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『航空ファン』の7月号の編集は無事終了、来週月曜日、5月21日に全国の書店で
発売になります(一部発売の遅れる地域もあります)。
今月の特集はF-16ファイティングファルコン。4月3日に通産4,500機目の機体が完成、
モロッコ空軍に納入されたのを契機に、その歴史を振り返ります。
三沢基地や在韓米軍にも配備され、比較的身近なのにいまひとつ存在感の薄いF-16ですが、
この4,500機という数字は現代の戦闘機としては驚異的な生産数。
超音速ジェット戦闘機のジャンルでみると、ベトナム戦争で名を馳せた旧ソ連製の
ミグMiG-21フィッシュベッド、アメリカのマクダネル・ダグラスF-4ファントムの
東西2大ベストセラージェットファイターに次ぐ、史上第3位の機数で、
いまなお米空軍の戦闘機の半数以上をF-16が占め、世界の多くの国々で使われています
(さらに今後も生産がわずかながら続く予定)。
もとは米空軍の主力戦闘機F-15のサポートのための軽戦闘機として開発が始まった機体が、
どのようにしてワールドファイターへと昇りつめたのか、その足跡をたどるほか、
米空軍(バーモントANG、テキサスANG)、ポーランド空軍の最新の空撮取材を含む
迫力写真で同機の魅力に迫ります。
そのほかにもレッドフラッグ12-3、北朝鮮“弾道ミサイル”発射への日米の対応を
追ったフォトリポート、ゴールデンウィークに行なわれた厚木、岩国、鹿屋の
航空イベントといったカラーページ、JALのボーイング787ボストン線就航リポート、
リノ・エアレース事故からの再生に向けたNTSBの記者会見と提言書、各種連載など
読み物もいつもどおりボリュームたっぷりでお届けします。
第三位」は違うのでは?
超音速ジェット戦闘機のカテゴリーとしては・・では?
単なるジェット戦闘機ならF-86(8,000機以上)
も入りますよ。
ご指摘ありがとうございます。おっしゃるとおりですね、「超音速ジェット戦闘機」が正しい表現でした。上記文中を訂正してお詫びいたします。
航空専門雑誌として情けない。
ポーランド空軍機の空撮は良かったです。
ご指摘、ありがとうございます。
MiG-23、-27は単発ジェット・エンジン機です。思い違いと校閲ミスのまま、お伝えしてしまいました。
また、生産機数について、MiG-19を2,172機に訂正、第二次大戦爆撃機の項に入れるべき、約1万8,500機生産されたコンソリデーテッドB-24リベレーターを見落としていました。
合わせて訂正し、お詫びいたします。
感想ありがとうございます。とくに今月号から紙質が変更されたということはありませんが、階調に関してはカメラマンから提供されるオリジナルデータによっても大きく変わってきてしまいます。そういった一部の写真が気になったのかもしれません。
階調についてはもともとのデータによるところが大きいものの、色調や印刷については、毎号印刷会社ともミーティングをもってよりよい結果が出せるように研究を続けています。いただいたご意見を反映して、きれいな写真をお届けできるように努めたいと思います。