kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

映画『スノーホワイト』を観て

2012-06-20 21:41:26 | アメリカ映画 2012

12-49.スノーホワイト
■原題:Snow White And The Huntsman
■製作年・国:2012年、アメリカ
■上映時間:127分
■字幕:古田由紀子
■観賞日:6月20日、TOHOシネマズ渋谷

 

□監督:ルパート・サンダース
◆シャーリーズ・セロン(ラヴェンナ)
◆クリステン・スチュワート(スノーホワイト)
◆クリス・ヘムズワース(エリック)
◆サム・クラフリン(ウィリアム)
◆サム・スプルエル(フィン)
◆イアン・マクシェーン(森の番人ビース)
◆ボブ・ホスキンス(森の番人ミューア)
◆レイ・ウィンストン(森の番人ゴート)
◆ニック・プロスト(森の番人ニオン)
◆エディー・マーサン(森の番人デューア)
◆トビー・ジョーンズ(森の番人コル)
◆ジョニー・ハリス(森の番人クワート)
◆ブライアン・グリーソン(森の番人ガス)
【この映画について】
子供から大人まで多くのファンを持つ名作グリム童話の「白雪姫」を基に、これまでの白雪姫のイメージを一新させたアクション・アドベンチャー大作。監督を務めるのは、人気ゲーム「Halo 3: Believe」のCMでカンヌ広告祭のグランプリの受賞経験もある、CMディレクター ルパート・サンダース。
主人公スノーホワイトには、「トワイライト・サーガ」シリーズで絶大な人気を誇るクリステン・スチュワート。また悪魔の女王には、オスカー女優のシャーリーズ・セロン。このほか、『マイティ・ソー』で主人公ソーを演じたクリス・ヘムズワース、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のサム・クラフリンという若手俳優たちが顔を揃える。(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】
スノーホワイトは、マグナス王と王妃に大切に育てられた外見も心も美しいプリンセス。しかし、母亡きあと、新しい王妃に迎えられたラヴェンナに父王を殺されたスノーホワイトは、国を乗っ取られ、7年間の幽閉生活を送ることになる。

一方、女王ラヴェンナは魔法の鏡にいつも問いかけていた。「鏡よ、鏡。この世でいちばん美しいのは誰?」(Mirror,mirror on the wall...Who's the fairest of them all?)「もちろん女王様です」しかしある日、鏡はこう言った。「この世でいちばん美しいのは女王様ですが、やがてあなたよりも美しい娘が現れます。その時、娘の心臓を食べれば、あなたは永遠の美と若さを手に入れ、不死身となるでしょう」その娘が自分の継娘スノーホワイトと知った女王は、彼女を殺そうとするが、闇の森へ逃げられてしまう。女王は森に詳しいハンターのエリックを雇い、刺客として解き放つ。

だが、スノーホワイトは彼と手を組み、危険をかわしながら、たくましく生きる能力を身につけていくのだった。女王はその後も、あの手この手でスノーホワイトを追跡、罪のない命と自然を破壊していく。すべては自分のせいと心を痛め、たとえ地の果てまで逃げても女王の魔の手から逃れられないと悟ったスノーホワイトは、抵抗軍を組織し、女王を倒すべく進軍を開始する……。

グリム童話の名作として世界中に知られている?「白雪姫」の物語だが、決して子供向けの作品ではなく大人が楽しむ作品だ。主役のスノーホワイトを演じるのは「ランナウェイズ」でジョーン・ジェットを演じていたクリステン・スチュワートだが、ストーリーの展開や演技の上手さから言っても(女優としてのキャリアもそうだが)女王ラヴェンナを演じたアカデミー女優のシャーリーズ・セロンが事実上の主役であるのは間違いない。この作品はそういう点からもシャーリーズ・セロンの演技と美しさに惚れ惚れとする映画である。
独り身の女王の魔力の源は、女性の永遠のテーマでもある美しさであり、美しさを保つことが権力を維持し国を統治する上で最大の武器なので、自分より若くて美しい女性の存在は自らの権力を揺るがす一大事であることからも、それを未然に排除するのは彼女からすれば当然なのである。
そこで魔力が及ばない森の中に逃げたスノーホワイトへの刺客として選ばれたのが「マイティ・ソー」で主役のソーを演じたクリス・へムズワース。だが、この刺客は女王の命に背いてスノーホワイトの身柄を女王に渡すことは無かった。結局は命に背いたばかりか反乱軍に投じて女王の居城を攻める軍に加わった。

スノーホワイトの幼馴染であったウィリアムが反乱軍を主導して、その彼との関係も描かれているがこちらはストーリーの展開上さして重要では無かった。やはり、演技派美人女優のシャーリーズ・セロンが放つあの決め台詞「Mirror,mirror on the wal...」の時のアップになった表情を大スクリーンで見ると、やはりこの映画の主役は彼女であると改めて認識させられた。 

あと、VFXとCGを駆使した映像もなかなか綺麗でした。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
白雪姫の世界もまた"仁義無き戦い" (zebra)
2013-04-29 17:54:11
>ストーリーの展開や演技の上手さから言っても(女優としてのキャリアもそうだが)女王ラヴェンナを演じたアカデミー女優のシャーリーズ・セロンが事実上の主役であるのは間違いない。
他のブログでも 主役の白雪姫より 悪の女王役のセロンを 高評価してる方たちが かなり多いんですよ!

結婚初夜・・・世の男にとって至福の瞬間・・・
それが まさか 人生最悪の瞬間とは・・・・

初夜のベッドでは国王もただの男。まさに"仁義なき戦い"で組長のタマ・・・・あっ、ではなく、国王のふたつのタマと本当のタマ(命)を取っちゃった女王・・・・まさに下克上の女です。


 "国王ぉぉぉーーー 覚悟しいやぁぁぁぁぁぁーーー"
”や、やめろ ラベンナ・・・ ワシのナニをどうするつもりじゃ・・・うぎゃぁぁぁぁぁぁ~ん!!!!!” (絶命)・・・

"やったぁぁぁぁ  国王のタマ(ふたつも) 取ったよぉぉぉぉぉ"   勝利の雄たけびのラベンナ。
BGM↓
http://www.youtube.com/watch?v=ByA_ImHPxHQ
 まさに 白雪の世界観も下克上・・・・


恐るべしっ!!!!セロン女王!!!!
>白雪姫の世界もまた"仁義無き戦い" (kintyre)
2013-05-05 22:09:01
こんばんは、返事遅くなり申し訳ありません。

この映画の主役はタイトル通りで、本来ならスノーホワイトそのもののクリステン・スチュワートですよね。
でも、観た人なら判ると思いますが、やはり女王様役のセロンの方が演技力、キャリア、美貌、存在感など全てで上回っていたのは事実。
国王との初夜、男からしてまさかここで命を落とすとは予想外どころか、後世にそういう意味で名を残してしまいました。やはり、女は強いです。

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