本日5月16日10時過ぎ、米海軍横須賀基地からFDNF(前方展開海軍部隊)空母、
USSロナルド・レーガン(CVN-76)が出港しました。
同艦は約9年にわたるFDNF空母の任を終え、
今回の出港中、レーガンはUSSジョージ・ワシントン(CVN-73)と交替、
アメリカ本国に戻ってRCOH(核燃料棒交換および大規模オーバーホール)の
サイクルに入る予定です。
艦上には、最後の横須賀出港を見送りにきた
ラーム・エマニュエル駐日米国大使も現われました。
大使はスピーチで、米海軍で唯一前方展開配備される空母で勤務に就く乗員への
激励・慰労の言葉に加え、横須賀に配備される空母への日本政府や地域の理解、
協力への謝辞を述べ、横須賀の空母が日米のみならず
インド太平洋地域の安定に寄与していることを強調しました。
なお、6月号の日米親善よこすかスプリングフェスタでも紹介した
ハンドリング訓練用のF/A-18A
(記事内でF/A-18Cと書きましたが、正しくはA型でした。訂正してお詫びします)
は横須賀で留守番となり、埠頭に陸揚げされていました。
夏以降に再配備されるジョージ・ワシントンの艦上での訓練に使われることになるようで、
その際にはおそらくマーキングも変更されるでしょう。