kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

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映画『ケープタウン』を観て

2014-08-30 22:34:59 | 映画・ドラマ、アクション

14-70.ケープタウン
■原題:Zulu
■製作年、国:2013年、フランス・南アフリカ
■上映時間:107分
■料金:1,800円、新宿バルト9(新宿三丁目)
■鑑賞日:8月30日

 

□監督・脚本:ジェローム・サル
□脚本:ジュリアン・ラプノー
◆フォレスト・ウィテカー
◆オーランド・ブルーム
◆コンラッド・ケンプ
◆ジョエル・カイエンベ
◆インゲ・ベックマン
◆パトリック・リスター
◆タニア・ヴァン・グラーン
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのオーランド・ブルームと「ラスト・キング・オブ・スコットランド」で第79回アカデミー賞主演男優賞を獲得したフォレスト・ウィテカーが、コンビを組む刑事を演じる。南アフリカの大都会ケープタウンを舞台に、そこに巣食う深い闇の世界をあぶり出す。キャリル・フェリーの推理小説「ZULU」を基に、『ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀』などのジェローム・サルがメガホンを取る。

南アフリカのケープタウンで、元ラグビー選手バイツの娘ニコールが殺害される事件が発生。アパルトヘイトの傷痕がまだ残る南アフリカでズールー族出身ながら警部にまで昇進したアリ・ソケーラ刑事が、酒と女に溺れて妻や息子、署長からも見放されているブライアン・エプキンらを率いてこの事件の捜査にあたることになる。
解剖されたニコールからは、未知の分子が含まれた麻薬が検出される。さらに事件当日ニコールは売人のスタンと会っていたことが判明。アリとブライアン、ダン・フレッチャーの3人はニコールの発信記録があったミューゼンベーグ海岸でスタンを見かけなかったか聞き込み調査を行うが、若い黒人グループに声をかけたところ、彼らは制止も聞かずに襲撃。最新の銃や無線機、暗視装置を持ちあわせ異様に凶暴な彼らとのもみ合いの中で、ダンは命を落とす。その場にはニコールの遺体から検出されたものと同じ薬物が残されていた。さらに、最近頻発しているスラム街の子供たちが行方不明になる事件の現場からも同様の薬物が見つかる。分析の結果、その薬物ははじめは快感をもたらすが、摂取し続けると攻撃性が増し、自殺衝動を起こさせるという恐ろしいものだった。
薬物を手掛かりに捜査を進めていくうちに、アパルトヘイトが布かれていた時代に政府の命令で黒人を抹殺するための科学兵器を研究していた科学者オパーマンに行きあたる。ニコール殺人事件の犯人はスタンだと睨まれているが、根底には大きな組織犯罪があると確信するブライアン。そんな中、第二の殺人事件が発生。遺体からスタンの痕跡も見つかるが、スタンもまた死体となって発見される。事件解決のため捜査を打ち切ろうとする署長に反し捜査を続けるブライアンとアリに、深い闇が待ち構えていた……。

アカデミー賞受賞経験者のフォレスト・ウィテカーとオーランド・ブルームが南アの刑事に扮して凶悪事件を捜査する話。だが、舞台がアパルトヘイトの影響が未だに残る国だけに、捜査には目に見えない障害があちこちにあり、それは警察と言う組織内にも巣食っているのだから厄介だ。ウィテカー扮するアリは人種差別に負けずに昇進を果たした人物だが、少年時代に警察犬に股間を噛まれて生殖機能を失って以来、人には言えないストレスを抱え一人暮らしの母を心配する毎日。相棒でブルーム扮するブライアンは組織の論理などお構いなしに自分勝手に動くが腕は立つのでアリに見込まれている。
ストーリー的には、当初は単なる少女殺人事件の捜査だったのが、実は、国家の秘密政策にまで拡がっていく。結局、犠牲になるのは貧困から抜け出せない子供たちや弱い立場とされる黒人だったりする。未知の麻薬を人体実験代わりに使われている少年、教育が行き届いていないと怖いよね。麻薬組織はそんなことお構い無しに利益を上げるためなら政府だって警察だって巻き込んでいく、最後は、アリが全体の黒幕的存在であるオパーマン博士をトコトン追いつめる。だが、その前の秘密アジトでの銃撃戦で負傷していたアリ、オパーマンを砂漠でボコボコにしたまでは良かったが、ブライアンがヘリで駆けつけた時には力尽きてしまった。最後に生き残ったのはブライアンだけだった。

ウィテカーは相変わらずの演技力だが、オーランド・ブルームの刑事役はどうだったかな?優男のイメージが染みついている彼だが、今回はアウトロー的な刑事役を演じていて従来のイメージを超える演技だったが、やはり、どこかで彼の今までのイメージがあるのは拭いきれなかった。これだけでなく、今後もこういう役をオファーされたら受ける勇気を求めたい。それにしても南アって治安は悪いようです...。

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映画『イントゥ・ザ・ストーム』を観て

2014-08-23 21:01:12 | 映画・SF

14-69.イントゥ・ザ・ストーム
■原題:Into The Storm
■製作年、国:2014年、アメリカ
■上映時間:89分
■料金:1,800円
■鑑賞日:8月23日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)

 

□監督:スティーヴン・クォーレ
◆リチャード・アーミテージ
◆マット・ウォルシュ
◆サラ・ウェイン・キャリーズ
◆アリシア・デブナム・ケアリー
◆アーレン・エスカーペタ
◆マックス・ディーコン
◆ネイサン・クレス
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
史上最も規模が大きい竜巻に襲われた人々の死闘を描くディザスターパニック。ジャンボジェット機も簡単に飲み込む直径3,200メートル、秒速135メートルもの巨大竜巻が襲来するさまを、臨場感あふれる映像で映し出す。メガホンを取るのは、『タイタニック』『アバター』などに携り、ジェームズ・キャメロン監督からの信頼も厚い『ファイナル・デッドブリッジ』などのスティーヴン・クォーレ。

アメリカ中西部シルバートンの町に地球史上最大規模の超巨大竜巻が襲来。最悪の事態はまだこれからだと専門家たちが予測する中、気まぐれで恐ろしい巨大竜巻を前に町の人々は為すすべもない。ほとんどの住民はシェルターに避難するが、竜巻を追って観測する研究者=ストーム・チェイサー(リーダーのピート、ルーカス、気象学者アリソン・ストーンズ)であった。たちは、生涯に一度の観測のためにあえて竜巻の渦に向かっていく(イントゥ・ザ・ストーム)。そんな中、二人の息子が通う高校の教頭ゲイリー・モリスは、生徒や家族を守ろうと懸命の努力を続けていた……。ゲイリーの息子で、同校の生徒でもあるドニーは、25年後に開いて見るためのタイムカプセル用ビデオの作成のため、密かに恋心を抱くケイトリンを町の外れにある廃工場に連れてきていたが、その時、突如として竜巻が町を襲い、工場は屋根から崩れ落ち身動きが取れなくなった。
ピート率いるタイタス・チームは竜巻から逃れるために教会へ辿りついたが、チームのメンバーがうっかり落としてしまったカメラを拾いに外に出た瞬間に火柱と共に竜巻に飲み込まれ空高く巻き上げられ亡くなってしまう。その頃、ドニーとケイトリンはタイタス・チームの機転で助けられるが、巨大化した竜巻の来襲に町はなす術もない。生徒らの救出に必死なゲイリーは高校に戻りスクールバスに分乗して、脱出は着々と行われる。その頃、タイタス・チームの車は竜巻の突風に巻き込まれてしまいピートは死亡。

やがて竜巻は自然消失したが、破壊されまくった町の復興はこれからだ。

このストーリーには気象学者アリソンが実家に残してきた一人娘との絆、高校教頭ゲイリーと工場の落下事故に巻き込まれた息子の救出と二つの物語も同時進行している。ピート率いる研究者チームはスポンサーからのプレッシャーもあり、中々決定的瞬間に遭遇出来ずにイライラが募っていた。
全体的には無名俳優の出演で役に入れ込むことは無いが、それでもCGをフル活用した巨大竜巻の威力、飛行機が宙を舞い上がる映像などCG全盛時代ならではの工夫も随所にみられる。そんな中でYou Tubeに投稿しようと馬鹿さ丸出しの若者二人組の存在は息抜き的なシーンとなっていた。

日本ではここまでの巨大竜巻は考えられないが、これが台風とかになると現実味を帯びるかも知れない。地球規模での異常気象が各地で発生しているので、あながち映画の世界の出来事と思えない気もした。 

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映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』を観て

2014-08-14 17:06:53 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-68.ジゴロ・イン・ニューヨーク
■原題:Fading Gigolo
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:90分
■料金:1,100円
■鑑賞日:8月14日、TOHOシネマズシャンテ(日比谷)



□監督・脚本・出演:ジョン・タトゥーロ
◆ウディ・アレン
◆ヴァネッサ・パラディ
◆シャロン・ストーン
◆リーヴ・シュレイバー
◆ボブ・バラバン
◆ソフィア・ヴェルガラ
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
不況で経済状態の悪い友人同士の男性2人が金もうけに男娼(だんしょう)ビジネスをスタートしたところ、思わぬ騒動に巻き込まれていくブラックコメディー。監督業でも才能を発揮している『バートン・フィンク』などのジョン・タートゥーロ監督、脚本、出演で、彼の友人でビジネスパートナーを、数多くの名作を生み出した監督のウディ・アレンが演じる。

ニューヨーク・ブルックリンで祖父の代から続く本屋をたたむことになったマレーは、友人のフィオラヴァンテ相手にボヤいていた。妻は働いているが、4人の子供を抱えて失業したマレーは、かかりつけの皮膚科の女医パーカーからレズビアンのパートナーとのプレイに男を入れたいと相談を受け、1000ドルで紹介すると持ちかける。
マレーは、定職に就かず、数日前から花屋でバイトを始めたフィオラヴァンテをおだて、ジゴロデビューさせる。パーカーと2人だけのお試しから戻った彼は、500ドルのチップまで持ち帰ってきた。ポン引きの才能を発揮したマレーは軽快な営業トークで客層を広げ、フィオラヴァンテは女性の気持ちを理解すると言う隠れた才能で女性を惹きつけていく。マレーは、彼と違って厳格なユダヤ教宗派の高名なラビの未亡人アヴィガルに熱心な営業をしていた。
若く美しい彼女がずっと喪に服しているのを見たマレーは、フィオラヴァンテの“セラピー”を受けるよう説得する。フィオラヴァンテのアパートで背中をマッサージされたアヴィガルは涙を流し、その理由を聞いたフィオラヴァンテは心を揺さぶられる。そして2人は、普通の恋人同士のようにデートするようになる。しかし2人の恋は、ジゴロにとってはご法度、ユダヤ教徒にとっては禁忌だった。アヴィガルに想いを寄せる幼馴染のドヴィの告発により、ユダヤ法の審議会にかけられるマレー。ポン引きの罪は石打ちの刑だという、まるで中世のような裁判だった。そのころ、フィオラヴァンテも自分の恋のせいで窮地に陥っていた……。

ジョン・タトゥーロが監督、脚本を書いた作品にウディ・アレンが出演している。この二人の軽妙な会話劇が中心で、もっぱらアレンが突っ込みでタトゥーロがボケ役のような間柄。一方的に喋るアレン、それを分かっているのかいないのか分からないような表情で聞き流すタトゥーロという展開が終始続く。当初はこの二人の会話劇を楽しく観ていたが、流石にこの調子で90分近く続くので最後の方はぐったり。
ストーリー的には実際にユダヤ系であるアレンのそうしたルーツが中盤以降は色濃く反映されていく。スタートは定職の無い友人フィオラバンテにジゴロとして女性の相手をする話を持ちかけ、意外にもこの仕事がハマった。だが、御法度であるユダヤ系未亡人女性に恋心をフィオラバンティが持ち始めた辺りから展開は変わってしまう。ジゴロ業を楽しむ話しと想像していたが、戒律に厳しいユダヤ教に抵触したことから、フィオラバンティがユダヤ裁判にかけられることに。そこに、長年未亡人に恋心を寄せ続けていた男性の存在が絡んでくる。
まあ、このユダヤ教やNYのユダヤ人コミュニティに関する話は日本人にはピンと来ないので、これがジゴロとどう関係があったのかは観ていても分からなかった。どうもウディ・アレンとは相性悪いんだよな~。シャロン・ストーンもヴァネッサ・パラディもイマイチでした。

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映画『バトルフロント』を観て

2014-08-09 18:07:19 | 映画・ドラマ、アクション

14-67.バトル・フロント
■原題:Homefront
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:100分
■料金:1,100円
■鑑賞日:8月9日、ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷)

 

□監督:ゲイリー・フレダー
□脚本・製作:シルヴェスター・スタローン
◆ジェイソン・ステイサム
◆ジェームス・フランコ
◆ウィノナ・ライダー
◆ケイト・ボスワース
◆フランク・グリロ
◆クランシー・ブラウン
◆ラシェル・ルフェーヴル
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
シルヴェスター・スタローンが製作と脚本を手掛けたアクションサスペンス。この世を去った妻の故郷で一人娘と静かに暮らしていこうと決意した麻薬潜入捜査官だった男が、自分たちを執拗(しつよう)につけ狙う麻薬密売人を相手に壮絶な戦いを挑んでいく。主演に数多くのアクション作を誇るジェイソン・ステイサム、彼と対峙(たいじ)する密売人に『127時間』などのジェームズ・フランコ。その脇をウィノナ・ライダーやケイト・ボスワースら実力派女優が固める。

元麻薬潜入捜査官フィル・ブローカーは一人娘マディのことを思い、かつての仕事や過去を忘れ再出発を決意、亡き妻の田舎で新たな生活を始める。だが裏で町を牛耳る麻薬密売人ゲイター・ボーダインは、ある企みのためブローカー親子に近づいていく。平穏な暮らしを望むフィルだったが、マディに危険が迫り、彼の怒りはついに臨界点を超える。最愛の娘を守るため、フィルは容赦なしに迫りくる脅威にたった一人で立ち向かっていくのだった……。

ブローカーがそもそも一人娘のマディと二人で妻の故郷に移り住んできたくだりは彼がインターポールの潜入捜査官として密売人との壮絶な戦いを繰り広げてきたことが紹介される。田舎町で平穏な生活を送るはずだったのに、マディが通う学校での子供の悪戯がきっかけでモンスター・ペアレンツに絡まれてしまい、この母親の兄ゲイターが町を牛耳る裏組織のボスで警察官も彼には逆らえない。表向きは修理工場経営者だが、裏では麻薬の密売組織を率いていることから、ブローカー父娘をこらしめる積りでゲイターに頼んだのに、何故か、ブローカーの素性が割れてしまい、そこから壮絶な戦いに繋がるという展開。
ここでのステイサムは父親として一人娘を可愛がるどこにでも居る父親像を演じている姿が、彼の従来の作品とは異なる点と言えるかも。元々はエクスペンダブルズ・シリーズで共演したスタローンが自分で演じるために書いた脚本だったのを、ステイサムが演じるに相応しいと思ったことから彼に主役の座を譲った経緯があるそうだ。

物語のスケールは田舎町で展開されるだけにこじんまりとしているが、それでもステイサムの屈強さが強調されている。共演陣ではゲイターを演じるのが善人役が多いジェームス・フランコ、その妹役にケイト・ボスワース、娼婦役にウィノナ・ライダーらが配されている。この妹、かなり強烈な個性の持ち主でダラしない夫を罵倒するモンスター・ペアレンツを個性的に演じている。こんな母親に育てられながらも父仕込みの格闘技を身に付けているマディに倒された息子も如何にもいじめっ子な感じだがどんな大人になるのか心配だ。

この映画がシリーズ化されるかは未定だが、これと言った特徴の有るキャラでは無いのでこれだけにした方が良いかもね。ステイサムの父親姿、良かったです。

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理研・笹井氏自殺!遺書で小保方氏気遣う「あなたのせいではない」

2014-08-06 22:38:00 | 時事ニュース・国内

STAP細胞論文をめぐる問題の渦中にいた理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹・副センター長が、首をつっているのが見つかり、死亡が確認された。論文問題で揺れ続けた理研に、改めて大きな衝撃が走った。
兵庫県警によると、午前8時40分、先端医療センターの関係者が、笹井氏が首をつっているのを発見し、午前9時2分に「男性が首をつっている」との110番通報があった。午前9時46分に神戸市立医療センター中央市民病院に搬送されたが、午前11時3分に死亡が確認された。

遺書は秘書の机の上と自殺現場で発見された。秘書の机の上の遺書は人事課長と総務課長宛てだということは分かっているが、何通あったのかはまだ分かっていない。自殺現場で発見されたのは3通。小保方晴子ユニットリーダー宛のものもあったという報道もあるが、3通の宛先や内容については「ご遺族の心情を優先したい」として公表されなかったが、遺族の了解が取れた上で公共性が高いと判断された部分については今後公開する考えだ。遺書は、1枚の紙に、パソコンで作成され、「限界を超えた」、「精神的に疲れました」といった言葉のほか、「あなたのせいではない」など、小保方氏を励ますようなメッセージが記されていたことが、関係者への取材でわかった。

ノーベル賞候補とも目されていた笹井氏の死は国内のみならず、海外でも大きな衝撃をもって受け止められているようだ。アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは、「日本人は、時として、自殺をして償う」と報じたほか、2013年、笹井氏の研究を表彰したスイスのベルン大学は、笹井氏の功績をたたえる、哀悼の意を発表。また、STAP細胞論文を掲載し、その後、取り下げた「ネイチャー」も、笹井氏の自殺について、「本当に悲劇で、多大な損失だ」とコメントしている。

現在、STAP細胞の検証を理研側が小保方氏を交えて行っているが、その中で大きな役割を果たしていた笹井氏の訃報を受けて、今後、実験再現に大きな影響が出ると予想される。

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映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観て

2014-08-03 16:24:22 | 映画・SF

14-66.オール・ユー・ニード・イズ・キル
■原題:Edge Of Tomorrow
■製作年、国:2014年、アメリカ
■上映時間:113分
■料金:1,800円
■鑑賞日:8月3日、ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷)



□監督:ダグ・リーマン
◆トム・クルーズ
◆エミリー・ブラント
◆ビル・パクストン
◆ブレンダン・グリーソン
◆ノア・テイラー
◆ジョナス・アームストロング
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
作家・桜坂洋のライトノベルを、トム・クルーズ主演で映画化したSFアクション。近未来の地球を舞台に、ある兵士が戦闘と死をループしながら、幾度も戦闘するうちに技術を身に付けていくさまを描く。監督は、『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs. スミス』などのダグ・ライマン。主人公と共闘する特殊部隊の女兵士には、『プラダを着た悪魔』などのエミリー・ブラントがふんする。
近未来。地球は謎の侵略者からの攻撃を受け、そのあまりの戦闘力の高さに人類はなすすべもなかった。ウィリアム・ケイジ少佐は決死の任務にあたるが、敵にダメージを負わせることなく戦死。しかし気付くと時は出撃前に戻っていた。少佐はタイムループに巻き込まれていた。幾度となく出撃と戦闘、死を繰り返すうちに、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキが彼と同様にタイムループに巻き込まれていることを知る。戦いを繰り返しながら少佐は戦闘技術を磨いていき、二人はこのタイムループから抜け出す糸口を探る……。

近未来の地球の欧州でミミックスというエイリアンによる侵略を受け、それに対抗するべくロンドンの指令部へと作戦開始の前日に向かったケイジ少佐。そこで、司令官のブリガム将軍からはフランスの海岸の前線へと向かうようにとの指令を受けてしまった。J部隊とい部署に配属されたケイジはそこでリタという軍曹と一緒になる。ここからはひたすらエイリアンとの戦闘で死んだと思ったら前日に戻るというパターンを繰り返す。リタも以前はこのループ能力を有していたが輸血の際に失われてしまう、そこでケイジに頼んで目が覚めたら私を探しに来てと頼むのだった。ケイジはこの行ったり来たりを繰り返す内に戦闘能力をその都度向上させることが出来た。
最後はルーヴルでミミックスとの戦闘に何とか勝利し、気付いたらロンドンへと向かう機内だったというオチだった。
ループのせいでミミックスのせん滅に成功、J部隊員も無事、ケイジもリタも勿論無事だった。

ケイジのループが繰り返されることによってストーリーも進行するというシンプルな内容だが、特段入り組んだ展開でもないそんな作品でした。トム・クルーズの作品ならなんでも観たいファンには良いでしょうが、ストーリー重視の方にはどうでしょうか?エミリー・ブラントの逞しい戦士姿も良かったですよ。

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映画『複製された男』を観て

2014-08-02 12:36:58 | 映画・ドラマ、アクション

14-65.複製された男
■原題:Enemy
■製作年、国:2013年、カナダ・スペイン
■上映時間:90分
■料金:1,100円
■鑑賞日:8月1日、新宿シネマカリテ(新宿)

 

□監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
◆ジェイク・ギレンホール
◆メラニー・ロラン
◆サラ・ガドン
◆イサベラ・ロッセリーニ
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
ノーベル文学賞作家でポルトガル出身のジョゼ・サラマーゴの小説を実写化したミステリー。至って普通の日々を送ってきた教師が、ある映画に自分と酷似した男が出ているのを見つけたことから思わぬ運命をたどっていく。メガホンを取るのはカナダ出身で、その衝撃的な作品で知られる『灼熱の魂』、やはりジェイク・ギレンホールが主演の『プリズナーズ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ。キャストには『ブロークバック・マウンテン』などのジェイク・ギレンホール、『マイ・ファミリー/遠い絆』などのメラニー・ロランら実力派が集う。
大学で歴史を教えるアダムが同僚から薦められたビデオを見ていたところ、自分とそっくりな男が出演しているのを見つける。あまりにも似ており恐怖さえ覚えたアダムは、そのアンソニーという俳優について徹底的に調べ、居場所までつきとめる。気付かれないように監視していたが、そのうちに彼と話してみたい気持ちが膨れ上がり、ついに接触。対面した二人は、姿かたちだけでなく、声も、生年月日も、生まれついたものではない傷痕もまるっきり同じだった。自分とまるっきり同じ存在の出現に混乱する二人。自己像が揺らぎ、それぞれの妻や恋人を巻き込んだ極限状態に陥っていく……。

この映画は原則4人?しか登場しません。瓜二つの男で古代史教師アダムと売れない俳優アンソニー、アダムの恋人であるメアリーとアンソニーの身重妻であるヘレン、アダムの母である。こう見ると5人だが、アダムとアンソニーはジェイクが一人二役を演じている上に、同一人物とも解釈出来るので「4人」?とも言える。そして映画館で観ている時も観終わった後も思い出せば思い出すほど、どちらがどちらなのか混乱してくるヤヤコシイ作品なのである。まあ、ノーベル賞受賞作家が書いた作品だから、そんなに単純な物語でも無い。
ここでキーワードとなっているのが「蜘蛛(クモ)」の存在で、ラストシーンのホラー映画もどきのシーンも含めてクモが何かを揶揄しているのは事実。歴史教師のアダムが同僚から切り出された映画の話が全てのスタートで、ここで彼が興味を持たなければ何も起こらなかった。そこで観た自分と瓜二つの男の姿、一卵性双生児では無いのかと疑って母に尋ねるのは笑ってしまうが、そこで母にあっさりと否定され、益々混乱するアダム。そこで止めれば良いのに、インターネット(WEBもクモの巣の意味がある)でこの俳優を徹底調査したばかりにど壺にはまる。まあ、ハマらなければ映画になりませんが。

二人が対面してからは主導権は何故かアダムからアンソニーへと移る。と言う事はアンソニー自身は(多重人格の)アダムが妄想の中で生み出したのかとも解釈出来るが、恋人に内緒で入れ替わったりしてスリルを味わう展開に。だけど最後のシーン、メアリーと喧嘩してしまってアダムの車を運転するアンソニーが帰路に就く際にトンネルの側壁に激しく激突(何だかダイアナ妃の最期を思わせる)して二人は即死、車のフロントガラスは「クモの巣状」にひび割れていた。
翌日、アダムはアンソニーとして新たな生活をヘレンと始める覚悟を決めた。そこにはヘレンでは無く巨大なクモが、アダムのびっくりする顔が写されてエンド・ロールに。何だか訳が分からない終わり方だった。

ヴィルヌーヴ監督が主役アンソニーとアダムの一人二役に起用したジェイク・ギレンホール、異なる個性を持つ二人の男を見事に演じきっていた。それぞれの職業も生まれ育ちも恋人も別々なのにそういう違和感を感じさせずにいられるのは彼の演技力の素晴らしさの証明だ。

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映画『ゴジラ』を観て

2014-08-01 22:59:46 | 映画・ホラー,サスペンス,スリラー

14-64.ゴジラ
■原題:Godzilla
■製作年、国:2014年、アメリカ
■上映時間:123分
■料金:1,100円
■鑑賞日:8月1日、新宿ピカデリー(新宿)

 

□監督:ギャレス・エドワーズ
◆アーロン・テイラー=ジョンソン
◆渡辺謙
◆ジュリエット・ビノシュ
◆サリー・ホーキンス
◆エリザベス・オルセン
◆ブライアン・クランストン
◆デヴィッド・ストラザーン
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
怪獣映画の傑作として映画史に名を残す『ゴジラ』を、ハリウッドが再リメイクした超大作。突如として出現した怪獣ゴジラが引き起こすパニックと、ゴジラの討伐に挑む人類の姿を壮大なスケールで活写する。メガホンを取るのは、『モンスターズ/地球外生命体』のギャレス・エドワーズ。キャストには『キック・アス』シリーズなどのアーロン・テイラー=ジョンソン、『ラスト サムライ』などの渡辺謙ら実力派が結集。

1999年フィリピン。石炭採掘現場で謎の陥没事故が起こる。事故現場に急行した芹沢猪四郎博士はそこで化石となった巨大生物の骨とそこに寄生していたかのような物体を発見する。物体は二つありそのうち一つからは既に何かが抜け出し海へ向かった跡が残されていた。
日本の地方都市。ここで稼働中の原子力発電所で働くアメリカ人のジョー・ブロディは、発電所に近づきつつある謎の震動と電磁波に気づく。対策会議を開くべく発電所に向かったジョーとその妻サンドラ。サンドラは炉心の調査すべく原子炉へと向かい、ジョーは管制室で緊急対策会議の準備を進める。しかし謎の咆哮と共に凄まじい揺れが発電所を襲う。原子炉が破損し放射線漏れが起きる。ジョーは都市への拡大を防ぐべく、サンドラを残したまま防御壁を閉じる。
しかしその後も揺れは収まらずついに発電所は倒壊するのだった。そしてそれを街から見つめるブロディ夫妻の息子フォード…。15年後フォードは爆弾処理担当の軍人となっていた。久々の休暇で妻子の待つサンフランシスコに戻ったフォードは、日本から父が逮捕されたとの連絡を受け急ぎ日本へと向かう。倒壊から生き残ったジョーは、妻の死の原因を政府が隠ぺいしていると信じ、それを暴くべく日本に残っていた。そして放射線汚染のため立ち入り禁止地区となっていた雀路羅市に侵入しようとして逮捕されたのだった。

かつての自宅に残した謎の電磁波のデータを取りに行こうとする父に付き添いフォードは雀路羅市へ侵入する。廃墟となった雀路羅市だったが、ガイガーカウンターには放射線反応は現れなかった。
自宅でデータを回収する二人だが警備隊に見つかり連行される。連行先はかつての発電所跡で大がかりな施設が建造され多くの人間が働いていた。そして炉心があった場所には繭のようなものがありそこから電磁波が発生していた。この施設を管理しているのは「モナーク」という秘密組織であり、芹沢博士もここに所属していた。電磁波の発生間隔が短くなり何かが目覚めようとしていた。芹沢博士は迷った末抹殺指令を下すが間に合わず、ついに巨大怪獣が目覚め周囲を破壊したのち翼を広げ飛び去っていく。
その破壊に巻き込まれたジョーは大けがを負い、フォードの看護の甲斐もなく死亡する。「MUTO(ムートー)」と名付けられた巨大怪獣は海を越え東を目指していた。それを追う芹沢博士たちと米軍。博士はともに行動することとなったフォードに「モナーク」が怪獣調査のために設立されたことを告げる。古生代、今よりも高濃度の放射線で覆われていた地球では放射線をエネルギー源とする怪獣たちが闊歩していたが、やがて放射線量の低下により地底深くへと追いやられていた。

1954年に米軍の潜水艦ノーチラス号がこの生き残りの怪獣を発見。人類は核実験という名目でカモフラージュして怪獣殲滅を図るも失敗に終わった。この怪獣は「ゴジラ」と呼ばれることとなった。MUTOが復活した今、きっとライバルだったゴジラも復活するだろうと芹沢博士は考えていた。MUTOはハワイ沖でロシアの原子力潜水艦を捕獲し、ホノルル市街に上陸する。MUTOの電磁波攻撃により停電する市街。そして沖合では別の巨大怪獣がホノルルへと向かっていた!(この項、MovieWalkerより転載しました)

今回のゴジラを観る前に60年前の1954年に公開された第1作を観て「予習」をしてから観た。60年前のゴジラは白黒だったのと、今の時代とは異なりCGも特殊効果技術も無かった時代の作品だったが、それでも当時としては最新技術を駆使した作品だったと思われる。CG全盛時代の21世紀にこの作品がハリウッドで製作された意義は大きい。世界的にも有名なゴジラが再び世界に向けて発信されたことで、新たなブームを巻き起こすのを期待したい。
ストーリー的には60年前の作品にもある、水爆実験は実は古生代に封じ込めた怪獣が騒ぎ始めたので退治するためだったという路線の一部が今回も採用されている。但し、今回はゴジラが目覚めるきっかけとなったのは蘇った「ムートー」と対決するためで、南太平洋から太平洋を北上してサンフランシスコ市内で対決の時を迎えていた。ゴジラがムートー退治に成功してゴジラは再び海中に消えていくのだった。やっかいだったのはムートーのエネルギー源は放射能であるという点だ。ムートーは放射能を求めて移動してきた、この辺は核に対する人類への警告なのだろうか?

俳優陣では渡辺謙が主役級で出演しているものの、他には売出中のアーロン・テイラー=ジョンソン、サリー・ホーキンス、ジュリエット・ビノシュと国際色豊かな俳優が出演しているものの一線級の大物感は無い。渡辺謙もそれほど目立つような役どころではなく、でも、ゴジラを日本風に発音していたのは彼のアイデアらしい、英語だと「ガッジーラ」と発音しているのでね。俳優の演技を魅せる作品ではなく、主役は「ゴジラ」そのものというスタンスのようでした。ゴジラがシリーズ化されるのかは分かりませんが、その際に渡辺謙は続投するのかな?

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