マーケットで苦瓜が目に入った。
小さいけれども新鮮。 一本90円。
息子が「ゴーヤチャンプルー」を作りましょうか？と言う。
息子が作ってくれるのは
手早くてとても美味しい。豚肉 ゴーヤ 豆腐 たまご。
味付けは かつおと醤油。
もう一本の苦瓜を 油で炒めて砂糖 みその味付けは
むかし昔から親しんだ 苦瓜のあぶらみそ。
ゴーヤを「苦瓜」と言いたいおばあちゃん。
ビールのアテは そら豆の塩茹で。
おじいちゃんが大好きだったそら豆が、息子も大好き。
そら豆の季節が終れば 今度は枝豆ですね。
色づいた紫陽花に、むらさきつゆくさ
そこに小鳥の美しいさえずりを聞きながらの
朝食前の草取りになった。
息子が「ルリヒヨドリよ」と言う。
小鳥が瑠璃色だから「るりひよどり」
海辺が好きだから 「いそひよどり」とも言うよ。
まあー 小鳥のきれいなおしゃべりは続く。
さえずりではなくて 楽しいおしゃべりでしたよ。
こちらが動いたら逃げていきそうで
草を取りながら聞かせてもらった。
毎日でも 時々でも来て欲しいお喋りでした。
家の中に居たら聞こえないのかもしれない。
草取りのご褒美だったのね。
「愛しい５月お前はまたやってきた」
シューマンのユーゲントアルバムの曲。
毎年 ５月には弾きたくなる曲。
小さな曲なのに簡単ではない。
きれいで良い気持ち ５月の風を感じる曲。
５月も残り少なくなりました。
もう20年くらい前のこと 教え子の正子ちゃんからの
ご招待で 北海道のご自宅にお邪魔しました。
愛しい５月ではなくて 愛しい６月の北海道の新緑に
花々。忘れられないものになりました。
シューマンの愛しい５月の世界そのものがありました
今年の北海道は花が早くて 今は庭のクレマチスが盛りで
これからルピナスの花ですよ。正子ちゃんからの
電話の便りでした。
雨あがりの庭に「こばのずいな」が沢山の花を
見せてくれているのにびっくり。
5~6月はこばのずいなの出番。白い花も美しい。
秋の紅葉も美しい落葉低木。
茶花に使える花で 茶道の先生から頂いたもの。
地下茎でどんどん増えるので 芽立ちが見えると
切り取っていたけれども 庭いっぱいをこばのずいなに
するのも 面白いかも。
指定席で 清楚な花を沢山みせてくれている
「どくだみ」も有難い花。
「らんまん」で今年のドクダミは 子供達にも見えている
ことでしょうね。
さつも芋の「鳴門金時」が堅くて包丁が入らない。
おばあちゃんの力ではお芋が切れない。
息子に頼んで切ってもらった。どんなに切りますか？
堅いけれどもこんなのがおいしいのよね。
今夜はお芋ご飯をするつもりよ。
お芋ごはんように切ってくれて、息子は仕事にーー。
夕方 おばあちゃんは 1合半のお米を洗い
塩加減をしてスイッチオン。
帰宅した息子が お肉を焼き 付け合わせの野菜をいためてーー
美味しい夕食に。美味しいお芋ご飯を
二人で食べて
明日の お弁当もお芋ご飯にしましょうね。
良いですよ。ーーそこまでの心づもりーーでした。