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妊娠中の果物摂取、子供の知能向上に影響か

2016年08月30日 | 新聞や雑誌の記事
妊婦が果物を多く摂取すると、生まれてくる健康な子供の知能指数が高くなる可能性があることが、新たに発表された研究で明らかになった。

 カナダ・アルバータ大学の研究グループが同国の688人の子供を調査したところ、妊婦の果物摂取量の多さと比例して、生まれてきた子供の生後1年後の知能が高い傾向があったという。グループは新生児の発達の経年研究をする同国の機関から得られたデータを元に調査を行った。

 4月にEバイオ・メディシン誌に掲載された研究結果はあくまでも予備段階で、ほ乳類や人体での今後の研究の参考にすべき程度のものだと専門家は話す。しかし子供の知能発達に影響を与えるとされる食物はこれまで魚しかなかったことを考えると、今回の発表は大きな出来事だ。

 アルバータ大学で小児科学を研究し今回の調査も行ったピウシ・マンダネ准教授は、明確な違いが見られた実験結果に驚いたと話す。記憶力や学習能力の研究によく使われるハエを使った実験の再確認を同僚に依頼したところ、自らの調査と一致する結論が得られたという。

 ただ、マンダネ氏は「妊婦に大量の果物を摂取してもらいたいわけではない」とし、「これはあくまでも1回の研究であり、果物の摂取増加による健康への影響はまだ調査していない」と語る。

 専門家らによると、妊娠中に大量の果物を摂取すると血糖値が上がり、妊娠糖尿病や急激な体重増加などを引き起こす可能性があるという。

 今回の研究で調査対象となった妊婦の半数は、米政府が推奨する量の果物(1日当たり1.5カップから2カップ)を食べていなかったという。マンダネ氏は妊婦への助言として、「この推奨量程度は摂取すべき」と話す。 

果物以外にオメガ3脂肪酸も

 妊婦の栄養不足が胎児の発達にどう影響をするのかを調査した研究はこれまでもあり、妊娠初期に葉酸の摂取が足りないと胎児の神経管に影響が出ることや、鉄分やヨウ素を十分に摂取することが胎児の脳の発達に必要であることなどは明らかになってきている。しかし、妊婦の栄養摂取が生まれてくる子供の知能に与える影響を調査した研究は、これまでにあまりない。

 魚などに含まれるオメガ3脂肪酸は脳細胞の膜組織を作るのに必要とされ、妊娠中に多くの魚を摂取した場合、生まれた子供が認知機能テストでより高い点数を得る傾向があるとされている。しかし魚油のサプリなどを使った無作為での実験ではこの結果は実証されていない。また、魚の摂取量だけでなく、それと関連する他の条件があって初めて認知力の向上に結びつくとする意見もある。

 果物の実験に関しても「果物の摂取が大切なのかもしれないし、果物を多く摂取する女性は最初から健康を意識した生活をしているのかもしれない」と、ハーバード・メディカル・スクールなどで栄養学等を教えるエミリー・オーケン教授は指摘する。ただ、研究成果はいろいろな可能性が含まれているので「より深く調査を進める価値がある」とも同教授は話す。

目を疑うほどの研究成果

 マンダネ氏の研究は、2008年から2012年にかけてカナダの妊婦3600人を対象として行われた。世帯収入や母親の学歴、ビタミン剤の摂取、母乳で育てたかどうかなどを考慮した他、妊婦の食事に関しては内容やカロリー、そして栄養のバランスなども調査。生まれてきた子供が1歳になる時点で、妊婦の食事が知能発達にどのような影響を与えるのかを研究した。

 知能の発達レベルと栄養の項目を調べていくと、果物との関連が目についたという。「ここまで大きな違いが見られることに一番驚いた」と話すマンダネ氏は、分析官からデータを渡された時に再検査をするよう指示したという。なお実験においては、どのタイプの果物が摂取されたかについての情報はあまり含まれていなかった。

 乳児の知能発達を調べるにあたっては、広く使われているベイリー・スケールが使用された。テストではコップの下に隠されたコインを子供が覚えているかどうかや、ブロックの積み上げなどを通して検査を実施。その結果、妊娠中の母親が推奨量よりも多くの果物を摂取しているほど子供のテスト結果も高く、その傾向は果物摂取量が推奨の6倍から7倍あたりに到達するまで見られたという。

ハエを使った実証実験では

 この結果を受けてマンダネ氏は同僚のフランソワ・ボルダック准教授に実証を依頼。小児神経科を専門とするボルダック氏はハエの遺伝子を操作し、それが記憶力や嗅覚力にどのような影響を与えるかを研究している。研究室には30万匹以上のミバエを飼っているため、大学では「ハエの人」としても知られる存在だ。

 野生のミバエは台所に残された果物などを食べるが、研究室ではイースト菌、砂糖、そしてトウモロコシ粉から作られたゼリーが与えられている。しかし実験のため、今回は繁殖や排卵期間中の一部のハエと幼虫にはオレンジジュースとトマトジュースが与えられた。

 ボルダック氏はミバエに2種類の香りを嗅がせ、そのうちの一つを嗅がせたあとは軽い電気ショックを足から流した。2分後、再び同じ2種類の臭いをミバエに嗅がせてその行動を観察。また長期に渡った記憶力も確かめるため、その翌日にも同じ実験を行って反応を試している。なおミバエは寿命が一カ月程度とされる。

 実験の結果、親バエがオレンジジュースやトマトジュースを与えられたハエはテストで30%高い学習能力を見せ、長期的な記憶力では通常の餌を与えられたハエの2倍も高い数値を出したという。

 「一般的なハエの記憶力と学習能力を向上させた実験は、今回が初めてだと思う」と話すボルダック氏。「生まれた後に果物を摂取させても知能に向上は見られなかったので、脳が発達する段階での摂取が何かしら影響をしているはずだ」と同氏は言う。

 マンダネ氏は今後の研究を通じ、具体的にどの栄養素や果物が知能の向上に影響を与えているのか明らかにしてきたいとしている。また乳児が成長するにつれて母親が妊娠中の果物摂取による影響がどう変化するかも観察する予定だ。現在、同氏は妊娠中のラットに果物入りのジュースを与え、生まれてくる子供にどのような影響が生じるのかを調べているという。現時点で得られたデータは自分たちの主張に沿ったものだが、他者に検証してもらい発表するまでの段階には至ってないという。

 妊娠中にどの栄養素を取ることが神経の発達に最適なのかを調べ、知的発達障害のリスクがある子を救うような研究もしたいとマンダネ氏は言う。

 「知能指数(IQ)が100から105に上がってもあまり違いはない。しかし85から90になるのは、とても大きい違いだ」と同氏は指摘。「それが可能になれば、社会に大きな違いをもたらすことができると思う」と話している。

By DANA WECHSLER LINDEN

ピアノのレッスンの空き時間のお知らせ

2016年08月30日 | リトミック教室&ピアノ教室の募集について
以前、空き時間のお知らせで、
月曜日の午後2時30分からは、
現在、検討中の方がいらっしゃいます。

木曜日の午後3時からの方が
曜日変更になり、空きました。

木曜日午後3時からのピアノのレッスンをご希望される方は、
お早めにお知らせくださいね


園選びの最重要ポイント

2016年08月30日 | 新聞や雑誌の記事
命より大切なわが子を小学校入学までの3年間、預ける幼稚園選びって大切です。

そこで、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子がそのポイントをお伝えします。

幼稚園と保育園の違い

保育園は保育に欠ける子を育成する厚生労働省管轄の児童福祉施設、先生の呼び方も“保育士”です。

一方、幼稚園は文部科学省が管轄する教育施設で、担任の位置づけは“教諭”です。

保育所保育指針と幼稚園教育要領があり、それにのっとって保育、教育をしています。

「教育施設」である幼稚園と「児童福祉施設」として主に就労している親のために存在する保育園。

けれども、最近は完全給食や夕方や夏休み中も子どもを預かってくれる保育園に人気が出てきている地域も多くあり、園児獲得のため延長保育や夏季休暇中の保育など保育園的要素を積極的に取り入れている幼稚園もたくさん出てきています。

惑わされない! 幼稚園側選びで大切に考えたいこと

例えば…

完全給食
平日の午後、土曜日、夏休み、冬休み、春休みの延長保育。また、延長保育の時間内で習い事を園内に設置(いわゆる午後の課外教室)
保護者会なし、役員を保護者が担わない
スクールバスを園児の家の近くまで走らせる

上記の冒頭、“保護者の負担をなくすため”のフレーズを付けてみると「サービスが行き届いているわ」と思います。確かにこれらで親は楽できます。

しかし、反対の視点から見てみると…

給食……小学校になれば完全給食(私立ではお弁当のケースもありますが)親のお弁当を食べることができる貴重な黄金の時代が奪われる。

お弁当だとまだ好き嫌いの多い時期に子どもの食事量などについて管理しやすい。
延長保育・午後の課外教室……親との接触時間が少なくなる
保護者会がない。役員決めなどない……園と協力して行事を行う楽しみが減る
スクールバスで通園……毎日、担任と顔を合わすことがなく子どもの様子を伝えたり、園側から聞くことが出来ない

特に最後のスクールバスについて。

私は仕事柄園長と話すことが多いのですが、園側も

「スクールバスを利用している保護者は徒歩で送迎する保護者と比べて会話する機会がなくなる。

ひどい場合は年に数回の保護者会や運動会でしか会わない保護者もでてくる。コミュニケーションが取りづらい」

とぼやいています。

連絡帳で“家庭より・担任より”の記入欄はありますが、実際に登園時、降園時に保護者と担任が顔を合わせて会話できる環境に勝るものはありません。

また、家の近くに送迎ルートがあったとしても、園の場所が遠くて子どもが毎日往復2時間も園バスに乗るという状況であればちょっときついかもしれませんね。

園のバスは観光バスではないのでシートが豪華だったり快適に過ごせる作りにはあまりなっていないように感じます。

以上4点は魅力的なポイントですが、園選びの最優先の条件と考えるのは止めましょう。

「子どものための園選び」であり「ママが楽するための園選び」ではないことをお忘れなく!

また、パッと見た目で「いい園」と思ってしまうことがありますが、よく観察しましょう。これらも園選びの最優先ポイントにしないようにしましょう。

(これらが一番重要ではない!)

制服が可愛いかどうか立派な遊具があるかどうか園庭が広いかどうか

園選びの最重要ポイント

それよりも大事なポイントが下記4点です。

掃除が行き届いているかどうか質の高い先生が揃っているか保護者と職員が連絡を取りあう手段があるか安全であるかどうか

一つひとつ、なぜそれが大事なのか見ていきたいと思います。

1.掃除が行き届いているかどうか

“ブロークン・ウィンドウ現象(=壊れ窓理論)”という言葉があります。壊れた窓や落書きを放置していると「誰も注意を払っていない」ことになり、それらがますますひどくなる、治安が悪くなるという意味です。

園のホームページにやパンフレット、ポスターに“思いやりの心・優しい子を育てる“と立派な教育理念が掲げられていても、実際、見学に行った時、こんな状態だったらどうでしょう。

段ボールが玄関に山積みである。
11月なのに10月のカレンダーが貼ってある。
昨年のお正月の干支の置物がまだ置いてある。
来客用スリッパが湿っていて臭う。
玄関の隅に砂埃が残っている。
掲示物を貼り付けているテープが黄ばんでいる。
クラスにより整理整頓、清掃のばらつきがないか。

(掃除が担任まかせになっている園の場合、担任によって清掃状況に差が出ているケースもあります。

これは園長の職員教育がきちんと出来ていないことを表し、教育にもばらつきが生じている可能性を考えられます)

ぜひ、トイレを借りてください。そして上を見上げてください。

万一、換気扇に埃がびっしり付いたまま、冷暖房の見えないフィルターも埃まみれになったままであっては、アレルギーがあるお子さんなどは特に不安ですよね。

園舎が古かろうが新しかろうが、関係なく、整理整頓、掃除をきちんとしている園を選びたいものです。

2.質が高い先生が揃っているか

“教育は人なり”で職員の質は大事です。

入園申し込み前に、見学に出かけてじっくり観察しましょう。チェックポイントは下記です。

先生の表情、笑顔があるか。
躾をしっかりしているか。
叱ってばかりいないか。
職員の挨拶の仕方、電話のかけ方もとり方など園児の手本になるような立ち振る舞いをしているか。
出来る子、出来ない子も含めて特定の子どもだけを相手にしていないか。

3.保護者と職員が連絡を取りあう手段があるか

親と園側の様々なコミュニケーションツールが用意されているかどうかです。

お便り帳があるか
園便り、クラス便りが年何回発行されているか
園長(=経営者)に気軽に話しかけられる雰囲気があるか
保護者面談が定期的に行われているか

入園してみても、子どものことをなかなか相談しづらい、様子を聞く手段がないと親の不安は高まってしまいます。

4.安全であるかどうか

大事な我が子の命を託す園として安全対策が万全かどうかです。

子どもが園の外に勝手に出て行かないように門の施錠をしているか。
不審者のチェックをしているか。モニター等で訪問者の顔を確認しているか。
避難訓練を定期的にやっているか。
園舎の耐震強度は基準を満たされているか。
食物アレルギーの子どもには適切に対応しているか。

大事な我が子の3年間を、親に代わって世話をしてくれる幼稚園の選び方は非常に重要ですよ。

(ハピママ*/立石 美津子)

将来、プレッシャーに弱い子になる親のNG行動3つ

2016年08月29日 | 新聞や雑誌の記事

あなたは本番に強いタイプですか? 弱いタイプですか?
スポーツでは日頃から練習してきたのに、本番ではその実力を発揮できなかったり。テストではいつも以上に緊張して頭が回らなかったり……。特に社会にでると結果が重視されるため、プレッシャーに勝てない人は損をすることが多くなってしまいます。
まだ社会にでていない子どもは、受験や会社に入ってから多くの試練が待ち受けています。そんな中で、「いつもならこんな失敗しないのに!」なんて思いをさせたくはないですよね?
そこで今回は、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事である村上誠さんに伺った“将来プレッシャーに弱い子になる親のNG教育”をお伝えします。

■失敗イメージが強いとプレッシャーがかかる

プレッシャーに弱くなるのは、失敗したときのイメージをしてしまうからです。失敗イメージが強くなると、「失敗したらどうしよう」と尻込みしてしまう傾向があります。
逆に考えると、成功イメージを強くもつことが、プレッシャーに強くなる秘訣だといえます。親はこの成功イメージをもたせるよう、子どもが小さいときから訓練をしておきたいところです。
では失敗イメージをもってしまう原因はどこにあるのでしょうか。

■失敗イメージをもたせるNG行動3つ

子どもがプレッシャーに弱くなってしまうのは、親の何気ない行動の中にあります。こんな言動していませんか?
(1)ネガティブな言い回しをする
「また宿題忘れたら、次のお小遣いはなしね」「自分だけできなかったら、みんなに笑われるよ」など、“失敗したらこんな目に遭う”とネガティブな言い方をしていませんか?
これだと、リスクばかり気にするようになり、プレッシャーをもつようになってしまいます。
それより「ここでうまくいけばヒーローになれるよ!」といったように、“成功するとこんないいことがある”とポジティブな発言をしましょう。その繰り返しが、成功したときのイメージづくりに繋がります。
(2)子どもに対して100点を求める
大人が子どもに100点を求めすぎると、プレッシャーを与えてしまいます。
大人でもなにか資格をとったり会社で試験があったときに、80点や60点が合格ラインだったりするのに、子どもが100点をとらないと満足いかず、もっと頑張るよう促してはいませんか?
減点法ではなく加点法でいきましょう。よその子と比べず、結果よりも過程をみて、子ども自身ができた部分をほめてあげるだけで大丈夫。例えそれが30点であっても、30点とった頑張りをほめてあげましょう!
できていないところを注意しすぎると、“ダメな自分”のネガティブなイメージが強くなりプレッシャーをかけるようになってしまいます。
(3)欠けている部分にフォーカスする
「これ、何度言ってもできてないじゃない!」と怒ってお尻をたたくのも注意が必要です。
もちろん、できていないところを努力してできるようになることはいいことです。しかし、そこばかりに目がいってしまっては、子どもは足りない部分にフォーカスし「どれだけ頑張っても足りない」と思い、プレッシャーとなってのしかかってしまいます。
大人が子どもに期待をかけすぎてしまっては、重圧になってしまいます。誰しも得意分野があり、苦手分野があるのです。また成長過程ですので、早咲きの子もいれば遅咲きの子もいます。
その時点での子どものありのままを受け入れることで、子どもはプレッシャーから解放され、一つ一つの成長に自身をもっていけるのです。

いかがでしたでしょうか?
親としてはプレッシャーを与えていないつもりでも、子どもは繊細ですから、親の小さな変化や顔色に敏感です。
子どもをただ見守る、励ます、そんな親の姿勢が、子どもにとっては心地いいと感じるのではないでしょうか。
(ライター 沖田かへ)

【取材協力】
※ 村上誠・・・NPO法人ファザーリング・ジャパン理事。1971年生まれ。結婚と同時に実両親と同居、妻、父、長男(06生)、次男(12生)の5人家族。母が要介護となったのを機に、自身のワークライフバランスを見直し、家事、育児と介護のダブルケア、不妊治療、妻の産後職場復帰・両立・キャリア支援のためにも兼業主夫となる。父親の育児・家事参画、夫婦関係、祖父母の孫育て、地域の子育て支援など幅広い家族 ・育児テーマを取り扱う。

子どもにリトミックを習わせるメリット

2016年08月29日 | 新聞や雑誌の記事
音楽に合わせて踊ったり歌ったりすることで、お子さまの健やかな成長を支えてくれるプログラム、リトミック。乳幼児を育てている保護者なら、聞いたことがあるかたも多いのではないでしょうか。幼児期に習わせたい習い事でも水泳やピアノなどと並び人気の習い事のようです。

リトミックは主に音楽にふれるため、リズム感や歌唱能力など音楽的要素育成のためのプログラムと思っていませんか? 実はそれだけではありません。感性をみがきながら、体と心、そして脳の発達も促していくこともできるのです。
ここでは、そんな魅力的なリトミックについてご紹介しましょう。

児童心理学や大脳生理学の観点から誕生したリトミック

そもそもリトミックとは何でしょう? それはスイスの音楽教育家で作曲家でもあったエミール・ジャック=ダルクローズが提唱した音楽教育法のことです。
リトミック誕生のきっかけは、ダルクローズが学生を指導する際に、「どうしたら音楽的感性を高めることができるのか?」という悩みを抱いたからだそうです。
そこで行き着いたのが、ピアノなどの演奏技術を早くから学ぶのではなく、「音をつくったり、音楽を奏でたりすることの楽しさを体で感じることが大切」ということでした。これは、児童心理学や大脳生理学の観点から導き出した答えでした。

体や心、そして脳の成長をバランスよく

では、リトミックはなぜ人気があるのでしょうか?
実は、子どもには音やリズムを感じることで自分を表現しようとする能力があります。そのため、リトミックを通して音楽的感性がみがかれるだけではなく、自己表現を豊かにすることができるのです。

また、リトミックが他の習い事と違うのは、いろいろなものと組み合わせられることです。例えばダンスやボール遊びなどで体を動かしたり、カルタやカード遊びなどで脳を刺激したりもします。なかには英語と組み合わせて教えているところもあります。
これらによって、人間形成に欠かせない集中力や自立心、競争心、好奇心、協調性、感受性、即時反応力などいった要素をバランスよく育てていくことができるのです。

施設によって違うリトミックのカリキュラム

お住まいの地域にリトミック教室などが開設されているという場合もあると思いますが、実はリトミックは学校教育とは違い、決められたカリキュラムはありません。施設や教室、先生によってその内容は違うのです。ただ大きな枠組みに大差はありませんので、おおよそのカリキュラムをご紹介します。

0~1歳児……ひとり歩きがまだできないこの頃は保護者の膝の上で音楽を感じることからはじまります。タンバリンなど叩くと音の出る楽器を使うところも多いようです。

1~2歳児……この頃は人まねの天才ですから、保護者と一緒に音楽を通していろいろな反応をさせます。先生のピアノに合わせてダンスをしたり、音楽を聴きながらお絵かきをしたりといった教室もあります。また徐々に友だちとの関わりを増やしていくことで協調性や競争心なども引き出していきます。

2~3歳児……ひとりでいろいろなことができるようになる年頃ですね。保護者から離れてダンスや歌唱などをひとりで行えるようになります。鍵盤にふれる機会を増やす教室もあるようです。

指導形態は千差万別。お子さまのスタイルに合わせて

リトミックは、幼稚園で実施しているところもあれば、リトミック専門の教室、地域の会館やインストラクターの家で行うサークルなどその形態はさまざまです。ご家庭のスタイル、あるいはお子さまの性格などに合わせてどう取り入れるのがいいのか検討してください。

参考:
リトミック研究センター https://www.eurhythmics.or.jp/whats/

ベネッセ 教育情報サイト

「男の子あるある」傑作エピソード10連発

2016年08月24日 | 新聞や雑誌の記事
小さな子どもは性別なんて関係ない……と思っている方、結構多いのではないでしょうか。
でも、男の子と女の子では、小さくても、かなりの差があるんです! 女であるママ達からすると、小さな男の子の生態って、とっても不思議ですよね。
少し前、Twitterでは、“男の子あるある”を五十音順に並べる『アホ男子母死亡カルタ』というハッシュタグが流行しました。
今見てみても、「あるある!」と共感できるものばかりで思わず笑ってしまいます。
今回は、ハッシュタグ“アホ男子母死亡カルタ”より、男の子のママである筆者が厳選した、つい「ふふっ」と笑ってしまう、“男の子あるある”をお届けします。
皆さんのお子さんや周りのお友達に、いくつ当てはまるでしょうか?


■いくつ当てはまる?「アホ男子母死亡カルタ」

(1)【ひ】 人には見えない何かと戦っている
男の子特有の代表的な行動で、暇があれば「俺がお前を倒す!」やら「チャキーン!ドュキューン!」のような擬音語を呟きながら、キックやパンチで宙を切っています。
男の子は常に他の人には見えない敵と孤独で戦い、ご近所の平和を守っているのです!

(2)【ほ】 棒コレクション
筆者の息子も、「これはいい木だ」と自分で納得したものを公園から拾ってきて家宝としています。
捨てようとすると怒るので、仕方がなく傘立てにお気に入りの傘より長い木が数本ささっています。
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大人にはただのゴミでも、子どもにとっては宝物なのですね。


(3)【ほ】 ポケットから大量の石、ダンゴムシ
洗濯機を回していると何やらガラゴロと音がするので、洗濯終わって確認してみると大量の石ころが!
息子のポッケを確認するとまだまだ石が残っていて、綺麗な石ならともかく、なんの変哲もないただの石なんです。
ママ友の子どもは、ポッケにダンゴムシを大量に忍ばせていたそう!
洗濯前にポッケの中を確認したところ、丸まっているものや動いているものがたくさん出てきて若干寒気がしたそうです。
虫は勘弁です……。

(4)【か】 傘は武器
筆者の息子も傘を初めて使ったその日に壊しました。
木の棒同様、細長いものは男の子には魅力的なアイテムで、剣やピストル、とりあえず振り回すものに変身!
鉄の柵に傘を当てながら歩いていたら、引っかかって曲がってしまうということもありました。
傘は消耗品なんです。

(5)【き】 「今日は何してた?」「忘れた」
基本何も語ってくれません。
女の子はその日にあった事などを聞かなくても話してくれますが、男の子は本当に聞いてもこのような調子なのです。
たとえ3分前のことを聞いても自分の興味がない事は「忘れた」「わかんない」が返ってきます。

(6)【く】 口癖は「うんこ」、「おしっこ」、「ちんこ」
小さい子らしい下ネタで、自作する歌の歌詞も“うんこ”、“おしっこ”、“ちんこ”のみで構成され、友達と大合唱・大爆笑で大盛り上がりをみせます。

(7)【て】 テレビみると動きが停止、シングルタスクですから
男の子に何個もいっぺんに指示してはいけません!
なぜなら1つの物事しか覚えて行動できないからで、「コレやってからアレやって」は、どちらか片方、若しくは両方忘れます。

(8)【ふ】 冬でも公園でびしょ濡れ
保育園や幼稚園帰りに公園に寄ると、冬でも水を使った遊びをしたがり、結果びしょ濡れになるので裸で帰宅します……。

(9)【む】 夢中になりすぎてトイレ忘れる
男の子の集中力はある意味凄いということですね。

(10)【も】 ものを探す事ができない
たとえ目の前に探し物があったとしてもなかなか見つけられません。
本当に目の前にあるのに気がつかないので不思議でなりません。

いかがでしたか。
女の子のママは本当にこんな事あるの?と思われるでしょうが、本当なんですよ!
しかしママは男の子のアホさ加減に振り回されつつも、メロメロになっちゃうから不思議ですよね。
時に辛く思う育児ですが、“男の子あるある”を思い出して、「どこのうちの子も変わらないんだ」と笑って息抜きしましょう!

【参考・画像】
※ アホ男子母死亡かるた – Twitter
※ Daniel Jedzura, Julza, Andrey Burmakin / shutterstock
【著者略歴】
※ 青木かおり・・・2歳の女の子と、7歳の男の子のママ。家族がHAPPYを感じられるように、まずは自分がHAPPYに過ごす事を意識しています! 体を創る「食」の事や、心を育む「体験する・感じる」事など幅広く興味を持ち、子育てに臨んでいます。子育てをしていく中で、キャンプ、ハイキング、釣り、川や海遊び、自然教室、家庭菜園など自然の中で子供と一緒になって遊ぶ事が大好きに。現在育児真っ最中、リアルな子育て状況をお伝えしています!


ホントにこの通りです!

ぽんたくんは、4.5.7.10がぴったりあてはまってました。

5.10は今でも、変わりません…。

何で、目の前の物が見えないのか…?!

私は、弟が2人いるけど、同じでしたね〜。

勉強だけじゃダメ!? 子どもの集中力を改善して「成績アップを図る」秘訣6つ

2016年08月24日 | 新聞や雑誌の記事
夏休みも終盤に入り、9月からは新学期が始まります。先学期終了時に子どもが持ち帰った成績表を見てギョッとしたお母さんも多いと思いますが、「新学期からちゃんと勉強できるのかしら……」と心配していませんか?
子どもの学業成績を心配するのはどの親も同じだし、成績が良ければそれに越したことはないでしょう。でも、低学年児童なら特に、「夜中まで何時間も勉強させるのはちょっと……」と思いますよね。
そこで今回は、『WooRis』の過去記事や、海外の健康・環境系情報サイト『Rodale Wellness』の記事を参考に、子どもの成績をアップさせるための基礎を作る秘訣をご紹介しましょう!

■1:朝エクササイズをさせる

特に子どもにADHD(注意欠如多動性障害)の症状があると、なかなか集中するのが難しいようです。ADHDを持つ子どもを対象とした精神学のリサーチによると、朝エクササイズをした子どもは、その日1日ADHDの症状が緩和したそうです。
朝エクササイズさせるということは、少なくとも20~30分は早起きさせなければならないということ。そのためには、前夜遅くならないうちに就寝させることも大事です。
学校まで歩くなどでもいいので、朝体を動かすようにすれば、自然と集中力が身につくかもしれません!


■2:自然の中で遊ばせる

過去記事「都会に疲れてない?“自然と触れ合うこと”の健康上のメリット4つ」でお伝えしたように、リサーチでADHDの症状を持つ子どもが自然の中と都会で、それぞれ20分散歩した後の集中力を調べた結果、自然の中で散歩した後のほうがかなりの集中力アップにつながった結果が出たそうです。
「ウチの子は集中力がない」と悩むお母さんは、家の中で勉強させようとするだけでなく、自然の中で遊ばせる時間も作ってみてください。

■3:音楽を習わせる

「それじゃ逆効果!“子どもの学力をグングン伸ばす”意外な方法4つ」でお伝えしたとおり、子どもが音楽のレッスンを受けると脳が活性化し、学習能力がアップするそうです。
毎日長時間の学習塾だけでは疲れるので、習いごとのスケジュールにピアノやギターなどの楽器のレッスンを組み込んだら、将来も役に立つかもしれません!

■4:集中力を必要とする遊びをする

勉強や仕事に集中しにくいのは大人も同じこと。でも、自分の好きなことをしていると驚くほど集中できますよね。
それを利用して、集中力をつける練習をするために、お絵描きやパズルなど、子どもが集中できる遊びをさせてみるのはいかがでしょう。クリエイティブな遊びなら終わった後の達成感もあるし、脳の別の部分も刺激を受けるかも!

■5:スマホを学校に持って行かせない

最近の子どもたちは、スマホやタブレットといった昔はなかったデバイスを持って学校へ行く場合も多いもの。でも、授業中もそれが気になって集中どころではなくなってしまう場合も!
どうしても必要なとき以外は、これら“遊び道具”となり得るデバイスは持たせないほうが、学校で本来すべきことに集中できるはずです!

■6:就寝時間を決めて守らせる

子どもの年齢が上がってくるにつれて、友達と延々とメッセージを交換したり、ゲームをしたりして、夜更かしすることも多くなるのではないでしょうか?
しかし、延々とメッセージをしていても友情が強くなるわけでもなし、結局寝不足で体調を崩したり、集中力に欠いたりしてしまうのは損な話です。
子どもの年齢ごとに必要な睡眠時間を考えて就寝時間を設定し、徹底的に守らせましょう。スマホやタブレットの使用も「夜●時以降は電源を切ること」と決め、必要なら親が管理してもいいかもしれません。

いかがでしょうか?
子どもの成績の良し悪しを決めるのは、学校にいる間にどれだけ集中していられるかにかかっているといっても過言ではありません。
数字を見て一喜一憂する前に、子どもの生活環境や習慣を見直して十分力を発揮できるような環境作りをすることを考えてみてくださいね!
(ライター 相馬佳)

毎日のお母さんの言葉が積み重なって、子どもの性格を作る

2016年08月19日 | 新聞や雑誌の記事
お母さんたちのお話を子どもはしっかりそばで聴いています


園からの帰り道。「R君はきちんとごあいさつができて、素敵よね」とほめてくれたママ友に、3歳のR君のお母さんはついついこんなことを言ってしまいます。「そんなことないわよ。家に帰ったら靴なんか脱ぎっぱなしだし、だらしがなくて困っちゃうの」R君のお母さんは、謙遜して言ったつもりの言葉。でもそれをそばで聞いているR君は、ほめられたことよりもお母さんが自分の悪口を言ったことのほうが印象に残り、悲しい気持ちでいっぱいです。

お母さんの言葉はインパクト絶大! 子どもは大人の言葉をそのまま受け取ります


日本では「謙遜」が美徳とされています。でも、子どもにはそんなことはわかりません。お母さんの言葉をそのまま受け取り「お母さんは、ぼくのことそんな風に思ってるんだ」と傷ついてしまいます。ほかの人にほめられたことよりも、大好きなお母さんに言われた「悪口」とも感じられる言葉のほうが子どもの印象に深く残ってしまうのです。

子どもがそばにいるときは「ほめられてうれしい」と素直に表現をしましょう


子どもがそばにいるときは、いったん「謙遜」は忘れてしまいましょう。「本当? ほめられてうれしいな! ありがとう」と素直に気持ちを表現してみましょう。子どももうれしそうなお母さんを見上げて、きっとニコニコ笑顔のはず。そして子どもも同じように気持ちを素直に表現できる子へと成長していきます。さらにほめられた良い部分をもっと伸ばしていこう!と意欲的になることでしょう。

「あいさつできてえらいわね」ではなく「お母さんもうれしいな!」と共感しよう


お母さんは子どもに対しても「○○君がほめられてうれしかったな」と「私」を主語にした“Iメッセージ”で伝えてあげましょう。子どもを「評価」するのではなく一緒に喜んであげるほうが、子どもにとっての喜びは大きいのです。みんなお母さんが大好き。お母さんが自分のことで喜びを表現してくれるのが一番うれしいのです。親子で素直に喜びを共有しましょう!

今日の1日1成長


ほめ言葉は素直に「ありがとう! うれしいな!」と受け取ろう。

ママのコミュニケーション力も1成長、子どもの自信も1成長。