《手造の旅》南イタリアで最後の滞在都市にポリニャーノ・ア・マーレを入れるのは、海に突き出したその佇まいが独特だから。
上の写真はいつも泊まるホテルの朝食ダイニングのテラスから。
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美しい街なのだが、大型バスが楽に入っていけるとはかぎらない。特に到着した日は日曜日の夕方。交通規制が敷かれている→ドライバーのサルバトーレさん、がんばってくれましたが…ここまで スーツケースをしばしガラガラひっぱって、海岸へ出る。「ボラーレ」の作者であるドメニコ・モドゥーニョの両手を広げた銅像もある→ホテルはそのすぐちかく。荷物をおいてすぐ、夕暮れの旧市街を散歩に出た。
古代ローマ、トラヤヌス帝が敷設した街道が通っていた海岸がすぐちかく。
次の写真は新しく(たぶん19世紀初め?)建設された道路を、それ以前の(中世にはあったと思われる)古い橋から見あげたところ→
旧市街へは、かつてここが唯一の入口だった→
いっきに世界が変わる。それにしても日曜の夜は人出がすごい「何かのお祭りですか?」と地元に住む人に訊ねたが、日曜の夜はこんな感じなのだそうだ。季節も良くなってきたし、夕暮れを歩くのが気持ち良い。
←「いっしょに写真とってぇ~」ここはアジア人観光客はまだまだ少ないので、我々もスマホ写真のターゲットになってしまう。