2012プロ野球観戦記録NO.6(MLB開幕戦)
○オークランド・アスレティックス 4 ー 1 シアトル・マリナーズ×
チ ー ム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
シアトル・マリナーズ | 0 |
0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
オークランド・アスレティックス | 0 |
0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | X | 4 |
【球場】
東京ドーム1塁側 指定C
【責任投手】
○コローン1勝0敗
Sバルフォア1S
●ケリー0勝1敗
【投手-捕手】
(ア)コローン、バルフォア-スズキ
(マ)バルガス、ケリー、シェリル、デラバー-オリヴォ
【本塁打】
スモーク1号(マ)、セスペデス1号(ア)、レディック1号(ア)、ゴームズ1号(ア)
【イチローの打席結果】
第1打席:二ゴロ(投手:コローン)
第2打席:見逃し三球三振(投手:同上)
第3打席:センターフライ(投手:同上)
第4打席:一ゴロ(投手:バルフォア)
【試合観戦評】
MLB開幕シリーズ第2戦を観戦しました。このカードはイラク情勢逼迫とかで中止になっていたのがやっと実現した形で、私もその時は切符を購入しましたが残念な思いをした記憶が残っています。
今シリーズはアスレティックスの持ちゲーム(本拠地扱い)としてマリナーズと対戦する形式ですが、日本のファンはイチローがマリナーズの選手としてプレイする姿を観る機会はこれが最初で最後の可能性が大なので、やはり東京ドームではイチローの打席での声援とカメラの閃光は凄かったです。
A’Sの先発は元サイ・ヤング賞受賞投手で昨季はヤンキースに所属していたバートロ・コローン。コローンはインディアンスのエースとして君臨していた頃はパワー・ピッチャーとして鳴らし150キロを超える速球が武器の投手で、イチローはコローンを得意としていた時期があったので今日の対戦は興味深かった。
この日のコローンは球速は140~147キロの間で終始していたが制球は非常に良かった。特に第2打席は選球眼の良いイチローが三球三振を喰らっていた。コローンとは3打席対戦していずれも快心の打球は無く、第4打席は9回に回って来てバルフォアと対戦するも一塁ゴロで、今日は残念ながら無安打に終わりスタンドのファンの溜息を誘っていた。それでも守備面では5回に右中間の飛球をジャンプして捕球しファンを沸かせた。
球場の雰囲気も試合のアナウンスも全てMLBスタイルで進められたので、投手の球が捕手のミットを叩く音や打球音が私のいた2階席まで響いてきたのは嬉しかった。日本の試合は私設応援団がうるさくて球音は殆どかき消される。アナウンスも英語で行われていた。
但し、試合後のヒーローインタビューはMLBでは原則無いのだが、今日はマウンド前にボードを立てて逆転弾を放ったセスペデス(新人)と先発コローンが受けていた。二人共スペイン語での対応で英語の通訳と日本語の通訳の音声が場内に流された。
試合はマリナーズが7回に4番スモークのソロ本塁打で先制するも、マリナーズは7回裏の継投策が裏目に出た。1点リードの七回1死一塁で好投の先発バルガスをケリーに代えたが、セスペデスに逆転弾を浴び、さらに3番手のシェリルもレディックに、デラバーもゴームズに一発を許すなど、リリーフ陣が全て本塁打を許した。
逆転弾を放ったセスペデスは2009WBCではキューバ代表として出場し、サンディエゴでの対日本戦では小笠原の飛球を落球(記録は安打)した選手。MLBにはドミニカに亡命しA’Sと契約したばかりの選手だ。
【2012プロ野球観戦履歴】
NO. | 日 付 | 球 場 | 本拠地チーム |
対戦チーム |
スコア | 先発投手 | 先発投手 | 勝利投手 | メモ |
1 | 3/04 | 東京ドーム | 読売 | 埼玉西武 | ● 0-4 ○ | ホールトン | 岸 | 岸 | オープン戦 |
2 | 3/10 | 東京ドーム | 侍ジャパン | 台湾代表 | ○ 9-2 ● | 田中 | 林英傑 | 田中 | 震災復興支援試合 |
3 | 3/11 | 横浜スタジアム | 横浜DeNA | 埼玉西武 | ○ 3-2 ● | 山本 | 石井 | 高崎 | オープン戦 |
4 | 3/18 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 阪神 | ● 3-6 ○ | 十亀 | 岩田 | 岩田 | オープン戦 |
5 | 3/20 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 中日 | ○ 3x-2 ● | 西口 | 吉見 | ゴンザレス |
オープン戦 |
6 | 3/29 | 東京ドーム | アスレティックス | マリナーズ | ○ 4-3 ● | コローン | バルガス | コローン | MLB開幕シリーズ |