今朝も上層雲が広がっていたが昨日よりは厚い。そのせいか太陽が出てからご覧のような達磨のような太陽が見られた。どっちが本体かはにわかには判じがたい。おそろらく下の丸い光が太陽の本体だと思う。見ようによっては扇形に伸びた太陽柱とも見える。もう少し雲が薄ければ太陽柱として見られたのかも知れない。
今日の午後3時半頃に頭上に出ているのを人に教えてもらった。それにしても見事な環天頂アークであった。2年前の6月にも同じ場所で見たが、もっと淡かった。上層雲の氷晶が太陽光を分光してできる現象だそうだ。「空の色と光の図鑑」(草思社)によれば地上に水平に浮かんだ六角板上の氷晶に太陽光が入射し46°の角度で出た光線が環天頂アークをつくるのだそうだ。同書の説明はかなり簡略化して書かれているが、理解するのが難しい。しかし分からないままに考えるに、同書の説明図では、環天頂アークは地面に水平に円弧を描いており、屈折角の関係で見えるのが太陽側の半孤となっているが、アークの中央が最も明るく明瞭なのに対し孤の両端に行くほど不明瞭になっていることから、円弧は地面に対し傾斜しているのではないかと思ったりしてしまう。
このヒガンバナの退色の程度は普通なのか?次々に開くヒガンバナに惑わされ、一つの花の開花から萎れるまでをじっくり見ていないので何とも言えない。
グリホサートなどの除草剤がかかると、ヒガンバナの花は矮性化し白とまでは行かないが強い退色にみまわれることは分かっているが・・・
グリホサートなどの除草剤がかかると、ヒガンバナの花は矮性化し白とまでは行かないが強い退色にみまわれることは分かっているが・・・
彼岸の中日を過ぎ、我が家の近くではヒガンバナの赤い花が目立ち始めた。毒々しいほどの赤い色であるが、開花しばらくすると退色が目立つ株がある。また、すらっと伸びた雄しべの先端の葯は開花して1~2日ほどすると黄色くなる。たぶん花粉が出てくるのであろう。ヒガンバナはバナナと同じで3倍体なので種はできないが、花粉はきちんとできているようだ。近いうちに葯の拡大写真を撮ってみよう。
今日の17時頃車で帰宅途中に、西の空に浮かぶ幻日に気がついた。あいにくカメラを持っておらず、急いで自宅に帰りカメラを持ち河口に出て撮影した。右端の真ん中あたりの明るい点がそうである。その上に淡いが弧状に虹が出ているのがお分かりだろうか?明るい点と虹の欠けらを合わせたのが幻日なのだ。
今年になって幻日を見るのは2回目だ。前に見たのは先月21日。前回は左に出ていたが、今回は右だ。
今年になって幻日を見るのは2回目だ。前に見たのは先月21日。前回は左に出ていたが、今回は右だ。
今朝3頭のヤママユに出合った。羽の横幅は17cmもあった。3頭ともうずくまったようで、触れても逃げようとしない。動いたとしてもうまく飛べないようだ。ホタルとおなじで成虫になると、生殖をすますと命を終えるらしい。写真は立派な触覚を持つ♂である。
この繭からとれる天蚕糸はとても高価なのだそうだ。
http://www.iip.co.jp/zukan/mushi/23.html
この繭からとれる天蚕糸はとても高価なのだそうだ。
http://www.iip.co.jp/zukan/mushi/23.html
大陸から台風14号へ風が吹き込んだからか、朝から北よりの風が吹いた。そのせいで空気中の塵が払われ、夕方は久々に四国の山々がよく見えた。写真矢印が四国第二の高峰剣山(1955m)だと思う。剣ということから、険しいイメージがあるが、カシミール3Dで鳥瞰してみると、なだらかな尾根にちょっぴり頂上が突き出ている感じである。北アルプスの剣岳に比べて拍子抜けする姿である。
剣山の姿はhttp://www.kansai.gr.jp/KansaiWindowHtml/Travel/Japanese/000082.htmlで見ることができる。
剣山の姿はhttp://www.kansai.gr.jp/KansaiWindowHtml/Travel/Japanese/000082.htmlで見ることができる。
我が家の周りには空き地が多く、秋になると一面メリケンカルカヤに被われる。ヒガンバナに並行して開花し始めた。葉鞘からのぞく白い毛をまとったのが花序である。白い毛で覆われ花序の様子は分かりにくいが、岡山大学の野生植物研究所の写真はその様子がよく分かる。http://www.rib.okayama-u.ac.jp/wild/meriken/image/spicule.JPG イネ科の花はムズカシイ。カルカヤと呼ばれるが、オガルカヤやメガルカヤとは属が違う。
昭和の初め頃北米から日本に入ったようである。
昭和の初め頃北米から日本に入ったようである。