ホコリタケの一種だとは・・

林の中を通る道で見つけた。非常に軽い。発泡スチロールより密度は小さいように思う。
中には胞子があることから、ホコリタケの一種だとは思うが、ネット上では種名までは同定はできなかった。

晩秋三題

バタバタと毎日過ごしているうちにもう冬が目前に迫っている。
晩秋の林縁を飾るタイキンギク

ジョウビタキ(♀）ももう来ていた。トレードマークの白紋は半分笹の葉に隠されてしまっている。

クヌギのドングリ

日高川筋の住民必見

現在、和歌山県立博物館で特別展「道成寺と日高川」が開かれている。
昨日見学してきたが、特別展示室のみならず全ての展示室が道成寺と主要な寺社で占められていた。いやはや圧巻だった。
次の予定があったので1時間余で切り上げたが、実に興味ある展示だった。少々歴史的な知識は必要かも知れないが、日高川流域に住む者は一度目にしておく価値はあると思う。
特に今回復元された創建当時の千手観音には魅せられた。飛鳥仏の面影漂う面立ちの観音様が、古都ならぬわが故郷で1300年の時を超えて眼前にあるというのは、何ともはや不思議な感覚だった。
自分のご先祖が関わった神社の文献などにお目にかかれたし、是非見たいと思っていた元祖道成寺絵巻の末尾に書かれた足利義昭の花押を見られたのも大きな収穫だった。
特別展は11月26日まで。
http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/dojoji/frameset.htm

コウヤボウキ

和歌山県の聖地高野山の名を冠しているが、ごくありふれた植物だ。キク科では珍しい「木」である。落葉小低木に配される。
ごくありふれてはいるとは言うものの、我が家近くでは２株確認しているのみ。今の時期に花はつけるものの、今日は３花開花しているのを確認。

寒冷前線通過

朝８時前の南の空に東西方向に雲の不連続線が現れていた。おそらく前線性の雲だと後に天気図を調べてみると、ちょうどその時間に寒冷前線の末尾が紀伊半島を通過していた。



写真を撮ったときは風は弱く暖かかったが、昼前から北風が吹き始め一気に冬の様相を呈してきた。

晩秋の趣

先週先々週と2週続けて悪天候で散歩もままならなかったが、久しぶりに少し遠出してみた。
晩秋を彩るものはやはりツワブキの花。

少し渡りが遅いかように思われるイチモンジセセリだが、夢中で吸蜜していた。花の色が飛び気味だが、花に露出をあわせた写真はセセリチョウが全てアウトフォーカスだった。

いまいち形が整っていないが晩秋から冬にかけての花、サザンカ。

ヒメユズリハの果実もほぼ黒熟している。

群生もよいが、1本ですくっと立つススキの花もまたおかし。

暮れなずむ空に土星

今日の日没は17：07。西の空のみならず全天が赤くなるほどの夕焼けで日没後30分の空を撮ったところ、中央の電信柱の上に0.5等級の土星が写っていた。肉眼では気がつかなかった。

明けの明星

すっかり日の出が遅く日没が早くなりった。今朝はよく晴れ、日の出前の東の空は格別美しくおまけに明るく輝く金星も見られた。