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精神科医に聞く、勘違いで起こる「嘘の空腹」の正体

2016年11月23日 | 新聞や雑誌の記事
「あ~、お腹空いた!」のとき、実は2種類の「空いた!」があったのをご存知だろうか。
一つはまだお腹の中にモノがあるのに食べたくなる「嘘の空腹」、もう一つが、胃がほぼ空っぽになったときの「本物の空腹」である。果たして、この「嘘の空腹」とはどんなものなのだろうか。ダイエットと脳の関係に詳しい精神科医師の奥田弘美さんに聞いた。

「嘘の空腹」とは?


奥田さんによれば、嘘の空腹には、次の2種類があるという。

1.ストレスでイライラしたときに起きる空腹感
2.甘いお菓子や米・うどんなどの炭水化物に偏った食事の後に起きる空腹感

「ストレスでイライラしたときは、甘いものを食べると心理的に落ち着き、気がまぎれるため、食べたくなることがあります。また、甘いものや炭水化物などの糖質の偏った食事をすると血糖値が急激に上がって、急激に下がっていくときに胃がもぞもぞするような落ち着かない感覚になることがあります。このときに空腹と勘違いしてしまうのです」

これらは「お腹が空いた」「なんとなく食べたい」と感じるため、一見空腹に思えるが、実際、胃が空っぽになっているとは限らないため、「嘘の空腹」ということになる。

「普通の大人の方であれば、少なくとも胃が空っぽになるまで、食後3~5時間はかかります。デスクワークの方でも、昼食で一人前の量を食べれば、17時くらいまで持つはず。しかし、中には、小腹が空いたといってお菓子を食べる方もいます。ストレスや血糖値の急激な下降が空腹であるかのように勘違いしてしまうようです」

「嘘の空腹」のときは本来、食べる必要はない


では、この嘘の空腹が起きたときには、どうすればいいのだろうか。

「本来、食べる必要はありません。お腹が空ききっていないからです。そこで食べてしまうと、エネルギーが上乗せされて余ってしまいます。脂肪として合成されてしまうのです。

お腹がすっからかんの状態で食べるということは、車でいうと空のタンクになってからガソリンを入れるような状態です。つまり前に入れたガソリンを使い果たしてから、次のガソリンを注ぎ足すことになるので、余剰カロリーが出にくくなり脂肪が合成されにくくなるのです。太るのは、このようにお腹が空ききってないのに食べることも一つの原因です。

嘘の空腹が我慢できないときには、シュガーレスガムを噛む、お茶を飲む程度にして、余分なガソリンを注ぎ足さないようにしましょう」


「本物の空腹」とは?


では、「本物の空腹」がやってくると、どのような感覚があるのだろうか。

「スッキリとお腹が空ききっていて、すごく食べたい!大嫌いなもの以外は何でも食べたい感覚です。スーパーやデパ地下に出かけると、なんでもおいしく見えて、何でもウェルカムな状態。ストレスによる空腹のときは、甘いものや好物が食べたくなりますが、本物の空腹のときには、基本的に何でも食べたいという感じになるのが特徴です。実際、何でもおいしく食べられます。
ちょうど、子どものときに外で思いっきり遊んだ後、『あ~お腹空いた!』となった状態。これが『本物の空腹』の感覚です。このときに食べれば、エネルギーをすっかり使ってから入れるので、エネルギーが余りにくく、脂肪になりにくいです」

「嘘の空腹」をつくらない対策は?


「嘘の空腹」は、太りやすく、何かと落ち着かず、なんだかあまりいいことはない。嘘の空腹をつくらない方法はないのだろうか?

「嘘の空腹のうち、血糖値の上昇と下降が原因のものは、菓子パンだけ、おにぎりだけなどの食事のときに起きやすいです。『野菜、卵・肉・魚などのたんぱく質、糖質』の3種類が整った食事にすれば、血糖値がゆっくり上がって、ゆっくり下がるので、嘘の空腹が起きにくくなります」

バランス良く食べた後、本物の空腹がやってくるまで3~5時間待ってから、また食べるのが一番良いというわけだ。ただし、空腹が長すぎるのもよくないという。

「本物の空腹を確認したら、ほどよく食べるといいでしょう。胃が空っぽの状態が長時間すぎると、早食いやドカ食いの原因になります。すると必要以上に食べすぎてしまい、脂肪合成されやすくなります。本物の空腹がきたと思ったら、あまり時間を置かず、ほどよく、しっかり噛みながら、腹八分目ぐらいまで食べるのがいいですね。『野菜→肉や魚や卵などのタンパク質→糖質』の順番で食べると、自然で緩やかな低糖質食になってさらに太りにくくなります」

朝昼晩ときちんと食べるサイクルであれば、3~5時間は「本物の空腹」が来ないはずだ。太りにくくするためには、すっかりお腹が空いてから食べるのを心がけよう。

いつ、どうするのがベスト?子どもにひらがなを教えるコツ

2016年11月23日 | 新聞や雑誌の記事
最近では、小学校に入学する前にひらがなを書けるようになっている子どもたちを多く見かけるようになりました。お母さんにとっては、子どもが文字に興味を持つことはとても喜ばしいことです。お母さんは文字を覚えてほしい一心でつい、どんどん教えたくなってしまいます。そうなってしまうと、厳しくなったり細かいことばかり注意してしまって子どもがやる気を失ってしまうことになりかねません。では、どのようにしてひらがななどの文字を教えてあげればいいのでしょうか?教えるタイミングやコツなどを紹介したいと思います。
■ ひらがなを教えるタイミング
子どもが興味を持ったとき。これが1番いいタイミングです。ほとんどの子どもがひらがなに興味を持つときがきます。そのときがひらがなを教えるタイミングです。子どもは、興味を持ったことは楽しいと感じ、どんどん吸収していきます。大切なのは、子どもが「ひらがなって楽しい」と感じること。そして、そのやる気を持続していくことが必要です。ほかのタイミングとしては、小学校入学です。小学校に入学すると授業でひらがなを習います。もちろん宿題でもひらがなの練習をします。その際にしっかりと向き合い、ほめて伸ばしてあげましょう。小学校入学までにひらがなを覚えさせないと…と思わなくても大丈夫。子どものペースに合わせてゆっくりと構えましょう。
■ ひらがなの教え方
子どもがひらがなに興味を持ち、書き始めたらお母さんはどうしたらいいのでしょうか?とりあえずはそばでそっと見守りましょう。最初のうちは、当然ですが上手に書くことはできません。線が1本多かったり少なかったり、鏡文字になってしまったりします。正直間違いだらけです。しかし、それでも子どもが一生懸命書いたものです。しっかりとほめましょう。まずは、一生懸命書いたという努力を褒めましょう。ひらがなは練習次第ですぐに上手になります。日々、上達していることをしっかりと褒めてあげましょう。昨日よりこんなところが良くなった、上手になったという感じです。大好きなお母さんに褒められた子どもは、どんどんやる気になっていきます。
■ 注意すること
◎ 怒ったり小言を言ったりしない
初めから上手に書ける子どもなどいません。かつて子どもだったお母さん自身も、初めから今のような字が書けたわけではありませんよね。子どもが上手に書けないからといって、怒ったり、小言を言ったりするのはやめましょう。ひらがなが上達しないばかりか、やる気がなくなり、勉強そのものが嫌いになってしまう可能性があります。早く早くと急かしたり、文字の間違いや書き順を注意するのもやめましょう。ひらがなを一生懸命覚えている、その努力を認めてあげるのが大事です。
◎ 自分が手本となる
丁寧に書いてほしい、書き順をきちんと覚えてほしいというお母さんの気持ちもわかります。しかし、そういった指導的なものは学校に任せましょう。どうしても、と思われるお母さんは、隣で一緒にひらがなを書いたり、子どもにきれいな字で手紙を贈るなどして、お母さんが手本となるようにしましょう。子どもの鉛筆の持ち方も気になるポイントです。正しい持ち方をするためには、注意して直させるのではなく、矯正できる鉛筆などを使うことをオススメします。
■ 長い目で見守ることが大事!
子どもがひらがなを覚えることは素晴らしいことであり、とても大変なことです。お母さんも、早く上手になってほしいとついつい口を出したりしがちですが、ここはぐっとこらえて長い目で見守りましょう。そして、しっかりと褒めてあげてください。そうすることで、きっと子どもはひらがなが大好きになりますよ。

いい子症候群 大人の期待に過剰に応える子どもたちの心は?

2016年11月23日 | 新聞や雑誌の記事
「いい子」といわれる子どもたちにもいろいろなタイプがある。素直で心身ともに健やかに成長している子どももいれば、自分の気持ちを抑えて保護者や大人たちの期待に過剰に応える子どももいる。ベネッセ教育情報サイトでは、明治大学文学部教授で教育カウンセラーでもある諸富祥彦氏に、期待に応えすぎる、いわゆる「いい子症候群」の子どもたちについて伺った。

多くの子どもたちは、自分をほめてもらいたくて、保護者の期待に応えようとがんばります。でも期待に応えすぎる「いい子」は、ほめられることより保護者が不機嫌になることを恐れ、どうしたら保護者が喜ぶのかを常に考えて、その期待に過剰に応えようとします。

彼らは、決して保護者のいいなりになっているのでも、「いい子」を演じているのでもありません。「いい子」でいることに過剰に適応してしまい、感情がマヒしてしまっているのです。保護者の機嫌を損ねないよう、常に顔色をうかがいながら、期待されている「答え」を先取りして行動しているうちに、自分の意思で行動しているのか、気持ちを抑えて行動しているのかわからなくなってしまっています。自分の考えがあるけれど主張できないのではなく、自分に考えや気持ちが存在すること自体に気付けない、そして、「いい子」を演じている自覚がないまま、この状況が当たり前だと思い込んでしまっている、そこが「いい子症候群」の症状の怖いところです。

「いい子」が生まれる原因は、我が子への期待が大きい保護者との関係にあります。また、泣いて気持ちを表すより、がまんする子を一般的な「よい子」とする、日本独特の風習、文化も影響していると考えられます。

がまんをしたり、自分の意思を抑えたりすることは、多少は必要だと思いますが、行き過ぎた抑制は子どもを生きづらくさせてしまいます。我が子を期待に応えすぎる「いい子」にしないよう、十分な配慮をしていただけたらと思います。

超簡単!七田式に学ぶ「胎教の基本」で子どもの好奇心を刺激

2016年11月23日 | 新聞や雑誌の記事
胎教が子どもの「知識の吸収率」を左右する


出典: http://itmama.jp
source:http://www.shutterstock.com/

親であれば誰しも、わが子には健康で心優しく、そして賢い子に育って欲しいと願っているのではないでしょうか。そのために、赤ちゃんが生まれてから、絵本を読んだり音楽を聴かせたりすることは大切です。

でも、同じように働きかけていても、スッと頭に入るタイプの子と、理解したり覚えたりするのに時間がかかる子がいます。

なぜでしょう?

実は、知識の“吸収率”は、お腹の中にいる時の働きかけによって大きく左右されるといわれています。



「心地よい妊娠中の生活」が知的な子に育てる

“胎教”と聞くと、教育熱心な一部のママの過剰な詰め込みのように勘違いしている人もいますが、本来、母親と胎児の心を安定させ、心地よい妊娠中の生活を楽しむことこそが、あるべき姿です。

ママの気持ちが安定していると、お腹の中の赤ちゃんにも、酸素や栄養、脳や心身の成長を促す物質がスムーズに届けられます。

その結果、生まれてからも、気持ちが安定している穏やかで笑顔の多い、知的な子に育ちます。

反対に、強いストレスをママが感じていると、お腹の赤ちゃんの心身の発育に良くない影響が出る可能性が高くなるのです。



スキマ時間でカンタンに出来る胎教


出典: http://itmama.jp
source:http://www.shutterstock.com/

子どもの、心身と脳に良い影響を与える胎教も、手軽に実践できなければ続きません。

スキマ時間でカンタンにできる胎教をお伝えします。



■1:「1日数回の深呼吸」が赤ちゃんに新鮮な酸素を届ける

深い呼吸は、一瞬にして人をリラックス状態に導いてくれます。人はストレスを感じると呼吸が浅くなります。

一方、1日に数回、ママが深呼吸をするだけでも、お腹の赤ちゃんにもへその緒を通して新鮮な酸素が届けられます。

また、深呼吸によってママの自律神経も整うので、つわりの軽減も期待できます。



■2:「胎児に語りかける」ことで好奇心を刺激する

赤ちゃんには、生まれる前の記憶が残っています。

生まれた後も、お腹の中で聞いていたママの声を聞くと、安心して落ち着くようになるのです。

「赤ちゃん、今日はポカポカあたたかくてお外がとても気持ちいいわよ。」

「猫ちゃんがお昼寝していてかわいいわよ。生まれてきたら一緒に見ましょうね。」

「ママが見ている景色について」「今食べているものについて」「どれだけ赤ちゃんに会えることを楽しみにしているのか」など、自由に語りかけてください。

人の脳は、初めて触れたものには関心を示しにくく、繰り返し触れているものに関心を示すようにできています。



ママの語りかけは、生まれる前に、世界についての予習をしているようなもの。

“好奇心”は、知識の吸収率を高める一番のスパイスです。

生まれてから見るものに興味を持って、生き生きと吸収する子どもに育つために、語りかけは有効です。



胎教が「産後の母乳の出や安産」にもプラスになるってホント?

深呼吸や、語りかけは、赤ちゃんだけでなくママにとってもよい影響があります。

自律神経が整い、精神的な安定が得られることで、母性を司るホルモン“オキシトシン”の分泌を促し、母乳の出を良くする効果が期待できるのだそう。

右脳系幼児教育の講師時代、胎教を実践したたくさんのママたちから、夜泣きもせず、穏やかで育てやすかったというお話を伺いました。



・筆者の事例

筆者は娘を妊娠中、逆子になってしまい、出産間際だったため、帝王切開の可能性もあると言われていました。

そこで、「赤ちゃん頭逆よ~。」「グルンって回ろうね。」「スルンって生まれて来てね。」と、その時3歳の息子と一緒に毎日言い聞かせました。

すると、出産予定日直前にお腹で赤ちゃんが動く感覚があり、検診で見てもらうと、ちゃんと頭が下になっていたのです。

出産する時もスムーズで、本当に“スルンッ”と生まれてくれました。



赤ちゃんはママの声が大好きです。

ぜひ、毎日の幸せタイムとして、赤ちゃんに語りかけてあげてくださいね。



今回のポイント

●胎教は心身の健康と知識の吸収率を高める

●深呼吸で赤ちゃんに新鮮な空気を!

●毎日の語りかけで知的好奇心のある子どもに!



「優しく賢い子に育てるために大事な”お腹の中にいる時への働きかけ”」についてお伝えしました。

胎教実践で、心の安定と安産向けた準備をしましょう♪



【参考・画像】

※ 赤ちゃんの未来がひらける「新しい胎教」胎児から子育てははじまっている – PHP研究所
※ 「幸福ホルモン」として注目されはじめたオキシトシン – PHP Online 衆知

人間は忘れる生き物だと知ることが大事

2016年11月23日 | 新聞や雑誌の記事
発売1週間で、1万部の増刷となった『ずるい暗記術』。前回は、「問題を解かずに、答えを見る」という勉強の順序を紹介しました。問題を解いて理解しようとすると、分からなくなり、勉強が長続きしません。答えから見ていけば、無理して理解をしなくても、おのずと理解につながっていくのです。
では、暗記を何のためにするのか? それは、人間の脳の構造に関係します。どんなに覚えても人は忘れるようにできているので、ここでは、暗記の訓練方法を紹介します。
第1章「『理解』せずにひたすら『答え』だけを見る」より、一部抜粋して紹介します。


覚えても忘れるから、暗記が必要なのです!

「答えを暗記することが大事とわかっていても、すぐに忘れてしまう」
「記憶力に自信がないから、そんなにたくさん覚えられない」

 そんなふうに思う人は多いでしょう。

 でも、忘れることを恐れる必要はありません。

 人間とは、そもそも忘れる生き物なのです。

 これは、さまざまな書籍や科学の分野でも証明されている事実です。

「エビングハウスの忘却曲線」が有名ですね。知らない人のために、簡単に説明しますと、勉強した20分後に42%忘れ、1時間後には56%、さらに、1日後には74%忘れるというものです。

 それに基づいて考えれば、暗記は、忘れないためにするのではなく、忘れるから必要なのです。忘れてしまうことを気にせず、忘れることを前提にした暗記術にシフトしていけばよいだけなのです。

 私はかつて、教科書を1ページ1ページ丁寧に読んで覚える、という勉強法を実践していました。ところが、1ヵ月くらい経ったところで思い返してみると、最初のほうのページの内容をまるで覚えていませんでした。

 ノートにきれいにまとめることもやりましたが、まとめるのがメインになってしまい、肝心の内容はまったく覚えていなかったということもありました。

 そういった失敗を経て、教科書や参考書を読むときは、時間をかけず、全ページをパラパラとめくるようにしました。これを繰り返すほうが、1ページずつじっくり読むよりも断然記憶に残っているのです。

 もう一つ、効果的だったのは、朝と夜の「記憶出し入れ術」です。

 本書でくわしく解説していますが、その日やったことを夜、短い時間で復習し、翌朝、それをもう一度思い出すだけのシンプルな方法です。

 これを日々繰り返すことで記憶が定着し、勉強の効率もグッと上がりました。

 つまり、

 長い時間×勉強量=記憶力

 ではなく、

 短い時間×回数×勉強量=記憶力

 これこそ、記憶を定着させる絶対の公式です。

 繰り返すことによって、忘れる量を上回る情報を頭に入れていけばよいのです。

 当然のことのようですが、これができていない人があまりにも多いといえます。




一生しなくてはならない 勉強だからラクしたい!(下)

2016年11月23日 | 新聞や雑誌の記事
『ずるい暗記術』に続き、『ずるい勉強法 エリートを出し抜くたった1つの方法』が 発売、シリーズ5万部を突破した。偏差値30の学年ビリが司法試験に一発合格できた勉強法は各所で話題となったが、本当に大事なのは、試験に合格してから。合格したあとが大事なのは誰しもがわかっていることですが、この勉強法は、社会で結果を出すのにも役立ち、応用がきくのです!

結果を出すためには、成功から学ぶのが近道

 社会で結果を出すためには、やはり勉強しなくてはなりません。これは、もはや誰もがわかっていることでしょう。それなのに、勉強を続けられない人が多いのは、なぜでしょうか?

「時間がないから」「面倒だから」「大変だから」……多くの人が、言い訳ばかりで勉強しようとしません。

 でもその一方で、本当は気づいているはずです。

 勉強さえすれば、人生を変えられる、ということに。

「勉強は大変だから続けられない」と言うみなさん。もし、ラクして結果が出る勉強法があったら、どうしますか?すぐに飛びつくのではないでしょうか?

 一生しなくてはならない勉強だからこそ、ラクでないと継続できません。楽しくないと、長続きしません。

 そんな勉強法が、ここにあります。

 それは、「真似る」勉強法です。

 前回、「学び」は「真似る」ことだとお話ししてきました。世の中のすべては、真似ることから始まっています。

 勉強も、結果を出したいのであれば、真似ることからスタートするべきです。先人たちの知識やノウハウ、つまり「成功」を真似て盗むのです。

 すでに結果が出ている成功を真似るわけですから、自分でゼロから考えるよりも早く結果を出すことができます。一気にゴールまでの距離を縮めることができるのです。

 あとは、結果を出しながら、自分のものにしていけばいいのです。

 小さい頃から当たり前のように大人の真似をしてきたのに、ある時期を境に途端にやめてしまいます。でも、学びの本分は真似ることです。成長に限界を決めるのは自分です。限界を決めないためにも、効率的な学びのサイクルをつくればいいのです。

結果が出ない勉強法ならすぐに変えるべき!

 結果を出すためには勉強が必要ですが、多くの人は、結果が出ていないにもかかわらず、自分の勉強法に固執しがちです。

 なぜなら、それがラクだからです。その勉強法が体に染み込んでいて、考えなくてもできるからです。

 たとえば、間違った箸の持ち方をしている人は、その持ち方なりに器用に食べ物を口に運びます。正しい箸の持ち方があるのはわかっていても、もう自分の持ち方に慣れてしまい、そのほうがラクなので、なかなか変えようとしません。

 勉強法もそれと同じで、もっといい勉強法があるとわかっていても、一度慣れてしまった勉強法のほうがラクなので、ついそれに固執してしまうのです。

 しかし、それは本当のラクではありません。自己満足なラクであり、自分をダメにするラクです。

 浪人時代、私は、数学の教科書をノートに丸写しするという勉強をしていましたが、センター試験の結果は40点にも満たない悲惨なものでした。二浪し、膨大な時間をかけたのに結果が出ない、自己満足な勉強にすぎなかったのです。

 また、大学で非常勤講師をしていたとき、こんなことがありました。

 私の受け持ったクラスでは、真面目な生徒はいちばん前の席で授業を受け、黒板に書かれた内容を真剣にノートに写していました。一方で、不真面目な子もいて、授業にはあまり出ず、出ても携帯電話をいじっていて、勉強しているようには見えませんでした。

 ところが、定期試験が終わってみると、不真面目な子のほうが成績がよかったのです。

 聞いてみたところ、ノートはとっていないけれど、レジュメを何回も見直していたそうです。真面目な生徒は、ノートをとることそれ自体が勉強になってしまい、内容が頭に入っていなかったのだと思います。

 時間をかけたのに結果の出ない勉強法と、効率よく結果の出る勉強法の差が歴然と表れてしまったのです。

 結果の出ない勉強法は今すぐ捨て、結果の出る勉強法に変えましょう。そして、その結果が出る勉強法を習慣にしてしまえばいいのです。そうすれば、何も考えず、ラクに続けることができます。

 人が本気で努力したことは、必ず成し遂げられます。それができないとしたら、やり方が間違っているのです。正攻法ではないけれど、ラクしてできる勉強法を身につけ、継続していけば、必ず結果が出るはずです。

エリートを出し抜くことができる
唯一の方法が「勉強法」である

 東大卒、京大卒など、学歴を聞いただけで、「自分なんかダメだ」と萎縮してしまう人もいるでしょう。

 そんな必要はまったくありません。

 努力しなくてもすぐ理解できてしまうような本当に頭のいい人たちは、実はごく一握りしかいません。高学歴の人たちのほとんどは、努力して勉強し、結果を出したのです。

 ならば、凡人も結果の出る勉強法を身につければいいだけです。

 それも、ほんの少しの労力と時間で、驚くほどの知識を自分のものにできるような勉強法を。

 そんな魔法のような勉強法とは、これまでもお話ししてきた「真似る」勉強法にほかなりません。真似ることは、すでに世に出た多くの天才たちの知識や経験、ノウハウを自分のものにできるということです。言ってみれば、何人ものエリートを自分のなかに取り込んでいるようなものです。たった一人で、何百人もの知識や経験を持っているわけですから、これほど強力なことはありません。

「真似る」勉強法の教材は、無数にあります。

 試験なら、「過去問」です。暗記した答えを試験で出せれば、必ず合格します。

 また、「本」には、歴史上の偉人から現代の経営者に至るまで、ありとあらゆる成功者の知識が詰まっています。その本の内容を真似れば、先人が10年かけて会得したノウハウを1分で取り込むことも不可能ではありません。

 ノウハウは、「人」からも学べます。人脈があっても、それを活かさないと意味がありません。成功した人から情報を得て、自分のものとして実践していくのです。

 自分一人ですべてをゼロから始めようとすると、時間も労力もかかるうえに、失敗する可能性も少なくありません。

 すでにある成功を使えば、時間も労力も節約でき、失敗するリスクも減らすことができます。

 効率よく「真似る」ことこそ、結果を出すための最強にして最短のルートです。

 この勉強法をマスターしさえすれば、どんなエリートも怖くありません。

 ラクをしながらも彼らを出し抜き、社会で成功することも夢ではないのです。

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学歴で負けていても、社会で負けないための勉強法

社会に出て結果を出すためには、さまざまなハードルをクリアしなければいけません。今までのような同学年を中心とした同世代だけとの争いではなく、社会に出ている人、全員がライバルになります。自分より頭のいい人や一流大学出身の人は、数多くいます。

そんななか、社会で常に求められるのは、「結果」です。結果を出すには、「学び方」を変えればいいのです。人生において大事な勉強だからこそ、うん とラクをしないと続けられません。そこで、「覚える→思い出す」の暗記術を社会に出てからも活かすのです。答えを暗記するこの方法は、社会に出てからのほ うが効果的に使えます。よく個性や自分らしさを強調するために、アレンジを加える人がいますが、それも違います。

とにかく答えをそのまま、真似ればいいのです!  短い時間でラクをしながら最大の結果を得る方法が「ずるい勉強法」です。

一生しなくてはならない 勉強だからラクしたい!(上)

2016年11月23日 | 新聞や雑誌の記事
『ずるい暗記術』に続き、『ずるい勉強法 エリートを出し抜くたった1つの方法』が発売、シリーズ5万部を突破した。偏差値30の学年ビリが司法試験に一発合格できた勉強法は各所で話題となったが、本当に大事なのは、試験に合格してから。合格したあとが大事なのは誰しもがわかっていることですが、この勉強法は、社会で結果を出すのにも役立ち、応用がきくのです!

試験は「学び」を試される場であって、
「真似る」を披露する場でもあった

 人生には、ありとあらゆる「試験」の場があります。

 高校受験や大学受験、就職試験、資格試験、語学試験……。現代社会は、試験なしでは成り立ちません。今、この本を手に取っている人のなかで、生まれてから一度も試験を受けたことがないという人は、おそらくいないでしょう。それだけ、試験は人生と密接な関わりがあります。

 では、この「試験」とは、いったい何でしょうか?

 多くの人は、「これまで勉強してきたこと、学んできたことを試される場」だと答えるでしょう。確かに試験は、「点数」という客観的な評価を通して、自分の到達点がわかります。一定以上の点数を獲得して試験に合格することができれば、また次のステップへと進むことができます。

 しかし、試験とは、単に「学んだこと」を試されるだけの場ではないのです。

「学ぶ」という言葉の語源は、「真似ぶ(真似る)」だと言われています。

 古今東西、言葉も、スポーツも、楽器の演奏なども、すべて最初は自分よりもうまい人を真似ることから始まっています。学校の勉強も、教科書や参考書に書いてあること、つまり、先人たちの知識や経験、研究結果などを真似しているにすぎません。

 人のやっていることを真似し、経験を積んでいくうちに、やがてそれは自分のものになります。それこそが「学び」です。

 つまり、試験は、「学び」を試される場であり、「真似る」を披露する場でもあるといえるのです。

 人生は、さまざまな「学び」から成り立っています。

 言い換えれば、人生はすべて真似ることからスタートしていると言っても過言ではないのです。


試験で求められる2つのこと
――覚えてきているか、思い出せるか

 これまで私が受けてきた試験のなかで、最も難関だったのは、言うまでもなく司法試験です。私は、その司法試験に短期間の勉強で一発合格することができました。

 しかしながら、私は、決して優秀な子どもではありませんでした。

 貧乏なヤンキー一家に生まれ、小学5年生まで九九も覚えられず、高校では偏差値30の学年ビリ。髪を金髪にして不良仲間と遊び、二浪の末、奇跡的に地方の国立大学に入学しました。いわばどうしようもない「落ちこぼれ」でした。

 とはいえ、決して勉強してこなかったわけではありません。ある程度、勉強はしていたのに、結果が出なかったのです。

 そんな私が、なぜ司法試験に合格できたのでしょうか?

 理由はただ一つ。勉強法を変えたからです。いくつかの勉強法を研究し、自分なりに試行錯誤して、結果を出せる勉強法を編み出したからです。

 前述した通り、試験は、先人たちの知識や経験をいかに真似して、それを披露できるかが問われる場です。つまり、真似したことを覚えてきているか、思い出せるかが結果を左右します。

 そこで私は、この「真似る」という発想から、試験の過去問をひたすら真似る、つまり「暗記する」という方法を思いつきました。みなさんは、教科書や参考書を読んで理解することから始めるのが勉強だと思っているでしょう。しかし、それでは理解するまでに膨大な時間を費やしてしまいます。

 覚えたことを記憶にとどめ、引き出す仕組みをつくる。たったそれだけで、どんな試験も突破できるのです。

そして、社会で求められるたった1つのこと
――結果を出せるか

 真似したことを覚えて、思い出しさえすれば、試験には合格できます。しかし、それはゴールではありません。むしろ、これから進む道のスタート地点です。

 ところが、多くの人は、試験に合格するとそれで満足してしまいます。「やっと受かった!」と喜び、今まで続けてきた勉強をそこでやめてしまいます。それでは、せっかく学んだことを忘れてしまい、自己成長することもできません。

 試験で求められるのは合格することですが、社会に出てからは何が求められるのでしょうか?

それは、「結果」です。

 結果とは、会社での昇進や資格の取得、組織のトップに立つ、人から評価される、お金を得るなど、何らかの「成功を得る」ことです。たとえ東大卒でもハーバード大卒でも、どんな高学歴であっても、社会に出て結果を出せなかったら意味がないのです。逆にいえば、三流大学卒でも、結果を出しさえすれば人から評価されるのです。

 私自身、二浪して地方の国立大学にギリギリ入れたくらいですから、決して人にいばれるような経歴ではありません。ですが、大学に入ってからも、勉強を続け、弁護士になるという夢を実現しました。今では、自分の法律事務所を経営し、メディアに出演し、ドラマの監修もし、本も執筆しています。

 社会で結果を出せれば、いくらでも逆転可能なのです。

 考えてもみてください。学生時代は、人生のなかのほんの一瞬です。社会に出てからの時間のほうがはるかに長いのです。

 だからこそ、社会人になっても勉強は必要です。そして、その勉強法さえ工夫すれば、学歴に関係なく、じゅうぶん勝ち抜くことができるのです。

新刊のお知らせ

『ずるい勉強法 エリートを出し抜くたった1つの方法』

佐藤大和(著)/本体1400円+税/ダイヤモンド社

10年以上かけて手に入れられるノウハウを1分で得る、超加速度的に成長するためのいちばんシンプルな方法を1冊に! !

学歴で負けていても、社会で負けないための勉強法

社会に出て結果を出すためには、さまざまなハードルをクリアしなければいけません。今までのような同学年を中心とした同世代だけとの争いではなく、社会に出ている人、全員がライバルになります。自分より頭のいい人や一流大学出身の人は、数多くいます。

そんななか、社会で常に求められるのは、「結果」です。結果を出すには、「学び方」を変えればいいのです。人生において大事な勉強だからこそ、うん とラクをしないと続けられません。そこで、「覚える→思い出す」の暗記術を社会に出てからも活かすのです。答えを暗記するこの方法は、社会に出てからのほ うが効果的に使えます。よく個性や自分らしさを強調するために、アレンジを加える人がいますが、それも違います。

とにかく答えをそのまま、真似ればいいのです!  短い時間でラクをしながら最大の結果を得る方法が「ずるい勉強法」です。

それは、「結果」です。

 結果とは、会社での昇進や資格の取得、組織のトップに立つ、人から評価される、お金を得るなど、何らかの「成功を得る」ことです。たとえ東大卒でもハーバード大卒でも、どんな高学歴であっても、社会に出て結果を出せなかったら意味がないのです。逆にいえば、三流大学卒でも、結果を出しさえすれば人から評価されるのです。

 私自身、二浪して地方の国立大学にギリギリ入れたくらいですから、決して人にいばれるような経歴ではありません。ですが、大学に入ってからも、勉強を続け、弁護士になるという夢を実現しました。今では、自分の法律事務所を経営し、メディアに出演し、ドラマの監修もし、本も執筆しています。

 社会で結果を出せれば、いくらでも逆転可能なのです。

 考えてもみてください。学生時代は、人生のなかのほんの一瞬です。社会に出てからの時間のほうがはるかに長いのです。

 だからこそ、社会人になっても勉強は必要です。そして、その勉強法さえ工夫すれば、学歴に関係なく、じゅうぶん勝ち抜くことができるのです。

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学歴で負けていても、社会で負けないための勉強法

社会に出て結果を出すためには、さまざまなハードルをクリアしなければいけません。今までのような同学年を中心とした同世代だけとの争いではなく、社会に出ている人、全員がライバルになります。自分より頭のいい人や一流大学出身の人は、数多くいます。

そんななか、社会で常に求められるのは、「結果」です。結果を出すには、「学び方」を変えればいいのです。人生において大事な勉強だからこそ、うん とラクをしないと続けられません。そこで、「覚える→思い出す」の暗記術を社会に出てからも活かすのです。答えを暗記するこの方法は、社会に出てからのほ うが効果的に使えます。よく個性や自分らしさを強調するために、アレンジを加える人がいますが、それも違います。

とにかく答えをそのまま、真似ればいいのです!  短い時間でラクをしながら最大の結果を得る方法が「ずるい勉強法」です。

三日坊主な人も、がんばらずに続けられる! ダイエットや勉強がはかどる「習慣化」の方法とは?

2016年11月23日 | 新聞や雑誌の記事
ダイエットに片付け、勉強や資格取得。年初に決意した様々な目標はかなえられているだろうか。今年も下半期に突入したが、なりたい自分になれている人は少ないと断言しよう。

 人はなかなか変われない。なぜなら、人は現状維持したがる生き物だからだ。今、「安全・安心・安定」なら、あえて変わることはリスキーである。だったら変わらないでいよう。そう人は無意識に行動しているのだ。

このように人間を心理・生理的に分析するのは、習慣化コンサルタントの古川武士氏だ。世にも珍しい肩書きだが、今までに3万人ものビジネスパーソンを指導し、500名を超える個人コンサルタントの実績を持つ。そんな古川氏の教えは人生を変える力がある。

 自分を変えるのはなかなか難しい。多くの人が感じているだろう。だが、人の性質を知り、その性質にのっとった行動を取れば「続ける」ことは難しくない。そのノウハウをわかりやすくマンガ化した本が出版された。『マンガでわかる「続ける」習慣』(古川武士:著、みつく:作画/日本実業出版社)である。

「続ける」にもレベルがあることを知ろう!

 舞は、就職したてのパティシエール。憧れの店に入店したものの、フランス語がうまく話せず大失態を起こす。入店したばかりの店の業務に追われて、フランス語を勉強する時間がなかなか確保できなかったからだ。

 この本に登場する舞のように、日々の仕事や生活に精一杯で、なかなか新しいことにチャレンジできない人もいるだろう。困った舞にアドバイスをくれるのが、先輩パティシエの竣太郎である。

 新しいことを習慣化するには、3つのレベルを知り、それに沿ったロードマップを描くことが大切だという。

「続ける」にもレベルがあることを知ろう!

 舞は、就職したてのパティシエール。憧れの店に入店したものの、フランス語がうまく話せず大失態を起こす。入店したばかりの店の業務に追われて、フランス語を勉強する時間がなかなか確保できなかったからだ。

 この本に登場する舞のように、日々の仕事や生活に精一杯で、なかなか新しいことにチャレンジできない人もいるだろう。困った舞にアドバイスをくれるのが、先輩パティシエの竣太郎である。

 新しいことを習慣化するには、3つのレベルを知り、それに沿ったロードマップを描くことが大切だという。

1カ月を乗り切る3つの挫折対策

 習慣化するまでには3つの挫折する時期があるという。それぞれの時期で対策を練れば、習慣化へ一気に近づく。

ステップ1 反発期(1~7日)
 三日坊主がこの時期。まずここで多くの人が挫折する。対策は、とにかく少しでもいい、完ぺきではなくとも「できればよし!」とする。

ステップ2 不安定期(8~21日)
 せっかく軌道に乗ってきた習慣が、イレギュラーな出来事で頓挫する時期。急な飲み会、残業、急病など予定通りに進まないことも見越して計画を立てよう。

ステップ3 倦怠期(22~30日)
マンネリを感じて、続けることへのモチベーションが落ちるころ。ここではちょっとした変化や、次を見越した新しい習慣の計画が必要に。

 上記のように、第一の関門は、ステップ1の反発期だ。多くの人が挫折しやすいタイミングである。そこで本書は具体的対策も挙げている。
 どんな小さなことでもいい、一歩を踏み出す「ベビーステップ」の提案である。例えば、ランニングなら、ウェアに着替えるだけでもOKとする。勉強なら5分だけ行う。というように、「インフルエンザにかかっているときでも実行できるぐらいのレベル」の行動にすることでストレスを少なくすることを提案している。非常に実用的アドバイスである。

また、1回に1つの習慣にしぼることも大切と語る。例えば舞のように、フランス語を勉強する場合。「早起きして30分の学習」と設定しがちだが、分解してみると「早起き」プラス「学習」という2つの新しい習慣に分かれる。一度に2つも続けることが難しいのは容易に想像ができる。

続けることは人生を変える力がある

 ダイエットや片付けなど、小さなことでも継続するのは難しい。しかし、この本を読めば、もっと大きな結果を手にすることができるかもしれない。「続ける」ということは、ある日大きな結果をもたらすこともあるという。


また、1回に1つの習慣にしぼることも大切と語る。例えば舞のように、フランス語を勉強する場合。「早起きして30分の学習」と設定しがちだが、分解してみると「早起き」プラス「学習」という2つの新しい習慣に分かれる。一度に2つも続けることが難しいのは容易に想像ができる。

続けることは人生を変える力がある

 ダイエットや片付けなど、小さなことでも継続するのは難しい。しかし、この本を読めば、もっと大きな結果を手にすることができるかもしれない。「続ける」ということは、ある日大きな結果をもたらすこともあるという。

例えばメルマガを毎日更新する、という小さなことでも同様だ。著者・古川氏の知り合いは、メルマガを週3回を目標に続けたことで、セミナーや執筆の依頼が舞い込んできたりと、どんどんチャンスを引き寄せたそうだ。ブログを更新するという、小さな習慣。これを続けることで、人生も変えることができた。

 極端な話と思えるかもしれない。だが、古川氏はこのような人を何人も目の当たりにしてきたという。「続ける」とは、人生の軌道を変える力があるのだ。

悪癖は人生を不幸にしていく

 ダイエットや学習のようにポジティブな習慣なら身につけたいが、逆に「やめたくてもやめられない」悪癖もあるだろう。例えば、無駄遣いやスマホいじり、カロリー摂取など。このような手放したい習慣はどうすればいいのか。

悪癖は人生を不幸にしていく

 ダイエットや学習のようにポジティブな習慣なら身につけたいが、逆に「やめたくてもやめられない」悪癖もあるだろう。例えば、無駄遣いやスマホいじり、カロリー摂取など。このような手放したい習慣はどうすればいいのか。


人間の行動の40%は習慣によってできているという。しかもその習慣は無意識に身につけてきたものがほとんどだそうだ。あなたは自分の欲する人生を歩めているだろうか。もしも変化が欲しいなら、この「続ける」もしくは「やめる」習慣をスタートさせてはどうだろうか。

三日坊主から抜け出す、1日5分の「習慣化のメソッド」

2016年11月23日 | 新聞や雑誌の記事
何をやっても続かない「三日坊主」になりがちな人に提案する、習慣化を成功に導くためのメソッドを紹介する『30日で新しい自分を手に入れる「習慣化」ワークブック』が、2016年11月11日(金)に発売された。

 著者は、習慣化コンサルタントとして『30日で人生を変える「続ける」習慣』や、『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など多くの著書を手掛けてきた古川武士。同書は、「古川式メソッド」の集大成ともいえるワークブック。すぐに挫折してしまう究極の飽き性だった古川が、続けることを科学的に研究し作り上げてきた「習慣化のメソッド」知り、実践するための手法を詰め込んだ一冊となっている。

 「習慣化のメソッド」とは、古川が“続く人”と“続かない人”100人にインタビューし、挫折パターンや習慣化パターンを客観的に分析することで確立した科学的なメソッド。何かを続けられないのは、意思の弱さや性格に原因があるのではなく、「続けるための原則とコツ」を抑えていないからにすぎない。

 しかし、習慣化はメソッドを知ることだけでは身につかず、実践することで初めて自分のものになる。そして、習慣化のメソッドを実践できた人とできなかった人に触れるうち、「記録しているかどうか」が習慣化のカギであることがわかった。

 記録することのメリットには「目標が明確になり、最初の一歩を踏み出しやすくなる」「続けていることを確認できるため、やる気が出る」「続けられなかったときの原因を考えられるようになり、挫折しにくくなる」などが挙げられる。また習慣化は、習慣を身につけるために必要な期間によって3つのレベルに分けられるという。

 また、大きく3つの時期に分かれており、時期ごとに挫折するポイントは決まっている。同書には、この3つの時期に合わせて挫折しないためのメソッドを詰め込んだワークが組み込まれている。また、ワークブックの丁寧な説明がついているだけでなく、最後には事例紹介も行われており、読んだらすぐに習慣化を始めることができる。

 早起き、片づけ、禁煙、運動、英語学習など、道半ばで挫折してしまった経験があるなら、同書で習慣化のメソッドを身につけてみてはいかがだろう。

古川武士(ふるかわ・たけし)
習慣化コンサルティング株式会社代表取締役。関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。3万人以上のビジネスパーソンの育成経験から「習慣化」が最も重要なテーマと考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。オリジナルの習慣化理論・技術を基に、個人向けコンサルティング、習慣化講座、企業の働き方改革のコンサルティングを行っている。また、2016年には中国で6,000名規模の習慣化についての講演を行うなど、本格的に海外進出を始めている。著書は13冊で40万部を超え、6割以上の本が海外(主に中国・韓国・台湾)で翻訳されている。主な著書に、『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』、『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』、『力の抜きどころ』などがある。

幼児期の困った行動、叱らずに保護者の気持ちを言葉で伝えてと専門家

2016年11月23日 | 新聞や雑誌の記事
「我が子がなかなか言うことを聞かない」ことに悩む幼児の保護者は、少なくないだろう。子どもに寄り添ってあげたい気持ちはあっても、忙しい日々の中ではなかなかうまくいかないこともある。幼児期の子どもの問題行動に詳しい、世田谷子どもクリニック副院長で臨床心理士でもある帆足暁子氏に、困った行動をする幼児への関わり方について話を伺った。

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子どもをしつける際、脅しをかけて行動を促すのは、よいことではありません。自分の思いが受け入れられず、「脅されて従う」ことが続くと、家庭で自分の気持ちを出せなくなり、脅されることがない保育園や幼稚園では、反抗的な態度をとるようになってしまいます。

子どもの行動を促すためには、感情的にならず、まず保護者からきちんと「なぜそうなのか」を話すこと。そして、「言葉に意味を持たせること」がとても大切です。育てにくくなるのは、保護者の言うことと行動が一致していなかったり、状況によってコロコロ変わったりするなど、言葉に意味を持たせないからです。「昨日と今日、言っていることが違う」「だだをこねれば許してくれるだろう」と思えば、子どもはますます制限なく要求するようになり、「わがまま」になってしまいます。

また、子どもが言うことを聞かなければ、保護者の気持ちが子どもの心に響いていない可能性もあります。普段はがまんしていて限界になってからカーッと怒るのではなく、お互いの気持ちを言葉で伝えられるようにしてみましょう。

子育ては、自分の思いどおりにならないことも多く、自信を失うこともあるかもしれません。でも、多くの保護者は子どものためにじゅうぶんがんばっています。たまには自分をほめてあげましょう。家庭支援センターなどに子どもを見てもらうことで、自分の自由時間を持ったり、相談できる相手を見つけたりするなど、公的な制度の活用もいいですね。サポートを受けながら楽しく子育てをするほうが、一人でがんばるよりもずっと、保護者と子ども双方にとってプラスになると思います。