FROM EDITOR・・・・・

航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

世界の傑作機No.175はきょう発売です

2016-09-30 08:00:59 | BLOG×記事


総じて無骨な印象を受けるWWⅡドイツ軍用機のなかにあって
ひときわ流麗なアウトラインをもつフォッケウルフFw 200。
それもそのはず、開戦前本機はニューヨークとベルリン間の
大西洋航路や欧州各国を網の目のように結ぶ国際航路に
就航予定か、またはすでに就航していた旅客機だったのです。
一転、第二次大戦開戦後は大きな爆弾搭載量と航続力が買われ
爆撃機、哨戒機に転用されて大西洋の輸送船団攻撃へと投入、
まだ制空権が安泰であった大戦前半には大きな戦果をあげ、
輸送船乗組員らは静かに忍び寄るその姿を怖れたのでした。

本邦初のFw 200の本格的解説書となる本号では、
こうしたFw 200の開発から戦前の旅客機としての活躍や、
爆撃・哨戒機としての運用やそれらの装備などを詳細に解説。
さらに、ドイツ航空機メーカーの名門フォッケウルフ社の
創業秘話やFw 200を用いた総統専属の飛行中隊の紹介など、
読み応えのある興味深い記事を満載してお届けします。
ぜひお近くの書店さんかインターネットショップにて
お買い求めくださいますようよろしくお願い申し上げます。



というワケで、今回も悲哀のボツカバーイラストをご紹介します。
なお、上段右は晴れて採用になったカットです。ご覧ください。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『2050年 宇宙エレベーターの... | トップ | 今週末はレッドブル・エアレ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ま、待ってましたっ (みやとん)
2016-10-03 18:56:06
約1年半振りコメント致します。5年以上前から待ち望んでいたFw 200、ロシア機といい最近の「世傑」は「ツボ」を押さえた特集で誠にGJであります。ドイツ機はいつか飛行艇のBv 222を特集お願い致します。そう言えば、30年近く前の「航空ファン」の6月号か7月号の人物と航空機のコラム記事で「カール・デーニッツとBv 222ヴァイキング」がありましたね。其れでは頑張って。F-35Aの空自配備楽しみであります。
返信する
Unknown (正満)
2016-10-06 20:26:37
『世界の傑作機』にイタリア機、フランス機が出る日は来ないのでしょうか。FW200なんかよりイタリア戦闘機のほうが売れると思うんだけど。フィアット、マッキ、レッジアーネで3冊は出せるでしょ?
返信する

コメントを投稿

BLOG×記事」カテゴリの最新記事

カレンダー

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

バックナンバー

プロフィール

プロフィール画像
自己紹介
毎月21日発行の月刊誌『航空ファン』、奇数月30日発行の『世界の傑作機』は共に文林堂の定期誌です。このブログでは、編集部による耳よりな情報を随時発信していきます!
  • RSS2.0