kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

映画『ネブラスカ、ふたつの心をつなぐ旅』を観て

2014-03-24 14:52:42 | 映画・ドラマ、アクション

14-30.ネブラスカ、ふたつの心をつなぐ旅
■原題:Nebraska
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:115分
■料金:1,800円
■観賞日:3月23日、TOHOシネマズシャンテ(日比谷) 

□監督:アレクサンダー・ペイン
◆ブルース・ダーン
◆ウィル・フォーテ
◆ジューン・スキッブ
◆デヴィン・ラトレイ
◆ランス・ハワード
◆ステイシー・キーチ
◆ボブ・オデンカーク
◆マリー・ルイーズ・ウィルソン
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
『ファミリー・ツリー』などのアレクサンダー・ペインがメガホンを取り、頑固な父と息子が旅を通して家族の絆を取り戻す様子を描くロードムービー。大金が当選したという通知を信じる父とそれを怪しむ息子が、モンタナからネブラスカまで車で旅する途中に立ち寄った父の故郷で、父の意外な真実に遭遇しながらつながりを深めていく様子を映し出す。
100万ドルが当たったという通知を受け取ったウディ。それはどう見てもインチキだったが、徒歩でもモンタナからネブラスカまで金を受け取ろうとするウディに息子のデイビッドが付き添うことに。こうして始まった父と息子の4州をまたぐ車での旅。途中、立ち寄った父の故郷で、デイビッドは父の意外な過去を知ることになる。

ブルース・ダーンって既に引退していたと思っていたけど、この作品では良い味出していました。まるで彼の為に書いたかのような(キャスティング決まる前はデ・ニーロが候補の一人だったそうだ)脚本も素晴らしかった。
ストーリーは年金生活者の両親、父が「100万砲当選した」との胡散臭い通知を頑固なまでに信じたことから始まる。妻も息子もさじを投げる頑固者で、一人で徒歩で自宅のあるモンタナからネブラスカへ向かうと言い張る。一度は警察官に諭され戻ったが、それでも諦めない父は隙を見て家を出る。息子が急遽父の行方を探し当てて、渋々、仕事を休んでネブラスカ行きに同行することに。
息子の車で受取先に向かうが、二人の間にはろくに会話が無い(男同士ってそんなもんだけど)。だが、二人の旅の最中、親戚の家に寄ったりしていると、父の過去が分かったり母との出会いまで判明して息子は混乱する。結局、「100万法廚話蠢の結果次第ということが判明、案の定、落選していた(本当に抽選したのかは怪しい)ことが判明。

ウディとケイトの老夫婦の会話劇は洋の東西を問わず女性の方が口が達者だと思わせボケとツッコミも絶妙だった。久し振りに会った親戚どもがウディが100万謀選したと知るや、あの時貸した金(実際に借りたとウディは思っていない)を返せと迫られたりして、ロード・ムーヴィーとして単調にならない工夫がされている脚本は良かった。
ブルース・ダーンは若い頃にヒッチコック作品に出演していた(「ファミリー・プロット」)のをTVで観た記憶があるが、最近の作品は全く知らない。それでも認知症気味の頑固爺役を好演しアカデミー賞主演男優賞候補に挙がっていたのは流石だった。因みにこの作品自体はアカデミー賞で主演男優、主演女優、作品、監督、脚本、撮影の6部門でノミネートされたが残念ながら受賞は全て逸した。 

『映画』 ジャンルのランキング
コメント (2)   トラックバック (24)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 映画『LIFE!』を観て | トップ | 岸、好投も一発に泣く »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (えい)
2014-05-15 21:41:06
ブルース・ダーンの役、
デ・ニーロじゃなくて、ほんとうによかったです。

ぼくが最初に彼を意識したのは『華麗なるギャツビー』。
『帰郷』での役と併せ、なんて切ない人だろうと…。
Unknown (kintyre)
2014-05-18 10:30:25
>えいさん、こんにちは。
デ・ニーロだと既に超大物俳優としてのキャリアから
来るイメージが(最近は何でも出ている?)定着して
いますが、B・ダーンならではのカラーが出ていて、
これで良かったと思いますね私は。
B・ダーンに関してはTVで観た「ファミリー・プロット」
程度しか記憶にないです。最も、その作品はA・
ヒッチコック監督の最後の作品だから観たのですが。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

24 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅/ブルース・ダーン (カノンな日々)
『サイドウェイ』『ファミリー・ツリー』のアレクサンダー・ペイン監督がメガホンをとり疎遠になっていた父子が旅を通して家族の絆を取り戻す様子を描いたロードムービーです。 ...
アレクサンダー・ペイン監督『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(Nebraska)』父と子の"ゆきて帰りし物語" (映画雑記・COLOR of CINEMA)
『アバウト・シュミット』『サイドウェイ』『ファミリー・ツリー』のアレクサンダー・ペイン監督による父と子のゆきて帰りし物語『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(Nebraska)』主演のブルース・ダーンは
ネブラスカ (映画的・絵画的・音楽的)
 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』を吉祥寺バウスシアターで見ました。 (1)これも、アカデミー賞の作品賞などにノミネートされたことから見に行ってきました。  本作は、老齢の父親が100万ドルの賞金に当たったと信じこんでいるために、その賞金の受け取りに、父...
「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」:達者な作り (大江戸時夫の東京温度)
映画『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』は、モノクロ・ワイドの画面がいい味出して
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 (映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜)
評価:★★★★【4点】(10) モノクロ映像であるが故に美しく詩的な印象を受ける。
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 (あーうぃ だにぇっと)
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅@松竹試写室
ミリオンダラー・ダディ〜『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 (真紅のthinkingdays)
 Nebraska  モンタナでAV機器販売店を営む、冴えない中年男デイヴィッド(ウィル・フォ ーテ)は、父ウディ(ブルース・ダーン)とネブラスカを目指してドライヴする。 ウディは100万ドルの懸賞に当選したと思い込み、歩いてでもネブラスカに行 ...
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 (ラムの大通り)
(原題:Nebraska) ----スゴイ雪だったニャ。 お空の上から見ると、一面真っ白。 「う〜ん。 なにせ、 東京じゃ16年ぶりという大雪だからね。 というわけで、今日はこの映画 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』」 ----えっ、ネブラスカって雪が多いの? 「いや、よく....
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 (こねたみっくす)
老いても鯛。それが父親というもの。 息子にとって父親は人生最初の英雄。ゆえにその英雄の名誉を守るのは男としての一生の使命。例えその英雄が老いて衰えようが、ボケて意固地 ...
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 (映画と本の『たんぽぽ館』)
父親の人生を知る旅 * * * * * * * * * * アメリカの田舎町が舞台のこの作品、 全編モノクロでひなびた味があって、 これもまたなかなかよいものです。 モンタナ州に住む頑固な老人ウディ(ブルース・ダーン)は、 100万ドルを進呈するという明...
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅/Nebraska (我想一個人映画美的女人blog)
ゴールデン・グローブ賞主要5部門ノミニー。 アカデミー賞主要6部門 (作品賞/監督賞/主演男優賞/助演女優賞/脚本賞/撮影賞)でノミネート中!! 監督は、「アバウト・シュミット」「サイドウェイ」「ファミリー・ツリー」などのアレクサンダー・ペイン。 ....
「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」 (お楽しみはココからだ〜 映画をもっと楽しむ方法 )
2013年・アメリカ 配給:ロングライド 原題:Nebraska 監督:アレクサンダー・ペイン脚本:ボブ・ネルソン撮影:フェドン・パパマイケル 頑固者の父親と、そんな父とは距離を置いて生きてきた息子が
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 (★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★)
【NEBRASKA】 2014/02/28公開 アメリカ 分監督:アレクサンダー・ペイン出演:ブルース・ダーン、ウィル・フォーテ、ジューン・スキッブ、ステイシー・キーチ、ボブ・オデンカーク 回り道がもたらした人生最高の当たりくじ [Story]100万ドルが当たったという通知を受け....
「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」ゆるゆると心温まる (ノルウェー暮らし・イン・原宿)
全編モノクロだしー、ゆるそうな映画だしー、こりゃ寝ちゃうかも?と思ったら大間違い。 ゆる〜く笑える老おいた父と息子の心に沁みる作品は、今こそ是非とも観たい作品。
「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」 (ヨーロッパ映画を観よう!)
「Nebraska」 2013 USA ウディ・グラントに「華麗なるギャツビー/1974」「庭から昇ったロケット雲/2007」のブルース・ダーン。 デイビッド・グラントに「ロック・オブ・エイジス/2012」のウィル・フォーテ。 ケイト・グラントに「アバウト・シュミット/2002」の...
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 (2013) (相木悟の映画評)
じんわり沁み入る、親と子の愛しき旅ムービー! ずっとこの世界観に浸っていたいと思わせる、珠玉の人情ロード・ムービーであった。 本作は、『アバウト・シュミット』(02)、『サイドウェイ』(04)、『ファミリー・ツリー』(11)と撮る度に百発百中でアカデ....
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 (映画好きパパの鑑賞日記)
http://thinkingdays.blog42.fc2.com/tb.php/1486-beabfa83
映画・ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 (読書と映画とガーデニング)
原題 NEBRASKA2013年 アメリカ 100万ドルの賞金に当たったと信じ込む父親インチキだと知りながらもそっと寄り添う息子愛すべき旅の途上でいつしか心と心がつながれていく 警察からの連絡を受けて、疎遠にしていた父親のウディ(ブルース・ダーン)を迎えに行....
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 ★★★ (パピとママ映画のblog)
『ファミリー・ツリー』などのアレクサンダー・ペインがメガホンを取り、頑固な父と息子が旅を通して家族の絆を取り戻す様子を描くロードムービー。大金が当選したという通知を信じる父とそれを怪しむ息子が、モンタナからネブラスカまで車で旅する途中に立ち寄った父の故...
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 (心のままに映画の風景)
100万ドルの賞金が当たったという、どう考えてもインチキな手紙を信じ込んだウディ・グラント(ブルース・ダーン)は、モンタナ州からネブラスカ州まで、徒歩で賞金を受け取りに行こうとする。 何を言っても耳を貸さない父に根負けした息子のデイビッド(ウィル・フォ...
映画:ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 信じる心が大切。2014年型 ロードムービー!? (日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜)
アメリカ映画と言えば、定番ジャンルに「ロードムービー」がある。 なんたって広大な国だけに、東西を行き来するだけでいろいろドラマが発生するのだ(笑) これを親子で、というのが今作の特徴。 インチキ宝くじに当たったと信じ込んでしまった父親(ブルース・ダ....
アメリカ横断ウルトラクジ アレクサンダー・ペイン 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 (SGA屋物語紹介所)
父子ネタがつづきます。本日ご紹介しますのはアカデミー候補常連ともいえるアレクサン
旅で知る家族の、 (笑う社会人の生活)
4日のことですが、映画「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」を鑑賞しました。 どう見てもインチキな100万ドルが当たったという通知を受け取ったウディ、信じるウディに息子のデイビッドは付き添うことに こうして始まった父と息子の4州をまたぐ車での旅が始まるのだが・....
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 (いやいやえん)
【概略】 100万ドルの賞金に当たったと信じ込む父・ウディを見兼ねた息子のデイビッドは、骨折り損だと分かりながらも彼を車に乗せて旅に出る。 ドラマ 頑固者で少々痴呆気味の父親ウディと、彼の無茶旅に付き合う事になった息子との物語。 全編モノクロなので...