konaki。

年寄りの好き勝手。

私の模型作り方と製作ブログの方針

2015-06-26 19:01:31 | アシェット 週刊 NISSAN ハコスカ

リッカム さん から頂いたコメントが良い機会ですので、
沢山の方にご覧頂いている今のうちに仰々しく語ってしまいます。。。
(便宜上カテゴリーはハコスカにて)



まず改めて頂いたコメントの中・・・
「・・・これって結局見えなくなるパーツじゃないでか?別に雑に作ってもいいのではないのかと思うのですが・・・」

その通り!です。
だが、BUT、しかし、
「マニアの血が騒ぐ」というのではなく、
「せっかく作るのだから」と言う気持からです。

昔話になりますが私がプラモデルを作り始めたのは小学校低学年、
昭和40年代、文房具屋さんでプラモデルが沢山売られていましたが、
自分のお小遣いではなかなか買えるものではありませんでした。

それでも安価なプラモデルでも買ってもらった時は我慢できず直ぐに組み立てたものです。
※当時はちっちゃな歯磨きチューブ(ラミネートではなく鉛?)みたいなものに接着剤が少量入っていて、
   開封すると数時間後には口が固まってしまう事も影響したかも?

もちろん工具も塗料も、そして知識もないので、
パーツをランナーからもぎり取っては接着剤でくっつけていました。

そんなある日、母の友人の家に遊びに行った時の事、
その家の兄弟(二人とも私より少し年上)と一緒にプラモデルを組み立てる事になり、
彼らはニッパーなど工具を使って、自分には考えも及ばない位丁寧に組み立てていて、
完成したものは当然綺麗で感動した事を今でも覚えています。

もちろん当時は工具を揃える事はかないませんが、
それでも「ボンナイフ」やはさみを駆使しながら丁寧に作る事を心がけました。
(・・・といっても失敗の連続でしたがxxx)

そんな経験から今でもやっぱり「せっかく作るのなら綺麗に作りたい」と思っているのです。

時代が流れて今やプラモデル自体やその製作に関する工具、
作る人の技術も進歩著しいので正直ロートルな私には辛いものがあるのですが、
それでも「楽しく作る」が信条です。

さて本題。
プラモデルを作る人は「いざっ!」と覚悟を決めて作り始めます(ちょっと大袈裟?)が、
分冊百科は広く大勢の方が「購読」するのでそのスキルは様々。

故に図解の「組立説明書」ではなく「組み立てマニュアル」という読み物にしてビギナーにも判りやすくし、
パーツも「扱いやすく」設計されていると思います。

なので私も基本は「素組み」(本来はプラモデルを追加加工などせずに組み立てる事で、
パーティングラインやゲートカット跡の成形は含みません)ですが、

それでもちょっとした「コツ」で更に綺麗に作れる事があります。

なので、本来はそんな事を盛り込みながら記事にしていこうというのが私の製作ブログの趣旨です。

とはいえ、折角作るスケールモデルなのでより格好良くしたいのも確かで、
そのためには自分の持てる力を最大限発揮しながら他の方の作例を大いに参考にして作りますが、
これはあくまでオプションだと考えているのでブログでも「号外」としたり「工作」として勝手に区別しています。
(例えばハコスカのエアバルブキャップなどです)

と言う事で、私の製作ブログは「ベストではなくベター、おまけもあるよ」みたいな。。。
そしてより多くの方に「模型作りって楽しいね」と感じて頂けたらいいなと思っています。

長々と失礼致しました。


konaki

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブログ趣旨 (克ちゃん)
2015-06-26 21:01:04
初めまして。
毎日更新を楽しみに訪問させていただいております。
KONAKIさんよりは一世代後の生まれですが、それでも買ってもらったプラモデルを早く、そして自分なりに丁寧に工夫を加えながら作ってき自分にとって、今回のお話はとても共感したものですから、コメントを書かせていただきました。
私自身ブログを開設しておりますが、独りよがりでマスターベーション的な内容に終始してしまっているので(心の片隅には楽しく工作してもらうための一助に・・・なんて思ってはいるおのですが)、自分自身、ブログの趣旨なるものを再考させていただく良い機会をいただいた気がします。
アップしていませんが、Z、ハコスカともに購読していますので、Konakiさんの記事は本当に楽しみです!
どうぞご自身のペースでネタをご教授いただければと思います。
返信する
同世代ですね (リッカム)
2015-06-26 22:31:14
konaki様
迅速なお答え有難うございました。私も小学生のころ怪獣物やサンダーバードーシリーズなどのプラモデルをぐちゃぐちゃにしながら作っていました。あの頃のアオシマの車シリーズは手におえませんでしたね。
又的確なアドバイスお願いします。
返信する
模型製作 (Atsukim)
2015-06-26 23:21:33
とても共感出来ます。
それこそお金さえ払えばプロ作製のミュージアムモデルも手に入りますし、そこまで行かなくても、例えばこのGT-Rだって制作代行業者に頼めば数万円で作ってもらえますしね。

やはり、組み上がっていく過程のワクワク感が模型制作の醍醐味だと思います。

ただ、まだアシエットから4・5号が届かないんでワクワク感ないんですけど(苦笑

エンジンはもう一組買って完成後の本体と並べてディスプレイしなきゃ行けないのかな~とか考えたり、次号の予告を見ながら制作手順をシミュレーションしてる時が楽しいですね。
返信する
> 克ちゃん さん (konaki)
2015-06-27 10:22:03
共感を頂きホントにありがとうございます。

ブログを拝見させて頂きました。
TOYOTA 2000GT (通称トヨニ)への拘りが素晴らしいですね。
この1/8ボディは何かオートアートの1/18ボディをそのままスケールアップしたような感じで、
肉厚の極端に厚い部分が見えるのでかなりの重量なのでではないですか?

またMP4-23、凄くかっこよく完成されましたね!
私も製作しましたがこの頃はまだブログを始めていなかったので、
一人黙々と作っていました。(^^;)

2012/12/3 の「完成しましたぁwww」のなかで、
「分冊百科のデメリット」について書かれていますが、
「やっぱりそうですよね~」と共感しました。

でもそのデメリットをアシェット(のフェアレディZ)は、
本誌の他の記事の充実で補っていると感じています。

また創刊号付属のDVDはとても貴重な映像でとても興味深く、
市販品流用とは異なるので凄く得した感がありました。

おっと、またまた長っ話しになってしまい失礼しました。

今後ともよろしくお願い致します。
m(_ _)m
返信する
> リッカム さん (konaki)
2015-06-27 10:28:53
コメントのレスが記事に、
また何とも堅苦しいタイトルになってしまいすみませんxxx。

でも、私にとって「なんでブログやってるの?」を改めて考える良い機会になりました。

本当にありがとうございました!
返信する
> Atsukim さん (konaki)
2015-06-27 10:45:13
分冊百科モデルはプラモデルやミニカーと比較されますが、
生物分類的に考えるとそれぞれ種族が違うように思っていて、
故にそれぞれの楽しみ方があるのかなと。。。

そして分冊百科は「毎号毎号楽しみにする」ことが出来るので、
やっぱり定期刊行物ですね。。。

故に「積ん読」しておくとエラいことにxxx。
今のフェアレディZがそれです。 (^^;)
返信する

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