ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)の花が、滅多に人が通らない細い道に咲いていた。
この道では、初めて見る。
ビロードモウズイカは、ヨーロッパ原産の帰化植物で、明治初期、ニワタバコ(庭煙草)の名で鑑賞用に導入されたものが野生化し、日本各地の陽当たりの良い土手や河原で咲いている。モウズイカは毛蕊花と書き、雄しべに毛が生えていることから命名。また、薄青い葉に毛が密生した様子がビロードの布に見えるのでビロードモウズイカとつけられた。
参考サイト Wikipediaビロードモウズイカ
ゴマノハグサ科 モウズイカ属
別名「ニワタバコ」
2014年6月3日午前11時50分ころ
↓ ビロードモウズイカの全形。
↓ ビロードモウズイカの花
花径は2cm位、花冠は5つに裂ける。1本の緑色をした雌しべと
5本の雄しべ、雄しべの2本は長く、3本が短い。短い3本には白い毛が密生。
花は早朝に開花おひるにはしぼむ一日花。
単独咲き2mにもなると綺麗でしょう~
園芸種でも育てるときっと綺麗なお庭にと思いました。
以前、住宅地の空き地に生えていましたが、そこに家が建ってしまって、無くなってしまいました。
多摩NTも少しずつ開発が進み、見られなくなった花がいくつかあります。
兎に角大きいので、周囲から飛び抜けて見えますから目立ちます。
お庭に植えるには、かなり広いお庭じゃないと・・・
川の斜面でも、毎年増えています。
こちらでは、大堀川の整備が終わって間もないですが、昨年より増えています。
今まであった植物が全く見えなくなったり、新しい植物が見られたり、環境の変化による影響が大きいですね。
ビロードモウズイカも多摩ニュータウンの開発で見られなくなり残念ですね。