりゃ、格安にもなるわ!!ってほどの問題児で、家具もドアも床も
食べ放題!
リードなんて役に立たない馬鹿力と、空気を読まない暴れっぷりで犬の訓練士にも、
大の犬好きにも嫌われる始末
でも、どんなときもマーリーは変わらず、存在し続けて・・・。
ジョンとジェニーの流産と、そのあとの妊娠と出産、家族が悩むときも大変なときも、
もちろんウレシイときも喜びも、マーリーはいつも一緒でみんなのそばにい続ける話。

ほんとは動物ものの映画はあんまり見なくって、今回は大好きなフレンズ
ジェニファー・アニストンが出演するから楽しみにしていたら、思わず犬好きに
なってしまいそう
というか、幼い頃のお友達も飼ってるじゃん!というのりではなく、生まれて始めて
飼ってみたいかもって思いました。
バカ犬でも、愛があればイイ!!って本気で思ったぁ~
動物ものだから、なにか奇想天外な展開があるわけでなくて、ふと、こういうのを
求めるときもあるなぁ~って気づきました。

映画のチラシを頂きました。
とてもステキなマーリーと、横にコピーが載ってるよ。
キミも、ちゃんと幸せでしたか。です。
涙がでてしまうけれども。いいなぁ~

もちろん、ジェニファー・アニストンいいし、長男の男の子も最後とてもよかったぁ~。
まさしく、動物と子供と+キイレイなお姉さんには勝てないなぁ~って映画ですっ

CREA 読み込み中♪

2009年03月12日 | 本読みました♪
CREA (クレア) 2009年 04月号 [雑誌]

文藝春秋

このアイテムの詳細を見る



井川遥さん好き~
釈さんのときも書いたけれど、ほんとある時から急に彼女の存在から目が離せない
というか、気になって気になってあこがれです。

なんか、存在の質感がスキです。キレイだけどピンって張り詰めすぎてなくて、心地
イイ感じがしますよね。

って思っていたらやっぱり、10年前には男性ファンの癒しだった井川さんだけれど、
今はとても女性に共感を得、人気があるって書いてありました。

彼女の今、女性として生きている感じがぽつぽつと語られていて、写真が載って
います。
うん♪キレイです。

テーマが年齢不詳の女になるで、井川さんを代表に、永作博美さん、原田知世さん
やほしのあきさんや、大地真央さん!!!のグラビアとインタビュー

大地真央さんは、生活感もないしでもそれが大地さん!って感じですよね。

まだぱらって見ただけだから、読み込まなきゃ

それに井川さんと双璧で、今月のCREAを買う決意を後押ししてくれたのが、
なんといっても勝間和代さん監修の『断る力』強化BOOKの存在
買い甲斐あるぅ~

ストレイト・ストーリー みたよ♪

2009年03月11日 | 映画・DVD見たよ♪
ストレイト・ストーリー [DVD]

ポニーキャニオン

このアイテムの詳細を見る


なんだかようやく気付いたけれど、映画の中のご年配の方々の物語って結構好き
なのだと思います
って言っても、すぐに思いつくのはカレンダーガールと、ドライビング Miss デイジー
くらいなんだけど・・・
あの、長年生きてきたからこその、周りには時に受け入れてもらえないような思い込み
や頑固さがいいんだなぁ~って思います。
しょせん他人事だからと言えばそれまでだけれども、人生いろんな道歩んできた
それぞれの味わい深い理由をひっさげて、頑なにわが道を行く姿はなんだか微笑ま
しくていいなぁ~と思うのです。

で、このお話は73歳のおじいさんのお話。
アイオワ州のローレンスという町に住むアルヴィン・ストレイトさんが、10年前に
仲たがいをし絶縁状態にある兄が心臓発作で倒れたとの知らせを受け、トラクターで
200キロ離れた兄のところへ向かう、ロードムービー
トラクターだからもちろんスピードも時速8キロしか出ず、周りのみんなに反対されたり、
親切な人に送って行こうと声をかけていただいたりするのだけれど、車の免許は持って
いないが、自力で兄のところを目指すと決意をしてしまった、アルヴィンさんの
ストーリーなのです

見始めて想像していたのは、どのくらいで着くのかな?ってこと。
明確な答えを最終的にくれるわけではないけれど、その途中経過はわたしの想像外
だったので驚いたぁ~
その道のりで、人生教訓みたいなのを語ったりもして、それはそれで力強いものなの
だけれども、アルヴィンさんの表情や風格からそういうの滲みでてるから、じいちゃん
の強さに男らしさみたいなのも感じます
なんか芝居とは思えない、アルヴィンさんの生きっぷり
あと、ハラハラドキドキして忘れられないシーンは、火事演習をしているところを通り
かかる坂のシーン
あと、じいちゃんの頑固が生むちょっとした微笑ましい出来事
素敵なシーンたくさんだぁ。
まさに芝居とは思えないアンヴィン役のリチャード・ファーンズワースさん。
そして結末へ。じんわりしっかり、受け止めたくなる映画だなぁと思いました♪

ほんとに理解するのは、また、違うタイミングで年齢を変えて観たときかもしれない
です
また、ふと将来のわたしにまた観てほしい映画かなぁ~


監督さんは、デヴィッド・リンチ!驚き!