冬の庭

陽気に誘われて庭に降りて ばいもの芽立ちを発見。

毎年
まだ寒い中での 貝母の芽立ちはとても嬉しい。

ひいらぎなんてんの黄色の花。

こちょうわびすけの 愛らしい花。

植物は 冬眠していると思いきや 春への準備を怠りなく 営んでいることを思う。

おばあちゃんとメジロ

この頃 メジロがしきりにやって来る。

みかんを置いてやりたいのに みかんを切らしていた。

おばあちゃんもメジロも みかんが大好き。みかんがほしい。

やっと 昨日買ってきたので 早速みかんを置いてやる。




部屋の中から ガラス越しの写真だけれども 美味しそうに食べてるでしょう!!

おばあちゃんもメジロも みかんで満たされて 他にほしいものは何もない。

赤いバイエル

受話器を取ると エリーゼのためにのメロディーが聴こえてきた。なんども 何度も 右手だけの優しい音。

先生 聴いて下さいますか？ 母がピアノのお稽古を始めたのです。

お母さんは お嬢さんの幼い時から音楽の道に進むまで ずっとレッスンに付き添って下さって 毎日のお稽古を大事に守って 声かけをしてくださった方。

ご飯は毎日食べるでしょう。お稽古はご飯と同じよ。お稽古をしないと 音楽は やせっぽちの病気になるのよ。
こちらの 昔の言葉を 今も覚えていて下さる方。

おかあさんからは 私は赤いバイエルだけで 黄色のばいえるには 進めませんでした。と何度もうかがっていた。

右手だけから二週間の昨日……母が今お稽古していますからの電話。

エリーゼのためにが 両手でおしまいまでたどり着いている。

嬉しい。

びっくり…… 良かったねぇ。

毎日二時間の練習をして 先生のお宅で弾くのが今の目的と聞く。

赤いバイエルが エリーゼのためににつながったことが素晴らしい。

カンレキを迎えられたお母さんは…

偉い。 立派。

寒いからピアノ

一年で もっとも寒さが厳しいこの頃…

昨夜は予報通りの強風に
雨戸はガタガタ音をたて雷鳴も聞こえた。

今日は 雪が舞う日だった。


それでも 日がすこしずつ長くなっていて 雨戸を閉める時間が遅くなって
春に向かっているのも分かる。

寒いから ピアノが弾けたと言えるようにしよう。

おやき

そば粉が冷凍庫に少し残っている。

計ってみたら50グラム。おやきにしてみましょうと 思い立つ。

50グラムのそば粉に たまご一個
水100CC 長芋の使い残したもの5センチ位もすりおろして 混ぜ合わせて
フライパンで薄焼きにした。

薄焼きにしたのを いろいろな味で食べる。

バター、チーズ、リンゴジャム、栗きんとん、ピーナッツバター、



飲み物は 温めた牛乳 そしてそれから日本茶。

戦中 戦後は 粉を焼いたのを
ふなやきと言っていたのよ。今はなんと言うのかしら？
たまごも 砂糖も手に入らないとき どんなにして食べていたのか 覚えていない。

そば粉を焼いたのを ガレット。それを薄く焼いたのがクレープ…息子から教わる。まあーそうなの？

おばあちゃんは おしゃれな名前は知らない。でも 美味しく食べる方法は知ってるよ。