旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

嘉儀公園の「ニセ贔屓」、嘉儀野球場。夜は「林聡明沙鍋魚頭」へ。

2024-03-25 13:38:23 | 台湾
目なんか丸く線を入れただけ。

↑海に落としたホンモノの代わりの即席製作されたニセモノだ↑
↓下の台南にあるホンモノたちと比べるとその差は歴然↓


※2019年の台南のブログにニセモノがつくられた経緯を書きました
↓後ろも雑なつくりの「ニセ贔屓」

※こちらにも「嘉儀」の街の由来となった話と共に書きました

*「ニセ贔屓」のある嘉儀公園には1918年(大正七年)に建設された嘉儀球場がある。

1998年に拡張されて12000席となった。
嘉儀の野球場が有名なのは「KANO」嘉儀農業高校のおかげ

1931年(昭和六年)の高校野球で決勝までいった。

映画は大ヒット。

1931年の高校球児のメンバーの名前がずらりと掲げられている↓

日本人(日人)、台湾先住民族(原住民)、大陸からの中国人(漢人)↑民族混成のチームである↑
↑全員が日本人としてのの名前を与えられているのは現在の視点からは問題に見えるが、映画の中で監督はこのように言う。
「蕃人(先住民)は脚が速い。漢人は打撃が強い。日本人は守備に長けている。三者のよいところをひとつにすれば、理想的なチームができる」※スポーツ雑誌NumberのHPにリンクします
民族ごとの特性というのは確かにある。それを上手に発揮できる環境をつくれば物事は成功する、ということなのだろう。ただ、こうした民族特性への思い込みは、ともすれば民族による職業隔離につながってゆく。


**
ホテルに入る前にスーパーでお買い物タイム

「ほんだし」のホタテ味はみたことがなかった↓

ドライマンゴーなどお買い得?

ホテルにチェックイン。
歩いて夜市に向かう。

「KANO1931」の公開にあわせて2014年に設置された、投手呉明捷の像

ライトアップがはじまっていた

★林聰明沙鍋魚頭は「砂鍋(=土鍋)魚頭」という、台湾の鍋料理の店。

三代続く、嘉儀で最も人気の食の店と言ってよいだろう。

予約をとらない。店の前は常にひとだかり。

↑イートインかテイクアウトか↑

我々はイートインのメニュー↑

番号札をひく↑待つ間にチェックしておく。


一時間ほど待って電光掲示番号がでた。

チェックしたオーダー表をみせて↑まず料金を支払う。
つまり、席で追加オーダーとかは、できない。

支払いをしてから
口頭で番号を呼ばれるまでさらに十五分待った。

店内はけっこう広く、外の混雑とちがってゆっくり食事ができる。

みんな大テーブルで中華料理らしい食べ方。

↑これがお目あての魚スープ

↑嘉儀名物の七面鳥ライス
※表記は「鶏肉」だけれど、嘉儀では七面鳥をつかっているのだそうだ。

↑こちらは別の鶏肉ごはん専門店↑次回はこっちでも食べてみたい

林聡明の魚スープ店は嘉儀に四店舗あるだけ。
品質への徹底したこだわりを三代守り続けている。

↑ビニール袋に入れたテイクアウトもあるけれど、
やっぱりお店で楽しみたい(^^)
予約をとらないから団体ツアーの予定表に入ることはない。
《手造の旅》で次に嘉儀に泊まったら、
一時間待ってでも入ろうと思います。



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