F1日本グランプリの決勝前セレモニーでF-15がフライバイ

三重県の鈴鹿サーキットで10月5日～9日に開催される
「2017 FIA F1世界選手権シリーズ第16戦日本グランプリレース」の
決勝レース前セレモニー（8日）で、航空自衛隊第6航空団（小松基地）のF-15J 4機による
飛行展示が実施されることが決まりました
（ちなみに国歌独唱はクレイジーケンバンドのボーカル、横山 剣氏が担当）。
http://www.suzukacircuit.jp/f1/event/racing.html#Flying



世界を転戦するF1グランプリは国家的イベントであり、
アクロバットチームをはじめ各国の軍用機によるフライバイが
セレモニーとして行なわれることも珍しくありませんが、
鈴鹿サーキットでは第1回の1987年大会で同じく第6航空団のF-15、F-4による
航過飛行が計画されたものの、天候不順のためキャンセルとなっており、
以来こうしたフライトは実現していませんでした
（過去の鈴鹿を見ると、1996年のフォーミュラニッポン初戦ではブルーインパルスが飛行。
また、F1グランプリとしては2007年に富士スピードウェイで開催された際に
ブルーインパルスが展示飛行を計画していたものの、
これも悪天候でキャンセルされています）。
30年越しに今年のF1日本グランプリでのフライトが実現することに、
期待したいですね。

追記
8日には、F-15に加えて陸上自衛隊ヘリコプターによる飛行展示も
実施予定であることが発表されています。